| 高分子 Vol.66 No.3 |
| >> English |
特集 機能性高分子としてのDNA |
| DNAは配列を厳密に認識し、二重らせんを形成するという化学的に魅力的な性質をもつ高分子である。また、近年の合成化学の進歩により、望みの配列をもった核酸を安価・容易に手に入れることが可能となった。そのため、最近ではDNAは生体高分子の枠を超え、DNA OrigamiやDNAコンピューター、核酸医薬、アプタマー、リボザイムなどに代表される機能性材料として利用されるようになってきた。本特集ではとくにDNAを機能性高分子として利用した研究に焦点をあて、この分野における最先端の研究を紹介することによってDNAひいては高分子がもちうる機能や可能性を探ってみたい。
樫田・児島・佐々木・沼田
|
| Digest for English Readers |
102
|
| Hot Topics |
105
|
| 素描 |
| 核酸を使って夢の高機能を実現する |
|
106
|
| 展望 |
| DNA折り紙 | 森井 孝 | 107
|
| ナノ粒子上のDNAブラシ層が示す特異な性質 | 金山直樹・前田瑞夫 | 110 |
| 非二重らせん核酸の機能 ポスト・ワトソン・クリックの時代 | 杉本直己 | 113 |
| Polyman 画 | 116 |
| トピックス |
| ssDNA-PEG-Lipid | 岩田博夫 | 117 |
| プラスミドDNAの折りたたみを操る | 長田健介 | 119 |
| デオキシリボ核酸(DNA)固体膜の力学物性 | 松野寿生・田中敬二 | 121 |
| グローイングポリマー |
| 音楽と研究者 | 中島 祐 | 123
|
| 先輩からのメッセージ - |
| 研究をする人生、の選択 | 沼子千弥 | 124
|
| 高分子科学最近の進歩 |
| 細胞接着を制御するバイオマテリアル | 東 倫之・高井まどか | 125
|
| 私の本棚から | 長崎幸夫 / 檜垣勇次 | 130 |
| ページトップへ▲ |
| Copyright(C) 2016 The Society of Polymer Science, Japan All Rights Reserved. |