行事参加申込

07-4ポリマーフロンティア21 情報を記録・表示する高分子　－高分子ホログラムの最前線-
趣旨	情報を記録・表示する方法として､ホログラムを利用した技術が注目を集めています。特に高分子ホログラムは光制御素子や大型3D表示への展開可能性を含め、その優れた光応答性、多様な設計性・成形性等から、最も期待される材料と言えます。今回は、ホログラムに焦点を当て､原理からその基礎を理解し、最新の研究・開発動向を紹介いただき、高分子利用の有効性・要求性能を改めて考える機会として本講演会を企画しました。また応用面では、ホログラム以外の技術とのベンチマークもご紹介いただきます。
主催	高分子学会　行事委員会
協賛	（予定）日本化学会
開催日	2007年11月09日　10:10～17:20
開催場所	東京工業大学　西９号館２階　ディジタル多目的ホール東京都目黒区大岡山2-12-1
交通	東急目黒線･東急大井町線　大岡山駅下車徒歩約3分 http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayama-campus-j.html
プログラム	<10:10～11:20> １．ホログラム技術の基礎と開発動向（京都工芸繊維大学）久保田敏弘　３次元の画像情報を記録できるホログラムの技術は、身近には偽造防止用としてお札やクレジットカードに使われ、また次世代の光ディスク技術として注目されている。記録材料の進展とともに新たな展開を見せているこの技術について、その原理と特徴を概観するとともに、最近の開発動向を紹介する。 <11:20～12:30> ２．ホログラフィ　―新しい展開と材料― （宇都宮大学）谷田貝豊彦　ホログラフィは、初期の記録媒体である銀塩感光材料から、フォトポリマーへ、そしてCCDなどの電子デバイスへと変化ししつつある。このような変化を受けて、応用も大きく変化しつつある。ここでは、ホログラムの電子的な記録再生、アゾベンゼンポリマーのホログラム記録などを紹介する。 <13:30～14:25> ３．ポリマー系フォトリフラクティブ材料：ソフト・オプトエレクトロニクスから光波制御まで（理化学研究所）和田達夫ポリマー系フォトリフラクティブ材料の配向増強を効率よく引き出すプリズムカップリングを用いたデバイス構造と応用としてのファニングビームの高効率発生や伝播制御によるオプティカルリミッターおよび通信波長帯での広帯域な波長可変DBR素子について紹介する。 <14:25～15:20> ４．ポリマー系ホログラムメモリ用材料の実用化－WORM & RW用記録材料－（旭硝子）桜井宏巳　大容量化・高速記録再生の点で最も注目されるホログラムメモリ方式において、現状、実用上の最大の課題である記録材料の開発動向と、我々が開発した液晶性フォトクロミック化合物を含有するリライタブル材料について紹介する。 <15:30～16:25> ５．人に優しい立体表示技術の開発（東京農工大学）高木康博眼精疲労がなく高い臨場感を与える人に優しい立体表示技術として高密度指向性表示、これを実現するマルチプロジェクション型ディスプレイとフラットパネル型ディスプレイの開発、および視機能応答の測定結果について紹介する。 <16:25～17:20> ６．３Ｄ表示とホログラフィー（大日本印刷）植田健治　ホログラムは３Ｄ表示技術の１つであり、両眼視差を利用した他表示方式と異なり波面そのものを再生するため完全な３Ｄ表示が可能である。本講演では、ホログラム技術を中心に３Ｄ表示方式の技術動向を概観する。
受付期間	2007年08月07日～2007年11月08日
参加要領	1) 定員100名 2) 参加費　①企業21,000円 ②大学・官公庁10,500円　③学生・ｺﾞｰﾙﾄﾞ・ｼﾙﾊﾞｰ3,150円年会費制会員の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。 a) 会社16,800円 b) 大学・官公庁8,400円 3) 申込方法　WEBにてお申込ください。随時、参加証と請求書を送付いたします。 4) 参加費の支払い　請求書到着後11月末日までにお願いします。銀行・郵便振替の領収をもちまして本会からの領収書とさせていただきます。振込先銀行：三菱東京UFJ銀行銀座支店　(普通) 1126232　社団法人高分子学会郵便振込：00110-6-111688　社団法人高分子学会 5) その他　演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。申込先（社）高分子学会　07-4ポリマーフロンティア21係〒104-0042　東京都中央区入船3-10-9　新富町ビル6F TEL 03-5540-3770　FAX 03-5540-3737 ※Webでのお申し込みは11月8(木)午前までとさせていただきます。　以降は上記宛お問い合わせ下さい。