2004年10月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2004年10月主催行事


2004年度有機EL講習会

主題=よくわかる有機EL:初心者からエキスパートまで
<趣旨>有機ELは薄型,軽量なフラットパネルディスプレイとして注目を集め,内外で研究開発が活発化しています。有機ELによる薄型で大型ディスプレイの実用化も検討されており,実用化段階での研究開発が盛んに行われています。このような状況において,有機EL研究会では,いま一度有機ELの基礎に立ち戻り,有機半導体材料の導電機構から,有機ELの動作原理,発光材料,導電材料,電極界面,デバイス構造,ディスプレイ駆動回路まで有機EL全般にわたって基礎から掘り起こし,新たな展開へ導くきっかけを探索するために,これから有機ELの導入を考えている企業の研究開発者にもわかりやすい講習会を企画します。有機ELの研究開発に第一線で携わっている大学,企業の研究者から講演をしていただき,今後の新たな飛躍を期待します。
主 催 高分子学会 有機EL研究会
協 賛 (予定)日本化学会,応用物理学会
日 時 10月6日(水)9 : 30〜17 : 20
会 場 タワーホール船堀(江戸川区総合区民ホール)2F「瑞雲・平安」(東京都江戸川区船堀4-1-1 TEL03-5676-2211)
交 通 都営新宿線「船堀駅」下車1分 http://www.city.edogawa.tokyo.jp/shisetsu/bunka/bunka1.html
プログラム
:講演50分+質疑討論10分
<9 : 30〜11 : 40>
  1. 挨 拶(運営委員長 山形大)城戸淳二
  2. 有機半導体材料の導電機構と実際(阪大院工)横山正明
  3. 有機EL素子の動作機構(千歳科技大)安達千波矢
<13 : 00〜17 : 20>
  1. 有機EL材料の設計と合成(東洋インキ)榎田年男
  2. 有機EL素子の電極界面:材料選択と電子構造評価(東北大学)石井久夫
  3. 有機EL素子の作製と評価方法(北陸先端大)村田英幸
  4. ディスプレイ駆動回路(パイオニア)土田正美
参加要領 1) 定員200名 2) 参加費(銀行振込・手数料は振込人にてご負担ください,含協賛学協会会員)会員 (1)会社13,650円 (2)大学・官公庁5,250円 (3)学生・ゴールド・シルバー2,100円 (4)有機EL研究会メンバー a) 会社10,500円 b) 大学・官公庁4,200円 3) 申込方法 こちらをダウンロードして記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費用を9月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は開催約1カ月前から順次ご送付いたします。
申込先 高分子学会  2004年度有機EL講習会係

第16回 高分子学会NMR講座

主題=基礎と応用コース
<趣旨>NMRは近年,高分子の分析,構造解析の分野でますます重要となってきています。高分子学会NMR研究会は1989年よりNMRに関心をもつ人,NMRを使用している人で最新の技術を学びたい人などを対象に,初心者を対象としたビギナーコースや経験者を対象としたアドバンストコースを開催してきました。本年は昨年と同様,「基礎と応用コース」として,応用例に基礎的な解析も含め,実際のNMR測定上の問題点や注意点を含んだ内容で構成しました。普段なにげなく使っているNMRパラメーターの意味,応用する上で忘れてはならない基礎的な事項や測定の原理ならびに応用技術,測定上の問題点や注意点などを,NMRに携わる人のためにわかりやすく解説します。さらに,最新のNMR装置と新技術についての紹介を加え,NMRをこれから使おうとしている人,使い始めて日の浅い人たちにとっても,NMRでどのようなことがわかり,どう使われているかがわかるように配慮して企画しました。経験の深浅を問わず,多数の受講を歓迎します。
主 催 高分子学会 NMR研究会
協 賛 日本化学会
日 時 10月15日(金) 10 : 00〜16 : 40
会 場 東京工業大学大岡山キャンパス百年記念館フェライト会議室(3階)[152-8552] 東京都目黒区大岡山2-12-1
TEL03-5734-3331
交 通 東急大井町線あるいは東急目黒線「大岡山駅」下車,徒歩約1分
講 演
<10 : 00〜11 : 40>
  1. 高分子のNMR-溶液と固体-(農工大工)朝倉哲郎
  2. 溶液NMRの基礎-バイオ関連試料を対象として-(味の素)鈴木榮一郎
<13 : 00〜16 : 40>
  1. 溶液NMRの応用-企業における解析例-(帝人)松田裕生
  2. 固体NMRの基礎(防衛大応化)浅野敦志
  3. 固体NMRの実際-測定上の工夫と注意点-(三菱化学科技研セ)田畑祥生
  4. NMRハードウェアと最近の進歩(ブルカーバイオスピン)甲野裕之
参加要領 1) 定員 100名 2) 参加費(銀行振込,含協賛学協会会員) (1)会社13,650円 (2)大学・官公庁5,250円 (3)学生・ゴールド・シルバー2,100円 (4)NMR研究会メンバー (a)会社10,500円 (b)大学・官公庁4,200円 3) 申込方法 こちらをダウンロードして記入し,FAXまたは郵送で送付の上,参加費をご送金ください。開催約1カ月前より参加証,請求書(希望者のみ)を送付いたします。
申込先 高分子学会 第16回高分子学会NMR講座係

2004年度若手社員のための高分子基礎講座

<趣旨>この「若手社員のための高分子基礎講座」は,高分子関連の業務に携わる若手研究者の方々を対象にしており,新入社員や新たにこの分野を担当される方々にも広くご参加いただけるよう企画いたしました。 内容は「高分子はどんな用途になぜ使われているのか?」から始まり,その構造,性能,合成・製造法,成形法,評価,製品開発のポイントなどを解き明かし,高分子を専攻されなかった方々にも理解いただけるよう企画してあります。さらに,企業人としての実践的能力アップのため,IT,バイオにおける高分子の最新動向,プレゼンテーション力の向上,特許・情報の収集と活用なども織り込まれております。第一線でご活躍中の講師の先生をお迎えし,合宿形式で講師の先生および参加者どうしの交流・人脈形成を図るのも目的のひとつと思っております。短期間で成果の期待できる本講座に奮ってご参加ください。
主 催 高分子学会関東支部
日 時 10月17日(日)13 : 30〜19日(火)12 : 20
会 場 横浜ゴム湘南セミナーハウス(平塚市袖が浜19-15 TEL 0463-24-7611)
プログラム
第1日=10月17日
<13 : 00〜13 : 30> 受付
<13 : 30〜17 : 30>
オリエンテーション
  1. 知的財産は自分で守れ-知財マインドで武装せよ(青和特許法律事務所)吉井一男
  2. プレゼンテーションの基本知識(ワイズダム)中寺泰介
<18 : 00〜21 : 00>懇談会
第2日=10月18日
<8 : 00〜12 : 00>
  1. 高分子の物性は何によって決まるか(東工大院理工)渡辺順次
  2. 物性を狙っての高分子合成(クラレ物性研)古宮行淳
  3. ポリマーアロイの基礎と応用(京大院工)長谷川博一
<12 : 00〜13 : 20>
昼食/高分子用分析機器見学・説明(日本分光)
<13 : 20〜18 : 00>
  1. 振動分光学の高分子分析への応用(日本分光)赤尾賢一
  2. 高分子物質への超臨界流体技術利用法(日本分光)坊之下雅夫
  3. ユーザーから見た高分子材料-スーパーポリオレフィンを例として-(トヨタ自動車)松田雅敏
  4. ポリマーバイオマテリアルの創製と機能(東大院工)石原一彦
質問カード提出
<19 : 00〜20 : 20>
  1. 私にとってのファンダメンタルズ(慶應大理工)小池康博
第3日=10月19日
<8:30〜12:20>
  1. 高分子産業の将来とリサーチ オン リサーチ(旭化成)府川伊三郎
  2. 21世紀の真の教養と「知の世界」の再構築-社学連携を担う専門職業人の活躍と互学互教-(お茶の水大WWC)増田 優
  3. さらなる理解のためのQ&A (運営委員&講師)
参加要領 1) 定員35名(先着順)全員合宿(個室) 2) 参加費52,500円(聴講費,教材費,宿泊・食費を含む) 3) 申込方法 氏名,勤務先,電話,FAXを明記の上,高分子学会関東支部あてFAXでお申込みください。受付後請求書をお送りしますので,お支払いは銀行振込でお願いいたします(振込先は,請求書送付の際,お知らせいたします) 4) 申込締切9月15日(水)消印有効
連絡先 [104-0042]東京都中央区入船3-10-9 新富町東急ビル6階 高分子学会関東支部
2004年度若手社員のための高分子基礎講座
TEL 03-5540-3772 FAX 03-5540-3737

2004年度燃料電池材料研究会講座

主題=メタノールを燃料とする携帯機器用燃料電池
<趣旨>メタノールを直接燃料として用いるメタノール直接型燃料電池(DMFC: Direct Methanol Fuel Cell)は,燃料改質器関連機器が不要であるためシステム全体の構造が簡略化され,また,起動とメンテナンスが容易であることから,携帯機器用電源としての用途に大きな期待がもたれています。しかし,メタノール酸化反応が遅いためアノード性能が著しく低いことや,電解質膜をメタノールがクロスオーバーすることなどの課題が残されております。
 本講座では,DMFCやメタノール改質型燃料電池について,電極触媒,電解質膜,システム技術,市場展望,などの最新の話題を,本分野で活躍しておられる講師陣をお招きしてご提供いただき,活発な討論を行います。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 燃料電池材料研究会
協 賛 (予定)応用物理学会 化学工学会 画像電子学会 石油学会 電気学会 電気化学会 日本化学会 日本エネルギー学会 日本機械学会 日本分析化学会
日 時 10月25日(月) 9 : 30〜19 : 00(懇親会含む),26日(火) 9 : 30〜12 : 30
会 場 タワーホール船堀(江戸川区総合区民ホール)2F「瑞雲・平安」(東京都江戸川区船堀4-1-1 TEL 03-5676-2211)
交 通 都営新宿線「船堀駅」下車1分 http://www.city.edogawa.tokyo.jp/shisetsu/bunka/bunka1.html
講 演
第1日=10月25日(月)<9 : 30〜11 : 30>
  1. 燃料電池の市場展望(野村総研)風間智英
  2. 固体高分子形燃料電池用電極触媒の調製と諸物性(信州大院工)高須芳雄
<13 : 00〜15 : 00>
  1. 燃料電池用酸素還元触媒としての高分子金属錯体(東理大工)湯浅 真
  2. 赤外分光法を用いたDMFC電極反応の解析(北大院工)大澤雅俊
<15 : 20〜17 : 20>
  1. ポリアリーレンエーテル系およびポリベンズイミダゾール系高分子電解質膜の特徴と燃料電池膜としての可能性(東洋紡)坂口佳充
  2. 細孔フィリング電解質膜のシステム設計およびDMFC性能(東大院工)山口猛央
<17 : 30〜19 : 00>
懇親会 2F「福寿」
第2日=10月26日(火)<9 : 30〜12 : 30>
  1. NECにおける携帯用燃料電池の開発(NEC)久保佳実
  2. マイクロ燃料電池に対する東芝の取り組み(東芝)五戸康広
  3. マイクロ燃料電池に対する期待とカシオの取り組み(カシオ)美藤仁保
参加要領 1) 定員180名 2) 参加費(銀行振込・手数料は振込人にてご負担ください,含協賛学協会員)会員 (1)会社27,300円 (2)大学・官公庁9,450円 (3)学生・ゴールド・シルバー3,150円 (4)燃料電池材料研究会メンバー (a)会社22,050円 (b) 大学・官公庁7,350円 3) 懇親会費6,000円 4) 申込方法 こちらをダウンロードして記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費用を10月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は開催約1カ月前から順次ご送付いたします。
申込先 高分子学会 2004年度燃料電池材料研究会講座係