高分子 Vol.68 No.2
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特集 匠が拓く高分子合成の新しい技
高分子産業は新素材開発という点で成熟段階に来ているという見方がある中で、より高付加価値な高分子材料の開発が望まれている。このような状況のもと、高分子材料の物性や機能に大きく影響する分子量、位置・立体規則性、連鎖配列などの一次構造を自在に制御する技術や、従来は重合できなかったモノマーや新しいモノマーを重合する技術の重要性がますます高まっている。そこで本特集では、とくに、新奇な触媒や合成法、重合プロセスによる一次構造制御や、新しい一次構造をもつ高分子の開発に関する最新の研究例について紹介する。
中野・大内・星野

Digest for English Readers
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Hot Topics
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素描
高分子合成の新展開に向けて 青島 貞人
56

展望
二核遷移金属錯体に基づく重合触媒の設計 竹内 大介
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C-H結合の活性化を利用した新奇重合反応 西浦 正芳・侯 召民
60
金属-炭素結合へのイソシアニドと不飽和炭化水素の交互挿入反応に基づく環化共重合 神林 直哉・鬼塚 清孝
63

Polyman 画
66

トピックス
N-ヘテロ環状カルベンを開始剤とする高分子合成 高須 昭則
67
α-機能化アクリル酸エステルの共役置換による高分子の合成・分解・変換 髙坂 泰弘
69
触媒設計がカギを握る次世代タイヤ材料 会田 昭二郎
71
多成分連結反応を活用した高分子合成 覚知 亮平
73

グローイングポリマー
免疫づくり 弓場 英司
75

先輩からのメッセージ - 仕事しごと 私事しごと
より良い選択とは? 小澤 晃代
76

高分子科学最近の進歩
リビングアニオン重合~新規モノマーの開拓 石曽根 隆・後関 頼太
77

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