10-2高分子基礎物性研究会
伝導性ポリマーの構造と機能
趣旨 導電性高分子はコンデンサーや電磁遮蔽シートの他に、FETや有機EL、有機薄膜太陽電池などへの応用の期待がますます高まっています。また、固体高分子電解質は電池電解液の置き換えや燃料電池のセパレーターとしての利用など新エネルギー戦略にとって欠くべからざる材料となっています。共に電荷を輸送する材料とみなすことができる高分子材料でありますが、その電荷輸送特性は高分子の高次構造に大きく影響されるため、近年、その高次構造制御がもたらす伝導性への影響とその相関について基礎的な立場からの検討が行われています。そこで、本講演会ではこうした伝導性ポリマーの電荷輸送機能と高分子の構造の関係に着目した最先端の話題を提供いただき、高分子構造と電荷輸送などの機能に与える影響について基礎物性の観点から考えてみたいと思います。
主催 高分子学会 高分子基礎物性研究会
開催日 2011年03月04日 10:00〜16:30
開催場所 東京大学本郷キャンパス山上会館2階 大会議室
文京区本郷7-3-1

Tel:03-3812-2111
交通 地下鉄丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」、千代田線「根津」、南北線「東大前」下車 徒歩10分
プログラム <10:00−11:00>
1. 超臨界二酸化炭素処理による高分子電解質の構造変化とイオン伝導度の向上
(農工大)富永 洋一
<11:00−12:00>
2.導電性高分子のナノファイバー構造化と電荷輸送特性
(物材機構)佐光 貞樹
<13:15−14:15>
3.導電性高分子ディスパージョンの高導電化と有機エレクトロニクスへの応用
(山梨大)奥崎 秀典
<14:15−15:15>
4.燃料電池のためのフッ素系プロトン伝導材料の開発
(旭硝子)寺田 一郎
<15:30−16:30>
5.液晶性π共役分子組織体とデバイスへの応用
(香川大)舟橋 正浩

※演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
受付期間 2011年01月05日〜2011年03月03日
参加要領 1)定員100名(定員になり次第、締め切らせていただきます。)
2)参加費 @企業 5,250円
      A大学・官公庁 3,150円
      B学生 2,100円
      C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,100円
      D高分子基礎物性研究会メンバー 無料
3)申込方法
      当サイトからお申し込みの上、参加費を3月末日までにご送金下さい。
      参加証、請求書(希望者のみ)を順次送付させていただきます。
4)振込先
      銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通)1126232 (社)高分子学会>
      郵便振込<00110-6-111688 (社)高分子学会>
      振込手数料は振込人にてご負担下さいますようお願いいたします。
      銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただ
      きます。


※Webでの受付は開催前日3月3日(木)午前までとさせていただきます。以降は下記宛てお問い合わせ下さい。

申 込 先
      社団法人高分子学会 高分子基礎物性研究会係
      〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
      TEL 03-5540-3771  FAX 03-5540-3737