2002年10月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2002年10月主催行事


02-1バイオ・高分子研究会

主題=「学」から「産」へ:起業の先駆者たち
<趣旨>大学教員は社会が必要とする教育水準の維持を責務とし,その教育活動と連動した社会の遊びとして,自由な基礎研究を行うことが容認されてきた。大学進学者が 20% 未満の,古き良きフンボルト的大学観の時代のことである。今や大学は,進学率の増加とともに教育産業の一環に組み込まれようとし,基礎研究でさえも経済効果を過大に期待される時代に突入した。基礎研究至上論と産学連携推進論。多様性という美辞麗句の中でこれらの止揚概念の確立がもやの中にかすんでいる。日ごろのフラストレーションを発散させる研究会にしたいと考えて,すでに走り出した方々をお招きして話を伺い,議論する企画を立てました。多くの方の参加を歓迎いたします。
蛛@催 高分子学会 バイオ・高分子研究会
日 時 10月4日(金) 19 : 00〜 5日(土) 15 : 00(高分子討論会最終日から)
会 場 瀬戸内海国立公園 めかり山荘
(北九州市門司区大字門司3270-8-3めかり公園内 TEL: 093-321-5538)
交 通 JR門司港駅から車で10分
プログラム
第1日=10月4日 
<19 : 00〜> 懇親会
第2日=10月5日
<9 : 00〜12 : 00>
  1. 高効率合成による材料としてのペプチド-最近の研究から,臨床応用を目指した材料とセンサーチップの開発-(ハイペップ研究所)軒原清史
  2. ポリ乳酸のケミカルリサイクルと食品リサイクルへの応用(九工大院生命体)白井義人
  3. バイオ産業における化学屋さん(ジーンアクト)盛 健也
<13 : 00〜15 : 00>
  1. バイオ高分子研究をシーズにしたベンチャー起業(鹿児島大院理工)明石 満
  2. DNAチップビジネス(九大院工)竹中繁織
参加要領 1)定員50名
2)参加費(銀行振込)(1)会社5,250円 (2)大学・官公庁3,150円 (3)学生2,100円 (4)バイオ・高分子研究会メンバー 無料
3)宿泊費(1泊3食付)12,000円,宿泊せず5日の昼食のみをご希望の場合1,000円 なお,宿泊費,昼食代は当日払いです。振り込みでの支払いはご遠慮下さい。懇親会は,研究会開催の前日(10月4日)19 : 00から開催します。できるだけ4日からご参加下さい。
4)申込方法 申込用紙(714頁)に懇親会・宿泊・昼食の有無を書き添えて,FAXまたは郵送で送付の上,参加費用をご送金下さい。
5)申込締切8月30日(金)
連絡先 [808-0196]北九州市若松区ひびきの2-4
九州工業大学大学院生命体工学研究科 西野憲和 
FAX: 093-695-6061 E-mail: nishino@life.kyutech.ac.jp
申込先 高分子学会 バイオ・高分子研究会係

第14回NMR研究会講座

主題=基礎と応用コース
<趣旨>NMRは近年,高分子の分析,構造解析の分野でますます重要となってきています。NMR研究会は1989年よりNMRに関心をもつ人,NMRを使用している人で最新の技術を学びたい人などを対象に,初心者を対象としたビギナーコースや経験者を対象としたアドバンストコースを開催してきました。本年は昨年と同様,「基礎と応用コース」として,応用例に基礎的な解析も含め,実際のNMR測定上の問題点や注意点を含んだ内容で構成しました。普段何気なく使っているNMRパラメーターの意味,応用する上で忘れてはならない基礎的な事項や測定の原理ならびに応用技術,測定上の問題点や注意点などを,NMRに携わる人のためにわかりやすく解説します。さらに,最新のNMR装置と新技術についての紹介を加え,NMRをこれから使おうとしている人や使い始めて日の浅い人たちにとってもNMRでどのようなことがわかり,どう使われているかがわかるように配慮して企画しました。経験の深浅を問わず,多数の受講を歓迎します。
主 催 高分子学会 NMR研究会
協 賛 日本化学会(予定)
日 時 10月10日(木) 10 : 20〜16 : 40
会 場 東京工業大学百年記念館フェライト会議室
(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL: 03-3726-1111)
交 通 東急目黒線・大井町線 大岡山駅下車 徒歩約1分
講 演
<10 : 20〜12 : 00>
  1. NMRのこれまでとこれから(東工大名誉教授)中條利一郎
  2. 溶液NMRの基礎(味の素ライフサイエンス研)鈴木榮一郎
<13 : 00〜16 : 40>
  1. 溶液NMRの応用(三井化学分析セ)水野 章
  2. 固体NMRの基礎(横浜国大院工)内藤 晶
<コーヒーブレイク>
  1. 固体NMRの応用(東レリサーチセ)三輪優子
  2. 分光計の原理と最近の進歩(バリアン テクノロジーズ ジャパン)芦田 淳
Q加要領 1)定員100名
2)参加費 (1)会社13,650円 (2)大学・官公庁7,350円 (3)学生2,100円 (4)NMR研究会メンバー a)会社10,500円 b)大学・官公庁5,250円
3)申込方法 申込書(714頁)に記入し,FAXまたは郵送で送付の上,参加費用をご送金下さい。
申込先 高分子学会 NMR研究会講座係

第28回高分子材料と加工研究会講座

主題=自動車に応用される高分子材料と加工
<趣旨>多種多様な高分子材料が自動車に応用されています。材料そのものの特性と成形加工の両方の技術が相まって最終的に自動車部品として採用されます。本講座では,材料と成形加工の両者の重要性について再認識すべく,お話を聞き,その後各種の応用例についての講義を伺います。高分子の今後の実用的応用のために,是非とも積極的にご参加いただくことを期待します。
主 催 高分子学会 高分子材料と加工研究会
協 賛 (予定)自動車技術会 日本化学会 日本ゴム協会 日本材料学会 日本セラミックス協会 プラスチック成形加工学会
日 時 10月11日(金) 10 : 00〜17 : 00
会 場 東京工業大学百年記念館フェライト会議室
(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL: 03-3726-1111)
プログラム
<10 : 00〜12 : 00>
  1. 自動車に用いられる熱可塑性樹脂とその加工方法(旭化成)田中裕二
  2. 音振と効きフィーリングを両立させたブレーキ摩擦材の開発(日産自動車)両角宏喜
<13 : 00〜17 : 00>
  1. 蘇生化PETの開発(山形大工)栗山 卓
  2. 高分子材料のスクラッチ特性評価(山形大工)小滝雅也
  3. 燃料電池自動車の開発(日本自動車研究所)前田 啓
  4. エネルギー吸収部材としての高分子複合材料(京工繊大院工芸)濱田泰以
参加要領 1)定員80名
2)参加費(銀行振込) (1)会社13,650円 (2)大学・官公庁7,350円 (3)学生・ゴールド・シルバー 3,150円 (4)研究会メンバー a)会社10,500円 b)大学・官公庁5,250円
3)申込方法 申込書(714頁)に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費用をご送金下さい(参加費用は10月末日までにご送金下さい)。参加証と請求書(希望者のみ)は開催約1カ月前から順次ご送付いたします。
申込先 高分子学会 第28回高分子材料と加工研究会講座係