10-1接着と塗装研究会
超耐久塗料、超耐久接着剤 |
趣旨 |
接着と塗装に関わる産業は、20世紀末から開発された新規機能性材料を用いることで多くの恩恵を受け、旧来の接着剤や塗料と比較して、様々な性能向上を果たしています。一方、接着と塗装に関わる産業は、消費や廃棄、資源や環境問題を真っ向から捉え持続的発展を遂げながら循環型社会に融和を図ることを求められています。このような産業背景をもとに、接着と塗装産業における基本的課題「耐久性の向上」によって、接着製品、塗装製品を使用していただくお客様の利益に貢献するだけではなく、そのような製品を長期に使用していただくことが、環境への負荷を低減することにもつながることとなります。 本研究会では、耐久性材料に関し日々研究されている著名な3名の先生方に、背景、理論と現在の研究開発状況についてご紹介・話題提供をしていただきます。 ここから、さらなる研究開発や応用展開へのヒントが出てくれば非常に嬉しいことです。多くの皆様の参加を期待いたします。 |
主催 |
高分子学会 接着と塗装研究会 |
開催日 |
2010年06月11日 13:30〜16:15 |
開催場所 |
すみだ産業会館 会議室4 丸井錦糸町店9階
墨田区江東橋3-9-10 http://www.sumidasangyokaikan.jp/info/index.html
Tel:03-3635-4351
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交通 |
JR線または東京メトロ錦糸町駅下車徒歩1分 |
プログラム |
<13:30−14:25> 1)超サステナブルストラクチャーと材料 (東工大)田中 享二 建築物の長寿命化は、環境の時代に対する建築の側からの回答である。現在、わが国の建築物長寿命化の目標はおおよそ100年である。ただこれでは環境問題解決の観点からは、充分ではない。我々はもっと長寿命化を目指す必要がある。数世紀を想定した建築を目指す必要がある。ここではこれを超サステナブルストラクチャーと呼び、これを具現化するための考え方、方法について考察する。 <14:30−15:20> 2)人と地球に優しい超耐久性塗料 −地球環境の持続的保全と経済的なインフラ維持のために− (大日本塗料)里 隆幸 先ずは本講演の背景となる地球環境の劇的悪化に関する現状の紹介とその原因および対策について述べ、このような現状から、産業界はインフラ整備と維持管理に関して社会から何を求められているのかを明示する。次にこのような社会要求に対する講演者所属企業における取り組み状況を概説し、最後に、本題である人と地球にやさしい超耐久性塗料に関する新技術・新工法、即ち、@厚膜形ふっ素樹脂塗装システム、A省工程コンクリート片はく落防止工法を紹介する。 <15:25−16:15> 3)超耐久接着剤 ―高機能接着剤 ハードロック― (電気化学工業)依田 公彦 電気化学工業の高機能接着剤「ハードロック」は、スピーカー、溶接代替用途を中心に常温速硬化に特長をもつ2液主剤型アクリル系接着剤SGAシリーズ、電気・電子部品用途を中心に高精度固定に特長をもつ1液紫外線硬化型アクリル系接着剤UVシリーズ、光学レンズ接着用途を中心とする1液紫外線硬化型接着剤OPシリーズがラインナップされ、幅広く普及している。本講演では、具体的な事例を交え、これら接着剤の特性につき紹介する。
※演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。 |
受付期間 |
2010年03月25日〜2010年06月10日 |
参加要領 |
1)定員60名(定員になり次第、締め切らせていただきます。) 2)参加費 @企業 3,150円 A大学・官公庁 2,100円 B学生 1,050円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 1,050円 D接着と塗装研究会メンバー 無料 3)申込方法 当サイトからお申し込みの上、参加費を6月末日までにご送金下さい。 参加証、請求書(希望者のみ)を順次送付させていただきます。 4)振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通)1126232 (社)高分子学会> 郵便振込<00110-6-111688 (社)高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担下さいますようお願いいたします。 銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただ きます。
※Webでの受付は開催前日6月10日(木)午前までとさせていただきます。以降は下記宛てお問い合わせ下さい。
申込先 社団法人高分子学会 接着と塗装研究会係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL 03-5540-3771 FAX 03-5540-3737 |