2012接着と塗装研究会講座
塗料・接着剤の基礎 |
趣旨 |
接着・粘着剤や塗料は,使われる用途や機能は異なりますが異種材料間の界面現象を扱う分野として本質的には同じであると言えます。接着や塗装についての本質を学ぶことは,化学産業,機械産業,エレクトロニクス産業などの分野に応用する上でも重要な基礎知識となるものです。 本講座では,新しい試みとして入門者にわかりやすく,要点を押さえることに重点を置き,塗料,接着剤,粘着剤の基本から,環境対応エマルション,粘着剤に必須の剥離について,この分野で最低限必要な知識を一日で身につけられるように解説します。 学生,新入社員や入社数年の若手研究者,技術者はもとより,研究上の問題点を解決したいと考えている研究機関や企業の中堅技術者にもご満足いただける講座になると考えています。皆様のご参加をお待ちしております。 |
主催 |
高分子学会 接着と塗装研究会 |
協賛 |
(予定)日本接着学会,日本接着剤工業会,日本塗装技術協会 |
開催日 |
2012年09月28日 10:20〜16:30 |
開催場所 |
東京理科大学森戸記念館 第1フォーラム
新宿区神楽坂4-2-2
Tel:03-5228-8110
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交通 |
JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩3分 |
プログラム |
<10:20〜11:20>塗料の基礎 (日本ペイント)後藤 正樹 塗料は幅広い用途で使用されています。その基本的な役割,構成成分,製造方法から塗装方法等について解説していただきます。また,近年の高機能性塗料や環境配慮型塗料なども紹介していただく予定です。 <11:20〜12:20>接着剤の基礎知識(コニシ)大河原義明 我々の日常生活において,接着剤はいたるところで用いられています。接着剤の性能を十分に発揮させるためには,接着対象の材料やその用途に応じて,最適な接着剤を選定し,適切な方法で使用することが必要です。今回,接着の原理,接着剤の種類やその特徴,適切な使用方法などについてお話頂く予定です。 <13:20〜14:20>アクリルエマルションの基礎(サイデン化学)石本憲一郎 水性エマルションは有機溶剤を含まないため,臭気・中毒・引火性と言った問題が少なく,環境へ優しい合成樹脂として発展してきました。アクリルエマルションを合成する乳化重合技術,及び接着・塗料等の使用分野を紹介頂く予定です。 <14:20〜15:20>粘着剤の基礎(綜研化学)中野 幸太 色々な種類の粘着剤がある中で,アクリル系粘着剤は透明性・耐候性・耐熱性に優れる等の特徴があるため,高機能性の用途に使用されています。本講演では,溶剤型を中心としたアクリル系粘着剤の基礎的な設計について説明して頂く予定です。 <15:30〜16:30>剥離シート・剥離剤の基礎(住友スリーエム)諏訪 敏宏 剥離機能は,接着に対して時に相反し,また時には補完的役割を果たします。本講座では,剥離機能を発現する剥離剤の基礎,その特徴や用途による使い分け,またキュアー方法等についての基本的なお話をして頂く予定です。 |
受付期間 |
2012年06月22日〜2012年09月27日 |
参加要領 |
1)定員100名 2)参加費 @企業 13,650円 A大学・官公庁 5,250円 B学生 2,100円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,100円 D接着と塗装研究会メンバー a)企業10,500円 b)大学・官公庁4,200円 3)申込方法 高分子学会申込みサイト http://www.spsj.or.jp/entry/ からお申し込みいただき、参加費を9月末日までにご送金下さい。参加証、請求書(希望者のみ)を順次送付させていただきます。 4)振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通) 1126232 (社)高分子学会> 郵便振込<00110-6-111688 (社)高分子学会> 振込手数料は振込人にてご負担下さいますようお願いいたします。 銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただきます。 5)その他:演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
申込先 高分子学会 2012接着と塗装研究会講座係 〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F TEL 03-5540-3771 FAX 03-5540-3737
※※Webでのお申し込みは9月27日(木)午前までとさせていただきます。以降は上記宛お問い合わせ下さい。 |