2008-1接着と塗装研究会講座
フラットパネルディスプレイをとりまく接着技術 |
趣旨 |
液晶テレビをはじめとするフラットパネルディスプレイは様々な部材の組み合わせからなっており、そこに使用される接着、封止技術も年々要求が高度化しています。また、有機ELや電子ペーパーなど将来技術もいよいよ実用化が近づいてきています。これらの技術は薄い機能膜という観点から,塗装技術とも極めて密接に関わるものといえます。そこで,接着・塗装・粘着材料の立場からこれらの技術の本質を理解するアプローチを企画しました。本講座が一つのきっかけとなって,協同的な発展や新しい展開につながればすばらしいことと期待しています。本講座では、これらの分野での第一人者である先生方に、基礎から応用、将来展望などを、材料面からご解説を頂きます。いろいろなお立場・お仕事の多数の方々のご参加をお待ちしております。 |
主催 |
高分子学会 接着と塗装研究会 |
開催日 |
2008年09月17日 10:20〜16:30 |
開催場所 |
東京工業大学百年記念館フェライト会議室
東京都目黒区大岡山2-12-1 http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayama-campus-j.html
Tel:03-5734-3340
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交通 |
東急目黒線・大井町線 大岡山駅下車 徒歩約1分 |
プログラム |
<10:20〜11:20> 有機ELを取り巻く技術動向 (技術コンサルタント)當摩 照夫 有機ELの本格的実用化に向けて解決を要する技術的な課題を抽出する立場で、最近の各社の取り組みの動向について紹介・解説していただき、特に接着技術に関わる課題を考えるための予備知識の整理を図ります。
<11:20〜12:20> 有機ELと高分子材料 (住友スリーエム)山中 啓造 有機ELの大きな特徴のフレキシブル・ディスプレイ化に関し、その構成材料としての封止剤および被接着材料となるバリア・フィルム など、接着・粘着に関わる高分子材料を中心に、技術的取り組みを紹介します。
<13:20〜14:20> 電子ペーパー技術の現状と将来展望 (東海大)面谷 信 フラットパネルディスプレイの新しい形としていよいよ現実味が帯びてきた電子ペーパーについて、概論的に基礎から現在の状況、今後の課題をお話しいただく予定です。それを通して,接着・粘着技術の関わり方に関しての考え方を整理することにつなげたいと考えています。
<14:20〜15:20> FPD用粘着剤の基礎 (綜研化学)仁科 貞彦 粘着剤はフラットパネル部材に使用される各種機能性フィルム、ガラスを貼り合わせるためになくてはならない材料です。このFPD用粘着剤についての基本的概念、要求される物性について詳しく解説していただく予定です。
<15:30〜16:30> FPD用粘着剤 応用編 (リンテック)所司 悟 FPD市場のトレンドは大型化から視認性向上へと変化してきています。トレンドに応じて変化するFPD用粘着剤への要求性能及び現在までの解決手段についてお話いただく予定です。 |
受付期間 |
2008年06月28日〜2008年09月16日 |
参加要領 |
1)定員100名 2)参加費 @企業 13,650円 A大学・官公庁 5,250円 B学生 2,100円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,100円 D接着と塗装研究会メンバー a)企業 10,500円 b) 大学・官公庁 4,200円 3)申込方法 Webでお申込み後、参加費を9月末日までにご送金ください。参加証、請 求書(希望者のみ)を順次送付させていただきます。 4)振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 (社)高分子学会> 郵便振込<00110-6-111688 (社)高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担下さいますようお願いいたします。 銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。
問合せ先 (社)高分子学会 接着と塗装研究会係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL 03-5540-3771 FAX 03-5540-3737
※Webでのお申し込みは9月16日(火)午前までとさせていただきます。以降は上記宛お問い合わせ下さい。
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