本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2011年6月主催行事


第51回湘北地区懇話会

主題=動的ソフトマテリアル

主 催 高分子学会関東支部
日 時 6月10日(金)13 : 00〜18 : 30
会 場 NTT厚木研究開発センター
(神奈川県厚木市森の里若宮3-1)
交 通 小田急線「愛甲石田駅」より神奈川中央交通バス(愛18/21)「松陰大学行」にて約15分「通信研究所前」下車,もしくは同駅下車タクシー約15分
プログラム
講演会<13 : 00〜16 : 00>
  1. 高分子ゲルの時空間機能制御
    (東大院工)吉田 亮
  2. 脂質二分子膜の自発展開制御と動的分子操作への応用
    (NTT物性基礎研)古川一暁
  3. 有機分子・高分子の動的特性を利用したエネルギー変換
    (東工大院総理工)福島孝典
見学会 センター内の見学
懇親会<17 : 00〜18 : 30>
参加要領 1)定員100名 2)参加費 会員・学生 無料,会員外 1,000円(ただし,所属企業が法人会員の場合は無料)3)懇親会費 一般 3000円,学生 1,000円(当日徴収)4)申込方法 氏名,勤務先,種別(個人会員,法人会員,学生,非会員の別),懇親会出欠を明記の上,E-mailでお申込みください。
申込締切 5月27日(金)(定員になり次第締切)
申込先 日本電信電話 NTT物性科学基礎研究所 山口 徹
E-mail: yamaguchi.toru@lab.ntt.co.jp


第80回千葉地域活動高分子研究交流講演会

主 催 高分子学会関東支部
日 時 6月14日(火)14 : 00〜17 : 20
会 場 出光会館(市原市姉崎海岸24-1,TEL 0436-61-1823)
交 通 JR内房線 姉ヶ崎駅(海岸出口)下車,車で5分
プログラム
講 演
[座長:大井伸夫(住友化学)]
  1. ナノ構造制御による生分解性バイオポリエステルの高性能化を目指して
    (東大院農)岩田忠久
[座長:橋本裕輝(日本曹達)]
  1. 新しいリビングカチオン重合および刺激応答性ポリマーの精密合成
    (阪大院理)°青島貞人・金岡鐘局
[座長: 菊地英夫(東洋合成)]
  1. 極微細加工用レジスト研究とプロセスシミュレーターの開発
    (阪大産研)田川精一
懇親会 講演終了後,開催します。
<17 : 30〜>出光会館
参加要領 1)定員80名 2)参加費 会員(所属企業が法人会員の場合も含む)・学生 無料,会員外 1,000円 3)懇親会費 一般 4,000円,学生 1,000円(当日徴収)4)講演聴講・懇親会,ともに当日受付となります。
申込・連絡先 [278-8510]野田市山崎2641 東京理科大学理工学部工業化学科 山下 俊 TEL 04-7122-9508
E-mail: yama@rs.noda.tus.ac.jp


第44回茨城地区活動講演会

主題=産総研におけるフロンティア高分子研究紹介

<趣旨>産業技術総合研究所では,環境・エネルギー,ライフサイエンス,情報通信・エレクトロニクス,ナノテクノロジー・材料・製造,標準・計測,地質という多様な6分野を研究の柱として,基礎から製品化に至る出口を見据えた研究(本格研究)を一貫して推進しています。環境・エネルギー,ナノテクノロジー・材料・製造分野では,環境の浄化や環境に優しいプロセス材料の開発,新エネルギーの開発を精力的に行っております。その中で,多くの高分子にかかわる研究が行われています。今回は,産総研つくばで行われている高分子研究の一部を紹介し,是非とも地域連携での研究ネットワークの強化につなげていきたいと考えております。
主 催 高分子学会関東支部
日 時 6月17日(金)12 : 50〜19 : 00
会 場 産業技術総合研究所つくばセンター共用講堂 大会議室(つくば市東1-1-1)
http://www.aist.go.jp/aist_j/guidemap/tsukuba/tsukuba_map_main.html
交 通 @つくばエクスプレス終点,つくば駅下車,バス10分,A東京駅から高速バス約1時間,並木二丁目バス停下車,徒歩5分
プログラム
見学会<12 : 50〜13 : 20>
サイエンススクエア(産総研研究紹介ミュージアム)ガイド付き案内
講 演<13 : 45〜17 : 15>
  1. 産総研の概要紹介
    (産総研 ナノテクノロジー・材料・製造分野副研究統括)清水敏美
  2. バイオマスプラスチックの現状とバイオマス原料利用率の測定法
    (産総研 環境化学技術研究部門)国岡正雄
  3. ガス分離用炭素膜の開発と応用
    (産総研 環境化学技術研究部門)吉宗美紀
  4. 高分子系有機薄膜太陽電池の研究開発動向
    (産総研 太陽光発電研究センター)吉田郵司
  5. 柔らかいロボットに実装可能な新規高分子アクチュエータの創製
    (産総研 ナノシステム研究部門)原 雄介
懇親会<17 : 30〜19 : 00>
参加要領 1)定員100名 2)参加費 @会員・学生 無料 A会員外 1,000円(当日徴収,ただし,所属企業が会員の場合は無料)3)懇親会費 一般 3,000円 学生 1,000円(当日徴収)4)申込方法 氏名,勤務先,種別(個人会員,法人会員,学生,非会員の別),見学会,懇親会の出欠を明記の上,6月10日(金)までに下記宛先にお申込ください。
申込・連絡先 [305-8565]つくば市東1-1-1 産総研第5 環境化学技術研究部門 国岡正雄
FAX 029-861-4589
E-mail: polyibaraki2011@m.aist.go.jp


関東高分子若手研究会2011
春の講演会

主題=進化する精密高分子合成

<趣旨>高分子の形や分子量の精密制御は,優れた機能を発現するためにきわめて重要であることがわかってきました。さまざまな高分子合成方法が報告されていますが,今回は,基本となるラジカル重合,イオン重合,重縮合を専門とする3名の先生方をお招きして,お話を頂戴することにしました。現在の高分子合成化学のトレンドを具体的な研究例とともに紹介していただく予定です。この分野の最新動向を把握する良い機会になると思います。多くの方々の参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会
日 時 6月18日(土)13 : 00〜17 : 00
会 場 東京工業大学大岡山キャンパス本館4階第1会議室(東京都目黒区大岡山2-12-1)
交 通 東急目黒線,東急大井町線 大岡山駅下車,徒歩3分(交通詳細は東京工業大学ホームページ http://www.titech.ac.jp/about/campus/index.htmlをご覧ください)
プログラム
講 演<13 : 00〜17 : 00>
開催趣旨説明
  1. リビングラジカル重合による分岐高分子の合成
    (東工大院理工)打田 聖
  2. リビングアニオン重合による水溶性・感温性高分子の精密合成
    (東工大院理工)石曽根隆
  3. 精密縮合重合の開発と応用
    (神奈川大工)横澤 勉
参加要領 1)参加費 @企業・大学 2,000円 A学生 無料(当日徴収)2)懇親会費 別途(当日徴収)3)申込方法 氏名,所属,連絡先(E-mailまたは電話),懇親会出席の有無を明記し,E-mail,FAXまたは郵送にて事前にお申込ください。お席に余裕があれば,当日登録もお受けいたします。
申込・連絡先 [152-8550]東京都目黒区大岡山2-12-1-S6-16 東京工業大学グローバルエッジ研究院 道信剛志
TEL & FAX 03-5734-3774
E-mail: michinobu.t.aa@m.titech.ac.jp
URL: http://www2.spsj.or.jp/kantowakate/


11-1光反応・電子用材料研究会

主題=最先端リソグラフィー国際シンポジウム

<趣旨>近年電子デバイスの高集積化にともない,光リソグラフィーによる微細加工寸法も微細化が進められています。近年では液浸等の技術を駆使して現状の解像度の延命化を図るなど懸命な研究が進められていましたが,Mooreの法則に従ってさらなる微細化を実現するには決め手となる革新的技術が不在であり,深刻な危機感がありました。最近,EUV光源が実用化される見通しが高まり,EUVリソグラフィー技術全体を緊急に総括する必要があります。そこで,微細加工技術で最先端を切り開き世界的に注目されている海外の講師を招き,緊急に最先端リソグラフィーについて現状と展望を討論するための国際シンポジウムを企画しました。多くの方のご来聴をお待ちいたしております。
主 催 高分子学会 光反応・電子用材料研究会
協 賛 (予定)日本化学会 応用物理学会
日 時 6月21日(火)13 : 00〜16 : 50
会 場 東京理科大学 森戸記念館 地下1階 第一フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2 TEL 03-5225-1033)
交 通 JR総武線,地下鉄有楽町線,東西線,南北線飯田橋駅下車 徒歩10分
都営地下鉄 牛込神楽坂駅 徒歩10分
http://www.tus.ac.jp/info/access/kagcamp.html参照)
プログラム
<13 : 00〜16 : 50>
  1. Status of EUV Lithography: Resist and other critical challenges towards manufacturing
    (IMEC)Mieke Goethals
  2. Enabling EUV resist; where we are now what comes next?
    (Sematech)Warren Montgomery
  3. Can We Push Chemical Amplification to 11nm node?
    (Dow Electronic Materials)Jim Thackeray
  4. Materials Development for Advanced Patterning
    (AZ Electronic Materials USA)Munirathna Padmanaban
参加要領 1)定員60名 2)参加費 @企業 3,150円 A大学・官公庁 2,100円 B学生 1,050円 C名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 1,050円 D光反応・電子用材料研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページまたは申込用紙(353頁)に記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,6月末日までに参加費をご送金ください。参加証,請求書(希望者のみ)は順次発送いたします。
申込先 高分子学会 11-1光反応・電子用材料研究会係


11-1高分子ナノテクノロジー研究会

主題=次世代自動車産業に関わる高分子ナノテクノロジー

<趣旨>近年の環境問題に対する意識の高まりを受け,自動車産業においても環境に優しい車両としてハイブリッドカーを始めとした環境対応車の普及が徐々に進んでいます。次世代自動車の開発にともない自動車用高分子材料にも従来にはない特性が要求される中,材料開発において高分子のナノ構造制御が重要な役割を果たしています。本研究会では燃料電池のほか,低コスト化や低燃費に貢献する樹脂の高放熱化や軽量化など,最先端の材料開発状況についてご講演いただきます。
主 催 高分子学会 高分子ナノテクノロジー研究会
協 賛 日本化学会
会 期 6月23日(木)10 : 20〜16 : 50
会 場 産業技術総合研究所 臨海副都心センター 第一会議室(東京都江東区青海2-3-26,http://unit.aist.go.jp/waterfront/jp/
交 通 東京臨海新交通ゆりかもめ「テレコムセンター」または「船の科学館」下車徒歩約4分
プログラム
<10 : 20〜11 : 20>
  1. 革新的材料技術が支える燃料電池自動車の未来
    (東京工業大学)山口猛央
<11 : 25〜12 : 25>
  1. 自動車の環境技術と高分子への期待
    (トヨタ自動車)諸星 圭
<13 : 30〜14 : 30>
  1. 新規ポリイミド材料の開発―次世代自動車産業用途を目指して―
    (三井化学)飯田健二
<14 : 35〜15 : 35>
  1. 絶縁/接着/放熱機能を兼ね備える高次構造制御エポキシ樹脂
    (日立化成工業)竹澤由高
<15 : 50〜16 : 50>
  1. 炭素繊維複合材料の自動車用途への応用
    (東レ)山口晃司
参加要領 1)定員100名 2)参加費 @企業 5,250円 A大学・官公庁 3,150円 B学生・ゴールド・シルバー 2,100円 C高分子ナノテクノロジー研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページまたは申込用紙(353頁)に記入し,FAXまたは郵便にて送付の上,参加費を6月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)を順次ご送付いたします。
申込先 11-1高分子ナノテクノロジー研究会係


11-1燃料電池材料研究会

主題=燃料電池自動車

<趣旨>燃料電池自動車は,地球温暖化防止のためのCO2排出量削減や,再生可能エネルギー利用社会の実現に向けた革新技術として大きな役割が期待されており,近年の開発の進展によりすでにガソリン自動車に近い実用性が検証されています。一方で,将来の本格的な普及に向けてはさらなる性能・耐久性向上と低コスト化の両立が不可欠であり,自動車用燃料電池に適合する新たな材料の創出が期待されています。
本研究会では自動車メーカーで燃料電池の研究開発に携わっておられる講師陣から,最近の進展と将来展望についてご講演頂きます。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 燃料電池材料研究会
会 期 6月24日(金)13 : 00〜16 : 20
会 場 首都大学東京 秋葉原サテライトキャンパス
交 通 @JR山手線,京浜東北線,総武中央線「秋葉原駅」電気街口改札出て右徒歩1分 Aつくばエクスプレス「秋葉原駅」徒歩2分 B東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」徒歩5分 C東京メトロ銀座線「末広町駅」徒歩5分
プログラム
<13 : 00〜14 : 00>
  1. ホンダの燃料電池電気自動車の開発
    (本田技術研究所)岡本英夫
<14 : 10〜15 : 10>
  1. トヨタにおける燃料電池自動車の開発
    (トヨタ自動車)吉田利彦
<15 : 20〜16 : 20>
  1. 日産自動車におけるFCEV開発
    (日産自動車)篠原和彦
*プログラムは予告なく変更する場合がございます。あらかじめご了承ください。
参加要領 1)定員60名 2)参加資格 燃料電池材料研究会メンバー(本会は燃料電池材料研究会メンバー限定の会となります。)3)参加費 無料 4)申込方法 ホームページまたは申込用紙(353頁)に記入し,FAXまたは郵送にてご送付ください。参加証を順次ご送付いたします。5)その他 燃料電池材料研究会メンバーでない方で参加を希望される方はhttp://www.spsj.or.jp/c12/enterpdf/materials.pdfにて入会手続き後,上記4)よりお申込みください。参加申込備考欄または申込書余白に「入会申込申請中」と記入してください。
申込先 高分子学会 11-1燃料電池材料研究会係


高分子講演会(東海)

主題=機能性材料としての高分子の設計と構造制御

<趣旨>巧みなナノ構造設計・制御とナノ構造観察が生み出す高性能高機能高分子材料の開発をテーマに,第一線の3名の研究者の方々に,高分子が形成するさまざまな網目構造の観察と制御に基づく材料開発の最先端の話題をご提供いただきます。
主 催 高分子学会東海支部
日 時 6月24日(金)13 : 00〜17 : 00
会 場 岐阜大学工学部E802
交 通 JR岐阜駅 北口・バスターミナル9番乗場 岐阜バス乗車,岐阜大学前下車(所要時間約25分)http://pub.jim.gifu-u.ac.jp/wwwgifu/09/23_bus.pdf
プログラム
<13 : 05〜14 : 15>
  1. 高分子複合材料の3次元構造観察・解析の最前線
    (京都工繊大院工芸科学)陣内浩司
<14 : 20〜15 : 30>
  1. キラル液晶とフラストレーション
    (九大先導研)菊池裕嗣
<15 : 45〜16 : 55>
  1. ナノコンポジットゲル:特異的網目構造構築による機能発現と応用
    (川村理化学研究所)原口和敏
参加要領 1)参加費:無料 2)申込方法 受付ミス防止のために,氏名,所属,連絡先(住所,電話,FAX,E-mail),高分子学会員の方は会員番号を明記の上で,E-mailまたはFAXにてお申し込みください。
申込・連絡先 [501-1193]岐阜市柳戸1-1 岐阜大学工学部応用化学科 沓水祥一
TEL 058-293-2573 FAX058-293-2794
E-mail: kutsu@gifu-u.ac.jp


11-1接着と塗装研究会

主題=界面・表面制御技術の新展開

<趣旨>接着と塗装を考えるとき接着剤や塗料の材料とともに,被接着物または被塗装物の界面および表面の化学的,物理的,形態的な制御は非常に重要であることが知られています。これまで界面や表面の制御は,いわば副次的な下地処理としての位置づけにとどまっていた感が否めなく,その手段も限られていました。この理由として,表面や界面の分析や解析が不充分であり科学的なアプローチが困難であった背景があります。しかしながら,ナノレベルの分析や解析手法が進んだことと,さまざまな制御技術が創出されたことにより従来は不可能であった界面や表面の制御が可能となりました。
「接着と塗装研究会」の本年度第一回目の研究会では,界面・表面の制御に関する分野で著名な3名の先生方に,背景,理論と現在の研究開発状況についてご紹介・話題提供をしていただきます。ここから,さらなる研究開発や応用展開へのヒントが出てくれば非常に嬉しいことです。多くの皆様の参加を期待いたします。
主 催 高分子学会 接着と塗装研究会
会 期 6月24日(金)13 : 30〜16 : 25
会 場 すみだ産業会館 会議室4 丸井錦糸町店9F(東京都墨田区江東橋3-9-10 TEL 03-3635-4351)
交 通 JR線または東京メトロ錦糸町駅 徒歩1分
プログラム
<13 : 30〜14 : 25>
  1. 金属基板用に形成したフッ化炭素薄膜の表面特性とセンサーへの応用
    (東海大学)岩森 暁
    ごく薄い膜(薄膜)をコーティングする技術の一つに,気相蒸着法があります。また,スパッタリングなどの物理気相蒸着法により形成した有機薄膜においては,原材料とは異なる特性を示すことがあります。ここでは高周波スパッタリングにより金属基板上に形成したフッ化炭素薄膜を例に,摩擦・摩耗特性や金属基板との接着性,さらにはフッ化炭素薄膜のセンサーへの応用例について紹介していただきます。
<14 : 25〜15 : 20>
  1. 超撥水性発現を指向したメソ−ミクロ微細構造膜のワンステップコーティング
    (川村理化学研究所)加藤愼治
    超撥水表面の構築には,素材表面における化学とメソ−ミクロ領域での物理構造(トポグラフィー)の理解に基づく高度な材料設計が要求されます。超撥水性発現を指向した初期の研究では,特殊な素材・複雑な工程を利用した方法が目立っていたが,近年は,実用化を視野に入れ,汎用の素材を簡便な手法でアレンジした系が多く見られるようになってきた。本講演では,これらについての概説に続き,本講演講師の研究室で展開されている,重合相分離現象を利用した合理的かつ簡便な超撥水ポリマー膜の調製手法について紹介・解説していただきます。
<15 : 30〜16 : 25>
  1. 花王トナー用ポリエステル技術
    (花王)青木克敏
    花王では,コピー機に使用される粉体トナーおよびその主成分のバインダーであるポリエステルの開発が行われています。トナーは,熱と圧力で紙に接着するというプロセス上の特徴から,省エネルギーの実現には低温で紙に接着しつつ,輸送時・保管時等の粉体流動性が両立できる必要があります。花王では疎水基を組み込んだポリエステルを利用し,トナー中に低融点可塑剤をナノサイズ分散させることによる上記特性を達成させています。本講演ではその技術を中心に紹介していただきます。
参加要領 1)定員60名 2)参加費 @企業 3,150円 A大学・官公庁 2,100円 B学生 1,050円 C名誉・終身フェロー・ゴールド・シルバー会員 1,050円 D接着と塗装研究会メンバー 無料 3)申込方法 学会ホームページまたは申込用紙(353頁)に記入しFAXまたは郵送にて送付の上,参加費用を6月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は順次ご送付いたします。
申込先 高分子学会 接着と塗装研究会係


第136回東海高分子研究会講演会

主題=精密ラジカル重合法を用いた多様な高分子設計

<趣旨>東海高分子研究会では,東海地区の学生や大学・企業で高分子に携わる研究者を対象に,年間で4回の講演会を開催しております。本年度2回目の講演会は「精密ラジカル重合法を用いた多様な高分子設計」と題して,当分野でご活躍されているお二人の先生をお招きし,最新の研究成果についてご講演していただきます。ラジカル重合法に関する新たな知見や高分子設計に関して,活発な議論ができる貴重な機会です。また,産・官・学の若手研究者間の交流も深めることができますので,積極的にご参加下さいますようお願い致します。なお,東海地区以外からの参加者も歓迎致します。
主 催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会
会 期 6月25日(土)
会 場 名古屋大学 ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)3階ベンチャーホール(名古屋市千種区不老町)
交 通 名古屋市営地下鉄名城線「名古屋大学駅」下車(3番出口)(JR名古屋駅から地下鉄東山線「本山駅」乗換,名古屋大学まで約30分)
http://www.vbl.nagoya-u.ac.jp/access/index.html
プログラム
<13 : 30〜16 : 00>
  1. 「精密重合手法を用いた様々なナノ組織体の合成」
    (福井大学大学院工学研究科)杉原伸治
  2. 「有機触媒を用いたリビングラジカル重合」
    (京都大学化学研究所)後藤 淳
  3. 交流会 講演終了後に交流会を予定しています
参加要領 1)定員100名 2)参加費無料 3)申込締切 6月18日(土)4)申込方法:氏名,所属,連絡先を明記の上,下記までE-mailまたはFAXでお申込み下さい
担当・申込先 [432-8561]静岡県浜松市中区城北3-5-1 静岡大学工学部物質工学科 松田靖弘
TEL &FAX 053-478-1154
E-mail: tymatud@ipc.shizuoka.ac.jp