2009年7月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2009年7月主催行事


高分子講演会[東海]

主題=超分子化学の高分子設計と構造制御への応用

<趣旨>最近,超分子化学分野の発展には目を見張るものがある。高分子分野においても高分子設計やナノ構造制御,さらには材料創製に超分子化学を利用したり,超分子化学の視点を取り入れての研究が数多く進められている。本講演会では,超分子化学の分野において活躍されている3名の講師の先生方を迎えて,本主題分野の現状とその展望についてお話ししていただく予定です。
主 催 高分子学会東海支部
日 時 7月24日(金)13 : 30〜16 : 50
会 場 三重大学工学部 情報棟 多目的会議室(1F)
交 通 津駅前(東口)バスセンター「4番のりば」から三重交通バスに乗車,「大学病院前」で下車,徒歩約10分(所要時間約20分)。または,近鉄江戸橋駅から徒歩約20分。タクシーの場合,「三重大学工学部まで」と告げて下さい(所要時間,津駅から約10分)
プログラム<13 : 30〜16 : 50>
<13 : 30〜14 : 30>
  1. “ロタキサンが拓く新しい高分子材料の世界”
    (東京工業大学大学院)高田十志和
<14 : 40〜15 : 40>
  1. “超分子化学に基づくポリマー型ゲル化剤の開発”
    (信州大学大学院)英 謙二
<15 : 50〜16 : 50>
  1. “人工重合酵素の開発”
    (大阪大学大学院)原田 明
参加要領 1)定員60名 2)参加費 無料 3)申込方法 @氏名 A所属 B連絡先(住所,電話,FAX,E-mail)を明記して,下記にお申込み下さい(締切り日:7月21日(火))。
申込先・
連絡先
[514-8507]津市栗真町屋町1577
三重大学大学院 工学研究科 分子素材工学専攻 伊藤敬人
TEL & FAX 059-231-9410
E-mail: itoh@chem.mie-u.ac.jp

第72回高分子若手研究会[関西]

主題=ナノ構造制御によるソフトマテリアルの創成

<趣旨>近年,高分子科学の研究分野ではいかに非共有結合にて形成された化合物を評価し,機能面へと発展させるかが重要なポイントとなる。今回,高分子を合成面から物性・機能面まで多彩に研究を行っておられる5名の先生方をお招きし,ご講演頂きます。産・官・学の若手研究者・学生間の活発な議論を交換する場所として,多くの方々の参加をお待ち致しております。
主 催 高分子学会関西支部
会 期 7月25日(土)〜7月26日(日)
会 場 アイ・アイ・ランド http://www.iiland.ne.jp/
プログラム
講演
  ・水溶液中における両親媒性高分子
(阪大院理)佐藤尚弘
  ・電荷種間での相互作用を利用した超分子集合体の創製
(立命館大理工)前田大光
  ・カーボンナノチューブは,極限機能をもった1次元 高分子
(九大院工)中嶋直敏
  ・σ共役ポリシランを用いた鎖状高分子孤立鎖・超薄膜の配向・
   トポロジー・コンフォメーション挙動の解明
(奈良先端大)内藤昌信
  ・オルガノゲルをモチーフとした一次元分子集合体の設計と機能化
(東大院工)藤田典史
参加要領 1)定員80名 2)参加費 @一般 4,000円 A大学・官公庁 3,000円 B学生 2,000円 3)懇親会費 2,000円 4)宿泊費 5,000円 5)申込方法 下記のE-mailにてお申込み下さい。
申込先 TEL & FAX 06-6850-5447
E-mail: supramol@chem.sci.osaka-u.ac.jp
連絡先 大阪大学大学院理学研究科高分子科学専攻 高島義徳
TEL 06-6850-5447
E-mail: takasima@chem.sci.osaka-u.ac.jp

第13回高分子計算機科学討論会(夏の自由討論会)

〜参加者募集〜

<趣旨>本討論会は,計算機を利用した分子設計,材料設計,物性予測,機能解析等に関する理論,モデル,シミュレーション,ならびにそれらの高分子科学への応用について,学生,研究者の交流,情報交換を行う場です。若手が活発で密度の濃い討論を行えるよう,企業,大学あわせて定員を30名程度に絞り込み,合宿形式で自由に意見交換できる場を提供したいと思います。すでに年会で発表した研究,アイデア提起,市販・開発ソフトの紹介なども歓迎いたします。とくに学生,若手研究者,企業研究者,技術者の発表,参加をお待ちしております。また,参加者同士での交流を目的として,風光明媚な湖畔でのバーベキューディナーパーティーや2日目の午後にオプションで比叡山の散策を予定しております。材料開発分野で重要な役割を占めつつある計算科学の発展を支える若手を育て,将来の連携を育む場として,お近くの若手にも参加を奨励していただければ幸いです。
主 催 高分子学会 高分子計算機科学研究会
会 期 7月30日(木)13 : 30〜 7月31日(金)12 : 10
会 場 KKRホテルびわこ(滋賀県大津市下阪本1-1-1)  http://www.kkrbiwako.com/
交 通 JR京都駅からJR湖西線14分 唐崎駅下車 徒歩約12分(送迎バスあり)または JR大津駅(東海道本線)から江若バス「堅田」方面で20分「四ッ谷」下車徒歩1分
プログラム
第1日=7月30日(木)
<13 : 30〜13 : 40>

(運営委員長開会挨拶)寺石和夫
<13 : 40〜15 : 20>
 [依頼講演1]
  ・「材料開発に対する計算機シミュレーションの関わり方―旭化成における取り組み―」
(旭化成)青柳岳司
 [依頼講演2]
  ・「企業研究者の高分子計算科学(化学?)事始…そして今」
(ルモックス技研)志賀昭信
<15 : 20〜15 : 40>休憩
 [ポスター発表]
<15 : 40〜17 : 10>
  P-1)固体基板上のn-アルカン薄膜の構造形成:分子動力学シミュレーション
(山口大院理工)°三根雅生
(山口大理)浦上直人・野崎浩二・山本 隆
  P-2)β-ラクタム系薬とβ-シクロデキストリン類の水溶液中包接複合体構造に及ぼす
     pHの影響
(福岡大院)村上太一・°森脇英恵
(福岡大)湯川美穂・池田浩人・安藝初美
  P-3)ベシクルの形態変化シミュレーション
(山口大院理工)°野口威照・浦上直人・山本 隆
  P-4)TD-DFT法によるポリイミド薄膜の光学的性質の検討
(明治大理工)°水沼達郎・松本節子
  P-5)両親媒性溶液中における中間相形成の分子動力学シミュレーション
(京工繊大院工芸)°藤原 進・橋本雅人・伊藤 孝
  P-6)高分子の閉じ込めによる油中水滴型ドロップレットの形状変化シミュレーション
(山口大院理工)山本 隆・浦上直人・°黒川敬久
<18 : 00〜20 : 00>
夕食&懇親会(バーベキューパーティー)
第2日=7月31日(金)
[口頭発表時間20分/件 討論4分/件 交代1分/件 計25分/件]
<9 : 30〜10 : 45>
  1. 高分子結晶化の微視的シナリオ:“ガラス”からの結晶化と液体構造
    (山口大院理工)°山本 隆
  2. 自己無撞着場理論によるABA型トリブロックコポリマー/オイル系の相分離構造のモデル
    (山形大院理工)°金澤治嵩・杉本昌隆・小山清人
    (京大院工/JST-CREST)谷口貴志
  3. 高分子レオロジーのためのマルチスケールシミュレーション
    (JST-CREST/京大院工)°村島隆浩
    (京大院工/JST-CREST)谷口貴志
<10 : 45〜11 : 10>休憩
<11 : 10〜12 : 00>
  1. イオン強結合と電荷反転
    (京大院工)°浦長瀬正・山本量一
  2. Tumbling motion of a single chain in shear flow
    (京大工)°小林秀樹
    (京大工/JST-CREST)山本量一
<12 : 00〜12 : 10>
(運営委員長閉会挨拶)寺石和夫
<12 : 10〜>比叡山散策(オプション)
*交通費(ケーブルカーやバス等)および昼食代は別途自己負担になります。
参加要領 1)定員30名程度 2)参加費 @会社・大学・官公庁 4,200円 A学生 2,100円 B名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,100円 C高分子計算機科学研究会メンバー3,150円 3)宿泊費(1泊2食付き)15,000円 ※宿泊費は当日払いです。振込はご遠慮ください。4)申込方法 高分子学会申込みサイト http://www.spsj.or.jp/entry/ からお申し込みいただくか,下記申込書に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費を7月末日までにご送金下さい。参加証,請求書(希望者のみ)を順次送付させていただきます。5)申込締切 7月16日(木)
その他 宿泊 部屋は4〜5名の和室です。部屋割りは研究会運営委員会にご一任いただきます。申し込みの際,禁煙・喫煙希望,男女の別を明記してください。
連絡先 高分子学会 第13回高分子計算機科学研究討論会係
TEL 03-5540-3771