2003年12月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2003年12月主催行事


高分子講演会(東海)

主題=近未来材料に飛躍する高分子電気光学の世界
<趣旨>電気光学は電気複屈折に関するカー効果やポッケルス効果などに代表されて進展してきました。100年以上の古い歴史をもちます。近年になって,電気光学はレーザ光パルスを用いた研究やフォトニクス結晶,3次元マイクロファブリケーション技術などへの展開などもっとも期待される近未来材料の花形となりつつあります。また,これらの技術的展開を支える,ゲル,結晶,コロイド,生体高分子などの電気光学特性に関する基礎的研究の発展も著しいものがあります。2006年には3年ごとに開催されている第11回電気光学国際会議(ELOPTO 2006)が時機を得て日本で開催される予定です。本講演会では,現在,電気光学の最先端で活躍されている講師の先生方を迎えて,本分野の現状と未来材料開発に向けた夢についてお話いただく予定です。
主 催 高分子学会東海支部
日 時 12月4日(木)13 : 00〜17 : 00
会 場 岐阜大学工学部E棟802号室
交 通 新岐阜駅(名鉄)または岐阜駅(JR)から岐阜大学行き(岐阜バス)に乗車,終点岐阜大学前下車(所要時間約25分)
プログラム
<13 : 00〜17 : 00>
  1. 高分子,ゲル系における電気光学効果 (東大院新領域)伊藤耕三
  2. 高分子・ミセル系での高周波誘電緩和挙動 (阪大院理)四方俊幸
  3. 2光子励起による高分子のマイクロファブリケーション (農工大工)渡辺敏行
参加要領 1) 定員 100名 2) 参加費 無料 3) 申込方法 (1)氏名 (2)所属 (3)連絡先(住所,電話,FAX, E-mail)を明記して,下記にお申込み下さい。
申込先
/連絡先
 [501-1193] 岐阜市柳戸1-1 岐阜大学工学部応用化学科 大久保恒夫 (TEL: 058-293-2620 FAX: 058-293-2628
E-mail: okubotsu@apchem.gifu-u.ac.jp

第106回東海高分子研究会講演会

主題=精密高分子合成とキャラクタリゼーション
<趣旨>東海高分子研究会では年に4回の講演会を開催し,毎回,高分子の各分野でご活躍されている先生をお招きして,東海地区の学生をはじめ,大学・企業で広く高分子に携わる研究者を対象にご講演いただいております。若手研究者が最先端の研究に触れ,討論・懇親会で講師の先生や参加者どうしの交流・人脈を図ることのできる絶好の機会です。今年度最後の講演会となる今回は,近年進歩の著しい高分子の精密構造制御の分野から,『遷移金属錯体を用いたリビングラジカル重合系の開発とそれを用いた高分子の精密合成』について,また,多様化する高分子の分離技術の新しい試みである『フィールドフローフラクショネーション技術の光散乱技術を組み合わせた分析法の可能性と実際』について,お二人の先生から話題提供いただく予定です。東海地区以外からの参加者も歓迎いたします。多くの方々のご参加をお待ちいたしております。
主 催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会
日 時 12月6日(土)13 : 30〜16 : 00
会 場 名古屋大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリ(VBL) 3F ベンチャーホール
交 通 地下鉄東山線本山駅下車 南へ徒歩15分
講 演
  1. 精密制御重合系の開発と精密高分子合成 (名大院工)上垣外正己
  2. FFF-MALSを用いた高分子キャラクタリゼーション (山形大工)川口正剛
懇親会 講演会終了後,懇親会を予定しています。
参加要領 1) 定員100名 2) 参加費 無料(当日受付) 3) 懇親会費 3,000円
連絡先 [464-8603] 名古屋市千種区不老町 名古屋大学大学院工学研究科応用化学専攻 山本 智代
TEL: 052-789-3189 FAX: 052-789-3188
E-mail: chiyo@apchem.nagoya-u.ac.jp

2003高分子交流会[金沢]

<趣旨>高校・大学の学生と企業の研究者・技術者が一同に集り,日頃疑問に思っていることを研究テーマとして話し合い,高分子について理解を深めることを目的とする交流会を金沢で開催します。
主 催 高分子学会北陸支部
日 時 12月13日(土)10 : 00〜16 : 30
会 場 金沢工業大学7号館4階(石川郡野々市町扇が丘7-1)
プログラム
発表はすべてポスターとします。優れたポスター発表にはポスター賞を与えます。
<10 : 00〜12 : 00> OHPを使ったポスタープレビュー
[ポスター1件につき2分間のプレビュー]
<12 : 00〜13 : 00> ポスター貼付け
[ポスターサイズ:縦180 cm×横90 cm]
<13 : 30〜15 : 30> ポスタープレゼンテーション
<15 : 30〜16 : 30> ポスター賞の発表および懇親会
発表申込締切 11月28日(金)電子メール必着[厳守]
申込みメールアドレス:gen@t.kanazawa-u.ac.jp
 発表1件ごとに,1) 発表題目 2) 所属・氏名(発表者の名前に○印)3) 連絡者名 4) 連絡者所属 5) 連絡者住所 6) 電話番号 7) FAX番号 8) E-mailアドレスを記入の上,電子メールで申込下さい。
交流会では要旨集を発行しません。必要に応じて発表者が要旨を準備下さい。なお,後日,発表者にはポスターの発表番号をお知らせします。
参加要領 1) 参加登録費 無料(当日受付) 2) 懇親会費 一般1,000円(当日徴収),大学生以下は無料。
問合せ先 [920-8667] 金沢市小立野2-40-20 金沢大学工学部物質化学工学科 山岸忠明
TEL: 076-234-4776 FAX: 076-234-4800
E-mail: yamagisi@t.kanazawa-u.ac.jp

03-4 印刷・情報記録・表示研究会

主題=次世代に広がる液晶の世界
<趣旨>液晶は,流動性と配向性を有する興味深い物質形態であり,活発な研究がなされてきました。現在,液晶ディスプレイなどの表示素子用材料として広く応用されています。さらに最近,さまざまな機能を付与した新しい液晶材料の創出,液晶の配向制御ならびに物性制御の新しい手法の開拓,液晶を用いる新しいデバイスの開発など,精力的な研究が行われており,この分野は次世代に向けてさらに発展すると期待されます。本研究会では,液晶研究の最前線で活躍されている先生方に,最近の研究動向や最新の研究成果,今後の展望などをご講演いただきます。多数のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 印刷・情報記録・表示研究会
日 時 12月16日(火)13 : 20〜17 : 00
会 場 産業技術総合研究所 関西センター光機能材料棟1階会議室(池田市緑丘1-8-31 TEL 072-751-9530)
交 通 阪急宝塚線池田駅下車徒歩約10分(池田駅までは阪急梅田駅から宝塚行き快速急行あるいは急行で約20分,大阪(伊丹)空港からはモノレール蛍ヶ池駅で阪急宝塚線に乗り換え)
講 演
<13 : 20〜17 : 00>
  1. 液晶半導体を配向制御する−赤外偏光レーザを用いる新手法 (産総研関西セ)清水 洋
  2. AM-LCD用ネマチック液晶材料の開発動向 (メルク)一ノ瀬秀男
  3. (高分子/液晶)複合系の電気光学特性 (九大院工)菊池裕嗣
  4. ナノ周期構造液晶のフォトニクス応用 (阪大院工)°尾崎雅則,吉野勝美
参加要領 1) 定員50名 2) 参加費(銀行振込) (1)会社3,150円 (2)大学・官公庁2,100円 (3)学生・ゴールド・シルバー会員1,050円 (4)印刷・情報記録・表示研究会メンバー 無料 3)申込方法 こちらをダウンロードし,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費用を12月末日までにご送金下さい。参加証と請求書(希望者のみ)は開催約1カ月前から順次ご送付いたします。
申込先 高分子学会 03-4印刷・情報記録・表示研究会係

第33回プラスチックフィルム研究会講座

主題=新しいフィルムの加工技術
<趣旨>プラスチックフィルムに要求される特性は,従来の包装材料,支持体としての一般用途向けでは不足となってきており,たとえばLCD,有機ELなどのディスプレイ分野では,より高度なバリヤー性,精緻な多孔性,光学特性制御など,ニーズはますます多様化してきており,フィルムのより精密な高分子としての構造制御,無機材料ハイブリッドなどが必要になっています。
 本講座では,各分野でのフィルム性能向上動向,新規フィルム開発,高次構造制御など,第一線の研究を講演していただきます。
主 催 高分子学会 プラスチックフィルム研究会
協 賛 (予定) 応用物理学会 化学工学会 画像電子学会 電気学会 電気化学会 日本印刷学会 日本化学会 日本合成樹脂技術協会 日本農芸化学会 プラスチック成形加工学会 日本材料学会 日本分析化学会
日 時 12月19日(金)10 : 20〜16 : 40
会 場 東京工業大学百年記念館フェライト会議室(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL: 03-3726-1111)
交 通 東急目黒線/大井町線 大岡山駅下車 徒歩1分
プログラム
<10 : 20〜12 : 20>
  1. オンライン計測によるフィルム延伸挙動の研究 (東工大)伊藤浩志
  2. ガスバリアシリカ膜の開発 (大日本印刷)手嶋勝弥
<13 : 30〜16 : 40>
  1. プラスチック基板を用いた低温ポリシリコンTFT液晶ディスプレイ (ソニー)木下智豊
  2. フィルムの高次構造制御による物性発現 (東レ)綱島研二
  3. ディスプレイ用フレキシブル基板 (帝人)城 尚志
参加要領 1) 定員100名 2) 参加費(銀行振込)(1)会社13,650円,(2)大学・官公庁7,350円,(3)学生・ゴールド・シルバー3,150円 (4)プラスチックフィルム研究会メンバー a会社10,500円,b大学・官公庁5,250円 3)申込方法 こちらをダウンロードし,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費をご送金下さい。参加証は順次発送いたします。
申込先 高分子学会 第33回プラスチックフィルム研究会講座係

高分子学会九州支部 支部フォーラム

主題=核酸化学の新展開
主 催 高分子学会九州支部
協 賛 九州大学21世紀COE「分子情報科学の機能イノベーション」
日 時 12月19日(金)13 : 00〜17 : 30
会 場 九州大学 箱崎理系地区 21世紀交流プラザ講義室AB(福岡市東区箱崎6-10-1)
プログラム
  1. 外部刺激による遺伝子機能の可逆的制御へのアプローチ (阪大院工)和田健彦
  2. 遺伝子多型の検出のためのインテリジェントな蛍光性人工核酸の開発 (京大院工)岡本晃充
  3. DNA分子組織体上での光エネルギー移動 (関西大工)大矢裕一
  4. 多糖α-1,3グルカンを用いたmRNAの検出・精製・定量への試み (北九州市大国際環境)櫻井和朗
参加要領 1) 定員50名 2) 参加費 無料(懇親会費3,000円) 3) 申込方法 氏名,勤務先,TEL,懇親会参加希望の有無を明記の上,E-mailでお申込み下さい。4) 申込締切日 12月6日(土)
申込先 九州大学大学院工学研究院応用化学部門 松浦和則
E-mail: ma14tcm@mbox.nc.kyushu-u.ac.jp