08-3ポリマーフロンティア21
プラスチックエレクトロニクス最前線 〜フレキシブルデバイスへの展望
趣旨  有機ELに代表されるように有機エレクトロニクスが身近になり、フレキシブルで軽量、大面積、省スペースなプラスチックエレクトロニクスの時代が近づきつつあります。本講演会ではフレキシブルエレクトロニクスに焦点を当て、まずその最新技術を解説いただき、さらに実用化を目指す上での材料、システムそれぞれにおける課題と今後の展望を紹介いただきます。
主催 高分子学会 行事委員会
協賛 (予定)日本化学会
開催日 2008年09月05日 10:20〜17:00
開催場所 東京工業大学 西9号館2階 ディジタル多目的ホール
東京都目黒区大岡山2-12-1

交通 東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車徒歩約3分
http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayama-campus-j.html
プログラム プログラム
<10:20-11:20>
1.有機フォトニクス・エレクトロニクス−光・電子と高分子の相互作用
(九州大学大学院工学研究院)長村 利彦
光や電子と高分子との相互作用を情報処理の入口から出口までに活用するために、一次〜高次構造、薄膜物性、光・電子応答評価、最適デバイス構成などについて概説する予定である。

<11:20-12:20>
2.有機トランジスタの印刷製造・信頼性とフレキシブルデバイスへの応用
(東京大学大学院工学研究科)関谷 毅
我々のグループでは、サブフェムトインクジェット技術と自己組織化単分子膜技術を用いて、微細かつ低電圧駆動可能な新しい有機トランジスタの開発を行ってきた。この技術詳細と、新しい大面積フレキシブルエレクトロニクスについて紹介する。

<13:30-14:20>
3.分子配線材料としての導電性高分子
(東京農工大学)下村 武史
分子エレクトロニクスにとっての最重要課題の一つは分子配線の実現であり、高分子は有力な配線材料の候補とされている。導電性高分子ナノファイバー1本レベルの導電性やFET特性からその有効性について議論する。

<14:20-15:10>
4.印刷法で形成した有機TFTアレイによる電子ペーパー駆動
(大日本印刷)前田 博己
プラスティック基板上に塗布プロセスで形成した有機TFTアレイの動作検証の一環として10インチVGAの電子ペーパーを高速駆動した。本講演では有機トランジスタの性能向上への取組について紹介する。

<15:20-16:10>
5.バリアフィルムの開発動向
(凸版印刷)宇山 晴夫
通常の生活用およびディスプレイ用バリアフィルムに関して水蒸気に対して中心に示す。成膜方法並びに基材・材料について新旧おり混ぜて紹介する。新規なバリアフィルムでは極限のレべルがどの程度か、論じる。

<16:10-17:00>
6.有機TFT駆動のフレキシブル有機ELディスプレイ
(ソニー)野本 和正
プラスチック基板上の有機TFTによりフレキシブル・フルカラー有機EL駆動を実証した。本講演では、本実証のための微細有機TFTの高性能化、トップエミッション構造への集積化技術等に関し議論する。

受付期間 2008年06月15日〜2008年09月04日
参加要領 1) 定員200名
2) 参加費(税込) @企業21,000円 A大学・官公庁10,500円 B学生3,150円 
C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員3,150円
年会費制会員の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。
a) 会社16,800円 b) 大学・官公庁8,400円
3) 申込方法 WEBにてお申込ください。随時、参加証と請求書を送付いたします。
4) 参加費の支払い 請求書到着後9月末日までにお願いします。
銀行・郵便振替の領収をもちまして本会からの領収書とさせていただきます。
振込先銀行:三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 社団法人高分子学会
郵便振込:00110-6-111688 社団法人高分子学会
5) その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。

申 込 先
(社)高分子学会 08-3ポリマーフロンティア21係
〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
TEL 03-5540-3770 FAX 03-5540-3737


※Webでのお申し込みは9月4(木)午前までとさせていただきます。
 以降は上記宛お問い合わせ下さい。