本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.
2011年9月主催行事
第137回東海高分子研究会講演会(夏期合宿)
<趣旨>本講演会は大学・企業・官公庁の若手研究者を対象とした合宿形式のセミナーです。高分子の各分野でご活躍されている先生をお招きして,最新の研究成果についてご講演いただきます。また,若手研究者による依頼講演や学生を中心としたポスターセッションも行います。ポスターセッションでは,優れた発表者にポスター賞を授与します。
高分子の合成から物性にわたる基礎から応用までの幅広い話題を提供します。また,産・官・学の研究者間の活発な議論と交流が図れる良い機会です。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。なお,東海地区以外からの参加者も歓迎いたします。主 催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会 日 時 9月2日(金)12 : 40~3日(土)11 : 40 会 場 湯の山温泉 湯元 グリーンホテル(三重県三重郡菰野町千草7054-173)
TEL 059-392-3111
http://www.g-hotel.jp/交 通 ①近鉄 湯の山温泉駅より送迎バスあり(事前に要連絡),②東名阪自動車道 四日市ICより約10 km プログラム 1日目<12 : 40~22 : 00>
- 「環状二置換ビニルモノマーの制御ラジカル重合」
(名大院工)永井寛嗣- 「半屈曲性高分子展開膜の界面物性」
(三重大院工)森岡多佳子- 「エポキシドと二酸化炭素との交互共重合:新規触媒開発と樹脂物性制御」
(東大院工・JSTさきがけ)中野幸司- 「分子設計に基づいたリチウムイオン伝導体の開発」
(名大エコトピア・JSTさきがけ)守谷 誠- 「高分子“ナノアロイ”」
(東レ)小林定之- ポスターセッション1
- ポスターセッション2
*ポスターセッション1と2の間に夕食会(懇親会)を行います。
2日目<9 : 20~11 : 40>
- 「クリックポリエステルの合成と無機材料との複合化」
(名工大院工)長尾 優- 「ブロック共重合体薄膜中のシリンダー状ミクロ相分離構造の高度垂直配向化」
(名工大院工)山本勝宏- 「合成らせん高分子のAFMによる直接観察」
(名大院工)坂野元紀- 「分子とカーボンナノチューブの相互作用に基づく機能性マテリアルの創製」
(九大院工・九大WPI-I2CNER)藤ヶ谷剛彦参加要領 1)定員80名 2)参加費(当日徴収,宿泊・食事・テキスト代を含む) ①大学・官公庁・企業15,000円 ②学生7,000円 ③1日のみ,あるいは部分的な参加も受け付けます。 3)申込方法 氏名,勤務先,電話番号,E-mailアドレス,バス利用の有無を明記し,下記申込先にE-mail,FAX,またはハガキにてお申し込みください。 申込先 [466-8555]名古屋市昭和区御器所町 名古屋工業大学大学院物質工学専攻 松岡真一
TEL&FAX 052-735-7254
E-mail: matsuoka.shinichi@nitech.ac.jp
2011接着と塗装研究会講座
主題=自動車用コーティングにおける新技術・新材料
<趣旨>接着と塗装研究会は,接着と塗装にかかわる技術や動向等についての情報交換や関連分野を含めた交流の機会を設定することを通し,人類社会に資する高分子化学・技術の発展を支えることを目指して活動しています。とくに物質・材料の複雑な融合体と言えるコーティング材料では,関与材料のシナジー効果と相殺の働きを見極めるなど,全体を見るバランス感の洗練のためにも,多方面の視点の関係者との意見交換・交流は重要な意味をもつものと考え,オープンマインドの交流の場を発展させていきたいと思っております。
今回,本研究会では,自動車関連のコーティング材に焦点を当て,「講座」を企画しました。
未曾有の被害を及ぼした東日本大震災の影響は,サプライチェーンの問題や電力不足問題などがまだまだ続く中,国内の自動車生産も前年度比でマイナスは避けられない見通しとなっており,裾野の広い産業の停滞は多くの納入メーカーやその業界の収益にも直結するものとなることが予想されます。また,原発の被災も今後の環境対応とりわけCO2削減の取り組みに少なからぬ影響を及ぼすことは免れないものと思われ,自動車をはじめ,製品のライフサイクルを通しての所用総エネルギー量の抑制が購買・採用の判断基準となっていくであろうとも考えられます。そのような難しい課題を目の前にした状況において,自動車用コーティング材料には,さらに高度な,品質,コスト,環境を軸に幅広いニーズへの対応を求められると言えます。
今回はこのような状況の変化を踏まえ,われわれが今後目指すべき技術あるいはその技術動向について,それをリードする講師の方にお話しいただきます。聴講者の皆様の,新技術開発に向けての刺激やヒントを得る機会として,さらに大きな人の輪を構築するきっかけとしていただけたら幸いです。多くの皆様の参加を期待いたします。主 催 高分子学会 接着と塗装研究会 協 賛 (予定)日本接着学会,日本接着剤工業会,日本塗装技術協会 日 時 9月9日(金)10 : 00~16 : 10 会 場 東京理科大学森戸記念館 地下1F第1フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2 TEL 03-5228-8110) 交 通 JR総武線,地下鉄有楽町線,東西線,南北線飯田橋駅下車 徒歩3分 プログラム <10 : 00~11 : 00>
自動車防錆と電着塗装(日本ペイント)坂本聡明電着塗装は自動車を錆から守る技術として長い歴史をもち改良が重ねられてきました。その防錆性に優れる電着塗装について,開発の歴史,最新技術,および将来への方向性などについてお話いただく予定です。<11 : 00~12 : 00>
自動車部品用途へのUV硬化型塗料の展開(カシュー)縄 悟UV硬化型塗料は,ハイソリッド化しやすく,硬化の過程で使用するエネルギーも相対的に少ない環境にやさしい塗料です。まず,その硬化機構や長所・短所を紹介します。次いで,UV硬化型塗料の設計事例を,そして最近の開発動向を紹介します。最後に短所を補うための方法を,近年の自動車部品用途への応用例も交え説明していただく予定です。<13 : 00~14 : 00>
ポリウレタン技術を用いた自動車塗料用の自己修復性クリアコート(住化バイエルウレタン)重森友和本講演では,ポリウレタン特有の水素結合力の解析を基に,ポリマーの形状記憶に関するポリウレタン技術の普及のために,自動車塗料用の自己修復性クリアコートに対し,擦傷痕の回復に大きく影響を及ぼすポリウレタン原料(ポリイソシアネート)の選択肢についてお話いただく予定です。<14 : 00~15 : 00>
自動車用ペースト系ケミカル材料について(サンスター技研)小林敏雄環境ニーズに対応した車作りの変革期のなかで,今後シール・接着剤等のペースト材料に期待される機能と最近の技術動向についてお話いただく予定です。<15 : 10~16 : 10>
自動車業界におけるCO2排出量削減の取り組み(日産自動車)荒川 孝自動車業界のCO2排出量の占める割合は,全体の約1/5を占め,塗料や接着剤を初めとする材料や生産工程の見直し等により,削減の積極的な取り組みが必要です。
本講演では,自動車の製造から使用までのCO2排出量削減の取組みについて事例を交えながら紹介していただく予定です。参加要領 1)定員100名 2)参加費①企業13,650円 ②大学・官公庁5,250円 ③学生2,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員2,100円 ⑤接着と塗装研究会メンバー a)企業 10,500円 b)大学・官公庁 4,200円 3)申込方法 学会ホームページまたは申込書(552頁)に必要事項を記入し,FAXまたは郵送にて送付の上,参加費用を9月末日までにご送金下さい。参加証,請求書(希望者のみ)を送付します。 申込先 高分子学会 2011接着と塗装研究会講座係
第19回東海高分子基礎研修コース
<趣旨>本研修コースは高分子科学,工学の入門講座であり,おもに東海地区の大学や企業の第一線でご活躍の先生方に,高分子の合成,物性から実際の応用までをわかりやすく解説していただく講座です。1993年に開講されて以来,多くの参加者の好評を得ております。講義内容は,高分子科学から高分子材料工学まで,幅広い分野を網羅しており,「合成・精密設計」「一次構造・分子特性評価」「固体構造」「レオロジー」「機能設計」「環境との調和」「成形加工」「リサイクル」「材料分析」などの観点から取り上げ,参加者がそれぞれの領域で要求される基礎的理論や応用面での材料設計手法などを理解,習得できることを目的としています。
したがって,本研修コースは,高分子材料の研究,開発,応用に従事されています研究者,技術者が専門領域以外の高分子科学の広い分野について見直したいような場合はもちろんのこと,これから高分子分野の実務に携わろうとしている方々,あるいはまったく異分野の方々にも「高分子とは何か」を理解していただく良い機会を提供させていただくものと確信しています。主 催 高分子学会東海支部 協 賛 化学工学会東海支部,色材協会中部支部,自動車技術会中部支部,繊維学会東海支部,東海化学工業会,日本化学会東海支部,日本接着学会中部支部,日本繊維機械学会東海支部,日本分析化学会中部支部,プラスチック成形加工学会,有機合成化学協会東海支部 会 期 9月12日(月),13日(火) 会 場 名古屋工業大学11号館2階T1講義室(名古屋市昭和区御器所町 TEL 052-735-5274) 交 通 ①地下鉄鶴舞線 鶴舞駅[4番出口]下車,②JR中央線 鶴舞駅[名大病院口]下車 徒歩約10分 プログラム 第1日=9月12日(月)
<10 : 00~11 : 30>
「高分子の合成」(名大院工)上垣外正己<12 : 30~14 : 00>
「環境調和型高分子の設計」(名大院生命農)青井啓悟<14 : 10~15 : 20>
「プラスチックのリサイクル」(プラスチック処理促進協会)西谷吉憲<15 : 30~17 : 00>
「高分子の固体構造と物性」(北陸先端大)山口政之第2日=9月13日(火)
<9 : 00~10 : 30>
「高分子のキャラクタリゼーション」(名工大院工)大谷 肇<10 : 40~12 : 10>
「高分子材料のレオロジー」(京大化研)渡辺 宏<13 : 10~14 : 40>
「機能性高分子材料」(名大院工)小長谷重次<14 : 50~16 : 00>
「高分子材料の分析」(東ソー分析センター)山本武志<16 : 10~17 : 20>
「成形加工技術」(東レオートモーティブセンター)舘山 勝参加要領 1)定員40名 2)参加費 ①正会員(含協賛学協会会員)10,000円 ②大学・官公庁5,000円 ③学生会員 無料 3)申し込み方法 「第19回基礎研修コース」と標記し,氏名(ふりがな),勤務先(所属),連絡先住所,電話,FAX,E-mailアドレス,住所,会員番号,振込み年月日を明記し,はがき,またはFAXでお申し込みください。参加費は銀行振込(三井住友銀行名古屋支店 普通預金口座5557774高分子学会東海支部)でお支払いください。 4)申込締切 9月2日(金) 申込先 [460-0011]名古屋市中区大須一丁目35番18号 一光大須ビル7階 (財)中部科学技術センター内 高分子学会東海支部 事務局
TEL 052-231-3070 FAX 052-204-1469
E-mail: tmorikawa@c-goudou.org
高分子学会九州支部 有機材料研究会
主題=自己組織性有機材料の最先端
<趣旨>本研究会では,生体分子・ナノカーボン・機能性色素などの自己組織性有機材料の分野において,ご活躍されている五名の先生に,最新の研究成果から将来展望までを熱く語っていただきます。研究講演会後に懇親会を予定しておりますので,情報交換や交流の場としても是非ご活用ください。九州地区以外からの参加者も歓迎いたします。 主 催 高分子学会九州支部 共 催 九州大学 高分子機能創造リサーチコア,日本化学会 新領域研究グループ「エキゾチック自己組織化材料」 会 期 9月16日(金) 会 場 九州大学伊都キャンパス ウェスト4号館3階4番講義室(314室) プログラム <13 : 00~17 : 20>講演
自己組織化超モルフォロジーマテリアル(物材機構)中西尚志核酸細工で「見える」分子デバイスを組み立てる (関西大化学生命工)葛谷明紀液-液界面非平衡系の動的分子集合と高次構造の構築 (九大院工)森川全章超分子モジュール化による新奇なパイ電子系ナノ構造の構築 (千葉大院工)矢貝史樹ヘムタンパク質を基盤とする超分子構造体の創製と機能 (阪大院工)林 高史参加要領 1)定員60名 2)参加費 無料 3)懇親会費は当日徴収します。
4)申込方法 氏名・所属・学年(役職)・E-mailアドレス・懇親会参加希望の有無をE-mailまたはFAXでお知らせください。申込・連絡先 九州大学大学院工学研究院応用化学部門 松浦和則
E-mail: ma2ra-k@mail.cstm.kyushu-u.ac.jp
TEL 092-802-2833
第21回東海ミニシンポジウム
主題=高分子材料の寿命・信頼性を探る
<趣旨>高分子学会東海支部では,高分子を中心として材料に関するトピックスを取り上げ会員相互の親睦と少人数での活発な議論を目的としてミニシンポジウムを企画して好評を得てまいりました。
ものつくりの大切な責任の一つに材料の寿命,信頼性確保があります。高分子あるいはもっと一般に有機材料は,熱,光,水に対しては金属,セラミックスと比較するときわめて弱く信頼性に劣ります。強度のようにどの程度の信頼性が保証されるか,環境変化によってどのように劣化していくのかは古くからの課題ですが,部品の変化により新たな課題が常に発生していきます。今回,基礎的な面からの高分子の寿命,信頼性に焦点をあて現象とその理解がどこまで進展したかを議論し,信頼性に関して理解を深めることを目的に企画いたしました。主 催 高分子学会東海支部 会 期 9月19日(月) 会 場 今池ガスビル A会議室(7F)([464-0850]名古屋市千種区今池一丁目8番8号 TEL 052-732-3211) 交 通 ①地下鉄ご利用の場合【東山線・桜通線】地下鉄今池駅10番出口直結,名古屋駅から地下鉄 東山線 藤が丘行きに乗車10分,②JRをご利用の場合【JR中央本線】「千種」駅より東へ徒歩約10分 プログラム <10 : 00~11 : 00>
- 「複合材料の損傷挙動および信頼性評価」
(静岡大工)矢代茂樹<11 : 00~12 : 00>
- 「粘着のメカニズムと信頼性への課題」
加納義久(古河電気工業 横浜研究所解析技術センター)<13 : 30~14 : 30>
- 「プラスチック部品が割れてしまったら-原因解明のアプローチ-」
大石 学(東レリサーチセンター)<14 : 30~15 : 30>
- 「プラスチックの長期使用と信頼性」
田島義久(ポリプラスチックス テクニカルソリューションセンター)<15 : 30~16 : 30>
- 「ゴム材料の長期信頼性評価」
福森健三(豊田中央研究所)参加要領 1)定員70名(先着順) 2)参加費 ①会員6,000円,②学生2,000円(予稿集代,消費税含む) 3)申込方法 氏名,会員番号,勤務先,連絡先住所・電話番号・FAX番号,参加費振込予定日を明記し,FAXないしはE-mailでお申し込みください。参加費は銀行振込(三井住友銀行名古屋支店 普通預金 口座5557774高分子学会東海支部)でお支払いください。 4)申込締切 9月5日(月) 申込・連絡先 [460-0011]名古屋市中区大須1-35-18 一光大須ビル7階 (財)中部科学技術センター内 高分子学会東海支部
TEL 052-231-3070
E-mail: tmorikawa@c-goudou.org
URL:http://www.c-goudou.org
11-1無機高分子研究会
主題=無機高分子の合成と機能:新しい機能性ハイブリッド材料の創製を目指して
<趣旨>多彩な元素を含むハイブリッド材料やプレセラミックスなどをはじめとして無機高分子は次世代を担う超高性能,超高機能材料として今後ますます展開が期待できるきわめて重要な研究開発対象であります。無機高分子研究会では,これらの材料を対象としたシンポジウムを6月に,また学術研究討論会を11月にそれぞれ開催しており,無機高分子の基礎から応用に関する最新の研究成果に関する情報交換の場として,多数の方々に広く活用いただいております。本セミナーは,個々のテーマに関連する研究背景,研究手法の詳細,期待されるアウトプット,さらには研究の哲学などについて,アットホームな雰囲気で一歩踏み込んだ議論を行える場として一泊二日の予定で企画しました。情報交換の場として,さまざまな分野の方のご参加を期待します。 主 催 高分子学会 無機高分子研究会 会 期 9月22日(木),23日(金) 会 場 和光純薬工業(株)湯河原研修所(静岡県熱海市泉232-8 TEL 0465-64-0559,FAX 0465-60-1389) 交 通 JR東海道線・湯河原駅下車 タクシー「椿寺の下,和光純薬研修所」もしくは「温泉場」「不動滝」「奥湯河原」行きバスにて約10分「落合橋」下車,椿寺を目標に徒歩約10分 プログラム 第1日目=9月22日(木)
<13 : 00~13 : 30>受付
<13 : 30~17 : 10>講演
- 「無機-有機ハイブリッド型機能性ハードコート材」
(アトミクス)佐熊範和- 「無機高分子を前駆体とするSiC系材料の新局面」
(アート科学)長谷川良雄- 「含ケイ素置換アセチレン型マクロモノマーの合成,重合と生成ポリマー膜の選択透過性」
(新潟大)青木俊樹<17 : 40~>休憩・懇親会
第2日目=9月23日(金)
<9 : 00~12 : 00>
- 「光・電子機能性シルセスキオキサンポリマーの開発」
(広島大)今栄一郎- 「ホウ素を鍵とした機能材料設計―LiB用電解質からバイオベースポリマーまで」
(北陸先端大)松見紀佳参加要領 1)定員50名 2)参加費(税込・振込) ①企業10,500円 ②大学・官公庁5,250円 ③学生3,150円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員3,150円 ④無機高分子研究会メンバー:無料 3)宿泊費(1泊2食付,懇親会費込)無機高分子研究会法人および個人メンバー15,000円,非研究会メンバー25,000円,学生10,000円 4)申込方法 学会ホームページあるいは申込用紙(552頁)に記入してFAXまたは郵送にて申し込みの上,9月末日までに参加費と宿泊費を合わせてご送金ください。参加証,請求書(希望者のみ)を順次送付します。 問合先 高分子学会11-1無機高分子研究会係
中国四国・関東高分子若手研究会2011ミニシンポジウム
主題=単一高分子鎖の科学
<趣旨>高分子が発現する機能を詳細に理解するためには,高分子鎖の形や媒体との相互作用について考える必要があります。近年,ナノスケールの分析手法やシミュレーションを用いることで,高分子一本鎖およびその微細集合構造の性質を評価・予測できるようになってきました。本シンポジウムでは,そのような研究に従事している3名の先生方をお招きし,ご講演いただくことにしました。全国から多くの若手研究者が参加できるよう高分子討論会直後の日程となっています。瀬戸内海を一望できる会場で熱く高分子の可能性について語り合いましょう。多くの方々のご参加をお待ちしています。 主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会 共 催 高分子学会 中国四国支部 会 期 9月30日(金)17 : 30~10月1日(土)12 : 00 会 場 鷲羽ハイランドホテル(岡山県倉敷市下津井吹303-17) 交 通 JR児島駅からバス10分。あるいはJR児島駅まで送迎バスの予定。詳細は下記若手会HPでお知らせします。 プログラム 第1日=9月30日(金)
<18 : 00~19 : 30>
- ナノ触診技術で理解する高分子材料
(東北大)中嶋 健第2日=10月1日(土)
<9 : 00~12 : 00>
- 水溶液中での溶質のコンフォメーションに関する自由エネルギー計算:統計力学理論に基づく溶媒効果の考慮
(愛媛大)宮田竜彦- 環状高分子の合成と精密キャラクタリゼーション
(名大)高野敦志参加要領 1)定員45名 2)参加費(当日払) ①企業・大学 18,000円 ②学生6,000円 3)申込方法 氏名,所属,連絡先(E-mailまたは電話)を明記し,E-mailにて事前にお申込ください。 4)申込締切9月10日 なお,会場の都合上,参加者数が定員になった時点で締め切ります。送迎などの詳細はHP(http://www2.spsj.or.jp/kantowakate/)をご覧ください。 申込・連絡先 [152-8550]東京都目黒区大岡山2-12-1 東京工業大学 グローバルエッジ研究院 道信剛志
TEL&FAX03-5734-3774
E-mail: michinobu.t.aa@m.titech.ac.jp
URL:http://www2.spsj.or.jp/kantowakate/