第21回高分子基礎物性研究会講座
高分子の分子特性・凝集構造・材料物性―その解析法の基礎― |
趣旨 |
新規高分子材料の開発や既存の高分子材料の高性能化・高機能化を目指す上で,構成高分子の分子特性とその凝集構造の解析,ならびにそれらに基づいた高分子材料物性の評価は必要不可欠な課題です。とくに近年,高分子材料の一次構造や高次構造の複雑化にともない,その解析手法はますます高度化・専門化してきています。したがって,高分子材料の開発にあたっておられる方や新しく高分子の物性研究に携わるようになった方にとって,それらの解析・評価法の基礎と新しい動向の把握はきわめて重要であるはずです。しかし,その知識の習得は決して容易でないのも事実です。多数の(専門的な)成書等が市販されていますが,専門家の話を聞き,疑問点を直接質問することが一番の近道であると思われます。 本講座では,企業の若手・中堅研究者や大学院生の方々を対象にして,高分子の分子特性・凝集構造・材料物性の解析・評価法に関する最新の考え方や実験技法を基礎から具体的な実験例・応用例にわたって解説します。高分子物性研究や高分子材料開発の際に,これらの解析・評価法を正しく理解し,使用していただくための助けとなることが本講座の目的です。事前の知識修得(予習)のために、講義資料(PDFファイル)をホームページからダウンロードできるようにします。さらに,講師の先生方の連絡先(電子メール,電話,ファックス)を講演要旨に掲載し、受講後の質問,相談などにも対応いたします。高分子物性研究の基礎的知識を身につけたい方,実際の高分子材料研究・開発において疑問点をお持ちの方(お悩みの方?お困りの方?)は,是非ご参加下さい。
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主催 |
高分子学会 高分子基礎物性研究会 |
協賛 |
化学工学会,色材協会,繊維学会,日本化学会,日本ゴム協会,
日本分析化学会,日本木材学会,日本レオロジー学会
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開催日 |
2009年10月14日〜2009年10月15日 |
開催場所 |
東京大学山上会館 大会議室
東京都文京区本郷7-3-1
Tel:03-3812-2111
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交通 |
地下鉄丸ノ内線、地下鉄大江戸線 本郷三丁目下車徒歩約7分 |
プログラム |
第1日=10月14日(水) <10:00〜11:30> 1) 高分子キャラクタリゼーションの基礎 (京大院工)中村 洋 <11:30〜12:30> 2) 高分子系におけるシミュレーションの基礎 (千葉大院工)笹沼 裕二 <13:30〜14:30> 3) 高分子の実空間観測の基礎と応用 (東農工大工)下村 武史 <14:30〜15:30> 4) 散乱法の基礎と高分子系への応用 (東工大院理工)野島 修一 <15:45〜16:45> 5) 高分子の動的光散乱法の基礎と応用 (東北大多元研)及川 英俊 第2日=10月15日(木) <10:00〜11:00> 6) 高分子熱分析の基礎と応用 (首都大院工)吉田 博久 <11:00〜12:00> 7) 固体NMRによる高分子構造解析の基礎 (産総研ナノテク)三好 利一 <13:15〜14:15> 8) 高分子の誘電的性質の基礎 (東理大理)古川 猛夫 <14:15〜15:15> 9) レオロジーの基礎 (阪大院理)井上 正志 <15:30〜16:30> 10) 高分子の成形加工の基礎 (三井化学)伊崎 健晴
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受付期間 |
2009年07月24日〜2009年10月13日 |
参加要領 |
参加要領 1)定員100名
2)参加費 @企業 27,300円 A大学・官公庁 9,450円 B学生 3,150円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 3,150円 D高分子基礎物性研究会メンバー a)企業 22,050円 b) 大学・官公庁 7,350円
3)申込方法 高分子学会申込みサイト http://www.spsj.or.jp/entry/ からお申し込みいただくき、参加費を10月末日までにご送金下さい。参加証、請求書(希望者のみ)を順次送付させていただきます。
4)振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 (社)高分子学会> 郵便振込<00110-6-111688 (社)高分子学会名義> 振込手数料は振込人にてご負担下さいますようお願いいたします。 銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。
5) その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
申込先 (社)高分子学会 高分子基礎物性研究会講座係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL 03-5540-3771 FAX 03-5540-3737
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