2009年1月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2009年1月主催行事


平成20年度 東海シンポジウム

主題=高分子科学による将来展望 -持続型社会での高分子の役割-
<趣旨>地球温暖化対策が注目されている現代において,地球にやさしい材料の創製を担うことができる高分子材料への期待は高く,有限な地球資源を効率的に使用していくには高性能かつ高機能な材料開発の役割がますます重要となってきています。本シンポジウムでは,環境負荷低減に効果の大きい合成分野の進歩,高分子の形状制御をナノスケールで行うことによる機能の創製,脱化石原料である天然および生体物質の科学を出発とするバイオマテリアルの創製,およびすでに実社会において環境・エネルギー面で貢献している高分子技術・材料について,それぞれの分野の第一線でご活躍されている先生方にご講演いただきます。人類が直面している地球規模の問題に対して,高分子科学が果たしうる可能性,将来像を議論できる場となるよう企画いたしました。多数の方々のご参加をお願いいたします。
主 催 高分子学会東海支部
協 賛 日本化学会東海支部 東海化学工業会 有機合成化学協会東海支部 繊維学会東海支部 日本接着学会中部支部 日本分析化学会中部支部 色材協会中部支部 化学工学会東海支部 プラスチック成形加工学会 日本レオロジー学会 日本繊維機械学会東海支部 自動車技術会中部支部
日 時 1月29日(木),1月30日(金)
会 場 名古屋国際会議場222号室(名古屋市熱田区熱田西町1-1 TEL 052-683-7711)
交 通 名古屋駅から (1)地下鉄東山線栄駅または桜通線久屋大通駅で名城線に乗り換え,日比野駅または西高蔵駅下車,徒歩5分。(2)JRまたは名鉄で金山駅下車,地下鉄名城線に乗り換え,日比野駅または西高蔵駅下車,徒歩5分
プログラム
第1日=1月29日(木)<10 : 00〜12 : 10>
はじめに(東ソー)佐藤守彦
  1. 高分子合成への期待
    1. 分子機能をもつ機能性化合物の設計と合成(阪大院工)明石 満
    2. 希土類錯体触媒が拓く高分子材料(理研)侯 召民
<13 : 10〜16 : 10>
  1. 高分子の構造と形態のナノスケール制御
    1. ナノファブリケーション材料の創製(東工大院工)谷岡明彦
    2. 濃厚ポリマーブラシの構造と物性・機能(京大化研)辻井敬亘
    3. 自己組織化とナノ〜マイクロスケール制御(東工大総理工・理研)原 正彦
第2日=1月30日(金)<9 : 00〜12 : 00>
  1. バイオマテリアルによる機能設計
    1. DNAを利用した光機能マテリアルの開発(名大院工)浅沼浩之
    2. リグノフェノールを用いた高機能樹脂の創製(三重大生物資源)舩岡正光
    3. バイオデバイス表面の設計-医療分野への応用-(東大院工)石原一彦
<13 : 00〜16 : 00>
  1. 環境・エネルギー分野と高分子
    1. バルクヘテロジャンクション型高分子有機薄膜太陽電池-変換効率10%への挑戦-(名工大院工)林 靖彦
    2. 水処理用分離膜関連 水処理用分離膜技術の最前線-海水淡水化用逆浸透膜を中心に-(東レ)辺見昌弘
    3. 高分子電解質膜の開発と自動車用燃料電池への展開(豊田中研)川角昌弥
参加要領 1) 定員100名 2) 参加費(含予稿集代)(1)企業10,000円 (2)大学・官公庁5,000円 (3)学生 無料 3) 申込方法 氏名,勤務先,連絡先住所,TEL, FAX, E-mail, 会員番号,参加費払込日を明記し,FAXまたはE-mailでお申込みください。参加費は銀行振込[三井住友銀行名古屋支店 普通預金口座5557774 高分子学会東海 支部]でお支払いください。4) 申込締切 1月15日(木)
申込先 [460-0008] 名古屋市中区栄2-17-22
(財)中部科学技術センター内高分子学会東海支部 東海シンポジウム係宛
TEL 052-231-3070 FAX 052-204-1469
E-mail: tmorikawa@c-goudou.org