本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.
2011年5月主催行事
11-1印刷・情報記録・表示研究会
主題=エレクトロニクスを志向した印刷技術
<趣旨>印刷技術のエレクトロニクスへの応用が広がりを見せています。本研究会では,インクジェットをはじめとした印刷技術を用いた電子デバイス作製の詳細を御紹介いただき,「何ができそうか」「何が問題か」を解説していただきます。また,講演終了後に産業技術総合研究所の施設の見学も実施いたします。 主 催 高分子学会 印刷・情報記録・表示研究会 会 期 5月11日(水)11 : 00〜15 : 00 *終了後見学会 会 場 産業技術総合研究所つくばセンター 共用講堂
(茨城県つくば市東1-1-1 中央第1 TEL 029-861-2130)交 通 つくばエクスプレスつくば駅よりバス「荒川沖駅行き」乗車,「並木2丁目」下車徒歩10分。あるいはつくば駅より産総研連絡バス(無料)乗車,中央第1下車徒歩2分。
http://www.aist.go.jp/aist_j/guidemap/tsukuba/tsukuba_c_express.htmlプログラム <11 : 00〜12 : 00>
- 超精密インクジェット
(産総研)村田和広<13 : 00〜14 : 00>
- 有機半導体のダブルショット・インクジェット印刷
(産総研)長谷川達生<14 : 00〜15 : 00>
- マイクロコンタクトプリンティング 〜有版印刷でインクジェットに対抗するには〜
(産総研)牛島洋史<15 : 15〜16 : 30>
見学会:産総研施設
講演と,定員が異なりますので予めご了承ください。参加要領 1)定員100名(*見学会につきましては定員30名になります) 2)参加資格 印刷・情報記録・表示研究会メンバー(本会は印刷・情報記録・表示研究会メンバーのみの会となります) 3)参加費 無料 4)申込方法 学会ホームページまたは申込用紙(高分子60巻3月号(2011年)157頁)に見学会参加の有無を記入し,FAXまたは郵送にてご送付ください。参加証を順次ご送付いたします。 5)その他 印刷・情報記録・表示研究会メンバーでない方で参加を希望される方は,http://www.spsj.or.jp/c12/enterpdf/display.pdf から入会申込書を取得していただき,入会手続き後,上記4)よりお申し込みください。 申込先 高分子学会 11-1印刷・情報記録・表示研究会係
11-1NMR研究会
主題=分析センターのNMR−その最新有効活用術と研究開発における役割を考える−
<趣旨>NMR法は,構造解析や分子運動解析にその威力を発揮し,基礎から応用開発研究まで必須の機器分析法としての地位を確立しているかに見えます.しかし,企業,大学,研究所等において高価なNMR装置を導入したものの,費用対効果を最大限に上げる多大な苦労や管理・運用の悩みといったものが存在するのも事実でしょう。今回のNMR研究会では,企業,大学,研究所等の分析センターや分析部門において,NMR装置の管理・運用に携わっている方々や分析部門をマネージメントされている方々を講師としてお迎えし,分析センターの果たす役割について議論していただく場を設けます。測定上のノウハウやNMR装置を管理するうえでの独自の工夫を始め,分析センターならではの共同研究の成功例など,通常の学会等では聞くことができない話題を提供できればと考えております。今回の研究会が,皆様の研究の発展につながる討論と交流の場として大いに活用されることを期待いたします。 主 催 高分子学会 NMR研究会 協 賛 (予定)日本化学会 日本核磁気共鳴学会 日本分析化学会 日 時 5月13日(金)10 : 00〜16 : 45 会 場 大田区産業プラザ コンベンションホール(梅)(大田区南蒲田1-20-20) 交 通 京浜急行電鉄 京急線「京急蒲田」駅より徒歩約3分 プログラム <10 : 00〜12 : 00>
- 企業の品質管理と研究におけるNMRの役割−へパリン製剤における不純物問題をはじめとして−
(味の素)五十嵐俊介- 農研機構の化学機器分析センターにおけるNMRの管理・運用
(食総研)小野裕嗣- 企業における分析・解析技術とNMR
(三菱化学)田畑祥生<13 : 00〜15 : 00>
- ポスター発表 19件
※下記ポスター発表プログラム参照<15 : 10〜16 : 45>
- 企業の材料開発におけるNMRの役割
(旭化成)橋本康博- 分析センターにおけるNMR管理と教育
(千葉大分析センター)関 宏子ポスター発表プログラム P1.固体NMRの高速試料回転下でのCPにおける接触時間の考察 (アジレント・テクノロジー)°芦田 淳P2.Analysis of croslinking junctions of vulcanizated natural rubber by solid-state NMR spectroscopy equipped with field gradient-high speed-magic angle spinning(FG-MAS)probe(Nagaoka Univ. of Tech.)°Oraphin Chaikumpollert・Yoshimasa Yamamoto・Seiichi KawaharaP3.13C NMRスペクトルの多変量解析によるアクリル系二元共重合体の立体規則性の解析
(National Metal & Mat. Tech. Center, Thailand)Krisda Suchiva(徳島大院STS・三菱レイヨン)°百瀬 陽P4.固体NMR法を用いた含フッ素化合物/β-シクロデキストリン包接錯体の分子構造・運動性解析
(徳島大院STS)坂尾竜一・直野辰哉・浅川聖子・平野朋広・右手浩一(東工大院理工)°小糸祐介・山田和彦・安藤慎治P5.ポリメタクリル酸プロパルギルの部分クリック反応生成物のNMRによる連鎖分布解析と反応機構(阪大院基礎工)°北浦健大・立堀良祐・北山辰樹P6.ポリカーボネート膜中のキセノンのNMRと収着特性の温度依存(名工大院工)小川貴子・°吉水広明P7.MASで圧延した天然ゴムの固体NMRスペクトル(防衛大応用化学)°北村成史・浅野敦志・中澤千香子・黒津卓三P8.2H NMR法によるエチレン−ビニルアルコール共重合体の水分収着特性評価(名工大院工)°久野真嗣・吉水広明P9.固体19F NMR法を用いたP(VDF-co-TFE)の分子構造と運動性の解析(東工大院理工)°大橋龍二P10.アルキル側鎖を有する全芳香族ポリエステルが形成する層状構造の固体NMR解析
(King Abdullah Univ. Sci. Tech.)山内一夫
(東工大院理工)山田和彦・安藤慎治(名工大院工)°小島 淳・鈴木良二・吉水広明P11.残存架橋基量の異なるポリアミドに関する固体NMR研究(農工大院工・住友ベークライト)°松本光貴P12.ポリ4-メチル-1-ペンテン膜中のメタンの自己拡散係数
(防衛大応用化学)浅野敦志
(農工大院工)山内一夫・朝倉哲郎(名工大院工)°島崎彩奈・吉水広明P13.NMRによるシリコーン材料の構造形成に関する研究(群大院工)°上田麻未・齊藤正純・上原宏樹・山延 健P14.ポリ(N-イソプロピルアクリルアミド)のNMRスペクトルの多変量解析による帰属
(相模中央化学研究所)秋山映一(徳島大院STS)°庵本卓矢・梅澤奈央・平野朋広・右手浩一P15.量子化学計算を併用したポリ乳酸の溶液NMR構造解析
(徳島大院STS・三菱レイヨン)百瀬 陽(農工大院工・帝人)°菅沼ことP16.カルボキシル基等の官能基を有する樹脂の誘導体化−磁場勾配NMR法による官能基定量ならびにDOSY分離
(帝人)堀内 健・松田裕生
(農工大院工)青木昭宏・朝倉哲朗(カネカテクノリサーチ)°曽我部啓介P17.アラニンオリゴマーの分子間β構造に関する固体NMR研究
(徳島大工)右手浩一(農工大院工)°宮澤健太・亀谷俊輔・前田晴果・青木昭宏・鈴木 悠・朝倉哲郎P18.固体NMR測定によるシルクフィブロインスポンジ構造の評価(農業生物資源研)°橋本朋子・亀田恒徳・玉田 靖P19.安定同位体ラベルモデルペプチドを用いた絹フィブロインの構造解析(農工大)°鈴木 悠・小川達也・朝倉哲郎参加要領 1)定員100名 2)参加費 @企業5,250円 A大学・官公庁3,150円 B学生2,100円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員2,100円 DNMR研究会メンバー無料 3)申込方法 高分子学会ホームページまたは申込書(高分子60巻3月号(2011年)157頁)に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費を5月末日までにご送金ください。参加証,請求書(希望者のみ)を送付します。 申込先 高分子学会 11-1NMR研究会係
第11回関西若手高分子セミナー@市工研
主題=「明るい未来を切り拓く高分子」
<趣旨>わが国の景気低迷が続く中,ついには中国にGDPも抜かれてしまい,産業立国日本の立場に揺らぎが見えるようになってきました。このような劣勢に打ち勝つためには,世界をリードできる材料を開発し,応用展開することが不可欠です。今回のセミナーでは,次世代材料やLEDへの応用について,最先端の高分子材料を研究開発されている講師を大学と企業からお招きして,将来有望な高分子について解説していただきます。また,企業の技術支援をしている大阪市立工業研究所の紹介と見学会も併せて行います。多くの方々の参加を期待しています。 主 催 高分子学会関西支部 会 期 5月13日(金)13 : 00〜17 : 00 会 場 大阪市立工業研究所 3階大講堂
(〒536-8553 大阪市城東区森之宮1-6-50)交 通 地下鉄中央線・長堀鶴見緑地線森ノ宮駅,またはJR森ノ宮駅下車東へ300 m,都市再生機構を北へ300 m,森之宮小学校北隣 プログラム 挨拶
<13 : 00〜13 : 10>
高分子学会関西支部支部長(関西大 化学生命工)浦上 忠講演
<13 : 10〜14 : 00>
- 有機無機ハイブリッド高分子が創製する次世代材料
(京工繊大院工芸科学)中 建介<14 : 10〜15 : 00>
- エポキシ系LED封止剤の新展開
(ダイセル化学工業)奥村浩一<15 : 10〜15 : 30>
- 大阪市立工業研究所の研究活動と企業支援
(阪市工研)喜多泰夫<15 : 30〜17 : 00>
- 研究所見学およびポスター発表
参加要領 1)定員100名(定員になり次第締切) 2)参加費無料 3)申込方法 氏名,所属,連絡先を明記の上,高分子学会関西支部宛にE-mail,またはFAXにてお申込ください。 申込先 高分子学会関西支部
TEL 06-6969-4428
E-mail: koubunshi@kansai.email.ne.jp
URL: http://www2.spsj.or.jp/kansai/index.html
11-1超分子研究会
主題=生物に迫る超分子
<趣旨>セルロースやタンパク質,DNAなどの天然高分子は,水素結合やπ-π相互作用,疎水性相互作用などの非共有結合によって特異な高次構造を形成し,特有の機能を発現しています。人工の低分子や高分子についても,それら生物の特徴に学ぶことにより,非共有結合を介して相互作用した数々の超分子集合体が報告されてきています。さらに最近では,よくデザインされた原料,天然由来の原料などを用いることで,二重らせんやネットワークなど,従来知られていなかったような新しい超分子集合体や,より精密な超分子集合体の構築なども達成されています。
以上のように,「生物に学ぶ」ことから始まった超分子化学は「生物に迫る」レベルにまで発展しようとしてきています。今回は,「生物に迫る」をキーワードに,現在第一線でご活躍されておられる若手の先生方にご講演をお願いしました。主 催 高分子学会 超分子研究会 協 賛 (予定)日本化学会 会 期 5月16日(月)13 : 30〜16 : 50 会 場 東京工業大学大岡山キャンパス西8号館E棟10階情報理工学研究科大会議室(目黒区大岡山2-12-1) 交 通 東急大井町線・目黒線「大岡山」下車 徒歩4分 プログラム
- 高度に組織化された色素集合体:ナノ構造制御と刺激応答特性
(千葉大院工)矢貝史樹- 新規なナノ材料としての生体分子
(東大先端研)芹澤 武- スピロアート型シクロファンの合成と超分子高次構造体構築への利用
(甲南大理工)檀上博史- 人工二重らせん超分子の構築と機能
(名大院工)古荘義雄参加要領 1)定員70名 2)参加費 @企業3,150円 A大学・官公庁2,100円 B学生1,050円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員1,050円 D超分子研究会メンバー無料 3)申込方法 学会ホームページまたは(高分子60巻3月号(2011年)157頁)に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費を5月末日までにご送金ください。参加証,請求書(希望者のみ)を送付します。 申込先 高分子学会 11-1超分子研究会係
第16回高分子計算機科学研究会講座
主題=最新のOCTAを活用するヒント
<趣旨>経済産業省およびNEDOの出資による「高機能材料設計プラットフォームの研究開発」(通称「土井プロジェクト」)の成果物として2002年に公開された「ソフトマテリアルのための統合シミュレータ:OCTA」はプロジェクト終了後もバージョンアップが続けられ,昨年OCTA2010がリリースされました(http://octa.jp)。そこで,今回既存のOCTAユーザー,これからOCTAを使ってみようとする方,あるいは「そもそもOCTAって何?」という興味をもたれた方,幅広い方々を対象に講座を開催します。
講座の内容はまずOCTAの現状を紹介した後,シミュレーションに用いられている理論的背景の解説を行います。またアカデミックにおける活用事例の紹介,さらに主なシミュレーションエンジンの最新機能の紹介と,これまで実際に行われた適用事例を取り上げて,具体的な計算モデル,パラメータあるいは諸々のシミュレーション条件の設定の指針をエンジン開発者から解説を行います。また実際にOCTAを使いこなし,高度な解析を行っていくうえで有用なスクリプティングの解説なども行います。
以上,OCTAの理論的背景,機能と操作法,研究事例など幅広く紹介することにより,研究あるいは開発の現場において,有効に活用していくためのヒント,きっかけをつかむことを目的とします。高分子あるいはソフトマテリアルにおけるさまざまな研究分野,あるいは実験,シミュレーションなど異なった経験をおもちの方に対して,さまざまなメリットが得られることと思います。
また,最後にOCTAに関する総合的な質疑応答の時間をとり,ユーザー,エンジン開発者との直接的な議論の場を設けます。
多くの皆様のご参加をお待ちしております。主 催 高分子学会 高分子計算機科学研究会 会 期 5月17日(火)9 : 50〜17 : 15 会 場 東京大学山上会館2階大会議室
(東京都文京区本郷7-3-1 TEL 03-3818-3008)交 通 地下鉄丸の内線 本郷三丁目駅/千代田線 湯島・根津駅/南北線 東大前駅 下車 プログラム < 9 : 50〜10 : 00>運営委員長 挨拶
<10 : 00〜11 : 40>
- 10 : 00〜10 : 30 OCTAの概要
(産総研)森田裕史- 10 : 30〜11 : 40 粒子系シミュレーションの理論的背景
(山形大工)滝本淳一<12 : 40〜14 : 40>
- 12 : 40〜13 : 50 平均場シミュレーションの理論的背景
(東北大理)川勝年洋- 13 : 50〜14 : 40 アカデミックにおけるOCTA適用事例
(山口大理)山本 隆<14 : 50〜17 : 00>
- 14 : 50〜15 : 35 COGNACの機能と事例による使用手順紹介
(旭化成)青柳岳司- 15 : 35〜16 : 20 SUSHIの機能と事例による使用手順紹介
(日本ゼオン)本田 隆- 16 : 20〜17 : 00 GOURMETスクリプティング
(JSOL)小沢 拓<17 : 00〜17 : 15>総合質疑応答 参加要領 1)定員100名 2)参加費 @企業13,650円 A大学・官公庁5,250円 B学生2,100円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,100円 D高分子計算機科学研究会メンバー a)企業10,500円 b)大学・官公庁4,200円 3)申込方法 学会ホームページまたは申込用紙(高分子60巻3月号(2011年)157頁)に記入しFAXまたは郵送にて送付の上,参加費用を5月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は順次ご送付いたします。 申込先 高分子学会 第16回高分子計算機科学研究会講座係