2000年12月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

December


第38回高分子と水に関する討論会

主 催 高分子学会 高分子と水に関する研究会
協 賛(予定) 応用物理学会 化学工学会 繊維学会 電気化学会 電気学会 日本化学会 日本食品工業学会 日本農芸化学会 日本機械学会 日本鉄鋼協会 日本膜学会 日本水環境学会 日本薬学会 日本分析化学会
日 時 12月1日 (金)9:30〜17:48
会 場 東京工業大学百年記念館フェライト会議室(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL 03-3726-1111)
プログラム(1件18分:研究発表12分,討論6分)
<9:30〜10:06> [座長 箕浦憲彦]
  1. アガロース/水溶性高分子ブレンド膜によるMeOH/MTBEの浸透気化分離(京工繊大)°吉川正和・藤目純子・吉岡孝浩・村上 章
  2. ポリフッ素化アルキルメタクリレート粉末を充填したポリ(1-トリメチルシリル-1-プロピン)膜のパーベーパレーション(神奈川県環境科学セ)°三島聡子,(明治大理工)仲川 勤
<10:06〜10:42> [座長 吉川正和]
  1. パーベーパレーション法におけるポリ[1-(トリメチルシリル)-1-プロピン]改質膜による揮発性有機化合物に対する分離特性(明治大理工)°鎌田剛生・仲川 勤
  2. 糖鎖含有高分子膜の合成とその低分子透過性(明治大理工)°田中 哲・高橋周一・平田雄一・仲川 勤
<10:42〜11:18> [座長 神谷義紀]
  1. N-イソプロピルアクリルアミド-スチレンジブロックポリマー膜の感熱特性と酸素透過性(物質研)°箕浦憲彦・高橋育子・長屋次郎・Kalluri Prabhavathi
  2. 側鎖長の異なる液晶性低密度ポリエステルの気体収着特性(名工大工)°塚原光博・吉水広明・木下隆利・辻田義治
<11:18〜11:54> [座長 辻田義治]
  1. ゴム状高分子中のガス拡散(物質研)°神谷義紀・寺田克彦・溝口敬信,(都立大院理)戸井啓雄
  2. 水素化ニトリル-ブタジエンゴム/気体系の溶解,膨張とその速度過程(都立大院理)°古木利永子・戸井啓雄,(物質研)神谷義紀
<13:00〜13:36> [座長 戸井啓雄]
  1. A Detailed Study on Mesophase Formed from Syndiotactic Polystyrene-Toluene Complex(名工大工)°Amutha Rani・山本裕輔・吉水広明・辻田義治・木下隆利
  2. 含水ポリウレタンカチオノマーの構造と物性(長崎大環境)°平岡教子・横山哲夫
<13:36〜14:12> [座長 平岡教子]
  1. ウラニン固定化ナイロンにおける蛍光・消光現象に及ぼす水素イオン濃度の効果(東工大院理工)°小林和宏・谷岡明彦
  2. ホスホン酸系陽イオン交換膜を通しての熱浸透(信州大工)°坪内 誠・清野竜太郎・田坂雅保,(アストム)鍵山安広,(山口大工)佐田俊勝
<14:12〜14:48> [座長 小野博文]
  1. バイポーラ膜/アルコール系における電流-電圧曲線とその生成物(東工大院理工)°大西伸幸・大崎寿久・皆川美江・谷岡明彦
  2. 陰イオン交換膜中の水の状態と物質透過(信州大工)°堀 大祐・林 恭之・清野竜太郎・田坂雅保,(山口大工)佐田俊勝
<14:48〜15:24> [座長 谷岡明彦]
  1. イオン交換樹脂内の水のX線構造解析(オルガノ)°山中弘次,(山形大理)亀田恭男
  2. 含水高分子ゲルのイオン種特異的膨潤挙動(東工大院理工)°牟田 元・山中 享.佐藤 満
<15:24〜16:00> [座長 平 和雄]
  1. 赤外分光法による含水高分子ゲルのイオン種・溶媒種特異的膨潤挙動の解析(東工大院理工)°石田浩二・牟田 元・山中 享・佐藤 満
  2. 多糖ゲルの原理(琉球大農)田幸正邦
<16:00〜16:36> [座長 樋口亜紺]
  1. FT-IRと分子軌道計算によるポリエチレングリコール収着水の解析(富山大工)北野博巳・市川 見,(兵庫教育大)°福田光完
  2. 新規微粒子ゲル材料-透明セルロースハイドロゲル(TCG)のゲル特性と水の状態(旭化成)°小野博文・本郷智子・嶌谷芳彦・山根千弘
<16:36〜17:12> [座長 福田光完]
  1. エチレン・ビニルアルコール共重合体と水との相互作用に関する研究(関西新技研)°岩本令吉,(クラレ)網屋繁俊,(日本合成化学)斉藤鷹逸郎
  2. NMR法による多糖溶液の水和挙動に関する研究(東京水産大)°松川真吾・阿部絹子・岡田 亮・渡部徳子
<17:12〜17:48> [座長 佐藤 満]
  1. NMR法によるプルラン水溶液における水和構造,およびダイナミックスに関する研究(東京水産大)°岡田 亮・林 裕希・松川真吾・渡部徳子
  2. 分子動力学シミュレーションによるエチレン-ビニルアルコール共重合体の収着水の解析(兵庫教育大)福田光完
参加要領 1)定員100名 2)参加費(銀行振込,含協賛学協会員) (1)会社・大学・官公庁4,200円 (2)学生2,100円 (3)高分子と水に関する研究会メンバー 3,150円 3)申込方法 申込用紙(761頁)に記入し,お申し込み下さい.参加証は順次ご送付いたします.
申込先 高分子学会 第38回高分子と水に関する討論会係

東北支部会員増強地区講演会

主題=新しい高分子研究の方向
<趣旨>高専・大学の学生および地域の産官学の関係者の方々に対して,高分子研究の面白さと最近の動向例を,わかりやすく紹介していただきます.
主 催 高分子学会東北支部
日 時 12月1日(金)14 : 00〜16 : 00
会 場 八戸工業高等専門学校合併教室(八戸市田面木字上野平16-1)
講 演
  1. 酵素を用いる機能性オリゴ糖の合成(東北大院工)正田晋一郎
  2. 分子間・表面間の相互作用をナノメートルレンジで直接測る(東北大反応研)栗原和枝
参加要領 参加費 無料(当日受付)
連絡先 [039-1192]八戸市田面木字上野平16-1 八戸工業高等専門学校 嶋野安雄 TEL/FAX 0178-27-7290 E-mail:shimano-c@hachinohe-ct.ac.jp

平成12年度九州地区高分子特別講演会および工場見学会

主 催 高分子学会九州支部
日 時 12月1日(金) 9 : 00〜15 : 00
会 場 講演会:国分シビックセンタ−(国分市中央3丁目45-1 TEL 0995-45-5111)/工場見学会:京セラ(株)鹿児島国分工場(国分市山下町1-1 TEL 0995-46-1110)
プログラム
<9 : 00〜12 : 00> 講演会
  1. 九州支部若手奨励賞受賞講演(3件)
  2. 特別講演
    1. 京セラの研究開発 (京セラ 総研)古賀和憲
    2. コア・コロナ型高分子ナノスフェアを用いるエイズワクチンの開発(鹿児島大工)明石 満
    3. 醸造と環境の調和 (霧島高原ビ−ル)山元正博
<13 : 00〜15 : 00> 工場見学会(京セラ 鹿児島国分工場)
参加要領 会員無料(当日受付)
連絡先 [852-8521]長崎市文京町1-14 長崎大学工学部応用化学科 中嶋直敏 TEL/FAX 095-847-9896 E-mail:nakasima@net.nagasaki-u.ac.jp

平成12年度岡山地区定例高分子講演会

主 催 高分子学会中国四国支部 岡山地区高分子懇話会
日 時 12月1日(金)13:30〜17:50
会 場 水島サロン(岡山県倉敷市水島東千鳥町1-50 TEL 086-444-1936)
講 演
<13:30〜17:50>
  1. 高分子分析の最近の進歩(アクトリサーチ)高山 森
  2. 再生医療でのバイオポリマーの役割(京大再生医科学研)岩田博夫
  3. 水系塗料の研究開発状況(関西ペイント製品研)井上 裕
  4. 21世紀の高分子研究の方向(東工大院理工)中浜精一
参加要領 1)定員100名 2)参加費 無料 3)申込方法 E-mail, ハガキまたはFAXでお申し込み下さい.
申込先 [701-1221]岡山市芳賀5301 岡山県新技術振興財団 湯浅光行 TEL 086-286-9651 FAX 086-286-9676 E-mail: myuasa@optic.or.jp

第55回高分子若手研究会[関西]

主題=21世紀のポリマーサイエンス&テクノロジー -固定概念を打ち破る研究・開発-
<趣旨>本研究会では,各方面でご活躍の先生方に現在展開中の研究と21世紀に向けた展望を講演していただきます.また,参加者全員が自由に討論する時間を設け,専門分野にとどまらない積極的な意見交換や交流を通して,研究の着眼点や展開方法を学んでいただくよう企画いたしました.若手研究者,学生の皆さまの積極的な参加を期待しています.
主 催 高分子学会 高分子若手研究会[関西]
日 時 12月2日(土)10:00〜19:00
会 場 関西大学 百周年記念会館(吹田市山手町3-3-35 TEL 06-6386-3008 交通:阪急電車千里線関大前駅下車 徒歩2分)
プログラム
<10:00〜16:45>
  1. ラジカル重合,高分子合成,そして有機固体化学(阪市大工)松本章一
  2. 遺伝子発現を用いた細胞の高分子認識評価(国立循環器病セ)岸田晶夫
  3. 高分子秩序構造形成の分子機構(阪大院理)田代孝二
  4. 合成高分子の熱変性モデルへの新しい試み-光学活性な新規高分子の合成とその感温特性(京工繊大繊維)青木隆史
  5. 自己組織化マテリアル―液晶・ゲルの階層化と動的機能化(東大院工)加藤隆史
<16:45〜17:30> 講師と参加者による徹底討論会
    「21世紀のポリマーサイエンス&テクノロジーについて」
<17:30〜19:00> 懇親会
参加要領 1)定員150名 2)参加費 無料 3)懇親会費2,000円 4)申込方法 氏名,所属,連絡先,懇親会参加の有無を明記し,E-mail, FAXまたはハガキでお申し込み下さい.5)申込締切 11月3日(金)
申込先 [564-8680]吹田市山手町3-3-35 関西大学工学部教養化学 宮田隆志 TEX 06-6368-0949 FAX 06-6330-3770 E-mail:tmiyata@ipcku.kansai-u.ac.jp

2000年度高分子の崩壊と安定化研究討論会

<趣旨>「高分子の崩壊と安定化」に関連する研究課題は,高分子分解反応の速度論と機構論を基礎として,高分子材料の劣化評価と寿命予測の方法論,汎用プラスチックの安定化技術と安定剤の開発,高分子材料の高機能化に向けた技術展開から,さらには高分子の難燃化やリサイクルの技術ならびに関連添加剤の開発まで,きわめて広汎で多岐にわたっています.高分子の崩壊と安定化討論会は,これらの課題について基礎研究だけでなく,応用技術の展開,あるいは未完成でも興味ある結果や考え方を発表するフォーラムとして活用されてきました.今年も多数の研究者・技術者のご参加を得て,活発な討論と交流の輪が拡がることを期待しています.
主 催 高分子学会 高分子の崩壊と安定化研究会
協 賛(予定) 日本化学会 日本合成樹脂技術協会 強化プラスチック協会 化学工学会
日 時 12月8日(金)10:00〜16:30
会 場 工学院大学新宿校舎28階会議室(東京都新宿区西新宿1-24-2 TEL 03-3342-1211 交通:JR新宿駅西口 徒歩5分,京王プラザホテル前)
プログラム (研究発表15分・討論5分)
<10:00〜11:00> [座長 西本清一]
  1. PPラミネートフィルムの光劣化挙動に関する研究(出光石油化学)°田村 聡・東  泰・西岡利勝,(大同工大)鳥飼章子
  2. 二酸化チタン-シリカ複合薄膜によるポリスチレンの光触媒酸化(群馬大工)°黒田真一・宮下喜好・駒場輝子・久保田仁,(市光工業)生方 勉
  3. 146 nm光によるアクリル系およびスチレン系ポリマーの分解(阪府大院工)°白井正充・篠塚豊史・角岡正弘
<11:00〜12:00> [座長 白井正充]
  1. 直鎖状高分子量エポキシ重合体の光・熱劣化(神奈川大理)°渋澤 大・大石不二夫・永井靖隆・西本右子
  2. ポリカーボネート複合系の熱分解とFoxの式への適用(東北ムネカタ)°日下石 進・大橋佳奈・紺野慎行
  3. ABS樹脂の熱分解とリサイクル性(松下通信)°斎藤幸広・佐々木 努,(都立大院工)吉田博久
<13:20〜14:20> [座長 東  泰]
  1. ヒンダ-ドアミン末端修飾型ポリエチレンの合成とその光酸化防止効果の検討(北陸先端大)°中谷久之・開発信和・寺野 稔
  2. ポリプロピレン(PP)の耐熱性におけるヒンダードアミン系光安定剤(HALS)の挙動(旭電化工業)°綾部敬士・根岸由典・福島 充・飛田悦男・春名 徹
  3. HALSの過酸化物分解反応(工学院大工)大勝靖一・°山下浩司
<14:20〜15:20> [座長 春名 徹]
  1. o-アリルフェノール誘導体の酸化防止活性におよぼす置換基の効果 (工学院大工)大勝靖一・°大和 貢
  2. 多価フェノールによるポリカーボネートの熱安定化(東北ムネカタ)°日下石 進・大橋佳奈
  3. 新規リン系加工安定剤GSY-P101の配合効果(吉富ファインケミカル)尾崎善弘・堀江松一・井上 健
<15:30〜16:30> [座長 大勝靖一]
  1. ポリカーボネートの加水分解の抑制(東北ムネカタ)°大橋佳奈・日下石 進
  2. 電子線架橋ポリプロピレンの力学的性質(京大院工)上山達生・升田利史郎・西本清一,(京大院理)網田富士嗣・梶本興亜,(住友電工)宿島悟志・上野山眞代・早味 宏
  3. 超耐放射線材料の開発-微細アルミ箔の役割(日本文理大工)°大西靖彦,(原研那珂)大川慶直,(東洋アルミニウム)加藤晴三,(明電舎)長沢 清,(ポリプラスチックス)岡田常義,(クラレ)西面憲二,(日石三菱石油)板野文裕,(関電工)村野桂大,(原研高崎)八木敏明・森田洋右・瀬口忠男
<17:00〜19:00>  ミキサー 
Q加要領 1)定員100名 2)参加費(含協賛学協会員・銀行振込) (1)会社・大学・官公庁4,200円 (2)学生2,100円 (3)崩壊と安定化研究会メンバー3,360円 3)ミキサー会費3,000円 4)申込方法 申込用紙(761頁)にミキサーの参加の有無を記入し,お申し込み下さい.参加証は順次ご送付いたします.
申込先 高分子学会 2000年度高分子の崩壊と安定化研究討論会係

第10回プラスチックリサイクル研究会講演会

主題=リサイクル最前線2000年
<趣旨>本講演会では,持続可能な循環型社会構築へ向けたリサイクル関連制度,政策動向,プラスチックリサイクルを支える新技術開発動向,経済性などについての講演を企画いたしました.
主 催 高分子学会 プラスチックリサイクル研究会
協 賛 日本化学会
日 時 12月8日(金)10:00〜17:00
会 場 総評会館201会議室(東京都千代田区神田駿河台3-2-11 TEL 03-3251-0350)
講 演
<10:00〜12:00>
  1. 持続可能な循環型社会構築へ向けたリサイクル関連制度と政策動向(クリーン・ジャパン・センター)田熊靖久
  2. 自動車用プラスチックのリサイクルの考え方(本田技研 栃木研)須佐大輔
<13:00〜17:00>
  1. 家電用プラスチックのリサイクルの現状(三菱電機 先端総合研)佐能宗治
  2. 容器包装リサイクル法の現状
    1. 容器包装リサイクル法の実施経過(プラスチック容器包装リサイクル推進協議会)日向寺昭夫
    2. 容器包装リサイクル法施行に伴う油化の現状(東芝 情報・社会システム社)荻原 栄
    3. 容器包装リサイクル法施行に伴う高炉原料化の現状(日本鋼管 新規事業セ)脇元一政
    4. 容器包装リサイクル法施行に伴うガス化の現状(宇部興産)亀田 修
参加要領 1)定員70名 2)参加費(銀行振込) (1)会社13,650円 (2)大学・官公庁5,250円 (3)学生,ゴールド・シルバー2,100円 (4)プラスチックリサイクル研究会メンバー (a)会社10,500円 (b)大学・官公庁4,200円 3)申込方法 申込用紙(761頁)に記入し,お申し込み下さい.参加証は順次ご送付します.
申込先 高分子学会 第10回プラスチックリサイクル研究会講演会係

第94回東海高分子研究会講演会

主題=分子設計と材料設計
主 催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会
日 時 12月9日(土)13 : 30〜16 : 30
会 場 名古屋工業大学2号館W講義室(名古屋市昭和区御器所町 TEL 052-735-7159 交通: JR中央線または地下鉄鶴舞駅下車 いずれも徒歩10分)
講 演
  1. 電場下における高分子ブレンド/ブロック共重合体メルトの構造形成ダイナミクス(名大院工)谷口貴志
  2. グラフト共重合体の固体凝集構造(東工大院理工)猪股克弘
参加要領 )定員45名 1)参加費 無料 2)申込方法 氏名,勤務先,連絡先,電話番号を明記し,E-mailでお申し込み下さい.3)申込締切 12月1日(金)
申込先 [466-8555]名古屋市昭和区御器所町 名古屋工業大学大学院都市循環システム工学専攻 高須昭則 TEL 052-735-7159 FAX 052-735-5488 E-mail:takasu@mse.nitech.ac.jp

第5回高分子計算機科学研究会講座

主題=一日でわかる分子計算ソフトの最前線
<趣旨>分子計算は,高分子材料の物性を化学構造との関連から解析,予測していくための不可欠なツールを提供すると期待されています.ハードウェアとソフトウェアの進歩により,低分子,あるいは小規模なモデルでは,手軽に驚くほどの精度で計算を行うことが可能となり,タンパク質モデリングやドラッグデザインにおいては,すでに必須の研究手段となっています.近年では,バルク状態モデルやメソスケールレベルのシミュレーションも急速に進歩し,材料設計を対象とした大規模モデルでの実用的な計算への展開が進んでいます.
本講座では,このような分子計算の最新動向をできうるかぎり網羅し,「今,何が計算できるようになっているのか」と同時に「今後,何が計算できるようになるのか」,「どのような使い方ができるようになってくるのか」を把握することを狙っています.高分子分野のみならず,分子計算のこれからの動向に興味をもたれる方,有効活用を図っておられる方,新規に導入を考えておられる方,さらには計算ツールの開発を進めておられる方などの積極的な参加を期待します.
主 催 高分子学会 高分子計算機科学研究会
協 賛 日本化学会
日 時 12月11日(月)10:00〜17:20
会 場 総評会館402会議室(東京都千代田区神田駿河台3-2-11 TEL 03-3251-0384)
講 演
<10:00〜12:30>
  1. 分子動力学計算の新展開:凝集系における量子動力学(東工大院総合理工)岡崎 進
  2. 軌道相互作用のおもしろさ:LUMMOXによる触媒反応解析(住友化学筑波研)志賀 昭信
  3. 材料設計における分子計算:ベンチサイドコンピューティングの最前線(融合研)長嶋雲平
<13:30〜16:15>
  1. 計算化学ソフトウエアの最新動向:オーバービュー(化学工業日報)黒坂 厚
  2. MOPAC2000の最新動向(富士通)鮫島圭一郎
  3. Q-Chemの最新動向(ケイ・ジー・ティー)清水英樹
  4. Nanoboxの最新動向(ナノシミュレーション)桑島 聖
  5. CACheの最新動向(富士通)沢田宗孝
  6. Materials Studio の最新動向(菱化システム)後藤純一
<16:20〜17:20>
  1. 総合討論   司会:(豊田中研)兵頭志明,パネラー:講師
参加要領 1)定員50名 2)参加費(銀行振込,含協賛学協会員) (1)会社13,650円 (2)大学・官公庁5,250円 (3)学生,ゴールド・シルバー2,100円 (4)高分子計算機科学研究会メンバー (a)会社10,500円 (b)大学・官公庁4,200円 3)申込方法 申込用紙(761頁)に記入し,お申し込み下さい.参加証は順次ご送付いたします.
申込先 高分子学会 第5回高分子計算機科学研究会講座係