10-2 NMR研究会
電池や新素材の開発を支える計測技術−NMR法の果たす役割を考える− |
趣旨 |
NMR法は,構造解析や分子運動解析にその威力を発揮し,基礎から応用開発研究まで必須の機器分析法として活躍しています.一方,次世代を担う新素材,例えば燃料電池やリチウム二次電池などに使われる高分子素材の開発に対し,材料中の物質輸送性能に関する計測技術や解析手法は年々その重要性が増しています.NMR法の中には物質の拡散移動を検討できるテクニックも多々報告されており,これらの分野への貢献も大いに期待されます.また,高分子そのものの移動を見る方法にも応用展開可能です.今回,物質輸送能解析の基礎や,各種NMR法の活用事例等を通じて,新素材開発を支える計測技術としての応用や注意点,現状等について討論する場を設けました.また,特別講演講師として,米国Akron大学のPeter Rinaldi教授にもご参加いただきます.今回の研究会が,皆様の研究の発展につながる討論と交流の場として多いに活用されることを期待いたします. |
主催 |
高分子学会 NMR研究会 |
協賛 |
(予定)日本化学会 日本核磁気共鳴学会 日本分析化学会 |
開催日 |
2010年12月07日 10:00〜17:00 |
開催場所 |
名古屋工業大学 講堂 会議室
名古屋市昭和区御器所町 http://www.nitech.ac.jp/access/
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交通 |
JR中央本線 鶴舞駅 下車 東へ徒歩約8分 |
プログラム |
<10:00〜10:40> 1.電池材料開発へのNMR活用 〜PFG NMRなど〜
(旭化成)橋本 康博 <10:40〜11:40> 2.分子シミュレーションから知る,高分子固体中の低分子の拡散
(兵庫教育大)福田 光完 <13:00〜14:00> 3.Practical Aspects of F-19 Multipulse Solution NMR of Polymers (The University of Akron)Peter Rinaldi <14:00〜14:40> 4.リチウムイオン二次電池開発のためのNMRの活用例
(日産アーク)上口 憲陽 <14:50〜15:50> 5.電場印加型磁場勾配NMR技術を用いた導電体材料設計
(産業技術総合研究所)齋藤 唯理亜 <15:50〜16:50> 6.固体NMR法による材料の機能と結び付いた分子運動の研究
(金沢大院)水野 元博 |
受付期間 |
2010年10月01日〜2010年12月06日 |
参加要領 |
1)定員 120名(定員になり次第、締め切らせていただきます。) 2)参加費 @企業 5,250円 A大学・官公庁 3,150円 B学生 2,100円 B名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,100円 CNMR研究会メンバー 無料 3)申込方法 Webにて申込後、参加費を12月末までにご送金下さい。参加証、請求書(希望者のみ)を送付いたします。 4)振込先: 銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 名義(社)高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 名義(社)高分子学会>
振込み手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。
問合先 (社)高分子学会 10-2NMR研究会係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL 03-5540-3771 FAX 03-5540-3737
※ポスター発表申込は締切ました ※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。 ※Webでのお申し込みは12月6日(月)午前までとさせていただきます。以降は上記宛お問い合わせ下さい。 |