2000年3月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

March


99-2プラスチックリサイクル研究会

主題=有害物質関連の毒性・リスク評価関係の最前線
<趣旨>化学物質は,そのライフサイクル(製造,流通,利用,廃棄)を通して適切な管理が行われなかった場合,ヒトおよび生態系に取り返しのつかない影響を及ぼす可能性があります.最近は,特に内分泌撹乱物質(環境ホルモン)やダイオキシン類に対する関心が世界的に高まっており,その低減化・無害化技術の開発が行われると同時に,化学物質排出量・移動量登録(PRTR)や物質安全データシート(MSDS)の法制化などが検討されております.プラスチックの使用やリサイクルに当たっても,有害物質の次世代への影響を念頭においた対応が必要です.本研究会では,PRTR・MSDS,ダイオキシン類・環境ホルモンの現状と対策,有害物質の毒性・リスク評価および処理技術の最新動向について,第一線の専門家に講演していただきます.
主 催高分子学会 プラスチックリサイクル研究会
協 賛日本化学会,他
日 時3月2日(木) 10:00〜16:30
会 場国立教育会館502会議室(東京都千代田区霞が関3-2-3 TEL03-3580-1251)
講 演
<10:00〜12:00>
  1. わが国のPRTRおよびMSDS法制化への取り組みについて(通産省化学物質管理課)西村正美
  2. 環境ホルモンの現状と対策(SPEED '98 プロジェクト等について)(環境庁環境保健部環境安全課)中山 鋼
<13:00〜16:30>
  1. 企業にとっての環境ホルモン問題(三菱化学 環境安全部)゜西川洋三
  2. ダイオキシン類の発生源と対策(資源環境技術総合研)今川 隆
  3. 超臨界水によるダイオキシンの低減化・無害化技術(物質研)佐古 猛
  4. ポリカーボネートの環境問題をめぐる話題と取り組みについて(出光石化)中間俊輔・迫田篤信
参加要領 1)定員50名 2)参加費(銀行振込) (1)会社5,250円 (2)大学・官公庁3,150円 (3)学生2,100円 (4)プラスチックリサイクル研究会メンバー 無料 3)申込方法 申込用紙(49頁)に記入しお申し込みください.参加証は順次ご送付いたします.
申込先 高分子学会 99-2プラスチックリサイクル研究会係

第5回高分子計算機科学研究討論会

主 催高分子学会 高分子計算機科学研究会
日 時3月3日(金) 10:00〜17:30
会 場 大阪大学待兼山会館会議室(豊中市待兼山町1-1)
プログラム(発表時間 A:25分,B:15分)
<10:00〜12:00>
  1. B) ポリエチレン結晶における分子運動と力学物性との関わり(阪大院理)田代孝二
  2. B) ポリエチレン結晶の振動スペクトルとポテンシャル関数(阪大院理)田代孝二・゜佐藤 舞・趙 よんへ・小林雅通
  3. B) フッ素化ポリエステルの赤外吸収スペクトルによる構造解析(帝人 構造解析研)加藤幸雄・゜青木昭宏
  4. A) ポリプロピレンオキシド2量体モデルの炭素-13 NMR の帰属−ガンマゴーシュ効果+RIS解析法の有効性の検討(千葉大工)゜笹沼裕二・岩田泰輔・加藤安一・加藤晴久,(物質研)鎗田 孝・衣笠晋一,(Imperial College) Robert V. LAW
  5. B) 組成分布をもった共重合ポリマーの相分離構造シミュレーション(日本ゼオン 総合開発セ)゜寺石和夫・植田恒久
  6. B) 添加塩系高分子電解質溶液の対イオンゆらぎの高分子濃度依存性(東大院総合)゜鷲津仁志・菊地一雄
  7. B) 会合高分子の分子内ミセル形成とゲル化(京大院工)゜田中文彦・古賀 毅
<13:00〜17:30>
  1. B) ポリ-パラ-フェニレンベンゾビスオキサゾールおよびそのモデル化合物におけるエネルギー安定構造とX線構造解析結果との比較(阪大院理)田代孝二・゜濱 久勝・吉野淳一,(東洋紡総合研)北河 亨・村瀬浩貴・矢吹和之
  2. A) 光散乱法・赤外分光法・分子軌道法・RIS解析法によるアルキル側鎖をもつポリシランのコンホメーション解析(千葉大工)゜加藤晴久・笹沼裕二,(物質研)海藤 彰・谷垣宣孝・京谷陸征・田辺義一・衣笠晋一
  3. B) 担持金属系触媒表面の分子軌道計算(豊田中研)兵頭志明
  4. B) NMR化学シフト計算によるぺプチドの水素結合研究(東工大院物質科学)゜黒木重樹・藤井一馬・安藤 勲,(奈良女大生活環境)黒子弘道,(日本ブルカー)山内一夫,(群馬大工)荘司 顕・尾崎拓男
  5. A) β-ストランドから形成される超二次構造の分子力学計算による解析(阪府大先端研)゜岡 勝仁・林 壽郎
  6. B) DNA-ヒストン複合体(Nucleosome)のモデル(京大院理)坂上貴洋
  7. B) 巨大高分子系の電子状態計算のための階層構造的理論的合成方法の開発と応用(広大院理)゜青木百合子・稲田久美
  8. B) 量子化学計算による疎水性高分子収着水の2サイト配位モデルの提案(水産大)゜草薙 浩,(北大低温研)堀口 薫・水野悠紀子
  9. A) 分子動力学法を用いたエチレン/ビニルアルコール共重合体中の水の拡散挙動の解析(兵庫教育大)福田光完
  10. B) ポリエチレンオキサイド中におけるリチウムイオンの分子動力学シミュレーション(名大土井プロ)゜澤 史敏・青柳岳司・庄司達也・福永広雄,(山形大物質工)滝本淳一,(名大計算理工)土井正男
  11. B) 炭化水素ガス分離用ポリイミドの凝集構造シミュレーション(日東電工 基幹技術セ)゜島津 彰・宮崎 司・池田健一
  12. B) フッ化ビニリデン共重合体の強誘電相転移の分子動力学シミュレーション(阪大院理)゜阿部幸浩・田代孝二
  13. A) 分子動力学法によるポリイソプレンのChain Dynamics(兵庫教育大)福田光完,(NOK)菊地洋昭
  14. B) 蛍光偏光解消法とMDシミュレーションによる表面グラフト鎖の運動性の評価(京大院工)西浦卓志・゜伊藤紳三郎・堀中順一・青木裕之,(立命館大理工)山本雅英,(京大化研)辻井敬亘
参加要領 1)定員70名 2)参加費(銀行振込,含協賛学協会員) (1)会社・大学・官公庁4,200円 (2)学生2,100円 (3)高分子計算機科学研究会メンバー3,150円 3)申込方法 申込用紙(106頁)に記入しお申し込み下さい.参加証は順次ご送付いたします. 
申込先 高分子学会 高分子計算機科学研究発表討論会係

東海高分子学生研究会講演会

<趣旨>私ども東海高分子学生研究会では年度末に,活発なご研究を展開されてる先生を講師にお迎えし講演会を開催するとともに,卒・修論発表会の意義を込めたポスター形式の研究発表会を行います.東海地区に在学または在住の大学院生および学部卒業予定の皆さん奮ってご参加下さい.
主 催東海高分子学生研究会 高分子学会東海支部
日 時3月3日(金) 13:30〜16:30
会 場名古屋工業大学2号館C棟2階W講義室(名古屋市昭和区御器所町 交通:JR鶴舞駅,地下鉄鶴舞駅下車,東へ徒歩5分)
プログラム
<13:30〜15:00>
  1. ナノレベルの脂質膜の構造制御と分子認識能・酵素活性の連係発現(奈良先端大物質)有賀克彦
<15:00〜16:30> 卒・修論研究発表会(ポスター形式)
形式自由,希望者は当日お持ち下さい.
参加要領 1)定員60名 2)参加費無料(当日受付)
連絡先 [466-8555]名古屋市昭和区御器所町 名古屋工業大学大学院物質工学専攻 土井智清(博士後期2年) TEL/Fax 052-735-5267 E-mail: tdoi@mse.nitech.ac.jp

99-2高分子錯体研究会

主題=各種機能材料の最近の話題
主 催高分子学会 高分子錯体研究会
日 時3月4日(土) 13:00〜17:00
会 場信州大学繊維学部大学院棟6F会議室(上田市常田3-15-1 TEL0268-21-5487内線5705)
講 演
  1. オイルゲル化剤の開発と応用(信州大繊維)英 謙二
  2. 有機太陽電池の動向(大日本インキ)米原祥友
  3. 強固なCa-O結合をもつ無機結晶−有機配位子複合体の合成(阪大院理)上山憲一
  4. 有機フォトクロミック化合物−最近の動向から(埼玉大工)時田澄男
  5. ポルフィリンπラジカルアレイの構築と機能(東大院総合文化)瀬川浩i
参加要領 1)定員40名 2)参加費(銀行振込) (1)会社3,150円 (2)大学・官庁2,100円 (3)学生1,050円 (4)高分子錯体研究会メンバー 無料 3)申込方法 申込用紙(106頁)に記入しお申し込み下さい.参加証は順次ご送付します.
申込先 高分子学会 99-2高分子錯体研究会係

第11回埼玉地区懇話会

主 催高分子学会関東支部
日 時3月4日(土) 15:00〜17:15
会 場東洋大学工学部厚生棟2F特別会議室(川越市鯨井2100 TEL049-239-1368 交通:東武東上線鶴ヶ島駅から徒歩12分)
講 演
<15:00〜17:15>
  1. 反磁性を利用した磁場配向複合材(ポリマテック)飛田雅之
  2. マクロな分子で作るミクロなリング・ナノループ(東工大院工)手塚育志
懇親会 講演会終了後(17:45〜)東洋大川越キャンパスにて
参加要領 1)参加費 無料 2)懇親会費 一般2,000円,学生1,000円(当日徴収) 3)申込方法 氏名,勤務先,電話番号,FAX,懇親会に出欠の有無を記入し,はがき,FAXまたはE-mailでお申し込み下さい.
申込先 [369-0293]埼玉県大里郡岡部町普済寺1690 埼玉工業大学応用化学科 萩原時男 TEL048-585-6837 Fax 048-585-6004 E-mail: hagiwara@sit.ac.jp

東北支部会員増強地区講演会

主題=先端材料と高分子
<趣旨>高分子科学の先端では,夢のある材料が創られています.今回は,そのうちからインテリジェントゲルとドラッグデリバリーシステム(DDS)について新しい材料を創りだす楽しさをお話しいただきます.
主 催高分子学会東北支部
日 時3月6日(月) 15:00〜17:00
会 場東北大学反応化学研究所2号館(仙台市青葉区片平2-1-1)
講 演
  1. インテリジェントゲルー表面特性と機能(北大院理)長田義仁
  2. 高分子が拓く新ミレニアムDDS(東大院工)片岡一則
参加要領 参加費 無料(当日受付)
連絡先 [980-8577]仙台市青葉区片平2-1-1 東北大学反応化学研究所 栗原和枝 TEL/Fax 022-217-5673 E-mail: kurihara@icrs.tohoku.ac.jp

第14回群馬・栃木地区特別講演会

主 催高分子学会関東支部
日 時3月7日(火) 13:45〜17:00
会 場群馬大学工学部新応用化学科棟2階C21教室(桐生市天神町1-5-1 交通:(1)東武線新桐生駅下車,「桐生女子高校行き」バスで群大工学部前下車,またはタクシー;(2)JR桐生駅北口よりタクシー) 
講 演
  1. NMRによるポリエステルの構造研究(群馬大工)山延 健
  2. PETとPENフィルムの延伸中および熱処理中での構造形成−IPによる in situ X 線測定(京大化研)村上昌三
懇親会(予約して下さい.会費は当日徴収).
参加要領 1)定員70名 2)講演会参加費 無料 3)懇親会費3,000円 4)申込方法:Fax,E-mailまたはハガキに勤務先(住所,電話,Fax),氏名,および(a)講演会,(b)懇親会への出欠を明記しお申し込み下さい.5)申込締切 3月3日(金)
申込先 [376-8515]群馬県桐生市天神町1-5-1 群馬大学工学部材料工学科 甲本忠史 TEL0277-30-1330(直通) Fax 0277-30-1333 E-mail: komoto@cc.gunma-u.ac.jp

99-2高分子基礎物性研究会

主題=高分子ガラスと粘弾性
<趣旨>ガラス化と粘弾性は,古くから高分子科学において応用・理論両面にわたり重要な領域を構成してきました.近年,複雑流体の代表例として過冷却状態にある液体への関心が高まるとともに,高分子のガラス化と粘弾性の理論はいっそうその重要性を増しています.そこで今回の研究会ではガラス化と粘弾性の基礎分野でご活躍の先生方をお招きし,最近の研究成果について講演していただきます.
主 催高分子学会 高分子基礎物性研究会
日 時3月9日(木) 10:30〜17:30
会 場京都大学宇治キャンパス 化学研究所 共同研究棟大セミナー室[宇治市五ケ庄 TEL0774-38-3141 交通:(1)JR京都駅より,奈良線で黄檗駅下車,徒歩5分(京都-黄檗間約25分) (2)京阪電車中書島駅より,宇治線で黄檗駅下車,徒歩10分(中書島-黄檗間 約10分)]
講 演
<10:30〜12:30>
  1. 高分子ガラスと粘弾性(京大化研)尾崎邦宏
  2. 高分子ガラス薄膜の誘電緩和(京大総人)深尾浩次
<13:30〜16:30>
  1. 液体の2秩序変数モデルからみたガラス転移(東大生研)田中 肇
  2. 高分子ガラスの計算機シミュレーション(東工大院理工)古屋秀峰
  3. 高分子ガラスの中性子散乱(京大化研)金谷利治
参加要領 1)定員50名 2)参加費(銀行振込み) (1)会社5,250円 (2)大学・官公庁3,150円 (3)学生2,100円 (4)高分子基礎物性研究会メンバー 無料 3)申込方法 申込用紙(106頁)に記入しお申し込み下さい.
申込先 高分子学会 99-2高分子基礎物性研究会係

99-3高分子表面研究会

主題=高分子表面の変化をとらえる
<趣旨>高分子表面を効果的に制御して所期の機能を得るにあたり,各種の処理操作や,環境要因によってどのような変化をとげるかという,各論的な知見の積み重ねがきわめて重要です.今回は,高分子表面の変化を追跡するさまざまな手法や試みをご紹介いただき,より高度な表面制御への道を見いだすことを目的とします.
主 催高分子学会 高分子表面研究会
日 時3月9日(木) 10:00〜16:10
会 場総評会館402会議室(東京都千代田区神田駿河台3-2-11 TEL03-3253-1771)
講 演
<10:00〜12:00>
  1. 高分子表面の液体界面挙動のAFM観察(東工大有機・高分子)手塚育志
  2. 有機シラン単分子膜の表面分子運動特性(九大有機化学基礎研セ)高原 淳
<13:00〜16:10>
  1. 高分子表面の機械摩耗変化(群馬大工)甲本忠史
  2. ポリイミド液晶配向膜の処理効果の観察(NEC デバイス評価技術研)廣沢一郎
  3. 微小表面の熱物性変化の観察(TAインスツルメント・ジャパン)浦山憲雄
参加要領 1)定員50名 2)参加費(銀行振込) (1)会社5,250円 (2)大学・官公庁3,150円 (3)学生2,100円 (4)高分子表面研究会メンバー 無料 3)申込方法 申込用紙(106頁)に記入しお申し込み下さい.参加証は順次ご送付します.
申込先 高分子学会 99-3高分子表面研究会係

東北高分子ミニフォーラム2000

主 催高分子学会東北支部
日 時3月10日(金) 13:00〜17:30
会 場山形大学工学部中示範C教室(山形県米沢市城南4丁目3-16)
講 演
  1. 高分子ゲルを用いたモーターの開発(山形大工)三俣 哲
  2. サイズ制御されたπ-共役系有機・高分子微結晶の創製と基礎光学特性(東北大反応研)笠井 均
  3. 孔版印刷におけるインキの課題(東北リコー)浅田啓介
  4. 9-ボラビシクロ[3.3.1]ノナンを用いたビニルモノマーの重合(三島学園女子短大)菅野修一
  5. 移動重合を基盤とする新しい多分岐ポリマー合成法の開拓(山形大工)門川淳一
  6. 単糖,オリゴ糖,多糖を化学結合した新規ポリスチレンの分子設計と精密合成(北大地球環境)覚知豊次
参加要領 1)参加費 無料 2)申込方法 FAXまたはE-mailでお申し込み下さい.
申込先 [992-8510]山形県米沢市城南4丁目3-16 山形大学工学部物質工学科 羽場 修 TEL/Fax 0238-26-3091 E-mail: haba@dip.yz.yamagata-u.ac.jp

99-1繊維材料研究会

主題=分子鎖のからみ合いと繊維構造制御
<趣旨>分子鎖のからみ合いは,高分子材料の本質的な特徴と認識されているが,からみ合いの概念,からみ合いの生成・解きほぐしなどに関する解釈は,扱う材料・研究分野によりかなり異なっています.特に,からみ合いが繊維製造プロセスの中でどのような役割りを果たしているか,溶融状態でからみ合い構造の制御は可能かなどについては,必ずしも統一的な見解は得られていません.そこで本研究会では,からみ合いの理解を深めることを目的として,幅広い分野から,からみ合いに関する研究成果を集め平易に解説していただくことにいたしました.さらに講師陣を中心とするパネルディスカッションを行い,からみ合いの高度利用の可能性について議論いたします.
主 催高分子学会 繊維材料研究会
日 時3月14日(火) 10:30〜16:40
会 場東京工業大学百年記念館フェライト会議室(目黒区大岡山区2-12-1 TEL03-3726-1111)03-3253-1771)
<10:30〜12:30>
  1. 屈曲高分子のからみ合い生成とその効果(理科大理)金元哲夫
  2. 分子のからみ合い−レオロジーと成形プロセスの接点(京工繊大)高橋雅興
<13:30〜16:40>
  1. PET繊維・フィルムのからみ合い構造(旭化成)白瀧浩伸
  2. からみ合いの可視化−DNA運動の観察と数値シミュレーション(山形大工)増渕雄一
  3. パネルディスカッション 司会(東理大)金元哲夫 パネラー 講師他
参加要領 1)定員60名 2)参加費 (1)会社5,250円 (2)大学・官公庁3,150円 (3)学生2,100円 (4)繊維材料研究会メンバー 無料 3)申込方法 申込用紙(106頁)に記入しお申し込み下さい.参加証は順次ご送付いたします.
申込先 高分子学会 99-1繊維材料研究会係

99-2高分子の崩壊と安定化研究会

主題=ポリマーの機能化−表面処理技術と安定化
<趣旨>ポリマー材料が本来備えている物性を十分に活用しつつ,さらに種々の機能を付与することは高付加価値ポリマーの開発に関連して重要です.今回の高分子と安定化研究会では,表面処理技術と安定化を通してのポリマーの機能化を主題にし,ポリマー材料の表面分析やその実例などの基礎技術,また表面処理技術や安定化技術に関して,第一線の研究者・技術者の方に興味ある話題や問題点などを紹介・解説していただきます.
蛛@催高分子学会 高分子の崩壊と安定化研究会
協 賛(予定)日本化学会 日本人工臓器学会 日本薬学会 日本バイオマテリアル学会
日 時3月15日(水) 10:00〜16:40
会 場工学院大学新宿校舎28階第1会議室(東京都新宿区西新宿1-24-2 TEL03-3342-1211 交通:新宿駅西口徒歩5分,京王プラザホテル前)
講 演
<10:00〜12:00>
  1. 抗菌剤による高分子材料の高機能化(旭電化)木村凌治
  2. プラスチック材料のコーティング技術と表面処理(日本油脂 コーティングカンパニー塗料研)本田康史
<13:30〜16:40>
  1. 高分子材料の表面分析(UBE科学分析センター)宗山悦博
  2. 塗膜の機能化と安定化(日本ペイント)石倉慎一
  3. プラスチックフィルムの機能化と安定化(東洋紡績)小長谷重次
参加要領 1)定員50名 2)参加費(銀行振込) (1)会社5,250円 (2)大学・官公庁3,150円 (3)学生2,100円 (4)高分子の崩壊と安定化研究会メンバー 無料 3)申込方法 申込書(49頁)に記入しお申し込みください.参加証は発行いたしません.
申込先 高分子学会 高分子の崩壊と安定化研究会係

99-1高分子と水に関する研究会

主題=ここまできた超臨界流体
<趣旨>超臨界流体-気体でもなく,液体でもない,この摩訶不思議な相形態は,すでに種々の産業分野において実用局面を迎えています.しかしその一方で,分子レベルでの構造や物性の理解まではまだ長い道のりを残していると言わねばなりません.超臨界流体の科学的な理解とそれに基づく産業的利用は,「高分子と水」の分野にも深くかかわっており,本研究会の目指す「高分子と水」の総合的な理解と応用に大いに参考になるものと考えられます.今回は,超臨界水の構造・物性の研究や,プラスチックなどのリサイクルへの応用を含む,超臨界流体の研究と利用について,各分野の第一線でご活躍中の講師の方々にお話しをいただきます.本講演会が,超臨界流体という,次世紀での活躍が約束された物質形態について,理解を深める良い機会となることを確信しています.
主 催高分子学会 高分子と水に関する研究会
日 時3月15日(水) 10:00〜16:10
会 場東京工業大学百年記念館フェライト会議室(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL03-3726-1111)
講 演
<10:00〜11:40>
  1. シミュレーションから見た超臨界水−構造と物性(東工大院総合理工)岡崎 進
<13:00〜16:10>
  1. ラマン分光法による超臨界水の解析とそれを利用した新たな反応場の構築(東北工業技研)生島 豊
  2. 分離溶媒としての超臨界流体−可能性と現状(都立大院工)゜長浜邦雄
  3. 超臨界CO2による実用染色(福井大工)堀 照夫
  4. 超臨界水によるケミカルリサイクル−実用化の最前線(神戸製鋼)福里隆一
参加要領 1)定員60名 2)参加費 (1)会社5,250円 (2)大学・官公庁3,150円 (3)学生2,100円 (4)高分子と水に関する研究会メンバー 無料 3)申込方法 申込用紙(49頁)に記入しお申し込みください.参加証は順次ご送付いたします.
申込先 高分子学会 99-1高分子と水に関する研究会係

1999年度反応工学講習会

主題=ポリマーリサイクル技術とシステム Part II
<趣旨>資源循環型社会システムの構築への動きが高まりつつある中で,環境と資源の両面からもポリマーリサイクルの問題も重要な課題としての認識が深まりつつあります.ポリマーリサイクル技術も多くの方法が提案されていますが,その実現に向けては社会システムとして機能させることが問題です.この点に中心をおいて,当研究会ではアセスメントのテーマとして昨年に引き続きこの問題について議論してきました.昨年はその技術とコストを中心にまとめましたが,本年は議論されなかった技術をレポートし,さらに,ポリマーリサイクルを成功させるために何が必要であるかを中心として報告します.
主 催高分子学会 反応工学研究会
協 賛(予定)化学工学会 日本化学会
日 時3月16日(木) 9:50〜17:00
会 場化学会館5階会議室(東京都千代田区神田駿河台1-5 TEL03-3292-6161)
プログラム
<9:50〜11:50>
  1. 高効率廃棄物発電(三菱重工業)西川 進
  2. 廃プラスチックの加圧系ガス化技術(宇部興産)亀田 修
<12:50〜17:00>
  1. プラスチックのリサイクル技術と耐久性(阪市大工)圓藤紀代司
  2. 使用期間考慮型リサイクル評価法(東工大名誉)大島榮次
  3. 環境調和型製品設計指針(農工大院工)尾見信三
  4. 容器包装プラスチックリサイクルの成功への課題(新第一塩ビ顧問)佐伯康治
参加要領 1)定員100名 2)参加費(銀行振込,含協賛学協会員) A:研究レポート「高分子製造プロセスのアセスメント[21]ポリマーリサイクルの技術とシステムについてのアセスメント Part II」を含む (1)会社34,650円 (2)大学・官公庁26,250円 (3)学生23,100円 (49反応工学研究会メンバー (a)会社31,920円 (b)大学・官公庁25,200円 B:聴講のみ (5)会社13,650円 (6)大学・官公庁5,250円 (7)学生2,100円 (8)反応工学研究会メンバー (a)会社10,920円 (b)大学・官公庁4,200円 3)申込方法 申込用紙(49頁)にA, Bいずれかを記入しお申し込みください.参加証は順次ご送付いたします.
申込先 高分子学会 1999年度反応工学講習会係

第18回千葉地区活動若手セミナー

主 催高分子学会関東支部
日 時3月16日(木) 13:00〜17:00
会 場三井化学(株)市原工場 講堂(千葉県市原市千種海岸3 交通:JR内房線姉ヶ崎駅下車海岸出口より車で5分)
講 演
<13:30〜17:00>
  1. ポリマーアロイにおける界面のキャラクタリゼーションと材料物性(東工大院工)扇澤敏明
  2. 重合反応における触媒設計について(東北大院工)宮本 明
懇親会 講演会終了娯,
参加要領 1)参加費1,000円(当日受付) 2)懇親会費3,000円(当日受付) 3)申込方法 氏名,所属,連絡先を明記の上,下記宛お申し込み下さい.4)申込締切 2月29日(火)
申込先 [290-8588]千葉県市原市五井南海岸6番地 電気化学工業(株)千葉工場研究部 寺本勝彦 TEL0436-21-6166 Fax 0436-21-7233

99-6ポリマーフロンティア21

主題=精密分子構造体・集合体で何ができるか?−新しい機能性材料を求めて−
<趣旨>弱い相互作用による低分子の集合体や球状,星状,らせん状などの特殊な構造をした化合物群が最近多くの研究者の関心を集めています.当初,その特異な合成法や,構造体の形に向けられた関心は,いまやその機能,性能へと目が向けられ,いかに役立つ材料となるかが最大の課題となっています.本講演においてはこれらの各素材にスポットを当て,機能化,材料化へ向けてその成果と今後の展望についてご講演いただきます.
主 催高分子学会 行事委員会
協 賛化学工学会 強化プラスチック協会 繊維学会 日本化学会 日本ゴム協会 日本合成樹脂技術協会 プラスチック成形加工学会 日本材料学会 有機合成化学協会
日 時3月17日(金) 9:45〜17:00
会 場国立教育会館6階 中会議室(東京都千代田区霞ヶ関1-3 TEL03-3580-7151 交通:地下鉄銀座線虎ノ門駅下車5番出口すぐ)
プログラム
<9:45〜11:45>
  1. 芳香族デンドリティック高分子の合成と性質(東工大院理工)柿本雅明
  2. ナノチューブの生成と構造(日本電気)飯島澄男
<12:45〜17:00>
  1. オイルゲル化剤の開発とゲル化のドライビングフォース(信州大繊維)英 謙二
  2. 有機ゼオライト(九大有機化学基礎研究セ)青山安宏
  3. 繊維状自己組織化ポリマー(物質研)清水敏美
  4. 自己集合による孤立空間構築と機能発現(名大院工)藤田 誠
参加要領 1)定員100名 2)参加費 会員(含協賛学協会員) (1)会社21,000円,(2)大学・官公庁10,500円,(3)学生・ゴールド・シルバー3,150円 3)申込方法 申込用紙(49頁)に記入しお申し込みください.参加証は順次発行いたします.
申込先 高分子学会 99-6ポリマーフロンティア21係

99-1高分子ABC研究会(第15回)

主題=今世紀にわかったこと,わからなかったこと
<趣旨>ポリマーアロイ・ブレンドの歴史は,1947年のAN/NBRおよびPVC/NBRブレンド系にまで遡ることができます.その後,さまざまなポリマーアロイが開発されてきました.ポリマーアロイ・ブレンドの性質はその相構造と深くかかわっております.ポリマーアロイ・ブレンドの歴史から見れば比較的最近になって,高分子/高分子系の相互溶解性や相分離機構,相構造に関する研究が著しく進歩しており,新しい相構造も見出されております.こうした進歩が次世代のポリマーアロイ・ブレンドにつながるものと考えられます. そこで20世紀最後の年にあたり,相分離機構や相構造形成に焦点をあてて,「今世紀にわかったこと,わからなかったこと」を考える研究会を企画しました.21世紀に向けて活発な討議を期待しております.
主 催高分子学会 高分子ABC研究会
日 時3月17日(金) 10:00〜16:10
会 場東京工業大学百年記念館フェライト会議室(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL03-3726-1111)
プログラム
<10:00〜12:00>
  1. 流動場における相溶性と相分離(東工大院理工)扇澤敏明
  2. 結晶性高分子どうしのブレンド(三井・デュポンフロロケミカル)李 庭昌
<13:00〜16:10>
  1. ブロックコポリマーのミクロ相構造(京大院工)長谷川博一
  2. リアクティブプロセッシング (住友化学 石油化学品研) 眞田 隆
  3. 二層構造塗料(関西ペイント)村瀬平八
参加要領 1)定員60名 2)参加費(銀行振込) (1)会社5,250円 (2)大学・官公庁3,150円 (3)学生2,100円 (4)高分子ABC研究会メンバー 無料 3)申込方法 申込用紙(49頁)に記入しお申し込みください.参加証は順次ご送付いたします.
申込先 高分子学会 99-1高分子ABC研究会係

99-2セパレーションズ サイエンス&テクノロジー(SST)研究会

主題=20世紀に残された膜の問題
主 催高分子学会 SST研究会
日 時3月17日(金)18:00〜 18日(土)12:00
会 場KKR 鎌倉「わかみや」(鎌倉市由比が浜4-6-13 TEL0467-25-4321) 
第1日=3月17日
<18:00〜21:00>
懇親会&討論「世界における最近の膜研究の動向」
話題提供(東工大院理工)谷岡明彦
第2日=3月18日
<9:00〜10:00>
「20世紀に残された膜の問題」話題提供(日東電工)川崎睦男
<10:00〜12:00>
討論「21世紀には何を解決すべきか」
参加要領 1)定員20名 2)参加費(宿泊費,懇親会費・消費税込) (1)30,000円 (2)SST研究会メンバー 20,000円 3)申込方法 申込用紙(106頁)に記入しお申し込み下さい.4)申込締切 2月18日(金)
申込先 高分子学会 99-2 SST研究会係

99-4接着と塗装研究会

主題=塗料・接着剤の世界動向
<趣旨>弱い相互作用による低分子の集合体や球状,星状,らせん状などの特殊な構造をした化合物群が最近多くの研究者の関心を集めています.当初,その特異な合成法や,構造体の形に向けられた関心は,いまやその機能,性能へと目が向けられ,いかに役立つ材料となるかが最大の課題となっています.本講演においてはこれらの各素材にスポットを当て,機能化,材料化へ向けてその成果と今後の展望についてご講演いただきます.
主 催高分子学会 接着と塗装研究会
日 時3月23日(木) 10:00〜16:30
会 場東京医科歯科大学生体材料工学研究所3階会議室(東京都千代田区神田駿河台2-3-10 TEL03-5280-8000 交通:JRお茶の水駅「西口」(駿河台方面)下車,交番横の道を水道橋方面に向かって徒歩3分)
プログラム
<10:00〜12:00>
  1. アジアにおける日本の塗料技術の役割と展望−成長が期待される粉体塗料(高橋技術士事務所)高橋誠一
  2. 次世代に向けての機能性接着剤の開発(住友スリーエム)川手恒一郎
<13:10〜16:30>
  1. ポリウレタン塗料の世界の現状と今後の動向(住友バイエルウレタン)桐原 修
  2. 水系塗料−水を使うからできること(もと関西ペイント)中山雍晴
  3. UV誘導体型ポリマーの最新の開発状況(フュージョンUVシステムズ・ジャパン)Sonny Jonsson
参加要領 1)定員50名 2)参加費(銀行振込) (1)会社5,250円 (2)大学・官公庁3,150円 (3)学生2,100円 (4)接着と塗装研究会メンバー 無料 3)申込方法 申込用紙(49頁)に記入しお申し込みください.参加証は発行いたしません.
申込先 高分子学会 99-4接着と塗装研究会係

99-3エコマテリアル研究会

主 催高分子学会 エコマテリアル研究会
日 時3月23日(木) 13:30〜17:00
会 場上智大学中央図書館棟812会議室(東京都千代田区紀尾井町7-1 交通:JR 中央線・総武線,地下鉄 丸ノ内線・南北線 ともに四谷駅下車,徒歩5分)
プログラム
<13:30〜17:00>
  1. ポリエチレンの微生物分解について(化学物質評価研究機構)大武義人
  2. 「セルグリーン」について(ダイセル化学)伊藤正則
  3. ポリブチレンサクシネート系生分解性樹脂「ビオノーレ」の成形加工性と用途開発(昭和電工)今泉光博
  4. 「LACEA」の市場開発(三井化学マテリアルサイエンス研)゜大淵省二
参加要領 1)定員60名 2)参加費(銀行振込) (1)会社3,150円 (2)大学・官公庁2,100円 (3)学生1,050円 (4)研究会メンバー 無料 3)申込方法 申込用紙(49頁)に記入しお申し込みください.参加証は順次ご送付いたします.
申込先 高分子学会 エコマテリアル研究会係

第13回精密重合フォーラム討論会

主題=精密合成されたポリマーの機能評価と応用(2)
<趣旨>日本化学会と高分子学会の共同組織である「高分子懇談会」は通産省プロジェクト“独創的高機能材料創製技術”の中の『精密触媒重合』『縮合系精密構造制御』『多次元空間ポリマー』の3プロジェクトに対し学会側の立場から側面的に支援しており,プロジェクト関連分野ならびに周辺領域分野の研究動向を把握するために研究技術動向調査のほか,シンポジウム,フォーラム討論会を開催しています.平成11年度は「高分子学会高分子討論会」および「日本化学会第78春季年会」の会期を利用して連続フォーラム討論会を開催し,関連分野を含む当該研究の現状,課題,将来展望について産・学・官の研究者により幅広く討議します.
主 催日本化学会・高分子学会 高分子懇談会
日 時3月30日(木) 10 : 00〜16 : 50
会 場日本大学船橋キャンパス(船橋市習志野台7-24-1)
参加申込締切 定員(200名)なり次第
講 演
<10 : 00〜12 : 00>
  1. デンドリマーを用いるナノマテリアルサイエンス(東大院工)相田卓三
  2. 精密重合されたポリシランとその機能(東理大工)桜井英樹
<13 : 00〜16 : 50>
  1. π共役系オリゴマー・ポリマーの合成と物性・機能(阪大院工)城田靖彦
  2. 単一・少数分子系におけるナノレベル機能評価と分子ナノ電子デバイスへの展開(京大院工)松重和美
  3. 精密重合された親水性・疎水性ブロック共重合体の医用材料への応用(テルモ研究開発セ・東工大院工)野尻知里・千秋和久・中浜精一
  4. 精密ポリマーとしてのDNAの機能材料化(東工大院生命理工)岡畑恵雄
Q加要領 1)定員200名 2)参加費 無料 3)申込方法 「第13回精密重合フォーラム討論会」と題記し,氏名,勤務先,連絡先住所・電話・FAX,メールを明記の上,はがき,FAXまたはE-mailでお申し込み下さい.申込者には参加証を送付します.
申込先 [101-0062]東京都千代田区神田駿河台1-5 日本化学会内 高分子懇談会 TEL03-3292-6162 Fax 03-3292-6318 E-mail: imai@chemistry.or.jp