07-2高分子の崩壊と安定化研究会
PLAの崩壊と安定化/環境マテリアルの実際
−ポリ乳酸の形成/物性/安定化 (seriesU)
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趣旨 |
家電・OA・自動車などにおける高分子材料は、その使用量の増加とともに「環境」を意識しなければならなくなりました。環境材料として注目されるポリ乳酸(以下PLAと記す)が実際に使用されつつあります。一方、PLAには加水分解や熱分解等々、取り扱いや物性上の課題も多く、必ずしも従来の高分子材料と同等に扱うことはできません。PLAは当初「生分解性」が主張され、その後「カーボンニュートラル」と言い替えられ、更には「植物由来」と変遷して来ました。この主張軸の変遷がPLAの総てを物語っているのかも知れません。 PLAは前述したように加水分解・熱分解・酸化分解・光分解などの高分子共通の崩壊現象に併せ、更には結晶化速度も比較的緩慢であり、また機械的物性、熱的物性も大きくはありません。したがって、高分子の崩壊と安定化の集団である本研究会こそが、PLAを取り上げなければならないことと考えております。 本研究会では、こうした現状を抱えながらも実際に使われ始めたPLAについて、PLA概論から始まり、成形、成形品の物性、劣化機構から安定化まで、PLAにたずさわる最先端の研究者に登壇・講演をいただきます。PLAと付き合い始めた方から、PLAに長く取り組まれている研究者・技術者の皆様まで、現実的な課題解決に必ずや役立ちますので、ぜひご参加ください。 |
主催 |
高分子学会 高分子の崩壊と安定化研究会 |
開催日 |
2008年03月05日 10:00〜16:30 |
開催場所 |
東京工業大学百年記念館フェライト会議室
目黒区大岡山2-12-1
Tel:03-5734-3340
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交通 |
東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車 徒歩約1分 |
プログラム |
<10:00−11:00> 1)ポリ乳酸の研究動向 (産総研)中山 敦好 <11:00−12:00> 2)ポリ乳酸の"崩壊と安定化"―バイオリサイクル材と耐久性構造材料 (京工繊大繊維科学セ)望月 政嗣 <13:10−14:10> 3)ポリ乳酸の成型加工 (東レ)串田 賢司 <14:20−15:20> 4)ポリ乳酸の熱劣化と物性・物性改善 (山形大工)石川 優 <15:30−16:30> 5)ポリ乳酸の崩壊と安定化 (ADEKA)根岸 由典 |
受付期間 |
2007年12月28日〜2008年03月04日 |
参加要領 |
1)定員90名(定員になり次第、締め切らせていただきます。) 2)参加費 @企業 5,250円 A大学・官公庁 3,150円 B学生 2,100 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,100円 D高分子の崩壊と安定化研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会申込みサイト http://www.spsj.or.jp/entry/ からお申し込みいただくか、下記申込書に記入し、FAXまたは郵送にて送付の上、参加費を開催当日までにご送金下さい。参加証、請求書(希望者のみ)を順次送付させていただきます。 4)振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通)1126232 (社)高分子学会> 郵便振込<00110-6-111688 (社)高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担下さいますようお願いいたします。 銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。 申込先 (社)高分子学会 高分子の崩壊と安定化研究会係
※Webでの受付は3月4日(火)午前までとさせていただきます。以降は下記宛てお問い合わせ下さい。
〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL 03-5540-3771 FAX 03-5540-3737 |