第27回医用高分子研究会講座
未来医療を拓く医用高分子
趣旨 昨今、新たな治療方法や診断方法が開発され医用高分子に求められる機能も多様化している。一方で、ポリマーミセル、感温性高分子、ポリマーブラシ、ナノゲルなどの高分子材料が再生医療、DDSをはじめ医療に新たな方法論を提供し、医療革新のきっかけにもなろうとしている。本講座では、医用高分子の基礎と現状さらには今後の展望を理解するため、産学双方から講師を招く。学からの講師には医用高分子の基礎と最新の状況を知るためのレビュー講演もお願いしている。また、産側の講師には、現在利用されている医用高分子の実例から医用材料開発の実状を講演願う。実用例から潜在するニーズをあぶり出すとともにチャレンジングな研究例から、未来医療における医用高分子の役割を考える機会ともしたい。

主催 高分子学会  医用高分子研究会
協賛 日本化学会 日本人工臓器学会 日本農芸化学会 日本バイオマテリアル学会  日本薬学会 (予定)
開催日 2010年11月18日 10:00〜17:05
開催場所 東京医科歯科大学 歯科外来事務棟4階 特別講堂
文京区湯島1-5-45
会場がわかりにくいので、http://www.spsj.or.jp/c12/gyojiprg/101118IK/kaijyouannai.html もご参照ください。
交通 JR御茶ノ水駅下車 徒歩3分、東京メトロ丸の内線御茶ノ水駅下車 徒歩1分
東京メトロ千代田線新御茶ノ水駅 徒歩5分
(http://www.tmd.ac.jp/outline/access/index.html参照)
プログラム 10:00〜10:05 開会挨拶
10:05〜10:50 1)バイオイメージング
                  (国循セ)山岡 哲二
10:50〜11:35 2)合成高分子材料が切り拓く医療の新展開
                  (九大院工)松野 寿生
11:35〜12:20 3)DDS材料
                  (日大工)石原  務
13:20〜14:05 4)脱細胞化生体組織に学ぶ医用高分子設計指針
                  (東医歯大生材研) 岸田 晶夫
14:05〜14:30 5)人工関節材料の現状と将来要望される機能について
                  (泉工医科工業) 石原  敏
14:30〜15:15 6)RNAi医薬:DDSの現状と臨床開発状況
                  (タグシクス) 野澤  巌
15:25〜16:10 7)血管内治療用デバイスと高分子材料
                  (テルモ) 大西 誠人
16:10〜17:00 8)ナノゲル工学による新規タンパク質DDSの開発
                  (京大院工)秋吉 一成
17:00〜17:05  閉会挨拶

受付期間 2010年08月10日〜2010年11月17日
参加要領 1) 定員 100名 
2) 参加費 企業 13,650円  大学・官公庁 5,250円  学生 2,100円
     名誉会員・終身会員・フェロー・ゴールド会員・シルバー会員 2,100円
     (医用高分子研究会メンバー 企業10,500円、大学・官公庁4,200円)
3) 申込方法 WEBよりお申込いただき、参加費を11月末日までにご送金ください。
      参加証、請求書(希望者のみ)を順次配布いたします。
4) 振込先
  銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 (社)高分子学会>
  郵便振替<00110-6-111688 (社)高分子学会>
  振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。

  ※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

問合先 高分子学会 医用高分子研究会係
〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
TEL03-5540-3771 FAX03-5540-3737