第60回医用高分子研究会
生命科学と医用高分子 |
趣旨 |
医用高分子の研究は時代の要請に応じて様々な対象・形態をとります。最近では、再生医療、遺伝子診断・遺伝子治療、早期診断などが対象として注目されています。これらの領域においては、材料にだけ注目した研究は成立せず、生命現象全体を俯瞰する視野が必要です。第60回の医用高分子研究会では、医療応用と直接・観察に関連あるいは連携している生命科学の視点から医用高分子を対象とした研究展開されている研究者にそれぞれの研究の背景そして将来像を紹介していただきます。本研究会は、前日に開催される『分子運動を基盤としたナノバイオ界面に関する国際シンポジウム(ISNI2009)』(JST CREST主催 由井伸彦北陸先端科学技術大学院大学教授)と一部連携し、午前中にはISIN2009のポスター発表を、午後には研究会の講演を組み合わせて開催します。ISIN2009では生命現象に材料側からアプローチする取り組みを中心に、そして研究会では生命科学の視点を含めた視野から材料研究に取り組むアプローチを取り上げ、総合的な生体-材料間相互作用の理解の深化を目指します。医用高分子研究を基礎から網羅的に学習したい方、新しい視点から医用高分子研究を学習したい方には最適の内容です。医用高分子に関する研究分野の中での自身の研究の位置付け、背景を再確認していただける良い機会になると思います。多くの皆さんにご参加頂きたくご案内申し上げます。 |
主催 |
高分子学会 医用高分子研究会 |
協賛 |
日本化学会・日本人工臓器学会・日本薬学会
・日本バイオマテリアル学会・日本DDS学会(予定)
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開催日 |
2009年11月10日 13:00〜17:00 |
開催場所 |
東京大学武田先端知ビル武田ホール
文京区本郷7-3-1 ( http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_16_j.html 参照)
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プログラム |
13:00〜14:00 1. 生体模倣型培養基板材料の開発 (物材機構生材セ)陳 国平 14:00〜15:00 2. マテリアル結合性ペプチドと医用高分子 (東大先端研)芹澤 武 15:00〜16:00 3. 生体高分子のフォールディング制御と医用高分子 (九大先導研)丸山 厚 16:00〜17:00 4. 生体高分子鎖集合体としてのDNAソフト界面 (理化学研究所)前田瑞夫
※ 第60回医用高分子研究会にご参加の方は、同日午前中に行われる以下の『分子運動を基盤としたナノバイオ界面に関する国際シンポジウム(ISNI2009)』をご聴講いただけます。
10:00〜12:00 ISNI2009 ポスター発表 (詳細はhttp://www.mpc.t.u-tokyo.ac.jp/isni2009/index.htmlをご覧ください)
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受付期間 |
2009年08月24日〜2009年11月10日 |
参加要領 |
1) 定員 60名 2) 参加費 企業 3,150円、大学・官公庁 2,100円、学生 1,050円 名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 1,050円 医用高分子研究会メンバー 無料 3) 申込方法 WEBからお申込の後、参加費を11月末日までにご送金ください。 参加証、請求書(希望者のみ)を順次配布いたします。 4) 振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 (社)高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 (社)高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。
※当日のお支払はできません。お振込をお願いいたします。 ※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
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