11-3ポリマーフロンティア21
次世代自動車を支える高分子材料 |
趣旨 |
新興国を中心とした自動車市場の拡大や低環境負荷型次世代自動車(EV、PHV、FCV)の普及拡大により、自動車産業は新たな局面を迎えている。新興国市場を中心とした低価格化は勿論、燃費改善、環境エネルギ−対応等の課題解決に向けて、高分子材料が更に注目を浴びている。本講演会では、次世代自動車を支える高分子材料の期待と、業界最先端の材料開発状況について紹介する。 |
主催 |
高分子学会 行事委員会 |
協賛 |
日本化学会、自動車技術会(予定) |
開催日 |
2011年09月02日 10:20〜17:20 |
開催場所 |
東工大蔵前会館 くらまえホール(ロイアルブルーホール向かい側)
目黒区大岡山2-12-1 参加ご希望の方が定員を越えたため、会場を変更しております
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交通 |
東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車徒歩約1分 |
プログラム |
台風に伴う講演会の対応について 標記講演会の開催日(9月2日)に、大型で強い台風が関東を直撃する事が予想されます。 皆様の安全を第一に考え、危険と判断される場合は講演会の中止を余儀なくされる場合がございます。 つきましては、本講演会が中止となった場合、当日9月2日の朝7:00までに 下記ホームページにてお知らせ致します。 URL http://www.spsj.or.jp/c10/pfpro.htm
<10:20-11:10> 1.次世代自動車における高分子材料(高分子環境情報研究所)草川 紀久 高分子材料は、これまでも自動車の発展に大きな寄与をしてきたが、地球環境問題やエネルギー・資源問題により厳しい対処が求められる次世代自動車において、一層大きな役割が期待されている。ここでは、次世代自動車における高分子材料の役割を考察し、その将来を展望する。 <11:10-12:00> 2.次世代自動車の高分子材料への期待(トヨタ自動車)間瀬 清芝 これまで自動車用材料として数々の高分子材料が開発され、導入されてきた。近年の環境変化、ニーズの変化とともに高分子材料への期待も日々刻々と変化している。自動車メーカーとしての期待を解説する。 <13:00-13:50> 3.自動車への樹脂軽量化技術の適用と電気自動車への応用開発(三菱自動車工業)伊藤 繁 自動車の樹脂化は、軽量化ニーズの高まりに伴い外板、構造部品への適用が進められている。当社での樹脂による軽量化の取組み状況を、電気自動車"i-MiEV"に採用した床下のバッテリーケースを中心に、その必要性を含めて紹介する。 <13:50-14:40> 4.低密度クラスA-SMCによる自動車外板の軽量化(ジャパンコンポジット)箱谷 昌宏 自動車水平外板に適用可能な樹脂材料であるクラスA-SMCに関して、更なる軽量化への取り組みである低密度クラスA-SMCの開発状況について述べるとともに、その適用例を紹介する。 <14:50-15:40> 5.自動車部材としてのポリカーボネート樹脂及び要素技術の開発(帝人化成)帆高 寿昌 地球環境問題の深刻化に伴う世界的な燃費規制強化を背景とした車体の軽量化という新たな課題を克服できるかが、自動車メーカー・素材メーカーの今後の世界市場での競争力を左右する。帝人化成独自の要素技術である素材技術・成形加工技術・コーティング技術を駆使した、製品開発プロセスを革新的に合理化可能な一貫支援システム『製品開発スタジオ』における『Human Chemistry、 Human Solutions』の実践について紹介する。 <15:40-16:30> 6.次世代自動車への高性能・高機能高分子材料の展開―採用動向と近未来に向けた技術開発への期待―(ポリマー技術・ビジネス開発研究所)岩野 昌夫 高性能・高機能高分子材料(エンプラ、スーパーエンプラ、熱硬化性樹脂)は、次世代自動車の電気・電子部品、外板、構造部品などの高剛性・高強度部品に採用されつつある。本講では、これらの高分子の採用動向と近未来に向けた技術開発への期待について考察する。 <16:30-17:20> 7.タイヤ先端材料技術(ブリヂストン)芥川 恵造 自動車を取り巻く環境が大きく変化する中でタイヤへの要求性能も高度化かつ多様化している。その要求に応えるべく開発を進めている最新のタイヤ用材料技術について解説する。 |
受付期間 |
2011年05月18日〜2011年09月01日 |
参加要領 |
1) 定員100名 2) 参加費 @企業21,000円 A大学・官公庁10,500円 B学生 1,050円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シルバー会員3,150円
年会費制会員※1)の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。 a) 会社16,800円 b) 大学・官公庁8,400円 ※1)詳細はhttp://www.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.html をご覧下さい。
3) 申込方法 本サイトよりお申込み下さい。随時、参加証と請求書を送付いたします。
4) 参加費の支払い 請求書到着後9月末日までにお願いします。 銀行・郵便振替の領収をもちまして本会からの領収書とさせていただきます。 振込先銀行:三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 社団法人高分子学会 郵便振込:00110-6-111688 社団法人高分子学会
5) その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
申 込 先 (社)高分子学会 11-3ポリマーフロンティア21係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL 03-5540-3770 FAX 03-5540-3737
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