14-1接着と塗装研究会
機能性ハードコート技術の新展開
趣旨 機能性ハードコートの主目的は、硬度や耐摩耗性、耐薬品性、耐久性向上、加飾およびその他の各種機能性付与であり、材料の選定や複層化によって、帯電防止性や防曇性、難焦性、指紋付与、光反射防止性や平坦性などを付与できます。しかしながら、機能性ハードコートは使用目的や展開する市場によって、適切な材料選定とコート手法、さらに試験・評価方法を厳密に選択しなければなりません。
本年度第一回目の研究会では、機能性ハードコートの分野で活躍されている講師の方々に、その技術開発の現状と、今後の動向についてご紹介・話題提供をしていただきます。ここから、さらなる研究開発や応用展開へのヒントが出てくれば非常に嬉しいことです。多くの皆様の参加を期待いたします。
主催 高分子学会 接着と塗装研究会
開催日 2014年06月27日 13:00〜16:30
開催場所 東京理科大学森戸記念館 第2フォーラム
新宿区神楽坂4-2-2
http://www.sut.ac.jp/info/access/kagcamp.html
Tel:03-5228-8110
交通 JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩3分
プログラム <13:00−13:50>
1)屈折率制御可能な有機無機ハイブリッドコーティング
(大阪市立工業研究所)松川 公洋
屈折率制御されたコーティング膜は、光学フィルム用途において極めて重要な材料です。無機ナノ粒子を表面処理し、光硬化性モノマーとハイブリッド化することで得られる屈折率制御した光架橋コーティングへの展開について紹介していただきます。
<13:50−14:40>
2)エアスプレーにおける塗料の微粒化と良好な塗面形成要因
(関東学院大学 非常勤講師)森田 信義
エアスプレーにおける液体の微粒化関係要因、塗料の微粒化の状況、生成粒子の諸特性、粒子飛行中の溶剤の蒸発量、そこから見えてくる微粒化の機能、良好な塗面を形成する要因ならびに本質的要因について講演していただきます。
<14:50−15:40>
3)無機-有機ハイブリッド型ハードコート材による機能性付与
(アトミクス)佐熊 範和
共有結合型無機-有機ハイブリッド樹脂の設計方針とハードコートへの展開、および、ハードコート性を維持したまま、さまざまな表面機能性付与方法に関して講演していただきます。
<15:40−16:30>
4)機能性コート剤の用途展開について
(東洋インキ) 鈴木 恵一
ナノ分散された無機フィラーを用いた機能性コート剤のコアテクノロジー(分散、UV硬化樹脂等)及び光学フィルムへのアプリケーション事例等を紹介していただきます。また、その他の高機能材料として、「UV・熱線カット」、「帯電防止」、「アンチブロッキング」及び「耐指紋・防汚」等の技術及び製品について紹介していただきます。

※演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承下さい。
受付期間 2014年03月25日〜2014年06月26日
参加要領 1)定員60名(定員になり次第、締め切らせていただきます。)
2)参加費 @企業 3,240円
      A大学・官公庁 2,160円
      B学生 1,080円
      C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,080円
      D接着と塗装研究会メンバー 無料
3)申込方法
      当サイトからお申し込みの上、参加費を6月末日までにご送金下さい。
      参加証、請求書(希望者のみ)を順次送付させていただきます。
4)振込先
      銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通)1126232 公益社団法人 高分子学会>
      郵便振込<00110-6-111688 公益社団法人 高分子学会>
      振込手数料は振込人にてご負担下さいますようお願いいたします。
      銀行・郵便振替の領収書をもって本会からの領収書にかえさせていただ
      きます。

※Webでの受付は開催前日6月26日(木)午前までとさせていただきます。以降は下記宛てお問い合わせ下さい。

申込先
      高分子学会 接着と塗装研究会係
      〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
      TEL 03-5540-3771  FAX 03-5540-3737