高分子エレクトロニクス研究会

Research Group on Electrical and Electronic Properties of Polymers

(更新日：2010/12/21)

研究会主旨

　本研究会は、静電気研究会（1955年発足）と高分子電気物性研究会（1972年発足）が1980年に統合したものを母体とし、1986年から高分子エレクトロニクス研究会と改称した。その経緯が示すとおり高分子材料の電気絶縁性、圧電・焦電性、電子・イオン伝導性など電気物性に基盤を置き、電界発光や非線形光学、エネルギー変換など情報・通信・エネルギー分野にわたって、また新材料からそのデバイス応用まで広い議論を行なってきている。それはまさに、導電性高分子から近年の有機ELのエレクトロニクスの発展に則した歩みであり、その間、先輩諸兄による先導のもとに、先端研究の情報交換ばかりでなく、次世代研究の方向を探る大きな役割を果たしてきた。有機系太陽電池、有機FET、有機レーザー、モバイルギア、無線IC タグなど時代に即したテーマを周辺材料も含めたシステムとして総合的に取り上げ、21世紀のエレクトロニクス・フォトニクス産業を大きく飛躍させるべく活動していきたい。　研究会活動は、年に３回の研究会・講座において産業界の開発研究と大学の基礎研究が十分議論交流できることを目的に企画されている。さらに、より能動的に会員交流が可能な「場」を提供したいと考えており、会員諸兄のご協力と積極的な参加を期待する。

研究会運営委員長

森　竜雄（名古屋大学大学院工学研究科）

研究会入会

入会申込書(PDF)に必要事項を記入し、FAXまたは郵便にて送付の上、ご送金ください。
入金確認をもちまして、入会とさせていただきます。

今年度の行事予定

10-1高分子エレクトロニクス・有機EL合同研究会

日　程：

平成22年7月23日（水） 10:00～17:00

会　場：

化学会館7階ホール

主　題：

有機エレクトロニクス材料の最先端：材料設計からデバイス応用まで