09-5ポリマーフロンティア21
高分子ナノ構造体 |
趣旨 |
ポリマーや分子集合体が材料自身の性質により微細で規則的な構造の形成を可能にする自己組織化の技術が近年注目をあつめています。同時に、ナノメーターオーダーの構造を形成する新規な微細構造加工技術も大きな進歩をとげています。そして、これらの技術を用いて次世代の材料(メタマテリアル、インテリジェントマテリアルなど)やデバイス(電子、光学、バイオなど)を創出する研究も盛んになってきています。本公演では、本分野の研究の最前線、およびこれらの研究が拓く未来像についてご紹介いただきます。 |
主催 |
高分子学会 行事委員会 |
協賛 |
日本化学会 |
開催日 |
2010年01月22日 10:20〜17:30 |
開催場所 |
東京工業大学 百年記念館 フェライト会議室
東京都目黒区大岡山2-12-1
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交通 |
東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車徒歩約1分 |
プログラム |
<10:20-11:20> 1.自己組織化ハニカムパターン多孔性高分子薄膜による細胞制御 (北海道大学)山本 貞明 湿式製膜時における結露現象で、自己組織化的に配列した結露水滴を揮発性鋳型とすることでハニカムパターンを付与した高分子薄膜が細胞培養基材や医療デバイスなどとしての優れた機能について概説する。 <11:20-12:20> 2.自己組織化現象を用いた工業化プロセスの構築を目指して (三菱レイヨン)魚津 吉弘 自己組織化の手法は、大面積での構造形成が可能で、加工設備は安価なもので済ませられるというメリットを有している。我々はこの自己組織化現象を利用した工業化プロセスの構築を目指して、研究開発を推進している。 <13:20-14:20> 3.金属錯体の自己組織化によるナノマテリアルの開発と特性 (九州大学)君塚 信夫 自己組織化特性を有する一次元金属錯体ならびに錯体ナノ粒子の設計ならびにそれらの溶液特性について紹介する。また、液―液界面における金錯体のナノレベル散逸構造の形成を例に、非平衡自己組織化現象とナノ科学の接点について述べる。 <14:20-15:20> 4.ナノ粒子の構造特異機能の創出 (筑波大学)寺西 利治 本講演では、高品質無機ナノ粒子の一次構造(粒径、形状、結晶構造、組成、相構造)および二次構造(空間配列)制御による、構造特異電子・光・磁気機能の創出について紹介する。 <15:30-16:30> 5.ナノコーティング法に基づく次世代超微細加工法の開発とナノ構造体の機能化 (理化学研究所)藤川 茂紀 分子吸着反応を利用したナノコーティングによってナノ薄膜の自立立体化を実現し、これを『超微細加工技術』として発展させ、「国際半導体ロードマップ」で数年後の目標値とされる線幅20nmを超細線作製で実現した。この新方式を発展させ様々な材料・構造からなるナノ構造体の作製と機能化について紹介する。 <16:30-17:30> 6. 薄肉大面積マイクロ・ナノ転写成形品のための溶融微細転写プロセス (日本製鋼所)伊東 宏 マイクロ・ナノスケールの微細構造体が表面に精度良く転写されたポリマー製品を、ペレット状の熱可塑性樹脂から効率よく製造するための溶融微細転写プロセスについて紹介し、本プロセスの特長および主要な成形事例などについて述べる。
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受付期間 |
2009年12月10日〜2010年01月21日 |
参加要領 |
1) 定員100名 2) 参加費 @企業21,000円 A大学・官公庁10,500円 B学生 1,050円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シルバー会員3,150円 年会費制会員※1)の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。 a) 会社16,800円 b) 大学・官公庁8,400円 ※1)詳細はhttp://www.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.html をご覧下さい。 3) 申込方法 学会ホームページhttp://www.spsj.or.jp/entry/にてお申込み下さい。随時、参加証と請求書を送付いたします。 4) 参加費の支払い 請求書到着後1月末日までにお願いします。 銀行・郵便振替の領収をもちまして本会からの領収書とさせていただきます。 振込先銀行:三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 社団法人高分子学会 郵便振込:00110-6-111688 社団法人高分子学会 5) その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
申 込 先 (社)高分子学会 09-5ポリマーフロンティア21係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL 03-5540-3770 FAX 03-5540-3737
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