ブックタイトル高分子 POLYMERS 62巻10月号

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高分子 POLYMERS 62巻10月号

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概要

高分子 POLYMERS 62巻10月号

委員会だより「高分子論文集」投稿論文募集のお知らせ特集号=分離のための高分子材料<趣旨>分離技術は、省エネルギーで持続可能な社会という観点からも近年ますます重要視されています。「分離」といっても、その対象は気体から粉塵や細胞・組織などまであり、分離の原理も対象物のサイズや物理化学的性質の違いなどを念頭に多種多様な概念に基づいています。すでに多くの高分子が、ガスバリヤ・シール材や気体分離膜から各種フィルター材、HPLCやGPC用選択吸着材などへ用いられていますが、さまざまな用途分野ごとのニーズに応え得る、より高効率な分離材料の開発は、とても重要でかつ特に最近緊急の課題でもあります。分離レベルの細分化・高度化にともない、高分子の合成段階から分子設計しその特性を見極めた上で高効率な分離材を志向する分野もあれば、既存の諸材料を複合化させるなど成型加工技術に重きを置いた分離材の開発なども活発です。さらに分離概念の中には電池のための高分子材料や表面改質技術に共通するものも多々あります。高分子論文集では近年、「分離」を前面に掲げた特集は行われていません。そこで、最新の分離技術の展開を探る試みとして本特集号を企画し、広く一般論文・ノート・総合論文を募集します。持続可能な社会に向けた最近の新しい分離技術について概観するとともに、誌上にてではありますが、異分野の交流ができればより良き分離材の開発につながると思います。高分子と水・分離に関する研究会をはじめ関連研究会からの投稿も多数お寄せいただきたく存じます。<対象>気体の分離・精製・回収、揮発性有機化合物(VOC)の分離・回収、逆浸透膜をはじめとする水処理関連、バイオエタノールの濃縮、燃料電池や有機EL・太陽電池への応用、細胞など生体関連組織や化合物の分離などの基礎および応用研究など、HPLCやGPC等をはじめ分離技術のために重要な高分子についての広い技術分野を対象にします。<論文の種別>1一般論文…通常の原著論文。2ノート…断片的ではあっても、新しい価値ある事実を含む論文で、著者あるいは著者以外の既往の論文に対する補遺・意見等も含まれる。3総合論文…著者が最近発表した複数の原著論文を関連づけ、一連の研究成果をまとめたもの。執筆要領普通号の投稿論文に準じます。詳細は「投稿規定」および「執筆の手引」をご参照ください(http://www.spsj.or.jpに掲載)。論文の取り扱い方通常の審査規定に基づいて採否を決定いたします。内容によっては、委員会で審議の上、普通号に掲載させていただくこともありますので、予めご了承ください。投稿申込方法下記メールアドレス宛に論文の種別、題目、代表執筆者名、所属、連絡先などをお送りください。投稿申込締切2013年10月31日(木)原稿提出締切2013年12月20日(金)原稿提出方法学会ホームページ(URL:http://mc.manuscriptcentral.com/koron)より高分子論文集オンライン投稿システムをご利用の上、ご投稿ください。問合せ先[104-0042]東京都中央区入船3-10-9新富町ビル公益社団法人高分子学会高分子論文集編集委員会担当? 03-5540-3772(編集直通)FAX 03-5540-3737 E-mail: online-koron@spsj.or.jp発行予定2014年5月25日/ 7月25日(Vol.71, No.5, No.7(2014))628高分子62巻10月号(2013年)