<趣旨>昨年度のゲルワークショップ「社会に貢献するゲル」が好評であったのを受けて,今年度も,ゲルが社会で貢献する可能性について探ることを目的としたワークショップを開催する。現在,ゲルは,食品,衛生,環境,エネルギーおよび医療などの広範な分野への応用を目的として精力的に研究開発されている。さらに,ゲルが,21世紀の革新的技術として期待されているナノテクノロジーにおいても強く関連し始めてきており,さまざまな分野での実用化・産業化が強く期待できる。そこで,本年度のゲルワークショップでは,応用に向けたゲルの研究に関して,基礎的研究から開発研究まで幅広く講演していただき,ゲルの実用に向けた可能性について総合的に議論する。 |
主 催 |
高分子学会 高分子ゲル研究会 |
日 時 |
2004年8月5日 (木)~7日 (土) |
会 場 |
浜名湖 浜名荘 |
交 通 |
[電車]東海道新幹線浜松駅または豊橋駅にてJR東海道本線へ乗換,弁天島駅下車 徒歩15分(送迎バス5日12 : 45弁天島駅発) [車] 東名高速道路 浜松西I.Cから弁天島方面へ約20分(駐車場あり) |
プログラム |
第1日=8月5日(木) |
<13 : 30~13 : 45> 挨拶 |
<13 : 45~16 : 00> |
- MEMS分野におけるゲル材料の応用可能性(京大院工)田畑 修
- 含水ゲルを利用した促進輸送膜によるモデル排煙中のCO2の分離(科学技術振興機構)松宮紀文
- 直接メタノール形燃料電池電解質膜の開発と評価(静岡大工)須藤雅夫
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<16 : 30~18 : 00> |
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<19 : 30~>自由討論 |
第2日=8月6日(金) |
<9 : 00~11 : 45> |
- 低分子型,高分子型のゲル化剤の開発とその実用化の可能性(信州大院工)英 謙二
- 熱可塑性エラストマージェル材料(リペアムゲル)の可能性(マステック)三輪幸雄
- 建築,土木分野における柔軟性接着剤(横浜ゴム)奥平浩之
- 超高強度ヒドロゲルの創成とその人工関節への応用展開(北大院理) 剣萍
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<16 : 30~18 : 00> |
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<18 : 30~>夕食&懇親会 |
第3日=8月7日(土) |
<9 : 00~10 : 45> |
- 失われた骨の再生と高分子ゲル(国立成育医療センター)梅澤明弘
- ゲルの細孔制御と分離・精製への応用(昭和電工)岡田由治
- 化粧品・香粧品開発におけるゲルの利用(花王)渡辺喜彦
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<11 : 00~11 : 30>総合討論 |
<12 : 00>解散 |
参加要領 |
1) 定員65名 2) 参加費(振込)(1)会社15,750円 (2)大学・官公庁7,350円 (3)学生3,150円 (4)高分子ゲル研究会メンバー 無料 3) 宿泊費(振込)(2泊2朝食1昼食2夕食) (1)会社・大学・官公庁22,000円 (2)学生16,000円 4) 申込方法 こちらをダウンロードして記入し,ポスター発表,送迎バス,禁煙希望の有無を書き添えて,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費を8月末日までにご送金ください。開催当日のお支払いはできません。お振込みをお願いいたします。開催約1カ月前より参加証,請求書(希望者のみ)を送付いたします。5) 申込締切 6月25日(金) |
申込先 |
高分子学会 ゲルワークショップ イン 浜名湖係 |