第25回医用高分子研究会講座
医用高分子の新たな展開
趣旨 医用高分子の研究分野では、次世代の人工臓器、再生医療、DDS、診断用チップ、イメージングなど、新たな領域が創成され、大きな転換期を迎えています。産業界においても新たなシーズを見出そうとする機運が高まっています。本講座では、このニーズに応えるべく、一日目は、医用高分子研究分野における重要課題の現状と将来を基礎からレビューします。二日目は、新製品開発のキーとなるバイオ界面の解析アプローチならびにバイオ界面機能を制御する材料設計に関する新展開について、バイオ、医学、材料、計測など異なる分野の新進気鋭の研究者に基礎から応用までご講演いただきます。これにより、バイオ界面を知り、次世代の医用高分子をいかに創造するかについて議論を深めます。 また、本講座の会場に隣接する東京大学「ナノバイオ・インテグレーション研究拠点」の見学会も企画いたしました。

主催 高分子学会  医用高分子研究会
協賛 日本化学会 日本人工臓器学会 日本農芸化学会 日本バイオマテリアル学会  日本薬学会
開催日 2007年11月19日〜2007年11月20日
開催場所 東京大学 山上会館 大会議室
文京区本郷7-3-1

Tel:03-3818-3008
交通 http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/map01_02_j.html参照
プログラム 第1日=11月19日(月) <10:20〜 17:15> 

10:20〜11:10 1) バイオ界面研究の最近の進歩
                  (理化学研究所)前田瑞夫
11:10〜12:00 2) 再生医療におけるイメージング技術
                  (国立循環器病センター)山岡哲二
13:00〜13:50 3) 再生医療を支える医用高分子
                  (東京理科大学)菊池明彦
13:50〜14:40 4) 微量血液診断チップにおける界面の重要性
                  (東京大学)高井まどか
14:50〜15:40 5) 医用高分子のバルク機能
                  (首都大学東京)川上浩良
15:40〜16:30 6) ナノバイオテクノロジーと高分子の融合による未来医療の開拓
                  (東京大学)片岡一則

<16:45〜17:15> 見学会  東京大学「ナノバイオ・インテグレーション研究拠点」


第2日=11月20日(火) <10:20〜 16:30>

10:20〜11:10 7) 界面における生体分子とPEGの機能
                  (筑波大学)長崎幸夫
11:10〜12:00 8) ナノバイオ界面設計における超分子材料の"動き"
                  (北陸先端大学)由井伸彦
13:00〜13:50 9) 水分子の構造制御による医用高分子設計
                  (東北大学)田中 賢
13:50〜14:40 10) 振動分光法によるバイオ界面の解析
                  (関西学院大学)尾崎幸洋
14:50〜15:40 11) タンパク質・細胞機能を制御する材料設計
                  (慶應義塾大学)藤本啓二
15:40〜16:30 12) バイオ界面における水分子の役割
                  (東京大名誉)鶴田禎二

受付期間 2007年07月23日〜2007年11月15日
参加要領 1) 定員 100名 
2) 参加費 企業 27,300円 大学・官公庁 9,450円 学生/ゴールド・シルバー 3,150円
     (医用高分子研究会メンバー 企業22,050円、大学・官公庁7,350円)
3) 申込方法 WEBよりお申込いただき、参加費を11月末日までにご送金ください。
      参加証、請求書(希望者のみ)を順次配布いたします。
4) 振込先
  銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 (社)高分子学会>
  郵便振替<00110-6-111688 (社)高分子学会>
  振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。

  ※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

問合先 高分子学会 医用高分子研究会係
〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
TEL03-5540-3771 FAX03-5540-3737