10-3ポリマーフロンティア21
蓄電デバイスの最新動向 |
趣旨 |
環境にやさしいとされる電気自動車やハイブリッド自動車に使用されるキーデバイスであるリチウムイオン電池やキャパシタは、世界の多くの企業が開発競争を進めている部材です。本講演会では、蓄電デバイスの最新動向を紹介していただくとともに、材料、特に高分子材料に要求されることと将来の展望について、開発の最前線の研究者の方々にご紹介いただきます。 |
主催 |
高分子学会 行事委員会 |
協賛 |
日本化学会 |
開催日 |
2010年09月03日 09:50〜17:00 |
開催場所 |
京都テルサ 東館3F BC会議室
京都市南区東九条下殿田町70番地
【新町通九条下ル 京都府民総合交流プラザ内】
Tel:075−692−3400
Fax:075−692−3402
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交通 |
JR京都駅(八条口西口)より南へ徒歩約10分
近鉄東寺駅より東へ徒歩約5分
地下鉄九条駅4番出口より西へ徒歩約5分
市バス九条車庫南へすぐ
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プログラム |
<9:50-10:50> 1.リチウムイオン電池の現状とその課題 (京都大学大学院)安部 武志 本講演ではリチウムイオン電池の現状について概説し、電気自動車用電源としてのリチウムイオン電池の課題について述べる。また、ポストリチウムイオン電池として研究されている次世代電池についても簡単に紹介する。 <10:50-11:50> 2.高安全な定置用蓄電を目指した全固体型リチウムポリマー二次電池の開発 (電力中央研究所)関 志朗 近年では電気自動車用電池への適用も期待されているリチウムイオン二次電池は、家庭用などの定置用電池への展開も考えられるが、安全性の本質的改善が必須となる。本講演では、電解質にポリマー電解質を用いることにより安全性の本質的改善を試みた「全固体型リチウムポリマー二次電池」の開発動向、及び当所での取り組みについて報告する。 <12:50-13:50> 3.リチウムイオン電池用バインダー (日本ゼオン)脇坂 康尋 バインダーは単に「結着する」という機能以外に、塗料化、塗工などのプロセスにおける機能、電気化学的な安定性などに起因する電池特性への機能など様々な役割を持つ。本発表では、バインダーの種類と特徴、電池性能への影響などについて報告する。 <13:50-14:50> 4.リチウムイオン電池用セパレータの最新技術動向 (三菱化学)中島 孝之 携帯機器・自動車・電力貯蔵など、今後ますます高性能化が期待されるリチウムイオン電池、特性に多大な影響を及ぼすセパレータに関する課題・最新動向・今後の展望について高分子材料に絡めて概説する。 <15:00-16:00> 5.In situ分光法によるリチウムイオン電池の劣化機構解析 (東北大学)桑田 直明 リチウムイオン電池の劣化機構解明のために様々なその場分光法の開発を行っている。NMRマイクロイメージングによる内部可視化、顕微ラマン分光、AE法、SFG分光などの手法を紹介する。 <16:00-17:00> 6.環境車両用高性能リチウムイオン電池の研究開発 (日産自動車)堀江 英明 地球温暖化、エネルギー問題等の観点から、次世代環境車両に関して、大変高い期待が集まっている。その核心の一つは高性能リチウムイオン二次電池である。本講演では、電池の基本的特性からその応用に関して、述べたい。
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受付期間 |
2010年06月04日〜2010年09月02日 |
参加要領 |
1) 定員100名 2) 参加費 @企業21,000円 A大学・官公庁10,500円 B学生 1,050円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シルバー会員3,150円 年会費制会員※1)の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。
a) 会社16,800円 b) 大学・官公庁8,400円 ※1)詳細はhttp://www.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.html をご覧下さい。 3) 申込方法 学会ホームページhttp://www.spsj.or.jp/entry/にて お申込み下さい。随時、参加証と請求書を送付いたします。 4) 参加費の支払い 請求書到着後9月末日までにお願いします。 銀行・郵便振替の領収をもちまして本会からの領収書とさせていただきます。 振込先銀行:三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 社団法人高分子学会 郵便振込:00110-6-111688 社団法人高分子学会 5) その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。 予めご了承下さい。 申 込 先 (社)高分子学会 10-3ポリマーフロンティア21係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL 03-5540-3770 FAX 03-5540-3737
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