本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.
2011年1月主催行事
基礎先端高分子研究会
主題=高分子合成における基礎から先端まで
<趣旨>高分子学会九州支部と繊維学会西部支部の共催で高分子化学の基礎を学び直し,最先端研究の理解を深める目的で,今年度より新たな研究会を開催することになりました。今年度は,4名の講師の先生をお招きして,高分子合成の要諦を基礎から解説していただきます。もう一度,基礎の基礎から高分子を理解し,最先端研究へつながる理解を得る良いチャンスです。大学教員のみならず,高分子以外の専門の方を含め広く学生・一般からの参加をお待ちしております。 主 催 高分子学会九州支部・繊維学会西部支部 会 期 2011年1月8日(土) 会 場 九州大学西新プラザ 中会議室 福岡市早良区西新2-16-23 交 通 博多駅から,地下鉄「姪浜」行き乗車 約15分
「西新」駅下車,F番出口より徒歩約10分プログラム 9 : 25〜 開催の挨拶 (九大工)中嶋直敏9 : 30〜10 : 55 ラジカル重合(九大先導研)大塚英幸11 : 00〜12 : 25 イオン重合(九大先導研)小林元康12 : 30〜13 : 30 昼食 13 : 30〜14 : 55 重縮合・重付加・開環重合(近畿大)須藤 篤15 : 00〜16 : 25 酵素を用いる高分子合成(鹿児島大)門川淳一参加要領 参加費 学生1,000円,一般・教員5,000円 担当者 熊本大学大学院自然科学研究科 國武雅司 申込・連絡先 TEL 096-342-3674
E-mail: spsj_kun@chem.kumamoto-u.ac.jp
第22回 高分子ゲル研究討論会
主 催 高分子学会 高分子ゲル研究会 協 賛 応用物理学会 日本化学会 日本薬学会 日本農芸化学会 化学工学会 日本レオロジー学会 日本DDS学会 日本バイオマテリアル学会 会 期 2011年1月12日(水),13日(木) 会 場 東京大学 山上会館 大会議室(東京都文京区本郷7-3-1) 交 通 地下鉄丸の内線・大江戸線「本郷三丁目」,千代田線「根津」,南北線「東大前」下車 徒歩10 分 プログラム(座長交渉中) [口頭発表](発表15分・討論5分/件)
[依頼講演](講演40分)第1日=1月12日(水)9 : 50〜18 : 00
<10 : 00〜11 : 00>[座長 松川真吾]
- ポリフルオレンを含有する有機−無機ハイブリッドsemi-IPNゲルの合成と光学的特性解析
(芝浦工大院工)°永 直文・宮永朋治
(山形大院工)古川英光- 分子複合体を架橋点として利用した新規な分子応答性ゲル微粒子の合成
(関西大化学生命工)°秦 佑太・池田 亮
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)宮田隆志・浦上 忠- 小角中性子散乱法によるフェノール樹脂のゲル化および熱硬化過程の構造解析
(東大物性研・住友ベークライト)°和泉篤士
(住友ベークライト)中尾俊夫
(東大物性研)柴山充弘<11 : 00〜12 : 00>[座長 宮田隆志]
- 磁場勾配NMR法による多糖ゲル中での物質拡散の測定
(海洋大院海洋科学)°清水諒人・松川真吾- イオン液体を溶媒に用いたランダム共重合ゲルの特殊収縮現象
(横国大院工)°上木岳士・山口鮎子・渡邉正義- イオン液体を溶媒に用いたABC型トリブロック共重合体の二重温度応答性と新規温度可逆性イオンゲルの創製
(横国大院工)°北沢侑造・上木岳士・新妻和幸・今泉 暁
(ミネソタ大)Lodge T. P.
(横国大院工)渡邉正義<13 : 00〜14 : 00>[座長 原口和敏]
- 色素添加によるグルコマンナンのゲル化
(大阪電通大)°湯口宜明・西川幸宏- 超高強度ゲルの創製(XXVII):DNゲルの破壊モデル構築
(北大院理・学振特別研究員DC)°中島 祐
(北大院理)郁 秋明
(北大創成・北大院先端生命)黒川孝幸
(北大院先端生命)グン 剣萍- 分子ステント法による中性高分子からのDouble-Networkゲルの創製
(北大院生命科学)°佐藤仁美
(北大院理)中島 祐
(北大創成・北大院先端生命)黒川孝幸
(北大院先端生命)グン 剣萍<14 : 00〜15 : 20>[座長 柴山充弘]
- ミクロ相分離したNCゲルの延伸下構造変化
(東大物性研)°西田理彦・柴山充弘
(川村理研)王林 明・原口和敏- PVAキャストゲルの膨潤および力学特性と網目構造
(横国大)°大塚絵美子・鈴木淳史- ナノコンポジットゲルにおける異常膨潤とネットワーク構造変化
(東華大院・川村理研)°任 懐銀
(川村理研)原口和敏- 温度応答性を有するナノコンポジットフィルム上でのMSCの培養とシート剥離性
(川村理研)°寿 典子・村田一高・原口和敏<15 : 20〜17 : 20>ポスターセッション
15 : 20〜15 : 50 イントロダクション(1分/件)P-1.ポリロタキサンを架橋剤として用いた環動ゲルの創製およびその物性評価 (名大院工)°後藤弘旭・Imran Abu Bin・関 隆広P-2.リビングカチオン重合による星型ポリマーの精密合成 ーミクロゲル生成反応制御の可能性ー
(東大新領域)酒井康博・伊藤耕三
(名大院工)竹岡敬和(阪大院理)°小野久美子・徳山尊大・金岡鐘局・青島貞人P-3.リビングカチオン重合による種々のブロックおよび星型コポリマーの精密合成および新規温度応答性フィルムの創製(阪大院理)°瀧下大貴・辻本浩行・金岡鐘局・青島貞人P-4.Click反応を用いた有機‐無機ハイブリッドゲルの合成と特性解析(芝浦工大院工)°梛野ひとみ・永 直文P-5.光二量化反応を利用した光記録可能なソフトマテリアルの創製
(山形大院理工)古川英光(関西大化学生命工)°小嶋友里P-6.Tetra-PEGゲルの結合不均一性・トポロジカル不均一性に対するmoduleサイズの効果
(関西大化学生命工・関西大ORDIST)宮田隆志・浦上 忠(東大院工)°赤木友紀P-7.新規蛍光ソルバトクロミック色素による形状記憶ゲルの内部構造解析
(東大院新領域)松永拓郎・柴山充弘
(東大院工)鄭 雄一・酒井崇匡(北大院理)°古橋由梨・中島 祐P-8.界面活性剤の示すshear thickenig挙動の構造解析
(北大創成・北大院先端生命)黒川孝幸
(山形大院理工)古川英光
(北大院地球環境)山田幸司
(北大院先端生命)グン 剣萍(東大物性研)°竹田麻希子・草野巧巳・遠藤 仁・柴山充弘P-9.NCゲルの緩和過程における微視的構造変化
(阪大院理)四方俊行(東大物性研)°西田理彦P-10.弾性表面波法による多糖類ハイドロゲル乾燥過程における弾性挙動に関する研究
(川村理研)王林 明・原口和敏
(東大物性研)柴山充弘(名大院工)°浅井孝彦・松岡辰郎P-11.外部刺激による刺激応答性ゲル微粒子の集合状態の変化(名大院工)°近藤大貴・Imran Abu Bin・竹岡敬和・関 隆広P-12.Tetra-PEGゲルの乾燥状態における物性と構造(東大物性研)°野本祐作・柴山充弘P-13.Tetra-PEGゲルにおける高分子網目の膨潤・乾燥と弾性の関係
(京大化研)登阪雅聡
(東大院工)酒井崇匡・鄭 雄一(東大院工)°倉員麻奈実・片島拓弥・鄭 雄一・酒井崇匡P-14.刺激応答性三叉型配位子から成る金属錯体の酸化還元反応によるゾルゲル転移(東理大院基礎工)°高野陽太・麻生隆彬・菊池明彦P-15.ポリロタキサンの溶液中における静的構造と分子ダイナミクス(東大院新領域)°眞弓皓一・横山英明・伊藤耕三P-16.Tetra-PEGゲル内における物質拡散挙動の解析と電気泳動媒体への応用
(東大物性研)遠藤 仁・柴山充弘
(インディアナ大・NIST)長尾道弘
(ユーリッヒ中央研)Monkenbusch Michael・Richter Dieter(東大院工)筒井裕亮・°リ キョウ・酒井崇匡・鄭 雄一P-17.Tetra-PEGゲルのゲル化過程の解析(東大院工)°西 健吾・千々石雅志・鄭 雄一・酒井崇匡P-18.高分子網目の構造不均一性に及ぼす網目モジュールの影響
(東大物性研)松永拓郎・柴山充弘(東大院工)°片島拓弥・酒井崇匡・鄭 雄一P-19.イオン液体を溶媒としたtetra-PEGゲルの調製
(東大工)近藤真司(東大物性研)°浅井華子・松永拓郎・藤井健太・柴山充弘P-20.刺激応答性高秩序多孔ゲルにおける表面形状制御
(東大院工)酒井崇匡(東大院工)°佐藤千佳・吉田 亮P-21.離散配置した自励振動ゲルの複合構造体作製による振動方向制御
(東医歯大)前田康弘(東大院工)°鈴木聖一・吉田 亮P-22.タンパク質の放出を制御しうるコア−シェル型ゲルビーズの設計(東理大院基礎工)°鈴木志穂・麻生隆彬・菊池明彦P-23.キトサンとPEGから形成されるインジェクタブルゲルの創製(東理大理)°川原吹 望・中曽根祐一P-24.超小角X線散乱法による皮膚角層への水の効果の解析
(東理大理・総研界面研センター)沓沢好一
(物材機構生体セ)立石哲也
(東理大理・物材機構生体セ・JST-CREST・総研界面研センター)大塚英典(大阪電通大)°坂崎吉彦・湯口宜明P-25.新規酵素反応アミロペクチンの創製と構造解析
(SPring-8)太田 昇・佐藤眞直・八田一郎(大阪電通大)°橋本健司・湯口宜明P-26.アゾベンゼン含有高分子を一成分とするブロック共重合体のイオン液体中におけるUCST型相転移を利用した温度/光誘起自己組織化
(阪府大生命環境)鈴木志保・北村進一(横国大院工)°中村祐太郎・上木岳士・新妻和幸・山口鮎子・渡邉正義
(ミネソタ大)Lodge Timothy<17 : 20〜18 : 00>[座長 竹岡敬和]
〔依頼講演1〕田中豊一先生に教わったことー相転移研究を通してー(横国大院環境)鈴木 淳史<18 : 00〜19 : 30>
懇親会(東京大学山上会館)
第2日=1月13日(木)9 : 50〜16 : 45
<9 : 50〜10 : 50>[座長 伊藤耕三]
〔依頼講演2〕高分子の構造形成と機能発現の原理(九大院理)安中雅彦
- アルカリ可溶性ポリマーのゲル微粒子化と特性評価
(神奈川工大応用バイオ)°清水秀信・長岡洋樹・和田理征・岡部 勝<10 : 50〜12 : 00>[座長 青柳隆夫]
- 環動ゲルの力学モデル
(東大院新領域)°眞弓皓一・横山英明・伊藤耕三- スピロピラン修飾ハイドロゲルからなる高速光駆動アクチュエータ
(産総研)°佐藤 琢・須丸公雄・高木俊之・高井克毅・金森敏幸- 高分子量PVAハイドロゲルのゲル物性と力学強度
(神奈川工大応用バイオ)°和田理征・清水秀信・岡部 勝- Terpyridine末端修飾PEG鎖の可逆的な錯形成を利用したBZ反応中での粘度振動
(東大院工)°上野智永・文堂可織・赤木友紀・酒井崇匡・吉田 亮<13 : 00〜14 : 20>[座長 菊池明彦]
- 磁場に誘導するスマートコアセルベートの創製T ―刺激によるコアセルベートの形成・消失および輸送の“On-Off”制御とその挙動解析―
(物材機構生体セ)°前田智広
(鹿児島大院理工)児玉祐季・山元和哉
(物材機構生体セ・筑波大院数理)青柳隆夫- 磁場に誘導するスマートコアセルベートの創製U ―バイオ分子の迅速かつ高効率な捕捉・分離および輸送システムの実現を目指して―
(鹿児島大院理工)°児玉祐季・山元和哉
(物材機構生体セ)前田智広
(物材機構生体セ・筑波大院数理)青柳隆夫- 高光増感能を有する人工光合成ゲルの設計
(東大院工)°桶葭興資・吉田 亮- 水相をコアテンプレートとした新規ヒドロゲルカプセル調製法の開発
(岡山大院環境)°安川政宏・小野 努・木村幸敬<14 : 20〜15 : 20>[座長 吉田 亮]
- コア部の重合によるホウ素含有高分子ミセルの安定化とホウ素中性子捕捉療法への展開
(筑波大院数理物質)°角谷省吾・大石基・矢口達也・室谷憲紀・長崎幸夫
(京大原子)鈴木 実・小野公二
(東大院工)柳衛宏宣- 電場印加によるハイドロゲルの接着
(東理大基礎工)°麻生隆彬・河合 亘・河村栄里・菊池明彦- 外部刺激により物質の迅速な捕捉およびその放出・回収を可能にする“スマート”ファイバーネットの創製
(物材機構生体セ)°前田智広・荏原充宏
(物材機構生体セ・筑波大院数理)青柳隆夫<15 : 20〜16 : 20>[座長 安中雅彦]
- 誘電エラストマーアクチュエータの周波数応答特性に関する研究
(早大院先進理工)°石井友章
(産総研)原 雄介
(早大)前田真吾・橋本周司
〔依頼講演3〕高分子ゲルの体積相転移について
(滋賀県立大工)廣川能嗣<16 : 20〜16 : 45>表彰式・閉会の辞 参加要領 1)定員120名 2)参加費 @企業・大学・官公庁7,350円 A高分子ゲル研究会メンバー5,250円 B学生3,150円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー3,150円 3)懇親会費 3,000円 4)申込方法 学会ホームページまたは申込書(高分子59巻11月号(2010年)879頁)に懇親会の出欠も記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費を1月末までにご送金ください。参加証,請求書(希望者のみ)を送付いたします。 申込先 高分子学会 第22回高分子ゲル研究討論会係
10-2高分子エレクトロニクス研究会
主題=高分子エレクトロニクスのこれまでとこれから
<趣旨>高分子エレクトロニクス研究会は1980年に斉藤省吾先生を委員長とした電気物性・静電気研究会をベースに,1986年に本名称に解消されて今日に至っています。その間,ほかの学会に先駆けて有機材料と電気特性との関連を中心に,導電性,メモリ,二次電池,燃料電池,光電変換,発光,生体,バイオなど現在ほかの研究会のテーマとなっているトピックスを取り上げてきました。今回,高分子エレクトロニクス研究会と有機EL研究会を合併・再出発するにあたり,これまでの過去の研究を総括するとともに,次世代の研究推進に向かって検討する場を設けることにしました。そのため,少人数でも深い議論を行うためにこの企画をしました。なお,参加者からの話題提供も歓迎いたします。 主 催 高分子学会 高分子エレクトロニクス研究会 協 賛 応用物理学会 電気化学会 電気学会 電子情報通信学会 日本化学会(予定) 日 時 2011年1月20日(木)13 : 30〜21日(金)11 : 55 会 場 熱海温泉JR東日本いでゆ荘
[413-0011]静岡県熱海市田原本町11-3 TEL 0557-81-3135交 通 JR東海道線,東海道新幹線「熱海駅」徒歩1分 プログラム 第1日=1月20日(木)
<13 : 30〜17 : 25>
- 学習と形状記憶する導電性高分子人工筋肉
(九工大)金籐敬一- イオン液体と高分子を用いたナノマテリアルズ
(横国大)渡邉正義- 有機系太陽電池の現状と問題点および今後の研究動向
(九工大)早瀬修二- オープンイノベーションにおける研究開発と標準化の一体的推進
(産総研)松田宏雄- リチウム二次電池の発展と高分子材料への期待
(神奈川県産技セ)大澤利幸<18 : 30〜20 : 30>懇親会
第2日=1月21日(金)
<9 : 30〜11 : 55>
- 分子デバイス構築に向けたナノギャップ電極作製とSTM/STS観察
(東工大)真島 豊- 導電性高分子のコンホメーションとデバイス性能
(九大)藤田克彦- 研究会・講座の流れと新研究会への期待
(名大)森 竜雄参加要領 1)定員30名(先着順) 2)参加費 @企業10,500円 A大学・官公庁5,250円 B学生3,150円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 3,150円 D高分子エレクトロニクス研究会メンバー 無料 3)宿泊費(合部屋 1泊・税サ込)12,000円(飲物代は別途)4)申込方法 学会ホームページまたは申込用紙(高分子59巻11月号(2010年)879頁)に記入し,FAXまたは郵送にて1月7日(金)までにお申込ください。参加費は1月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は順次ご送付いたします。 申込先 高分子学会 10-2高分子エレクトロニクス研究会係
平成22年度東海シンポジウム
主題=健康・安全な社会のための高分子
<趣旨>少子高齢化が進む現代の日本を活力あるものとするためには,健康および安全な生活環境の維持が欠かせません。政府の新成長戦略の中にも「ライフ・イノベーションによる健康大国戦略」はグリーンイノベーションとともに上位に位置付けられており,「健康」をキーワードにしたものづくりやサービスが今後日本経済を牽引する成長分野になると期待されております。そこで本シンポジウムは「健康・安全な社会のための高分子」と銘打ち,ライフ・イノベーション分野における高分子科学が果たすべき役割について議論する場として企画しました。多数の方々の参加をお願いいたします。 主 催 高分子学会東海支部 協 賛 日本化学会東海支部 東海化学工業会 有機合成化学協会東海支部 繊維学会東海支部 日本接着学会中部支部 日本分析化学会中部支部 色材協会中部支部 化学工学会東海支部 プラスチック成形加工学会 日本レオロジー学会 日本繊維機械学会東海支部 自動車技術会中部支部 会 期 2011年1月27日(木),28日(金) 会 場 名古屋国際会議場222号室
(名古屋市熱田区熱田西町1-1 TEL 052-683-7711)交 通 名古屋駅から@地下鉄東山線栄駅または桜通線久屋大通駅で名城線に乗り換え,日比野駅または西高蔵駅下車,徒歩5分。AJRまたは名鉄で金山駅下車,地下鉄名城線に乗り換え,日比野駅または西高蔵駅下車,徒歩5分。 プログラム 第1日=1月27日(木)
<10 : 00〜12 : 10>はじめに
(名大院工)浅沼浩之A.早期診断用材料
- ペプチドアレイを用いたミルクアレルギー診断
(名大院工)本多裕之- 遺伝子診断をサポートする高分子材料
(九大先導研)丸山 厚<13 : 10〜16 : 10>
B.医療用高分子の開発
- 様々な刺激に応答するナノベシクルの設計とドラッグデリバリー機能
(阪府大院工)河野健司- 薬物標的治療に求められる合成高分子
(東京慈恵医大)横山昌幸- 血液体外循環治療用高分子材料
(東レ先端材料研)菅谷博之第2日=1月28日(金)
<9 : 30〜12 : 30>
C.環境に配慮したシステム
- タンパク質の糖鎖修飾と医薬品生産の新しいプラットホーム
(名大院工)飯島信司- ポリ乳酸系生分解性高分子の設計・合成と医療への応用
(関西大化学生命工)大矢裕一- 超臨界流体による高分子リサイクル
(熊本大バイオ研セ)後藤元信<13 : 30〜16 : 30>
D.除菌・抗菌性マテリアル
- 消臭・殺菌,抗アレルギー高分子
(信州大名誉教授・特任教授)白井汪芳- 正極性と負極性のクラスターイオンを用いた有害物質抑制
(シャープ健康・環境システム事業本部)西川和男- 環境をきれいにできる光触媒の活躍
(東大特別栄誉教授・東理大学長)藤嶋 昭参加要領 1)定員100名 2)参加費(含予稿集代)@企業10,000円 A大学・官公庁5,000円 B学生 無料 3)申込方法 氏名,勤務先,連絡先住所,TEL,FAX,E-mail,会員番号,参加費払込日を明記し,FAXまたはE-mailでお申し込み下さい。参加費は銀行振込[三井住友銀行名古屋支店 普通預金口座5557774 高分子学会東海支部]でお支払い下さい。 4)申込締切 12月24日(金) 申込先 [460-0011]名古屋市中区大須一丁目35番18号 一光大須ビル
中部科学技術センター内高分子学会東海支部 宛
TEL 052-231-3070 FAX 052-204-1469
E-mail: tmorikawa@c-goudou.org
第14回高分子表面研究討論会
<趣旨>高分子表面研究会では,「高分子表面(:高分子および有機分子集合体の関与する表面・界面)」の研究に関する発表と討論の場として,第14回研究発表会を開催します。高分子表面をどのように理解したらよいか? どのように観察・計測したらよいか? あるいは,どのように作ったらよいか? などに関する日頃の研究成果をもとに,今後の一層の進展に繋げる上で,研究者同士が情報交換できる場を提供したいと考えています。したがって,完成度の高い成果はもちろんのこと,研究途中で知恵を拝借したくなったもの,研究の緒についたばかりの話題・課題提供的なもの,研究すべき未解決課題の紹介なども大いに歓迎します。本研究会メンバーのみならず,高分子表面に関心をおもちの幅広い分野の方々から,多数の発表を募集します。 主 催 高分子学会 高分子表面研究会 協 賛 (予定)日本化学会 日本接着学会 日本表面科学会 繊維学会 色材協会 会 期 2011年1月28日(金) 会 場 京都大学宇治キャンパス・化学研究所・共同研究棟・大セミナー室 交 通 京阪宇治線黄檗駅下車徒歩約6分,JR奈良線黄檗駅下車徒歩約5分 プログラム <10 : 00〜10 : 05>
はじめに(富士フイルム)前川敏彦<10 : 05〜11 : 05>
キャラクタリゼーション[座長 辻井敬亘]
- 超解像光学顕微鏡による単一高分子鎖の構造観察
(1京大先端医工・2京大院工)青木裕之1・森 一樹2・伊藤紳三郎2- 高分子のIR,NMRおよびXPSのスペクトル解析
(1東理大総合化学・2東理大・3東理大総合研究機構界面科学センター)山崎敦央1・秋津貴城2・遠藤一央3- 有機物のUV-VおよびMSスペクトル解析
(1東理大・2東理大総合研究機構界面科学センター)藤本真理1・竹村哲雄1・遠藤一央2- 顕微赤外ATR法による高分子材料の深さ方向劣化解析
(東レリサーチセンター)馬殿直樹・関 洋文・杉江隆一<11 : 05〜11 : 50>
キャラクタリゼーション[座長 青木裕之]
- 光学反射解析に基づく高分子膜の精密厚さ評価
(九大院工)堀耕一郎・田中敬二- 金属/高分子の接着界面構造に及ぼすシランカップリング剤の影響について
(群馬大院工)河井貴彦・米山飛鳥・黒田真一- エポキシ樹脂表面の接触媒体依存性
(神大院工)早坂 惇・小寺 賢・西野 孝<13 : 00〜13 : 50>
特別講演[座長 遠藤一央]
原子間力顕微鏡によるフォースマッピング法による分子スケール固液界面評価
(京大院工)山田啓文
<13 : 50〜14 : 50>
機能・現象の機構解析[座長 黒田真一]
- PMMA膜中に分散したアゾベンゼンとキラル金属錯体の光照射による配向機構
(1東理大院総合化学・2東理大理)山崎敦央1・秋津貴城1,2- 高分子膜上の液滴接触角と界面構造の関係
(1九大院工・2京大原子炉)堀之内綾信1・新 史紀1・日野正裕2・田中敬二1- 両親媒性ブロックコポリマーの偏析によって形成された親水ブラシ表面の観察
(1東大院新領域創成科学・2高エネルギー加速器研究機構)犬束 学1・山田悟史2・伊藤耕三1・横山英明1- ボトルブラシ型ゲルの精密構造制御と濃厚ブラシ効果
(1京大化研・2JST, CREST)中原 亮1・野村晃敬1・大野工司1・後藤 淳1・福田 猛1・辻井敬亘1,2<14 : 50〜15 : 50>
機能・現象の機構解析[座長 田中敬二]
- 微小角入射X線回折法によるナイロン6薄膜の構造解析
(神大院工)杉岡由梨・小寺 賢・西野 孝- Poly(3-hexylthiophene)のブレンド薄膜における表面構造と結晶化
(京大院工)玉井康成・青木裕之・大北英生・伊藤紳三郎- エチレン系アイオノマーと組成の異なるエチレン−ビニルアルコール共重合体との接着挙動
(東工大院理工)伊佐治友香・久保山敬一・扇澤敏明- 架橋ゴム表面における粒子付着メカニズム
(1東工大院理工・2東北大原子分子材料科学高等研究機構)高橋 俊1・久保山敬一1・中嶋 健2・扇澤敏明1<15 : 50〜17 : 05>
表面機能を利用する材料[座長 扇澤敏明]
- ピリジンとPEGからなる共重合体の界面物性とその分子構造の相関性
(1東理大院総合化学・2物材研生体材料研究センター)斎藤美宏1・石塚 崇1・深石真行1・上野耕治1・立石哲也2・大塚英典1- シアル酸認識能を有するフェニルボロン酸ポリマーの合成と物性評価
(1東理大院総合化学・2物材研生体材料研究センター・3物材研)高橋陽輔1・松元 亮2・片岡一則1・宮原裕二3・大塚英典1- 光ピンセットを用いた超分子構造体の局所粘弾性評価
(1九大院工・2九大院統合新領域・3日産化学・4九大未来化学創造セ・5九大産学連携セ)春藤淳臣1・水口景子2・松本圭吾3・宮本 操3,5・後藤雅宏1,4・田中敬二1,2- 電気摩擦効果材料の開発
(1群馬大院工・2群馬大・3クレスール・4藤倉化成)Sugianto Liza1・Fadzliani2・蘇 恒博2・河井貴彦1・黒田真一1・細井克比古3・桜井宏治4・安齊秀伸4- 種々の大気圧低温プラズマの特性と応用
(1クレスール・2群馬大院工)細井克比古1・森多美雄1・黒田真一2・費 小猛2・張 桂玲2・溝手範人2・近藤裕貴2・田中裕次郎2・銭 肖伊2・趙 鵬2<17 : 05〜17 : 15>
おわりに (群馬大学)黒田真一参加要領 1)定員100名 2)参加費 @会社・大学・官公庁4,200円 A学生2,100円 B終身・名誉・フェロー・ゴールド・シルバー会員2,100円 C高分子表面研究会メンバー割引料金3,150円 3)申込方法 学会ホームページまたは申込用紙(高分子59巻11月号(2010年)879頁)に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費を1月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)を順次ご送付いたします。
※演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。申込先 高分子学会 第14回高分子表面研究討論会係
10-2超分子研究会
主題=電荷分離・輸送材料を指向した超分子デザイン(2)
<趣旨>太陽電池などのエネルギー変換デバイスのさらなる特性向上を目指した研究は,光電荷分離界面や輸送材料の単一分子・原子レベルでの設計・構造制御へと深化し,究極の効率を引き出すための反応場の設計戦略が明らかになりつつある。色素増感および有機薄膜太陽電池における電荷分離界面の大幅な増加,分離電荷の再結合抑止と輸送性向上,システム全体としての最適化などにつながる革新的材料の創出は,分子の配向制御や組織化を可能とする超分子的手法が不可欠と考えられる。今回,前回に引き続き超分子デザインによる新分子・新材料の創製を主題として電荷分離・輸送材料に関する最先端の話題を取り上げ,各界の第一線で活躍されている講師陣を招いて研究会を開催します。 主 催 高分子学会 超分子研究会 協 賛 (予定)日本化学会 錯体化学会 日 時 2011年1月28日(金)13 : 30〜16 : 50 会 場 大阪大学豊中キャンパス(理学研究科)本館D棟4階D403講義室(豊中市待兼山町1-1) 交 通 大阪モノレール「柴原」下車 徒歩5分 プログラム <13 : 35〜16 : 50>
- 太陽電池の現状と高分子系材料の可能性
(阪大太陽エネルギー化学研セ)松村道雄- 少数分子電子物性と機能創発
(阪大院理)小川琢治- 光電荷分離・電荷輸送材料を指向した超分子化学
(京大院工)今堀 博- 電荷輸送に最適な共役分子集積構造の探索
(阪大院工)関 修平参加要領 1)定員70名 2)参加費 @企業3,150円 A大学・官公庁2,100円 B学生1,050円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 1,050円 D超分子研究会メンバー無料 3)申込方法 学会ホームページまたは(高分子59巻11月号(2010年)879頁)に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費を1月末日までにご送金下さい。参加証,請求書(希望者のみ)を送付します。 申込先 高分子学会 10-2超分子研究会係