2010年9月主催行事
本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2010年9月主催行事


浜松ホトニクス(株) 中央研究所 見学会

<趣旨>高分子学会東海支部では,ニュートリノの観測に使用される光電子増倍管をはじめとする光センサや,半導体レ−ザ−など先進的光技術の企業として知られる浜松ホトニクス(株)様のご厚意により,浜松ホトニクス中央研究所の見学会を企画いたしました。浜松ホトニクスは,光の基礎研究から光通信,光センサ,半導体レ−ザ−,バイオホトニクスといった光技術に関する応用研究・開発までを広く手がける企業で,今回の見学では光電子増倍管,極微弱光検出カメラ,半導体レーザ使用の植物工場,光コンピューティング,PET,光CTなどについて見学させていただける予定です。
 昨今のハイテク技術の進展や高分子材料の研究や開発にも光技術は欠かせない要素技術として重要な役割を果たしており,最先端の光技術の研究を見学できる機会ですので,是非ともご参加くださいますようご案内いたします。
主 催 高分子学会 東海支部
日 時 9月1日(水) 12 : 50集合〜16 : 35解散
会 場 見学先 浜松ホトニクス(株) 中央研究所 (静岡県浜松市浜北区平口5000)
交 通 集合・解散場所 JR浜松駅 遠鉄百貨店 南側
プログラム
スケジュール
 12 : 50
  JR浜松駅(遠鉄百貨店南側)に集合
 13 : 00
  貸切バス(遠鉄観光バス(浜松観光))で目的地へ出発
 13 : 45
  浜松ホトニクス(株) 中央研究所 到着
 14 : 00〜15 : 40
  概要説明,中央研究所見学,質疑応答
 15 : 50
  浜松ホトニクス(株) 中央研究所 出発
 16 : 35
  JR浜松駅到着予定 解散
参加要領 参加費:正会員 2,000円,学生 1,000円 募集人員:40名(定員になり次第申し込みを締め切ります) 参加申込:会社名・機関名,所在地(郵便番号),申込者氏名,所属部署,役職,TEL,FAX,E-mailアドレスをご記入のうえ,FAXまたはE-mailにてお申し込みください。
申込締切 8月20日(金)
申込先 [460-0011]名古屋市中区大須一丁目35番18号一光大須ビル7階
(財)中部科学技術センター内 高分子学会東海支部 事務局
TEL 052-231-3070 FAX 052-204-1469
E-mail: tmorikawa@c-goudou.org
*本件について見学先企業様への直接のお問い合わせはご遠慮願います。
**企業の方には,当日秘密保持に関する確認書に署名をいただきますのでご承知置きください。

第133回東海高分子研究会講演会(夏期合宿)

<趣旨>本講演会は大学・企業・官公庁の若手研究者を対象とした合宿形式のセミナーです。高分子の各分野でご活躍されている先生をお招きして,最新の研究成果についてご講演いただきます。また,若手研究者による依頼講演や学生を中心としたポスターセッションも行います。ポスターセッションでは,優れた発表者にポスター賞を授与します。
 高分子の合成から物性にわたる基礎から応用までの幅広い話題を提供していただき,産・官・学の研究者間の活発な議論と交流が図れる良い機会です。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。なお,東海地区以外からの参加者も歓迎いたします。
主 催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会
日 時 9月3日(金)12 : 40〜4日(土)11 : 30
会 場 西浦温泉ホテルたつき(愛知県蒲郡市西浦町大山25)
TEL 0533-57-5111 FAX 0533-57-5118
URL:http://www.tatsuki-aoi.com/index.php
交 通 @JR蒲郡駅下車 送迎バス有り(事前に要連絡)
A名鉄西浦駅下車 送迎バスあり(温泉組合巡回バス)
B東名高速道路 音羽蒲郡ICより車で約40分
プログラム
1日目<12 : 40〜18 : 00>
  1. 「生体関連分子を有する光学活性高分子の合成と機能」
    (名大院工)飯田拡基
  2. 「環状スルホンイミンの水素移動型不斉還元反応に用いる高分子固定化不斉触媒の開発」
    (豊橋技科大院工)杉江治城
  3. 「液晶性高分子のガラス転移と構造形成過程」
    (東工大院理工)戸木田雅利
  4. 「帰ってきた脱水重縮合:硫黄を含むポリエステルを中心に」
    (名工大院工)高須昭則
  5. 「界面を制御する高分子 〜生活用品と化学品への応用〜」
    (花王(株))鬼頭哲治
  6. ポスターセッション
2日目<9 : 20〜11 : 30>
  1. 「固/液界面での両親媒性ペプチドのナノ繊維化における芳香族導入の効果」
    (名工大院工)松井良樹
  2. 「極性高分子と金属の界面における相互作用と物性制御」
    (静岡大工)松田靖弘
  3. 「リオトロピック液晶の自己集合とゾルゲル反応を相補的に利用した配向無機構造」
    (名大院工)原 光生
  4. 「超分子ナノ構造体のバイオ応用」
    (京大院工)池田 将
参加要領 1)定員60名 2)参加費(当日徴収,宿泊・食事・テキスト代を含む)@大学・官公庁・企業15,000円 A学生7,000円 B1日のみ,あるいは部分的な参加も受け付けます。 3)申込方法 氏名,勤務先,電話番号,E-mailアドレス,バス利用の有無を明記し,下記申込先にE-mail,FAX,またはハガキにてお申し込みください。
申込先 E-mail: kawauchi@ens.tut.ac.jp
TEL 0532-44-6797 FAX 0532-48-5833
担当者 [441-8580]豊橋市天伯町雲雀ケ丘1-1 豊橋技術科学大学大学院工学研究科環境・生命工学系 河内岳大

東海ミニシンポジウム

主題=接着・接合の界面をさぐる

<趣旨>高分子学会東海支部では,高分子を中心として材料に関するトピックスを取り上げ会員相互の親睦と少人数での活発な議論を目的としてミニシンポジウムを企画して好評を得てまいりました。
 樹脂−樹脂,樹脂―異種材料の界面をつなぐ接着,接合は産業を支える基幹技術として幅広く活用され,今後もその重要性は高まる一方です。その現象は,接着剤そのものだけでなく,表面,界面の構造と物性に密接に関連しており,その学際的な理解を困難にしています。一方,より高強度な接着接合が必要とされ,さらに信頼性を確保する点からもナノ・ミクロレベルからの議論がますます重要になってくると考えらます。今回,基礎的な面からの接着・接合現象を改めて見直すと同時に,最近の接着接合技術の進歩と界面の状態解析の進歩の両面からの研究成果を講演いただき,現象とその理解がどこまで進展したかを議論し,新たなブレークスルーにつながる一助とすることを目的に企画いたしました。
主 催 高分子学会 東海支部
日 時 9月6日(月)10 : 20〜17 : 20
会 場 (株)豊田中央研究所 厚生センター「アクタスBホール」(愛知県愛知郡長久手町大字長湫字横道41-1 TEL 0561-63-6627)
交 通 @JR名古屋駅より地下鉄東山線藤が丘行で藤が丘駅下車(約25分)。藤が丘より名鉄バス長久手車庫行で長久手車庫下車(約15分)。徒歩2分。A藤が丘よりタクシーで約10分。B藤が丘よりLINIMOにて長久手古戦場下車(約7分)。徒歩5分。C自家用車でお越しの方は,お申し込みのときにご連絡ください(20台程度まで駐車場を用意できます)。
プログラム
<10 : 20〜11 : 50>
  1. 「接着の界面化学:表面自由エネルギーの基礎と応用」
    (関西大学)宮田隆志
<13 : 10〜14 : 40>
  1. 「高分子材料ナノ接合」
    (九州大院工)田中敬二
<15 : 00〜16 : 10>
  1. 「トリアジンチオールを用いた異種材料の接着」
    (岩手大工)平原英俊
<16 : 10〜17 : 20>
  1. 「光硬化型樹脂の密着性〜似たもの同士がよく密着するのか?〜」
    (東亞合成)稲田和正
参加要領 1)定員80名(先着順) 2)参加費@会員6,000円 A学生2,000円(予稿集代,消費税を含む)B昼食代1,100円(会場周辺には一般食堂がありません。昼食を希望される方はお申し込みください)。 3)申込方法 氏名,会員番号,勤務先,連絡先住所・電話番号・FAX番号,昼食の要否,参加費振込予定日ならびに駐車場の要否を明記し,FAXないしはE-mailでお申し込みください。参加費および昼食代は銀行振込(三井住友銀行名古屋支店 普通預金口座5557774高分子学会東海支部)でお支払いください。 4)申込締切 8月27日(金)
申込先 [460-0008]名古屋市中区大須一丁目35番18号 一光大須ビル7階 (財)中部科学技術センター内 高分子学会東海支部
TEL 052-231-3070 FAX 052-204-1469
E-mail: tmorikawa@c-goudou.org
URL:http://www.c-goudou.org
連絡先 TEL 0561-71-7569
E-mail: e0909@mosk.tytlabs.co.jp
担当者 豊田中央研究所 渡辺 修

2010接着と塗装研究会講座

主題=接着と塗装技術のエネルギー分野,環境分野への新展開

<趣旨>2008年,日本が議長国をつとめた洞爺湖サミットにおいてG8加盟国は,2020年までの中期目標について,「野心的な中期の“国別総量目標”を実施することを求める」ことで合意しています。日本は2009年7月に,1990年比で2020年までに国内の温室効果ガス排出量を25%削減することを目標と定めました。この目標実現のためには,既存エネルギーから再生可能エネルギーへの転換やエネルギーの蓄積,省エネルギー化技術の積極的採用や資源の3R(リユース・リデュース・リサイクル)徹底などを,個人,産業,自治体,国家レベルで大胆に実行する必要があります。
 周知のとおり,有機溶剤を使用し,乾燥工程に熱源を必要とする接着と塗装分野において,環境保全と経済発展を両立させることは難しい産業であります。さらに一度接着したものや塗装したものをリユース,リサイクルしにくくさせているのもまた接着や塗装材料でもあります。
このような状況の中,人類社会の持続のためにどのように積極的な環境配慮技術を世界に対して訴えることができるかが,接着と塗装産業に問われています。本講座は接着と塗装技術のエネルギー分野,環境分野にかかわる最近の動向について紹介していただこうと企画したものです。この企画を通して明らかになったことは,大胆な技術の採用や既存の技術,材料を見直すことによってエネルギーおよび環境分野は,接着と塗装産業にとって利益を生み出す魅力的な市場であることでした。
 この講座が,新たな知見やヒントを得る場として,あるいは全く違う方面への展開のきっかけを見つける場として活用いただけたら幸いです。多くの皆様の参加を期待いたします。
主 催 高分子学会 接着と塗装研究会
日 時 9月10日(金)10 : 00〜16 : 15
会 場 すみだ産業会館 会議室1.2 丸井錦糸町店9F(東京都墨田区江東橋3-9-10 TEL 03-3635-4351)
交 通 JR線または東京メトロ錦糸町駅 徒歩1分
http://www.sumidasangyoukaikan.jp/
プログラム
<10 : 00〜11 : 00>
太陽電池,リチウムイオン電池に用いられる構成材料
(アルケマ)斎藤正一郎,松永昌之
 アルケマ(株)の製品で最近注目を集めている太陽電池やリチウムイオン電池に使われる材料(EVA,PVDF)を取り上げ,その技術や開発状況に関して実例を挙げて紹介していただきます。太陽電池封止材に使われているEVA樹脂に関しては製造方法および構造・特長,その用途および応用展開に関しての基本的な知識や市場と今後の展望などを講演いただきます。
 リチウムイオンバッテリーのバインダーに使われているPVDFに関してはエマルジョン技術を中心に一般特性から塗料・電池用途への応用技術と,配合例や開発事例を紹介していただく予定です。
<11 : 00〜12 : 00>
太陽電池モジュールと構成材料の信頼性試験
(エスペック)棚橋紀悟
 太陽電池モジュールの設計適格性確認および型式認証のための要求事項として,IEC規格やUL規格において,その試験方法が示されています。これらの試験方法の動向を紹介いただき,環境試験および環境試験機器に求められる要件・性能を解説していただく予定です。また,今後開発される多様な太陽電池モジュールにおいては長寿命化と高信頼性維持が求められ,これらへの高分子材料の利用に関しての試験動向についても紹介していただく予定です。
<13 : 00〜14 : 00>
主鎖ならびに側鎖分解型ポリマーを用いる易解体性接着材料の設計
(阪市大院工)松本章一
 熱や光によって容易に分解するポリペルオキシドを利用した分解性ポリマー材料の特徴や易解体性接着への応用例などを紹介する。
 また,ポリペルオキシド以外の分解性ポリマーを用いた易解体性接着材料の開発状況について紹介していただく予定です。
<14 : 00〜15 : 00>
二酸化炭素塗装システム
(産総研コンパクト化学)相澤崇史
 塗装分野での環境問題への取り組みが強化される中,有機溶剤の代わりに二酸化炭素を希釈剤として用いるユニークな塗装が,VOCを始め環境負荷低減に寄与する画期的な塗装システムとして実用化されつつあります。この塗装法は高い意匠性を誇ることもまた特徴としており,そのメカニズムおよび最新の開発状況について紹介していただく予定です。
<15 : 10〜16 : 10>
遮熱塗料の設計ポイントと規格化動向
(日本ペイント)加茂比呂毅
 近年,環境問題への意識の高さから機能性塗料である遮熱塗料への注目が高まっています。しかし,その性能に関してはようやく評価方法が標準化されたばかりで,遮熱塗料の性能や効果についてはなかなか正しく理解されていないのが現状です。本講演において,遮熱塗料への理解を深めるため,塗料設計のポイントや現在進んでいる製品JIS化の動向について説明していただく予定です。
参加要領 1)定員90名 2)参加費@企業 13,650円 A大学・官公庁 5,250円 B学生 2,100円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,100円 D接着と塗装研究会メンバー a)企業10,500円 b)大学・官公庁4,200円 3)申込方法 学会ホームページまたは申込書(高分子59巻7月号(2010年)510頁)に必要事項を記入し,FAXまたは郵送にて送付のうえ,参加費用を9月末日までにご送金ください。参加証,請求書(希望者のみ)を送付します。
担当者 高分子学会 2010接着と塗装研究会講座係

関東高分子若手研究会2010ミニシンポジウム

主題=ミクロ・メソ・マクロスケールの高分子化学 〜創る・測る・考える〜

<趣旨>高分子を微視的・巨視的な立場から見つめると,さまざまな高分子の側面が顔を出すことがあります。元来ナノスケールの高分子はバルク状態や溶解状態によって全く異なる性質を示すことがあり,新しい高分子機能の開拓へと結びつきます。今回,高分子化学に関してさまざまな視点から研究を進められている3名の先生方にご講演をいただくことになりました。北の大地の美しい自然の中で熱く高分子の可能性について語り合いませんか? 高分子討論会後という好条件です。全国の若手研究者達の積極的な参加,活発な討論をお待ちしています。
主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会
共 催 高分子学会 北海道高分子若手研究会
日 時 9月17日(金)17 : 30〜18日(土)12 : 00
会 場 いとう温泉(千歳市支笏湖幌美内)
http://www.shikotsuko.co.jp/frame-top.htm
交 通 JR千歳駅から北海道中央バス・支笏湖畔行きで終点まで約40分,バス停からは送迎バスの予定。
詳細は下記若手会HPでお知らせします。
プログラム
第1日=9月17日(金)
<18 : 00〜19 : 30>
  1. 金属錯体ナノ空間で高分子を合成・操作する
    (京大)植村卓史
第2日=9月18日(土)
<9 : 00〜12 : 00>
  1. 分子間相互作用の協同化による集合体形成と運動制御分子の構築
    (北大)河合英敏
  1. 立体制御によるアクリルアミド系高分子の親媒性変化とその分子論理解
    (広島大)勝本之晶
参加要領 1)定員45名 2)参加費(当日払) @企業・大学 12,000円 A学生 5,000円 3)申込方法 氏名,所属,連絡先(E-mailまたは電話)を明記し,E-mailにて事前にお申し込みください。 4)申込締切 8月31日 なお,会場の都合上,参加者数が定員になった時点で締切ります。送迎などの詳細はHP(http://www2.spsj.or.jp/kantowakate/)をご覧ください。
申込・連絡先 [240-8501]横浜市保土ヶ谷区常盤台79-5
横浜国立大学 大学院工学研究院 機能の創生部門 小久保 尚
E-mail: hkokubo@ynu.ac.jp
TEL 045-339-3956
URL:http://www2.spsj.or.jp/kantowakate/

第10回中国四国支部高分子材料研究会

主題=有機−無機ハイブリッド材料の新展開

<趣旨>最近の有機−無機ハイブリッド材料に関する研究の進展はめざましく,各種の有機高分子に典型元素や遷移金属を分子レベルで組み合わせた多種多様な新規材料が開発されています。今後もますますの発展が期待されるこの分野において,第一線でご活躍中の先生方を講師としてお招きし,最新の研究成果について講演をしていただきます。
主 催 高分子学会中国四国支部
日 時 9月28日(火)13 : 30〜17 : 30
会 場 愛媛大学総合情報メディアセンター・メディアホール(松山市文京町3)
http://www.cite.ehime-u.ac.jp/index.php
交 通 JR松山駅,伊予鉄松山市駅から伊予鉄市内電車・環状線「鉄砲町」下車徒歩3分
プログラム
講演<13 : 30〜17 : 30>
  1. 有機−無機ハイブリッド材料の光パターニング
    (物質・材料研究機構)瀬川浩代
  1. 遷移金属ハイブリッド高分子を経由する機能材料の構築
    (東工大院総理工)冨田育義
  1. ホウ素の特性を活かしたハイブリッド型共役系ポリマーの創成
    (京大院工)中條善樹
参加要領 1)定員100名 2)参加費無料 3)申込方法 氏名,勤務先,会員番号を明記して,下記までE-mailでお申し込みください。
申込・連絡先 愛媛大学大学院・理工学研究科・物質生命工学専攻 井原栄治
E-mail: ihara@eng.ehime-u.ac.jp
TEL 089-927-8547