08-4ポリマーフロンティア21
先端高分子材料を支える分析評価技術 |
趣旨 |
電子・情報・自動車・光学などの分野の進歩に伴い、その部材である高分子材料に対して多様かつ高い性能や機能性が要求されています。競争力のある材料を得るためには、材料の評価・分析・解析技術が不可欠です。本講演会では、一次構造から高次構造までの「構造評価」と具体的な材料に着目した「物性評価」の視点から、先端高分子材料の高性能化や高機能化を支えている評価・分析・解析方法に関して、ユーザーの立場で役に立つ技術を紹介していただきます。 |
主催 |
高分子学会 行事委員会 |
協賛 |
(予定)日本化学会 |
開催日 |
2008年11月07日 10:20〜17:30 |
開催場所 |
東京工業大学 百年記念館 フェライト会議室
東京都目黒区大岡山2-12-1
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交通 |
東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車徒歩約3分
http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayama-campus-j.html
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プログラム |
<10:20-11:20> 1.分子構造
(東工大理工)石津 浩二 近年、合成技術の進歩にともない種々の興味ある一次分子構造をもつ高分子材料が開発されている。メタロセン触媒による分子量分布の狭い立体規則性高分子、またコンパクトな分岐構造からなるスタ−、デンドリマ−、ハイパーブランチポリマ−、高分子ブラシのナノ構造体と数々の先端材料を列記するときりがない。本講演は主にナノ構造高分子の一次構造の分析・解析方法の技術を紹介する。
<11:20-12:20> 2.高次構造(ブレンド、コンポジット、結晶、非晶)
(東工大理工)扇澤 敏明 最近のナノサイズ構造制御技術には目を見張るものがあり、それを支えているのが分析技術の進歩である。ここでは、高分子の結晶や非晶構造の評価技術を含めて複合系材料のナノレベルの高次構造の分析技術を中心に紹介する。
<13:20-14:20> 3.自動車に用いられる高分子材料の解析における量子ビーム利用
(豊田中研)原田 雅史 材料の究極的な機能を追求する自動車用途の高分子材料開発においてナノ構造と機能発現の相関解明が急務となっている。量子ビーム(放射光、中性子、ミュオン)を利用した解析についていくつかの試みを紹介する。
<14:20-15:20> 4.フラットディスプレイ用光学材料
(農工大工)大谷 幸利 フラットディスプレイには偏光板、位相差板などの材料が使われている.ここでは光の偏光状態をストークス・パラメータとして、材料の複屈折、二色性や偏光解消などの偏光特性をミュラー行列として評価法を紹介する.
<15:30-16:30> 5.電子・情報用材料
(東理科大理)古川 猛夫 電子・情報用材料の基礎をなす誘電・導電性は、印加電場に対する電荷あるいは電流応答として測定される.このような測定を高電場から低電場にわたって、広い時間および周波数帯域において行い,結果を線形および非線形の誘電・導電スペクトルとして整理して、様々な材料特性を評価する方法について紹介する。
<16:30-17:30> 6.容器・包装材料の評価技術
(包装科学研)葛良 忠彦 プラスチック包装・容器に要求される機能として重要なガスバリア性、衝撃強度やヒートシール強度などの各種機械的特性、耐薬品性や耐熱性などの物理的安定性、光学的特性などの評価技術について紹介する。
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受付期間 |
2008年09月02日〜2008年11月06日 |
参加要領 |
1) 定員100名 2) 参加費(税込) @企業21,000円 A大学・官公庁10,500円 B学生3,150円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員3,150円 年会費制会員の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。 a) 会社16,800円 b) 大学・官公庁8,400円 3) 申込方法 WEBにてお申込ください。随時、参加証と請求書を送付いたします。 4) 参加費の支払い 請求書到着後11月末日までにお願いします。 銀行・郵便振替の領収をもちまして本会からの領収書とさせていただきます。 振込先銀行:三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 社団法人高分子学会 郵便振込:00110-6-111688 社団法人高分子学会 5) その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
申 込 先 (社)高分子学会 08-4ポリマーフロンティア21係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL 03-5540-3770 FAX 03-5540-3737
※Webでのお申し込みは11月6(木)午前までとさせていただきます。 以降は上記宛お問い合わせ下さい。
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