12-1高分子学会講演会
より速く、より高く、より強く -アスリートを支える高分子材料- |
趣旨 |
この夏、世界のアスリートたちがロンドンに集います。世界で戦い、記録と極限に挑むアスリートたちは、その身体能力を最大限に発揮し、競い、勝利し、そして記録を超えるため、それぞれの競技に最適化された用具に支えられ、守られています。世界記録の大幅な更新の陰には、少なからず最先端材料・最先端技術のシルエットがのぞいています。アスリートを支える用具・材料の開発を進める技術者・研究者をお招きし、その材料設計思想や方法論などを含めてお話を伺います。 |
主催 |
高分子学会 行事委員会 |
協賛 |
(予定)日本化学会、日本ゴム協会、合成ゴム協会、合成樹脂工業協会、日本複合材料学会、
繊維学会
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開催日 |
2012年07月12日 10:00〜17:20 |
開催場所 |
東工大蔵前会館 ロイアルブルーホール
東京都目黒区大岡山2-12-1 http://www.somuka.titech.ac.jp/ttf/index.html
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交通 |
東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車徒歩約1分 |
プログラム |
***開始時間変更について***
開始時間が10:10より10:00に変更となりました。 お間違いのないようお願い申し上げます。 <10:00-10:10> 1.挨拶高分子学会行事委員 <10:10-11:00> 2.スポーツ用具への高分子材料適用がもたらした成果(日本文理大学)宇治橋 貞幸 現在のスポーツ用具のほとんどはプラスチック製となっている。その結果、スポーツのパフォーマンスは大きく向上した。本講演では、各用具がプラスチック化している現状を具体的に概観し、その結果スポーツの記録などがどのように変遷してきたかについて解説する。 <11:00-11:50> 3.スポーツシューズに求められる高分子材料の特性・機能(アシックス)原野 健一 スポーツシューズに求められる軽量性、クッション性、耐久性などの機能特性について、ランニングシューズを中心に、高分子材料が機能性向上に重要な役割を果たしている点について解説する。 <11:50-12:40> 4.より速く、より強く、より安全に!(山本化学工業)山本 富造 地球上の生物の進化によるさまざまな機能などで高分子の独立気泡構造の合成ゴムで実用化した実例やネイチャーテクノロジーの実施状況などから各種スポーツへの応用。医学、放射線遮蔽など新分野へのチャレンジの秘話。 <13:50-14:40> 5.バンドウイルカ「フジ」の人工尾びれの開発(ブリヂストンフローテック)加藤 信吾 ひょんなきっかけから、病気で尾ひれの大半を失ったイルカの人工尾びれを開発するという事になりました。途中何度も挫折しそうになりながらも素晴しいチームワークで乗り切り、大ジャンプが可能な人工尾びれの開発に成功しました。 <14:40-15:30> 6.繊維素材を用いた人間科学的ものづくり(ワコール)山田 隆登 潟純Rール人間科学研究所は1964年の設立から毎年約1,000人の女性の人体計測を行い、これまでに延べ40,000人以上のデータを収集してきました。これらの実測データから発見した知識を元にお客様のニーズに応えるものづくりを行っています。研究所の歴史や研究活動を紹介させて頂いたあと、弊社における人間科学的なものづくりについて「スポーツタイツ」「柔流」といった具体的な商品開発事例を通して説明します。 <15:40-16:30> 7.スポーツ用ボールの開発とその応用(ミカサ)小川 龍太郎 スポーツ用ボールの開発や製造方法について説明します。また、ボールを応用したグッズ開発や、スポーツ用品の開発についてお話しします。 <16:30-17:20> 8.ゴルフボールの性能を支える高分子材料(ダンロップスポーツ)多羅尾 俊之 より遠くへ、正確とばすというユーザーの願望を満たすため、ゴルフボールの開発競争は飛びを規制した規格の中で激しさを増し、1ヤードでもより遠くへ飛ぶために改良がなされている。今回は、ゴルフボールに使用されている材料を中心に、その変遷及び最近の開発の方向性について述べる。
※演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。 |
受付期間 |
2012年03月30日〜2012年07月11日 |
参加要領 |
1) 先着100名様
2) 参加費 @企業10,500円 A大学・官公庁5,250円 B学生1,050円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シルバー会員2,100円
年会費制会員※1)の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。 a) 会社8,400円 b) 大学・官公庁4,200円
※1)詳細はhttp://www.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.html をご覧下さい。 3) 申込方法 本サイトよりお申込み下さい。随時、参加証(希望者へは請求書)を送付いたします。
4) 参加費お支払 7月末日までにお願いいたします。 5)振込先 銀行:三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 社団法人高分子学会 郵便振替:00110-6-111688 社団法人高分子学会
銀行・郵便振替の領収をもちまして本会からの領収書とさせていただきます。 申込先 高分子学会 12-1高分子学会講演会係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL 03-5540-3770 FAX 03-5540-3737
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