本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.
2002年12月主催行事
高分子講演会[東海]
主題=環境負荷低減をめざして
<趣旨>人類は豊かさを求めるあまり,地球を汚しつづけてきました。フロンガスの使用によるオゾン層の破壊,化石燃料の浪費による炭酸ガスの発生とその結果の地球温暖化など21世紀に至って宇宙船地球号の将来が危ぶまれています。地球上の全生物のために地球を少しでも長持ちさせるためには,私たち一人ひとりが環境に対する考え方を改めなければなりません。本講演会では,「環境負荷低減をめざして」というテーマのもと,分野の異なる3人の先生方に講演していただきます。 主 催 高分子学会東海支部 日 時 12月6日(金)13 : 15~17 : 00 会 場 信州大学繊維学部産学官連携支援施設(AREC) 5F会議室(上田市常田3-15-1)
TEL 0268-21-4377交 通 JR上田駅下車,タクシーで5分 プログラム <13 : 15~15 : 20>
- ISO14001による環境負荷低減効果(鉄道技研 ISO審査登録セ)御船直人
- 機能を有する生分解性ポリエステルおよびポリアミノ酸の合成 - 水質浄化剤としての高吸水樹脂の開発(産総研)田岡正雄
<15 : 20~15 : 40> コーヒーブレイク <15 : 40~17 : 00>
- リグノセルロース資源の持続的フロー―キーマテリアルLIGNINの構造制御と逐次循環活用(三重大生物資源)舩岡正光
懇親会 講演終了後,講師を囲んで開催 参加要領 1)参加費 無料 定員80名 2)懇親会費 1,000円 3)申込方法 氏名,連絡先(住所,電話,FAX, E-mailアドレスなど)を明記して,お申し込み下さい。 申込先 [386-8567]上田市常田3-15-1 信州大学大学院工学系研究科
英 謙二
TEL 0268-21-5487 FAX 0268-24-7248
E-mail:hanaken@giptc.shinshu-u.ac.jp
02-1高分子計算機科学研究会
主題=量子化学の最前線と高分子への応用の可能性
<趣旨>分子計算は,高分子材料の物性を化学構造との関連から解析,予測していくための不可欠なツールを提供すると期待されています。分子計算にはさまざまの方法がありますが,これまで,高分子の計算においては,古典力学で十分である,量子力学計算は特殊な場合のみでよいと見られがちでした。果たしてそうでしょうか? 重合反応や電導性はもとより,力学破壊,振動計算,溶媒効果などさまざまの点で量子化学計算が不可欠になってきています。
本研究会では,近年ますます適用範囲を拡大している量子化学計算にスポットを当て,その最先端における理論と方法を紹介いただき,高分子における問題への適用の可能性を探っていきたいと考えます。とくに,高分子の量子化学計算で不可欠になる大規模系での電子状態計算の理論と方法についての講演を中心にプログラムを考えております。高分子分野のみならず,量子化学計算のこれからの動向に興味をもたれる方の積極的な参加を期待します。主 催 高分子学会 高分子計算機科学研究会 日 時 12月12日(木)10 : 00~16 : 50 会 場 東京工業大学百年記念館フェライト会議室(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL 03-3276-1111) 交 通 東急目黒線・大井町線 大岡山駅下車 徒歩1分 プログラム <10 : 00~11 : 40>
- 量子化学の基礎と大規模分子系計算の現状(産総研)北浦和夫
- 高分子の電子状態計算における効率的方法の開発と機能設計(広島大工)青木百合子
<13 : 10~16 : 50>
- 密度汎関数法の基礎と有限要素法の適用による新展開(産総研)土田英二
- 量子化学における溶媒効果の取り扱い:RISM-SCF法とその新展開(分子研)平田文男
- メソスケール構造における不均一場下での電子状態計算(豊田中研)兵頭志明
- パネルディスカッション - 高分子への応用における課題は何か? - 司会:(三菱化学)岡崎慶二 メンバー:上記講師
参加要領 1)定員100名 2)参加費(銀行振込)(1)会社5,250円 (2)大学・官公庁3,150円 (3)学生・ゴールド・シルバー2,100円 (4)高分子計算機科学研究会メンバー 無料 3)申込方法 申込用紙(932頁)に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費をご送金下さい。参加証は順次ご送付いたします。 申込先 高分子学会 02-1高分子計算機科学研究会係
高分子学会創立50周年記念
北海道支部大会
主 催 高分子学会北海道支部 日 時 12月13日(金)14 : 00~20 : 00 会 場 北海道大学学術交流会館(札幌市北区北10条西5丁目) プログラム <14 : 00~16 : 00> 1. 講演会
1)北海道支部の歩み(北大名誉)吉田 宏
2)〃 (関西大工)戸倉清一
<16 : 00~18 : 00> 研究交流会(ポスター形式) <18 : 00~20 : 00> 支部会員懇親会 ※なお,本大会は会員増強セミナーを兼ねます。 参加要領 1)参加費 無料 申込先 [060-0810]札幌市北区北10条西5丁目 北海道大学大学院地球環境科学研究科
西 則雄
TEL/FAX 011-706-2256
E-mail: nishin@ees.hokudai.ac.jp
または野水基義
TEL/FAX 011-706-2254
E-mail: nomizu@ees.hokudai.ac.jp
[060-8589]札幌市北区北9条西9丁目 北海道大学大学院農芸研究科
浦木康光
TEL/FAX 011-706-2817
E-mail: uraki@for.agr.hokudai.ac.jp
第102回東海高分子研究会講演会
主題=高分子材料の構造と物性制御 - 最新のポリマーアロイ3次元構造解析
<趣旨>高分子材料の凝集構造を精密に制御する上で,ポリマーアロイ,特にブロック・グラフト共重合体が注目されています。それらはバルク中でミクロ相分離構造を形成することが知られており,その代表的な構造として球状,棒状,交互ラメラ状構造が挙げられます。最近ではこれらの構造のほかにGyroidのような3次元の周期性を持つ共連続構造も存在することが見い出され,さらにいくつかの共連続構造発現の予測もされています。また,3成分以上の多成分共重合体から発現される特異なミクロ相分離構造についても研究が進みつつあります。このような複雑な構造を調べるためには,2次元情報を提供する透過型電顕とX線散乱を相補的に使った解析では十分でなく,直接的な3次元構造解析が必要です。本講演会ではブロック・グラフト共重合体系の(1)計算機シミュレーションによる3次元構造の予測と視覚化,ならびに(2)最新の測定装置を用いた実際の相分離構造の3次元解析,についてこの分野の最先端を走る2人の先生方に研究内容を紹介していただく予定です。 主 催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会 日 時 12月14日(土)13 : 30~16 : 00 会 場 名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリー(VBL)(名古屋市千種区不老町) 交 通 地下鉄東山線 本山駅下車 南へ徒歩15分 講 演
- 計算機の中のミクロ相分離構造の世界 (放送大)堂寺知成
- 3次元で観るブロック共重合体のミクロ相分離構造 (京都工繊大)陣内浩司
懇親会 講演会終了後,同会場(名古屋大学VBL)にて開催します。 参加要領 1)定員100名 2)参加費無料(当日受付) 3)懇親会費3,000円程度 申込先 [464-8603]名古屋市千種区不老町 名古屋大学工学研究科物質化学専攻
高野敦志
TEL 052-789-4605 FAX 052-789-3210
E-mail: atakano@apchem.nagoya-u.ac.jp
弘前地区会員増強講演会
主題=高分子製品はどのように作られるか
主 催 高分子学会東北支部 共 催 弘前大学地域共同研究センター 日 時 12月18日(水)15 : 00~18 : 30 会 場 弘前大学理工学部2号館11番教室(2階)(弘前市文京町3) 交 通 弘前駅前3番乗り場より「弘前大学前」下車 プログラム
- 導入編(弘前大理工)須藤新一
- 基礎編(山形大工)岩倉賢次
- 実際編(弘前航空電子)相馬千壽雄
懇親会 講演終了後に開催予定 参加要領 12月6日までに氏名,所属,E-mailアドレスを明記の上,E-mailまたはFAXにてお申し込み下さい。参加料は無料です。 申込先 [036-8561]弘前市文京町3, 弘前大学理工学部
須藤新一
TEL/FAX 0172-39-3579
E-mail: ssuto@cc.hirosaki-u.ac.jp
第17回群馬地区講演会
主 催 高分子学会関東支部 日 時 12月20日(金)13 : 00~16 : 00 会 場 群馬大学工学部応用化学棟C21教室(桐生市天神町1-5-1) 交 通 (1)JR両毛線 桐生駅下車 タクシーで約5分 (2)東武鉄道桐生線 新桐生駅下車 タクシーで約10分 プログラム <13 : 00~16 : 00>
- 国立大学の独法化と知的所有権のあり方 (西澤国際特許事務所)西澤利夫
- 知的財産戦略のための情報知識学 (工業所有権総合情報館)藤原 譲
Q加要領 1)定員80名 2)参加費 無料 3)申込方法 氏名,勤務先,電話,FAX番号,およびE-mailアドレスを明記し,E-mail, FAX, またはハガキでお申し込み下さい。 申込先 [376-8515]桐生市天神町1-5-1 群馬大学工学部材料工学科
山延 健
TEL 0277-30-1331 FAX 0277-30-1333
E-mail: yamanobe@chem.gunma-u.ac.jp