2005年9月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2005年9月主催行事


第 113 回東海高分子研究会講演会 ( 2005 年夏期合宿)

主題=分子設計と材料設計
<趣旨>本講演会は大学・企業・官公庁の若手研究者を対象とした合宿形式のセミナーです。第一線で活躍されている先生をお招きしての最新の研究のご講演ならびに参加者によるポスターセッションを企画しております。次世代ソフトマテリアルの研究,新たな高分子材料に向けた精密合成,さらには新しいエレクトロニクス・フォトニクスデバイス開発を目指し,先生方や多岐分野にわたる産・官・学の研究者間の幅広いコミュニケーションと活発な議論からその相乗効果が期待できます。ぜひこの貴重な機会を利用していただき,積極的な参加をお願いいたします。
主 催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会
日 時 9月2日(金)13 : 00〜3日(土)12 : 00
会 場 知多観光ホテル大新(愛知県知多郡南知多町内海温泉)
TEL0569-62-2211 FAX 0569-62-0826
交 通 名鉄内海駅より徒歩4分。知多半島道路「南知多IC」から車で約8分。http://www.h5.dion.ne.jp/~dai.shin/
プログラム
第1日=9月2日<13 : 10〜16 : 50>
  1. ペプチド集合体の配列・配向制御と機能(三重大工)樋口真弘
  2. 成功する産学連携について-企業における研究と大学での研究の違い- (メニコン)平谷治之
  3. 環動高分子材料の基礎と応用:発明からベンチャーの設立まで (東大院新領域)伊藤耕三
  4. 光による表面レリーフ形成-現状と今後の展開に向けて-(横国大院工)生方 俊
  5. 光のみによるミクロ相分離構造のマニピュレーション(名大院工)森川雄市
  6. ミクロ相分離構造が結晶化に及ぼす影響(名工大院工)杉野裕介
<16 : 50〜>
参加者全員による自己紹介・研究紹介,夕食および懇親会・ポスターセッション
第2日=9月3日<9 : 20〜11 : 40>
  1. 環化重合法を利用した二官能性モノマーの不斉ラジカル重合 (名大エコトピア)辻 雅司
  2. 液晶相での電子伝導-液晶性半導体の電荷輸送と分子設計(産総研ナノテク)舟橋正浩
  3. 酸素を用いた新規分解性ポリペルオキシドの開発(阪市大工)松本章一
参加要項 1) 定員50名 2) 参加費(当日徴収,宿泊・食事・テキスト代を含む)(1)大学・官公庁・会社16,000円 (2)学生 8,000円 (3)1日だけあるいは部分的な参加も受けつけます。 3) 申込方法 氏名,勤務先,電話番号,E-mailアドレスを明記し,E-mail,FAXまたはハガキにてお申込みください。(詳細はhttp://www.apchem.nagoya-u.ac.jp/BS-2/sekilabo/ss/をご覧ください)
申込先 [464-8603] 名古屋市千種区不老町 名古屋大学大学院工学研究科 物質制御工学専攻 永野修作TEL052-789-3199 FAX 052-789-4669
E-mail:hikari@mail.apchem.nagoya-u.ac.jp
snagano@apchem.nagoya-u.ac.jp

05-3ポリマーフロンティア21

主題=光を操る高分子・光が操る高分子-次世代材料の可能性を探る-
<趣旨>光機能性高分子は,構造の多様性と成形の任意性や軽量性・フレキシブル性・安全性などの特徴からガラスに代わる光学材料として大いに成長し,IT革命を支えるこれら高機能ポリマー材料は日本企業の独壇場となっています。今後さらに伸長を続ける光機能性高分子の次世代を支える基礎研究と応用の最前線について,光を操る高分子だけでなく光によって操られる高分子の側面から,最新の研究・開発成果をご紹介いただきます。
主 催 高分子学会 行事委員会
協 賛 (予定)日本化学会
日 時 9月9日(金) 10 : 20〜17 : 20
会 場 東京工業大学百年記念館3階 フェライト会議室(東京都目黒区大岡山2-12-1 TEL03-5734-3331)
交 通 東急目黒線・大井町線 大岡山駅下車 徒歩1分
プログラム
<10 : 20〜12 : 20>
  1. フォトニクス結晶としての液晶とデバイス
    (東工院理工)竹添秀男
    液晶のディスプレイ以外への応用として,フォトニック結晶材料としての液晶を解説するとともに,液晶フォトニック構造を用いたレーザー発振,光ダイオードへの応用について紹介する。
  2. 構造色の世界 生物がつくるナノ構造
    (阪大院生命機能研)木下修一
    生物の構造色は,表面構造の微細加工がもたらす光の世界である。光の干渉や散乱のみならず回折や屈折も関係することがあり,自然が粋を凝らして作り上げたナノ構造の色である。本講演では自然界の構造色を形作るナノ構造の特徴と光学特性に関する最新の情報について述べ,自然界の構造色の原理に触れることとしたい。
<13 : 10〜17 : 20>
  1. ホログラフィック記録再生技術
    (オプトウエア)堀米秀嘉
    Blue-Ray Disc,HD DVDなどの次世代光ディスクの次を担う光ディスク技術として,「コリニア・ホログラフィー方式」および同方式で使う光ディスク媒体「HVD (holographic versatile disc)」を提案した。当該方式の特徴,および究極の光メモリと言われるホログラフィー技術実現のための課題・材料への期待について紹介する。
  2. 重合成液晶と光配向技術
    (大日本インキ化学)高津晴義
    液晶の光による組織化を利用すると種々の機能性フィルム材料を実現することができる。本講演では,重合性液晶へのUV照射による位相差フィルムの研究,ならびにアゾ色素へのUV照射による光配向膜や低ヘイズ・複屈折の位相差フィルムの研究について紹介する。
  3. 高屈折率熱硬化性樹脂
    (三菱ガス化学)竹内基晴
    プラスチックは軽量かつ高強度であり,加工性に優れていることからさまざまな分野で用いられている。眼鏡用レンズ材料においてもガラスからの置き換えが進み,日本では約95%がプラスチックであるが,その背景には,上記の特性に加えてレンズの薄肉,軽量化を可能とする高屈折率化の開発が行われてきたことがあげられる。眼鏡用レンズ材料を主題に,高屈折率を有する熱硬化性樹脂について過去の開発経過を含めて概説する。
  4. 最新フォトポリマー設計
    (阪府大院工)白井正充
    「高分子と光」を主題として,エレクトロニクス関連材料や情報記録材料用の新たな感光性高分子の合成と応用から,光を用いた高分子固体表面の修飾やプラスチックの廃棄処理やリサイクルに至るまで,フォトポリマーに関する最新の話題を提供する。
参加要領 1) 定員100名 2) 参加費(1)会社21,000円 (2)大学・官公庁10,500円 (3)学生・ゴールド・シルバー3,150円 (4)年会費制登録団体※1 年会費制を登録されている団体からの参加は何名様でも割引料金となります。 1) 会社16,800円 2) 大学・官公庁8,400円 (※1 詳細は http://www.spsj.or.jp/c18/2004nenkaihisei.htmlをご覧ください) 3)申込方法 申込用紙こちらをダウンロードしてご記入の上,FAXまたは郵送にて送付ください。参加証,請求書を随時送付いたしますので,請求書到着後,9月末日までに必ずご送金下さい。
申込先 高分子学会 05-3ポリマーフロンティア21係

05-1バイオ・高分子研究会

主題=生体機能を見る
<趣旨>ゲノムからプロテオーム科学への展開に従い,システムとしての生体機能を分子レベルで理解しようとする研究が活発になってきています。これには,測定機器やプローブ試薬の高感度化による1分子の検出ならびに可視化技術の進歩が大きく寄与しています。今回は「生体機能を見る」として,理学・工学・医学,また生物・物理・化学の境界領域で活躍している研究者の皆様にお話を伺います。分子から細胞まで話題が広がる楽しい会となると思いますので,どうぞ是非ご参加ください。
主 催 高分子学会 バイオ・高分子研究会
日 時 9月22日(木)19 : 00〜23日(金)16 : 00(高分子討論会最終日から)
会 場 作並温泉 ゆづくしの宿一の坊(仙台市青葉区作並温泉 TEL022-395-2131)
交 通 (1)往路:22日(木)高分子討論会会場,山形駅からJR仙山線に乗車,作並駅下車(山形駅→作並 快速34分,あるいは仙台駅→作並 快速27分)作並駅からは一の坊の送迎バスがあります。(2)帰路:23日(金)作並温泉 一の坊から送迎バスでJR仙山線作並駅に移動(作並駅より山形あるいは仙台に移動)
講 演
第1日=9月22日(木)<19 : 00〜> 懇親会
第2日=9月23日(金)<9 : 10〜11 : 40>
  1. ナノバイオからナノ医学への展開(東北大先進医工学)樋口秀男
  2. インスリン反応性糖輸送担体GLUT4の細胞内挙動とアクチンダイナミクス (東北大先進医工学)神崎 展
  3. 生きた細胞で生体分子間相互作用を見るための顕微鏡法(情報通信機構関西セ)原口徳子
<13 : 00〜15 : 30>
  1. ゲルの階層構造で解き明かす生体機能の秘密(北大院理)  剣萍
  2. マイクロデバイスを利用した生体反応の1分子検出(阪大産研)野地博行
  3. 電気化学バイオリソグラフィー:タンパク質や細胞を操る界面技術 (東北大院工)西澤松彦
参加要領 1) 定員50名 2) 参加費 (1)企業5,250円 (2)大学・官公庁3,150円 (3)学生・ゴールド・シルバー2,100円 (4)バイオ・高分子研究会メンバー無料 3) 宿泊費(1泊3食付)14,850円 宿泊せず23日昼食のみ1,050円。 懇親会は,講演の前日(9月22日)19 : 00から開催します。できるだけ22日からご参加ください。4) 申込方法 申込用紙こちらをダウンロードしてご記入の上,懇親会・宿泊・昼食・禁煙希望の有無を書き添えて,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費のみ10月末日までにご送金ください。 宿泊費,昼食代は当日払いです。振込はご遠慮ください。参加証と参加費の請求書(希望者のみ)は開催約2週間前に送付いたします。 5)申込締切 8月26日(金)
連絡先 東北大学多元物質科学研究所ハイブリッドナノ界面研究部 栗原和枝 
TEL 022-217-5673 FAX 022-217-5674
E-mail: biopoly@tagen.tohoku.ac.jp
申込先 高分子学会 05-1バイオ・高分子研究会係