2003年8月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2003年8月主催行事


ゲルワークショップ イン 黒姫高原

主題=社会に貢献するゲル
<趣旨>日本での高分子産業への期待が高まるなか,ゲルが社会の中でどのように貢献していくのかを探るため,今回のゲルワークショップでは,実際に「ゲル」という材料を研究開発されている企業・研究所の方々にお話いただくワークショップを企画しました。そして,応用面では欠かせないレオロジーを含んだ興味深い物性を示すゲルの研究をなさっていらっしゃる大学の先生方にも,ご講演をお願いしました。大学でゲルを研究されている先生方や学生さんたちにとっては,応用へつなげるための技術や理論などを含んだ企業での「ゲル」を知ることにより,ゲルのもうひとつの顔が見えてくるだけでなく,今後の研究に大きなヒントを与えてくれるかもしれません。また,大学における研究の理論や技術が,企業のゲルの研究開発をさらに大きく展開させることも期待できます。ポスター発表,総合討論や,懇親会などのフリーディスカッションできる時間も設けました。大学,企業を問わず,いろいろな分野でゲルにかかわる研究に従事されている方々,また日頃ゲルに興味をもたれていらっしゃる方々の,多数のご参加をお待ちしています。
主 催 高分子学会 高分子ゲル研究会
日 時 8月6日(水)〜8日(金)
会 場 信州黒姫高原 ホテル若月(長野県上水内郡信濃町黒姫高原,TEL 026-255-2577 FAX 026-255-4777)
http://homepage1.nifty.com/wakatsuki/hotel/
交 通 電車の場合:東京から長野新幹線で長野へ,長野から信越リレー号で黒姫駅下車。大阪から新幹線で名古屋経由特急あずさで長野へ,長野から信越線の黒姫駅下車
車の場合:(駐車場あり)東京から 関越自動車道・藤岡JCT〜上信越道・更埴JCT〜信濃町I.C.(約240 km)
大阪から 中央自動車道・岡谷JCT〜長野自動車道・更埴JCT〜上信越道・信濃町I.C.
プログラム
8月6日(水)
<13 : 30〜14 : 40>
挨拶
基調講演I スライディングゲルの構造と物性 (東大院新領域)伊藤耕三
<14 : 40〜15 : 40>話題提供
  1. 新規ナノ分散ゲル,Transparent Cellulose Hydrogel (TCG) のキャラクタリゼーションと物性 (旭化成)小野博文
  2. 高延伸性を有するナノコンポジット型ヒドロゲルの物性制御 (川村理研)原口和敏
<16 : 10〜17 : 40>
  • ポスター発表紹介-part 1
  • ポスター発表
<19 : 00〜>自由討論
8月7日(木)
<9 : 00〜10 : 00>
基調講演II 再生医療における高分子ゲル材料の役割 (京大再生医研)玄 丞烋
<10 : 00〜12 : 45>話題提供
  1. 眼科医療用材料としてのゲル (メニコン)平谷治之
  2. 社会で活躍する吸水性樹脂 (日本触媒)足立芳史
  3. シリコーンゲルダンピング材の特性と応用 (ジェルテック)桜井敬久
<16 : 30〜18 : 00>
  • ポスター発表紹介-part 2
  • ポスター発表
<18 : 30〜>懇親会
8月8日(金)
<9 : 00〜10 : 00>
基調講演III 水素結合型有機ゲルの単純な粘弾性挙動 (阪大院理)四方俊幸
<10 : 00〜12 : 00>話題提供
  1. 高分子アクチュエータを用いた人工筋肉 (産総研関西)安積欣志
  2. 食品開発におけるハイドロコロイドの利用方法 (三栄源)大本俊郎
  3. 総合討論(終了後,解散)
参加要領 1)定員80名 2)参加費(振込)(1)会社15,750円 (2)大学・官公庁7,350円 (3)学生3,150円 (4)高分子ゲル研究会メンバー無料 3)宿泊費(振込)(2泊2朝食1昼食2夕食) (1)会社・大学・官公庁22,000円 (2)学生16,000円) 4)申込方法 申込用紙(454頁)に記入し,お申込み下さい。 5)申込締切7月11日(金) ゲルワークショップにかかわる情報は,以下のHPからもご覧になれます。
http://www.issp.u-tokyo.ac.jp/labs/neutron/shibayama/GELRESGP_SPSJ/
申込先 高分子ゲル研究会係