第31回医用高分子研究会講座
バイオイメージング・マニピュレーションと高分子
趣旨 少子高齢化が進む中では、個人に適切に対応する医療が求められており、早期診断と効率的な治療に対する先端医療の研究が盛んに行われている。一方、人体は、ナノの分子(タンパク質など)からミクロ(細胞)とマクロ(臓器)までのマルチスケールの集合体と捉えることができるが、その多彩な構造やその状態をリアルタイムに捉えて、適切な治療を行うには至っていない。これらを解決して先端医療を進めるためには、体内をマルチスケールおよび立体的な構造を捉えるイメージング技術(診る技術)と、生体や細胞を自在にマニュピュレーションする技術(操る技術)に対する研究が重要であり、高分子はそれら機能を発現させる基本単位として重要な役割を担っている。
 本講座では、高分子材料を生かして様々な切り口からバイオイメージングとマニピュレーション研究に取り組まれている先生方に、関連分野の最先端の研究内容と今後の展望についてご紹介いただくことを企画した。産学官からの多数のご参加と活発な議論を期待する。

主催 高分子学会  医用高分子研究会
協賛 日本化学会 日本人工臓器学会 日本農芸化学会 日本バイオマテリアル学会  日本薬学会 (予定)
開催日 2014年11月10日 10:00〜17:30
開催場所 首都大東京秋葉原サテライトキャンパス 秋葉原ダイビル12階1202室
東京都千代田区外神田1-18-13

Tel:03-5294-0250
交通 JR山手線、京浜東北線、総武中央線「秋葉原駅」電気街口改札出て右徒歩1分
つくばエクスプレス「秋葉原駅」徒歩2分、東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」徒歩5分
東京メトロ銀座線「末広町駅」徒歩5分
(http://www.tmu.ac.jp/access.html)
プログラム 10:00〜10:05 開会挨拶
10:05〜10:55 1)三次元細胞マニュピレーションのための微細加工、
         電気化学、ハイドロゲル技術
                  (横国大院工)福田 淳二
10:55〜11:45 2)有機合成分子の表面修飾を用いた生体分子および細胞の機能調節
                  (東大先端研)山口 哲志
13:00〜13:50 3)3D生体組織構築:LbL法を活用した
         血管-リンパ管独立連通孔作成とインクジェット積層
                  (阪大院工)明石  満
13:50〜14:40 4)機能性ナノ界面を有するバイオトランジスタ
                  (東医歯大生材研)宮原 裕二
14:40〜15:30 5)ヒト幹細胞に特異的に発現する糖鎖をセンシングするレクチン
                  (産総研)舘野 浩章
15:45〜16:35 6)超音波イメージングを鮮明にするゲル材料 
                  (タキロン)谷口 雅彦
16:35〜17:25 7)高分子造影剤によるMRI画像診断
                  (慈恵医大)横山 昌幸
17:25〜17:30  閉会挨拶

受付期間 2014年07月17日〜2014年11月07日
参加要領 1) 定員 80名 
2) 参加費 企業 14,040円  大学・官公庁 5,400円  学生 2,160円
     名誉会員・終身会員・フェロー・ゴールド会員・シ二ア会員 2,160円
     (医用高分子研究会メンバー 企業10,800円、大学・官公庁4,320円)
3) 申込方法 WEBにてお申込の上、参加費を11月末日までにご送金ください。
      参加証、請求書(希望者のみ)を順次配布いたします。
4) 振込先
  銀行振込<三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通)1126232 公益社団法人 高分子学会>
  郵便振替<00110-6-111688 公益社団法人 高分子学会>
  振込手数料は振込人にてご負担くださいますようお願いいたします。

  ※プログラムは予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。

問合先 高分子学会 医用高分子研究会係
〒104-0042 東京都中央区入船3-10-9 新富町ビル6F
TEL03-5540-3771 FAX03-5540-3737