07-5ポリマーフロンティア21
自動車関連高分子材料の現状と展望
趣旨  自動車産業では、これまでにも多種多様な高分子材料が用いられてきましたが、さらに、地球環境問題やエネルギー資源問題などに対応するため、軽量化、リサイクル性、非ハロゲン、脱化石資源などの新たな要求が加わっています。また、多様な新エネルギーシステムに対応するための新しい高分子材料も求められおり、自動車関連高分子材料は、大きく様変わりをしようとしています。本講演会では、その現状と課題および将来展望を解説していただきます。
主催 高分子学会 行事委員会
協賛 (予定)日本化学会
開催日 2008年01月25日 10:00〜17:20
開催場所 東京工業大学 西9号館2階 ディジタル多目的ホール
東京都目黒区大岡山2-12-1

交通 東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車徒歩約3分
http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayama-campus-j.html
プログラム <10:00-11:00>
1.自動車産業における高分子材料 ― その役割と今後の展望
(高分子環境情報研究所)草川 紀久

 自動車産業における高分子材料の果たしてきた役割をふりかえると共に、その使用の現状を述べ、将来を展望する。高分子材料は自動車の性能向上に大きな寄与をしてきたが、今後も重要な役割を期待されている。
<11:00-12:00>
2.自動車用樹脂材料に期待すること
(トヨタ自動車)間瀬 清芝

 これまで、自動車用材料として数々の樹脂材料が開発され、導入されてきた。近年の地球温暖化防止の動きの中で、樹脂材料に対するニーズも変化してきている。自動車製造メーカーとしてこれから樹脂材料への期待を解説したい。
<13:10-14:10>
3.自動車用CFRPの現状と将来
(東レ)北野 彰彦

炭素繊維強化複合材料(CFRP)は、高強度・高弾性率な軽量素材であり、地球温暖化防止・炭酸ガス排出削減などの課題を抱える自動車の燃費改善手段の一つとして自動車部材への適用拡大が進んでいる。CFRPの特徴と、自動車部材への実用化の現状と将来について概説する。
<14:10-15:10>
4.植物由来エンプラ ポリアミド11の自動車部材への応用
(アルケマ)宮保  淳

 植物由来エンジニアリングプラスチックであるポリアミド11(製品名RilsanR)は過去20年以上にわたって自動車の燃料チューブ等に使われている。本稿では、従来の用途および最近の技術動向、市場動向について解説する。
<15:20-16:20>
5.自動車タイヤ用ゴムの開発動向
(ブリヂストン)平田  靖

 地球温暖化など環境問題への社会的関心が高まる中、省燃費タイヤの開発が進んでいる。省燃費性と安全性(ブレーキ性能など)を両立できる材料の開発動向について、ポリマーの分子設計を中心に紹介する。
<16:20-17:20>
6.魅力的な自動車塗装意匠提案と見え方の技術
(日本ペイント)清水 慶司

 我々は何気なく自動車の色を綺麗だと感じています。なぜそう見えるのでしょう?そんな風に考えてみるのも面白いと思いませんか?
受付期間 2007年10月15日〜2008年01月24日
参加要領 1) 定員100名
2) 参加費 @企業21,000円 A大学・官公庁10,500円 B学生・ゴールド・シルバー3,150円
年会費制会員の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。
a) 会社16,800円 b) 大学・官公庁8,400円
3) 申込方法 WEBにてお申込ください。随時、参加証と請求書を送付いたします。
4) 参加費の支払い 請求書到着後1月末日までにお願いします。
銀行・郵便振替の領収をもちまして本会からの領収書とさせていただきます。
振込先銀行:三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 社団法人高分子学会
郵便振込:00110-6-111688 社団法人高分子学会
5) その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。

申 込 先 (社)高分子学会 07-5ポリマーフロンティア21係
〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
TEL 03-5540-3770 FAX 03-5540-3737


※Webでのお申し込みは1月24(木)午前までとさせていただきます。
 以降は上記宛お問い合わせ下さい。