第23回高分子エレクトロニクス研究会講座
ナノ構造と高分子エレクトロニクス
趣旨 近年、トップダウン法、ボトムアップ法によるナノメートルサイズの材料合成・組織制御技術がデバイス構築に大きく貢献しています。ナノ構造の導入により、半導体・メモリー分野では高集積化、エネルギー分野では高エネルギー・高出力密度化、画像技術分野ではコピアやディスプレイの高精細化など、デバイス性能の飛躍的進展が期待できます。またバイオテクノロジーとの融合領域であるバイオナノテクノロジーは医療やエレクトロニクスの境界領域の産業を生み出す分野として注目され、高分子エレクトロニクスの未踏領域を切り開く大きな契機となっています。このような背景から、本講座は、高分子エレクトロニクスの研究・開発、企画に携わる学際、研究・開発担当者、企画担当者を対象とし、ナノ構造を利用したエレクトロニクス関連分野について、各界で活躍中の講師陣により最新の動向を俯瞰します。

主催 高分子学会  高分子エレクトロニクス研究会
協賛 応用物理学会、化学工学会、画像電子学会、電気学会、電気化学会、電子情報通信学会、 日本印刷学会、日本化学会(予定)
開催日 2008年11月05日〜2008年11月06日
開催場所 上智大学中央図書館棟9階921会議室
千代田区紀尾井町7-1

交通 JR中央線、地下鉄丸ノ内線・南北線とも「四谷駅」下車 徒歩5分
プログラム 第1日=11月5日(水) <10:00 〜 16:50>
10:00〜10:55 1)高分子エレクトロニクスとナノ構造
                (九工大) 金藤敬一
10:55〜11:50 2)グラフェン・ナノカーボンの成長とエッジにおける電子状態
               (東大院新領域) 斉木幸一朗
12:55〜13:50 3)分子ナノレジスト −超高分解能電子線用ネガレジスト−
               (JST) 落合幸徳
13:50〜14:45 4)高機能ナノインプリントによるマイクロ・ナノ構造の成型
               (阪府大院工) 平井義彦
15:00〜15:55 5)界面張力を用いたシリコンナノワイヤの選択配置
               (松下電器) 中川 徹
15 :55〜16:50 6)ナノ構造スマートゲル
               (富士ゼロックス) 明石量磁郎

第2日=11月6日(木) <10:00 〜 16:50>

10:00〜10:55 7)高分子1本レベルの電気物性と分子エレクトロニクスへの応用   
               (農工大院BASE) 下村武史
10:55〜11:50 8)有機FETの基礎と新機能
               (東北大) 岩佐義宏
12:55〜13:50 9)回折格子層を用いた有機ELディスプレイの光取り出し効率改善
               (東芝松下ディスプレイテクノロジー) 上浦紀彦
13:50〜14:45 10)高分子のナノ構造制御を用いた
           高効率有機薄膜太陽電池の開発と展望
               (東大院工) 但馬敬介
15:00〜15:55 11)カーボンのナノ構造とリチウムイオン電池負極材
               (日立化成) 西田達也
15 :55〜16:50 12)ナノ構造化燃料電池用材料の展望
           −固体電解質と水素製造用材料
               (物材機構)西村 睦

受付期間 2008年08月01日〜2008年11月03日
参加要領 1) 定員  100名 
2) 参加費  
  企業 27,300円、大学・官公庁 9,450円、学生 3,150円
  名誉会員・終身会員・フェロー・ゴールド会員・シルバー会員 3,150円
  (高分子エレクトロニクス研究会メンバー
           会社22,050円、大学・官公庁7,350円)
3) 申込方法
  下記申込用紙に記入し、FAXまたは郵送にて送付の上
  参加費を11月末日までにご送金ください。
  参加証、請求書(希望者のみ)を順次配布いたします。
4) 振込先
  銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 (社)高分子学会>
  郵便振替<00110-6-111688 (社)高分子学会>
  振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。
※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

問合先 (社)高分子学会 高分子エレクトロニクス研究会講座係
〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
TEL03-5540-3771 FAX03-5540-3737