第23回グリーンケミストリー研究会講演会
バイオマスプラスチック利活用の推進について
趣旨  地球温暖化防止や石油資源の枯渇などの環境問題が世間を騒がせ、一般消費者にも「プラスチック製品の使用」について関心が深まり、また2007年改正容器包装リサイクル法の中で、さらなる循環型社会形成推進には、サスティナブルな素材である「バイオマスプラスチック」の利活用拡大やリサイクルシステムの構築が課題として挙げられています。その議論のコーディネートを九州工業大学白井教授にお願いし、バイオマスプラスチックに関る、利用者(小売業など)、製品メーカーおよび容器メーカー、リサイクル事業者、研究所などの立場から課題と対策を模索していただくことになりました。また、バイオマスプラスチックの利用・リサイクルでは、その製品を購入しリサイクル回収の役割を果たす一般消費者への啓発活動が今後の利活用促進の大きな鍵になっています。
今後はさらなるバイオマスプラスチック利用拡大を図るために、バイオマスエネルギーとの競合、バイオマスプラスチックの国産化、LCAなどによるリサイクル技術の比較など、複数の視点から評価するとともに、一般消費者に理解を求め利用およびリサイクル回収の拡大を図ることが効果的と考えられます。そこで、その現状をフロントランナーに紹介していただきます。
主催 高分子学会 グリーンケミストリー研究会 共催:名古屋市環境局・ユニー株式会社 連携:なごや環境大学連携講座
開催日 2008年10月31日 13:00〜18:20
開催場所 名古屋市伏見ライフプラザ 5階 鯱城ホール
名古屋市中区1-23-13

交通 名古屋市営地下鉄東山線「伏見」駅下車 徒歩6分
プログラム <13:00〜 13:05>委員長挨拶
(日本大学)澤口 孝志

1.プラスチックリサイクルの進展             [座長 隅田憲武]
<13:10〜13:40>1-1.バイオマスプラスチック 日本と世界の動き
(日本バイオプラスチック協会)猪股  勲

<13:40〜14:10>1-2. バイオマスプラスチック製包装資材の活用
(中央化学)久保 直紀

<14:10〜14:40>1-3.バイオマス・プラスチック・リサイクルのLCA評価
(バイオインダストリー協会)大島 一史


<14:40〜15:10>1-4.使用済み製品の再生利用
(武蔵野化学)谷口 正明

<15:10〜15:40>1-5. 名古屋市バイオマスタウン構想について
(名古屋市環境局)村田 吉隆

<15:40〜16:00> 休憩
2.バイオマスプラスチックリサイクルの成果と課題     [座長 白井義人]
<16:00〜17:20> 2-1.パネラー話題提供(各15分)
  @製品リサイクルへの取組               
(九州工業大学)西田 治男

  A製品販売と使用済店頭リサイクル回収
(ユニー)百瀬 則子

  Bゴミ0運動とバイオマスプラスチック利活用について
(あいちゴミ仲間ネットワーク会議)岩月 宏子

  C廃木材からのバイオエタノールの製造
(バイオエタノール・ジャパン・関西)金子 誠二

<17:20〜18:20> 2-2.パネル討論会
* 都合により、パネラーが変わることもありますので、予めご了承ください。


<18:40〜20:10> 懇親会
受付期間 2008年08月01日〜2008年10月30日
参加要領 1) 定員700名
2) 参加費 無料
3)懇親会費 1.企業・大学・官公庁3,000円 2.学生2,000円
4) 申込方法 Webにて申込後、懇親会費は10月末日までにご送金下さい。参加証、請求書(希望者のみ)を送付いたします。
5) 振込先:銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232(社)高分子学会>
郵便振替<00110-6-111688(社)高分子学会>
振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。
銀行・郵便振替の領収書をもちまして本会からの領収書にかえさせていただきます。
6)その他:演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。

登録が完了すると受理通知が届きます。24時間経っても受理通知が届かない場合、および開催直前になっても参加証が届かない場合は下記までお問い合わせください。

問合先 (社)高分子学会 第23回グリーンケミストリー研究会講演会係
〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
TEL 03-5540-3771  FAX 03-5540-3737