2010年6月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2010年6月主催行事


第15回高分子計算機科学研究会講座

主題=イノベーションを先導する材料開発とシミュレーション

<趣旨>高分子材料の研究開発においては,それが使用される環境において発現する機能が最大の焦点となります。一方,新規の高分子材料を開発する上では,分子レベルから考える必要があります。材料開発にシミュレーションを活用しようとする場合,目的に応じて適切なアプローチを選択しなければ,知りたい情報を得ることはできません。本講座では,三つの機能性高分子材料を取り上げ,機能設計と分子設計の両面から講演していただくことといたしました。機能設計シミュレーションから得られる情報は,望まれる機能を発現するためにはどのような物性が材料に要求されるのかといった形で,材料開発にフィードバックできると期待されます。また,分子設計シミュレーションからは,ポリマー構造と物性との関係を明らかにすることにより,要求される物性を発現するためにはどのようなポリマー構造とすべきかという指針が得られると期待されます。これらのシミュレーションは,どちらかだけというのではなく,研究のフェーズによって使い分けることが必要です。
本講座では,シミュレーションに興味をもっておられる高分子研究者を対象として,簡単な計算原理や実験との比較による検証,アプリケーション事例などをわかりやすく説明していただきます。シミュレーションでどういうことがわかるのか,研究開発にシミュレーションをどう使うのかという疑問をお持ちの研究者にとって,本講座が疑問を解消するヒントとなれば幸いです。数多くのご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 高分子計算機科学研究会
協 賛 (予定)電子情報通信学会 日本化学会 レオロジー学会
日 時 6月1日(火)9 : 50〜17 : 15
会 場 東京大学本郷キャンパス山上会館2階 大会議室(東京都文京区本郷7-3-1 TEL 03-3812-2111)
交 通 地下鉄丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」,千代田線「根津」,南北線「東大前」下車 徒歩10分
プログラム
<9 : 50〜10 : 00>運営委員長 挨拶
<10 : 00〜12 : 00>
 第一部 有機エレクトロニクス材料開発におけるシミュレーション
<10 : 00〜11 : 00>
  1. 機能設計からのアプローチ
    (日本アールソフト)沖  巌
<11 : 10〜12 : 10>
  1. 電子状態からの材料設計と材料開発
    (法政大情報科学)善甫 康成
<13 : 00〜15 : 00>
第二部 光学材料開発におけるシミュレーション
<13 : 00〜14 : 00>
  1. 複屈折解析の計算手法と活用手法
    (オートデスク)八木 隆行
<14 : 00〜15 : 00>
  1. 分子設計からのアプローチ
    (JSOL)小沢 拓
<15 : 15〜17 : 15>
第三部 感光性材料開発におけるシミュレーション
<15 : 15〜16 : 15>
  1. 機能設計からのアプローチ(リソグラフィーシミュレーションの概要)
    (リソテックジャパン)関口 淳
<16 : 15〜17 : 15>
  1. 分子設計からのアプローチ―半導体リソグラフィープロセスへの適用
    (産総研)森田 裕史
参加要領 1)定員100名 2)参加費 @企業 13,650円 A大学・官公庁 5,250円 B学生 2,100円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,100円 D高分子計算機科学研究会メンバー a)企業 10,500円 b)大学・官公庁 4,200円 3)申込方法 学会ホームページまたは申込用紙(349頁)に記入しFAXまたは郵送にて送付の上,参加費用を6月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は順次ご送付いたします。
担 当 高分子学会 第15回高分子計算機科学研究会講座係


第72回武蔵野地区高分子懇話会

主題=最新の分析化学技術の物性・構造解析への応用

<趣旨>分析化学技術は日々進歩を続け,その応用範囲は常に広がりを見せています。また,一方で,分析の対象となる物質もまた,日々進歩を見せ,その物性や構造を解析するためにさまざまなアプローチが必要となってきています。そこで本セミナーでは,分析化学技術とその対象物の両方の観点から,最新の応用領域について紹介します。
主 催 高分子学会関東支部
日 時 6月4日(金)13 : 30〜17 : 00
会 場 日本電子(株)開発館RDホール(昭島市武蔵野3-1-2)
交 通 JR青梅線 中神駅下車,徒歩10分
プログラム
講演<13 : 30〜16 : 55>
  1. 最近の固体NMRを用いたバクテリオクロロフィルCの積層構造の研究
    (日本電子NM事業ユニット)中井 利仁
  2. Spiral TOFの高分子への応用
    (日本電子MS事業ユニット)橋本 将宏
  3. イオン液体,この不思議なモノ ―相転移挙動から見た特異性―
    (千葉大院融合科学)西川 恵子
日本電子社内見学<16 : 25〜16 : 55>

懇親会<17 : 00〜19 : 00>
参加要領 1)定員50名 2)参加費 会員・学生 無料,会員外 1,000円(ただし,所属企業が法人会員の場合は無料)3)懇親会費 一般 2,000円 学生 1,000円(当日徴収)4)申込方法 氏名,所属,電話番号,E-mail Address, 懇親会参加の有無を明記し,E-mailで下記の連絡先までお申し込みください。
申込・連絡先 日本電子(株)NM事業ユニット 堤 遊 TEL 042-542-2241
E-mail: ytsutsum@jeol.co.jp

第132回東海高分子研究会講演会

主題=高分子材料のミクロとマクロ

<趣旨>東海高分子研究会では,東海地区の学生や大学・企業で高分子に携わる研究者を対象に,年間で4回の講演会を開催しております。本年度2回目の講演会は,「高分子材料のミクロとマクロ」と題して,硬化性樹脂というマクロな視点と高分子薄膜のミクロな構造解析について当分野でご活躍されている二人の先生を企業,大学からお招きし最新の研究成果について講演していただきます。研究・開発における企業と大学の両方からの考え方に触れられる貴重な機会です。また,産・官・学の若手研究者間の交流も深めることができますので,積極的にご参加下さいますようお願い致します。なお,東海地区以外からの参加者も歓迎致します。
主 催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会
日 時 6月5日(土)13 : 30〜16 : 00
会 場 名古屋大学 名古屋大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)3階ベンチャーホール(名古屋市千種区不老町)
交 通 名古屋市営地下鉄名城線
「名古屋大学駅」下車(3番出口)
(JR名古屋駅から地下鉄東山線「本山駅」乗換,名古屋大学まで約30分)
http://www.vbl.nagoya-u.ac.jp/access/index.html
プログラム
<13 : 30〜16 : 00>
  1. 「in situ重合の特性と評価について」
    (東亞合成)佐々木 裕
  2. 「表面・界面における高分子鎖のコンフォメーション・配向・トポロジー解析」
    (奈良先端科学技術大学院大学)内藤 昌信
  1. 交流会 講演終了後に交流会を予定しています
参加要領 1)定員100名 2)参加費無料 3)申込締切 5月29日(土)4)申込方法:氏名,所属,連絡先を明記の上,下記までE-mailまたはFAXでお申込み下さい。
申込・連絡先 [455-0027]愛知県名古屋市港区船見町1-1 東亞合成(株) 長谷川剛史
TEL&FAX 052-611-9916
E-mail: takashi_hasegawa@mail.toagosei.co.jp

第49回湘北地区懇話会

主題=材料・構造による光の制御・応用

主 催 高分子学会関東支部
日 時 6月10日(木)13 : 00〜19 : 30
会 場 三菱化学グループ横浜研究センター(神奈川県横浜市鴨志田町1000 当日の連絡先:TEL 045-963-3853 担当:松島)
交 通 東急田園都市線「青葉台駅」より東急バス(青51/61)「日体大行」にて約10分「田奈高校前」下車徒歩2分,あるいは,同駅下車タクシー約5分
プログラム
講 演<13 : 00〜17 : 00>
  1. 光硬化性高屈折率コンポジット材料の開発
    (三菱化学科技セ)上野 信彦
  2. 高分子材料の自己組織化と光学機能
    (三菱レイヨン)魚津 吉弘
  3. ワイヤーグリッド偏光子の開発
    (旭硝子)海田 由里子
  4. ナノインプリントリソグラフィにおける光の利用と界面機能分子制御
    (東北大)中川 勝
見学会 <17 : 10〜18 : 00>
 三菱化学グループ横浜研究センター内の見学
懇親会<18 : 00〜19 : 30>
参加要領 1)定員50名 2)参加費 会員・学生無料,会員外 1,000円(ただし,所属企業が法人会員の場合は無料)3)懇親会費 一般 3,000円,学生 1,000円(当日徴収)4)申込方法 氏名,勤務先,種別(個人会員,法人会員,学生,非会員の別),懇親会出欠を明記の上,E-mailでお申込みください 5)申込締切 5月31日(定員になり次第締切)
申込・連絡先 東京工業大学資源化学研究所 彌田智一
申込受付担当:笠松
E-mail: yoshiuji.j.aa@m.titech.ac.jp

10-1燃料電池材料研究会

主題=液体燃料を用いる燃料電池

<趣旨>液体燃料を用いる燃料電池は理論的に高い出力密度が見込まれ可搬性にも優れることから,携帯機器や電気自動車への応用が期待されている。アルコールやヒドラジンなどが燃料として高いポテンシャルをもつことが示されているが,電極触媒や電解質膜など構成材料に関する課題も多い。
本研究会では,この分野で先駆的な研究をなされておられる講師陣から最新技術の進展について解説を頂き,活発な討論を行います。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 燃料電池材料研究会
日 時 6月11日(金)13 : 10〜16 : 40
会 場 化学会館6階601AB会議室
(東京都千代田区神田駿河台1-5
TEL 03-3292-6161)
交 通 @JR中央線・総武線 御茶ノ水駅下車 徒歩3分
A東京メトロ丸の内線 御茶ノ水駅下車 徒歩4分
B東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅下車 徒歩5分
プログラム
<13 : 10〜13 : 30>
  1. 固体高分子形燃料電池用ポリマー電解質に関する調査研究の報告
    (早稲田大学)西出 宏之
<13 : 30〜14 : 30>
  1. 電気泳動堆積法を用いたDMFCの触媒層のナノ・ミクロ構造制御
    (首都大学東京)金村 聖志
<14 : 40〜15 : 40>
  1. 貴金属フリー液体燃料電池(PMfLFC)
    (ダイハツ工業)山口 進
<15 : 40〜16 : 40>
  1. 放送機器とポータブル燃料電池の幸せな出会い
    (NHK)清岡 昌吉
*プログラムは予告なく変更させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
参加要領 1)定員 70名 2)参加資格 燃料電池材料研究会メンバー(本会は燃料電池材料研究会メンバーのみの会となります。)3)参加費 無料 4)申込方法 ホームページまたは申込用紙(349頁)に記入し,FAXまたは郵送にてご送付ください。参加証を順次ご送付いたします。5)その他 燃料電池材料研究会メンバーでない方で参加を希望される方はhttp://www.spsj.or.jp/c12/enterpdf/materials.pdfにて入会手続き後,上記4)よりお申込みください。参加申込備考欄または申込書余白に「入会申込申請中」と記入してください。
申込先 高分子学会 10-1燃料電池材料研究会係

10-1接着と塗装研究会

主題=超耐久塗料,超耐久接着剤

<趣旨>接着と塗装にかかわる産業は,20世紀末から開発された新規機能性材料を用いることで多くの恩恵を受け,旧来の接着剤や塗料と比較して,さまざまな性能向上を果たしています。一方,接着と塗装にかかわる産業は,消費や廃棄,資源や環境問題を真っ向から捉え持続的発展を遂げながら循環型社会に融和を図ることを求められています。このような産業背景をもとに,接着と塗装産業における基本的課題「耐久性の向上」によって,接着製品,塗装製品を使用していただくお客様の利益に貢献するだけではなく,そのような製品を長期に使用していただくことが,環境への負荷を低減することにもつながることとなります。
本研究会では,耐久性材料に関し日々研究されている著名な3名の先生方に,背景,理論と現在の研究開発状況についてご紹介・話題提供をしていただきます。ここから,さらなる研究開発や応用展開へのヒントが出てくれば非常に嬉しいことです。多くの皆様の参加を期待いたします。
主 催 高分子学会 接着と塗装研究会
日 時 6月11日(金)13 : 30〜16 : 15
会 場 すみだ産業会館 会議室4
(東京都墨田区江東橋3-9-10)
交 通 JR線または東京メトロ錦糸町駅下車徒歩1分
プログラム
<13 : 30〜14 : 25>
  1. 超サステナブルストラクチャーと材料
    (東工大)田中 享二
    建築物の長寿命化は,環境の時代に対する建築の側からの回答である。現在,わが国の建築物長寿命化の目標はおおよそ100年である。ただこれでは環境問題解決の観点からは,充分ではない。我々はもっと長寿命化を目指す必要がある。数世紀を想定した建築を目指す必要がある。ここではこれを超サステナブルストラクチャーと呼び,これを具現化するための考え方,方法について考察する。
<14 : 30〜15 : 20>
  1. 人と地球に優しい超耐久性塗料
    ―地球環境の持続的保全と経済的なインフラ維持のために―
    (大日本塗料)里 隆幸
    まずは本講演の背景となる地球環境の劇的悪化に関する現状の紹介とその原因および対策について述べ,このような現状から,産業界はインフラ整備と維持管理に関して社会から何を求められているのかを明示する。次にこのような社会要求に対する講演者所属企業における取り組み状況を概説し,最後に,本題である人と地球にやさしい超耐久性塗料に関する新技術・新工法,すなわち,@厚膜形ふっ素樹脂塗装システム,A省工程コンクリート片はく落防止工法を紹介する。
<15 : 25〜16 : 15>
  1. 超耐久接着剤
    ―高機能接着剤 ハードロック―
    (電気化学工業)依田 公彦
    電気化学工業の高機能接着剤「ハードロック」は,スピーカー,溶接代替用途を中心に常温速硬化に特長をもつ2液主剤型アクリル系接着剤SGAシリーズ,電気・電子部品用途を中心に高精度固定に特長をもつ1液紫外線硬化型アクリル系接着剤UVシリーズ,光学レンズ接着用途を中心とする1液紫外線硬化型接着剤OPシリーズがラインナップされ,幅広く普及している。本講演では,具体的な事例を交え,これら接着剤の特性につき紹介する。
参加要領 1)定員60名 2)参加費 @企業 3,150円 A大学・官公庁 2,100円 B学生 1,050円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 1,050円 D接着と塗装研究会メンバー無料 3)申込方法 学会ホームページまたは申込書(349頁)に必要事項を記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費用を6月末日までにご送金下さい。参加証,請求書(希望者のみ)を送付します。
担 当 高分子学会 10-1接着と塗装研究会係

第78回千葉地域活動高分子研究交流講演会

主 催 高分子学会関東支部
日 時 6月15日(火)14 : 00〜17 : 20
会 場 千葉大学工学部19号棟115教室(千葉市稲毛区弥生町1-33)
交 通 JR総武線西千葉駅下車北口または京成千葉線みどり台駅下車
プログラム
<14 : 00〜15 : 00>
[座長 谷口竜王(千葉大学)]
  1. 中性子小角散乱法の特徴と重合溶液のその場・実時間観察への展開
    (原子力開発機構)元川 竜平
<15 : 10〜16 : 10>
[座長 尼子雅章(東レ・ダウコーニング)]
  1. 高分子による微粒子分散系のレオロジーコントロール
    (千葉大院工)大坪 泰文
<16 : 20〜17 : 20>
[座長 菊地英夫(東洋合成工業)]
  1. 導電性高分子複合材料の開発
    ―微粒子充填効果―
    (名大院工)小長谷 重次
<17 : 30〜>
 懇親会 講演終了後,開催します。
参加要領 1)定員80名 2)参加費 高分子学会会員(所属企業が法人会員の場合も含む)・学生会員 無料 会員外 1,000円 3)懇親会参加費 一般 3,000円,学生 1,000円(当日徴収)4)講演聴講・懇親会,ともに当日受付となります。
申込・連絡先 東京理科大学理工学部工業化学科 山下 俊 TEL 0471-22-9508
E-mail: yama@rs.noda.tus.ac.jp

第37回湘南地区講演会・見学会

主題=高分子ゲルの新展開

主 催 高分子学会関東支部
日 時 6月18日(金)13 : 30〜19 : 00
会 場 住友ベークライト(株)基礎研究所(横浜市戸塚区秋葉町495)
交 通 JR東海道線または横須賀線
「戸塚駅」下車 バス利用
@三ツ境駅行き・弥生台行きバス「富士橋」下車徒歩5〜6分
A横浜駅東口行きバス「柏尾」下車徒歩7〜8分
詳細はホームページ(http://www.sumibe.co.jp/company/office.html#fundmtl_lab)をご覧ください
プログラム
講 演<13 : 30〜16 : 00>
  1. 熱硬化性樹脂におけるゲルの設計
    (住友ベークライト)中尾 俊夫
  2. イオン液体と高分子が織り成す多彩な材料系
    (横浜国大)渡邉 正義
  3. 高分子ゲルのバイオミメティック材料としての新展開
    (東大院工)吉田 亮
見学会<16 : 00〜17 : 00>
 住友ベークライト(株)基礎研究所

懇親会<17 : 00〜19 : 00>
参加要領 1)定員(50名)2)参加費 会員・学生:無料,会員外:1,000円(ただし,所属企業が法人会員の場合は無料)3)懇親会費 一般 3,000円,学生 1,000円(当日徴収)4)申込方法 氏名,勤務先,懇親会参加の有無を記入してE-mailにて下記あてお申込みください。
申込・連絡先 慶應義塾大学理工学部 石榑崇明
TEL 045-566-1593
E-mail: ishigure@appi.keio.ac.jp

関東高分子若手研究会2010春の講演会

主題=社会で役立つ次世代高分子材料の開発 ―高分子・ゲル科学の新展開―

<趣旨>高分子は社会と密接に繋がった材料です。希望の機能を発現させるためには化学構造を制御することや,さまざまな材料と複合化することが重要になってきます。今回は,そのような方法論で実用的な高分子材料開発に挑戦している3名の先生方をお招きして,お話を頂戴することになりました。大学と産業界の研究アプローチの違いや,実用化に向けた課題など紹介していただけると思います。多くの方々の参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会
日 時 6月19日(土)13 : 00〜17 : 00
会 場 東京大学本郷キャンパス工学部2号館211号室(東京都文京区本郷7-3-1)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_03_j.html
交 通 @本郷三丁目駅(東京メトロ丸の内線 徒歩8分),A本郷三丁目駅(都営地下鉄大江戸線 徒歩10分),B湯島駅または根津駅(東京メトロ千代田線 徒歩8分),C東大前駅(東京メトロ南北線 徒歩8分),D春日駅(都営地下鉄三田線 徒歩10分)
プログラム
講 演<13 : 00〜17 : 00>
開催趣旨説明
  1. 相分離構造制御による有機無機複合材料の機能化とその応用
    (三井化学)高木 斗志彦
  2. バイオマテリアルとしての高分子ミセルの新展開―精密構造高分子が形成するゲル・粒子・シート状材料―
    (農工大工)村上 義彦
  3. 研究は楽しくやろう
    (東大院工)相田 卓三
懇親会<17 : 30〜>
参加要領 1)参加費 @企業・大学 2,000円 A学生無料(当日徴収)2)懇親会費 別途(当日徴収)3)申込方法 氏名,所属,連絡先(E-mailまたは電話),懇親会出席の有無を明記し,E-mail, FAXまたは郵送にて事前にお申込ください。お席に余裕があれば,当日登録もお受けいたします。
申込・連絡先 横浜国立大学大学院工学研究院機能の創生部門
[240-8501]横浜市保土ヶ谷区常盤台79-5 小久保 尚  TEL 045-339-3956
E-mail: hkokubo@ynu.ac.jp
URL: http://www2.spsj.or.jp/kantowakate/

10-1光反応・電子用材料研究会

主題=ブロックコポリマーを用いた自己組織化リソグラフィー

<趣旨>電子デバイスの高集積化は近年の光リソグラフィーの発展に多くを負っています。しかし,トップダウンによる微細加工は20 nm以下の加工寸法になると技術的にも高い壁に当たると予想されています。さらに,加工寸法が小さくなるほど,非常に高価な装置と材料を用いなければならず,コストの増大が大きな負担になっています。このため,ボトムアップ的な自己組織化を利用した加工法が注目されるようになっています。とくに,ブロックコポリマーの自己組織化構造を利用したリソグラフィーは,工場の設備がそのまま使えるなど,これまでのリソグラフィー技術と相性が良いため注目されています。他方,パターンの制御性に問題がありましたが,近年,トップダウンによる制御性とボトムアップによる微細化をうまく組み合わせた,Directed Self-Assemblyが提唱され,電子デバイス側からも注目されるようになりました。今回は第一線で活躍されている講師の先生方をお招きして,「ブロックコポリマーを用いたリソグラフィー」に関する研究会を企画いたしました。多くの方のご来聴をお待ちいたしております。
主 催 高分子学会 光反応・電子用材料研究会
協 賛 日本化学会 応用物理学会(予定)
日 時 6月22日(火)13 : 00〜16 : 50
会 場 東京理科大学 森戸記念館 地下1階 第一フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2 TEL 03-5225-1033)
交 通 JR総武線,地下鉄有楽町線,東西線,南北線飯田橋駅下車 徒歩10分
都営地下鉄 牛込神楽坂駅 徒歩10分
http://www.tus.ac.jp/info/access/kagcamp.html 参照)
プログラム
<13 : 00〜16 : 50>
  1. Directed assembly of block copolymers on chemically nanopatterned surfaces
    (Univ. of Wisconsin)Paul F. Nealey
  2. Control of the microdomain structure in block copolymer thin films for defect-freenano-patterning
    (京大院工)竹中幹人
  3. Integrating block copolymer directed self-assembly with conventional lithography
    (IBM Almaden Research Center)Daniel P. Sanders
  4. 16 nm技術ノードに向けたブロック共重合体リソグラフィ
    (NTT物性科学基礎研)山口 徹
参加要領 1)定員60名 2)参加費 @企業 3,150円 A大学・官公庁 2,100円 B学生 1,050円 C終身・名誉・フェロー・ゴールド・シルバー会員 1,050円 D光反応・電子用材料研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページまたは申込用紙(349頁)に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,6月末日までに参加費をご送金ください。参加証,請求書(希望者のみ)は順次発送いたします。
担 当 高分子学会 10-1光反応・電子用材料研究会係

10-1高分子基礎物性研究会

主題=バイオ高分子の基礎物性と機能材料創成

<趣旨>ナノテクノロジーの進展にともなって,生体内でナノメートルスケールでの相互作用により構造形成・機能発現を実現している生体関連高分子の研究手法も,多様化しつつあります。高分子基礎物性という観点からも,生体関連高分子が示すさまざまな挙動は興味深い研究対象となっております。本講演会では,バイオ高分子における構造・ダイナミクスなど基礎的物性に関する新しい視点や,それらをベースとした新規機能性材料の開発などの話題を取り上げました。高分子の基礎的物性を専門とする研究者はもとより,バイオ・ナノテクノロジーから機能材料開発に携わる方々のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 高分子基礎物性研究会
日 時 6月24日(木)10 : 00〜16 : 20
会 場 大阪大学中之島センター 7F
講義室3(大阪市北区中之島4-3-53
TEL 06-6444-2100)
交 通 京阪中之島線 中之島駅より徒歩約5分,JR東西線 新福島駅より徒歩約9分,地下鉄四つ橋線肥後橋駅より徒歩約10分,地下鉄御堂筋線淀屋橋駅より徒歩約16分
プログラム
<10 : 00〜11 : 00>
  1. 金基板に固定化したヘリックスペプチドを介する100Åを超える超長距離電子移動
    (京大院工)木村 俊作
<11 : 00〜12 : 00>
  1. 表面プラズモン共鳴励起増強蛍光によるバイオセンシング
    (産総研)田和 圭子
<13 : 00〜14 : 00>
  1. 放射光を用いた毛髪ケラチンの動的構造解析のヘアケア製品開発への応用
    (P&Gイノベーション)佐野 則道
<14 : 00〜15 : 00>
  1. バイオミメティック接着剤の創製とハイブリッド材料への展開
    (北陸先端大院)金子 大作
<15 : 20〜16 : 20>
  1. セルロース系多糖および誘導体
    ―基礎物性 アバウト多しも 高機能 !?―
    (京大院農)西尾 嘉之
参加要領 1)定員60名 2)参加費(銀行振込・手数料は振込人にて負担ください)@会社 5,250円 A大学・官公庁 3,150円 B学生 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,100円 C高分子基礎物性研究会メンバー 無料 3)申込方法 学会ホームページまたは申込用紙(349頁)に記入しFAXまたは郵送にて送付の上,参加費用を6月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は順次ご送付いたします。
担 当 高分子学会 10-1高分子基礎物性研究会係