本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2012年9月主催行事


平成24年度第22回東海ミニシンポジウム

主題=「分散材料のレオロジー特性と工業プロセス」

<趣旨>高分子学会東海支部では,高分子を中心として材料に関するトピックスを取り上げ会員相互の親睦と少人数での活発な議論を目的としてミニシンポジウムを企画して好評を得てまいりました。
塗料、セメント、化粧品など分散系のレオロジーはさまざまな場面で重要な役割を果たしており、高分子材料の重要な研究領域の一つです。近年、フィルムへの機能材料のコーティングで電子材料、電池材料でも重用性が高まってきています。その基本は粒子間相互作用による凝集と破壊ですが、挙動は複雑で工業的に活用するにはまだまだ経験に頼っているのが実情です。今回、工業としてのレオロジーをどう理解して、どう扱うかをテーマとし、基礎から評価、解析、制御に関して理解を深めることを目的に企画いたしました。
主 催 高分子学会 東海支部
共 催 高分子学会
日 時 9月3日(月)10 : 00~16 : 30
会 場 今池ガスビル A会議室(7F)
(名古屋市千種区今池一丁目8番8号 TEL052-732-3211)
交 通 ①地下鉄ご利用の場合
【東山線・桜通線】地下鉄今池駅10番出口直結
名古屋駅から地下鉄 東山線 藤が丘行きに乗車10分
②JRをご利用の場合
【JR中央本線】「千種」駅より東へ徒歩約10分
プログラム
10 : 00~11 : 00
  1. 分散系のレオロジー入門 -線形粘弾性を中心として-
    (阪大理)四方俊幸
11 : 00~12 : 00
  1. カーボンブラック充填ゴムの非線形粘弾性
    (長岡技科大工)五十野善信
13 : 30~14 : 30
  1. レオロジー評価と工業利用
    (日本ペイント)上田隆宣
14 : 30~15 : 30
  1. 動的超音波散乱法によるマイクロ粒子懸濁系のダイナミクス
    (京工繊大院工芸)則末智久
15 : 30~16 : 30
  1. 塗布流動解析の各種事例、塗布膜乾燥解析の展望
    (MPM数値解析センター)安原 賢
参加要領 1)定員70名(先着順) 2)参加費 ①会員6,000円 ②学生2,000円(予稿集代、消費税含む) 3)申込方法 氏名、会員番号、勤務先、連絡先住所・電話番号・FAX番号、参加費振込予定日を明記し、FAXないしはE-mailでお申し込みください。
参加費は銀行振込(三井住友銀行名古屋支店 普通預金 口座5557774高分子学会東海支部)でお支払いください。
申込締切 8月24日(金)
申込先 [460-0011]名古屋市中区大須一丁目35番18号 一光大須ビル7階
中部科学技術センター内 高分子学会東海支部
E-mail: tmorikawa@c-goudou.org
TEL052-231-3070 FAX 052-204-1469
URL:http://www.c-goudou.org
担当者 豊田中央研究所 渡邊 修
連絡先 E-mail: e0909@mosk.tytlabs.co.jp
TEL0561-71-7569
担当者 豊田中央研究所 渡邊 修
連絡先 E-mail: e0909@mosk.tytlabs.co.jp
TEL0561-71-7569


東海・関東高分子若手研究会2012ミニシンポジウム

主題=自己組織化材料と有機・無機ハイブリッド

<趣旨>高分子・超分子材料は、それらの自己組織的な集合体を形成し、独自のパフォーマンスを示す例が次々に発見されています。また、有機材料の枠を超え、無機材料との相互作用、ハイブリッド化を利用することで、さらなる新しい集積構造の発現や広範囲の要求特性に対応できる高機能化材料の開発にもつながっています。本シンポジウムでは、そのような研究に従事している3名の先生方をお招きし、ご講演いただくことにしました。全国から多くの若手研究者が参加できるよう高分子討論会直後の日程となっています。会場で熱く語り合った後は、犬山温泉にゆっくりつかり、日ごろの疲れを癒しましょう! 多くの方々のご参加をお待ちしています。
主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会
共 催 高分子学会 東海高分子研究会
日 時 9月21日(金)17 : 30~22日(土)12 : 00
会 場 犬山温泉・犬山館(犬山市大字犬山字大門先50-1)
交 通 名古屋鉄道犬山線 犬山遊園駅下車より、徒歩3分。詳細は下記若手会HPでお知らせします。
プログラム
第1日=9月21日(金)
<18 : 00~19 : 30>
  1. パラ位連結環状ホスト分子Pillarareneを基にした超分子材料の創成
    (金沢大)生越友樹

第2日=9月22日(土)
<9 : 00~12 : 00>

  1. イオン液体と自己組織化
    (奈良先端大学院大)中嶋琢也
  2. 構造制御されたイオン性シルセスキオキサンの創製とハイブリッド化
    (鹿児島大)金子芳郎
参加要領 1)定員45名 2)参加費(当日払) ①企業・大学14,000円 ②学生6,000円 3)申込方法 氏名、所属、連絡先(E-mailまたは電話)を明記し、E-mailにて事前にお申し込みください。 4)申込締切 9月1日 なお、会場の都合上、参加者数が定員になった時点で締め切ります。
申込先 [152-8550]東京都目黒区大岡山2-12-1-H120 東京工業大学大学院理工学研究科 東原知哉
TEL& FAX 03-5734-2126
E-mail: thigashihara@polymer.titech.ac.jp
URL:http://www2.spsj.or.jp/kantowakate/


第38回中国四国支部高分子講座

主題=高分子合成化学の新展開

主 催 高分子学会中国四国支部
日 時 9月27日(木)13 : 30~17 : 30
会 場 愛媛大学工学部4号館1階18番講義室(松山市文京町3)
交 通 JR松山駅より市内電車(環状線・城北方面)鉄砲町下車、徒歩3分
(参照 http://www.ehime-u.ac.jp/access/johoku/index.html
プログラム
13 : 30~17 : 30
  1. 超分子錯体を用いた重合機能と修復性材料の作製
    (阪大院理)高島義徳
  2. 後期遷移金属触媒による精密異性化重合を用いた新しい高分子合成
    (東工大資源研)竹内大介
  3. 精密ラジカル重合:配列制御と植物由来モノマーへの展開
    (名大院工)上垣外正己
参加要領 1)定員100名 2)参加費無料 3)申込方法 氏名・所属・連絡先を明記し、E-mailで下記の連絡先までお申し込みください。当日申込も可能です。
申込・連絡先 愛媛大院理工 井原栄治
TEL089-927-8547
E-mail: ihara@ehime-u.ac.jp


2012接着と塗装研究会講座

主題=塗料・接着剤の基礎

<趣旨>接着・粘着剤や塗料は、使われる用途や機能は異なりますが異種材料間の界面現象を扱う分野として本質的には同じであると言えます。接着や塗装についての本質を学ぶことは、化学産業、機械産業、エレクトロニクス産業などの分野に応用するうえでも重要な基礎知識となるものです。
本講座では、新しい試みとして入門者にわかりやすく、要点を押さえることに重点を置き、塗料、接着剤、粘着剤の基本から、環境対応エマルション、粘着剤に必須の剥離について、この分野で最低限必要な知識を一日で身につけられるように解説します。
学生、新入社員や入社数年の若手研究者、技術者はもとより、研究上の問題点を解決したいと考えている研究機関や企業の中堅技術者にもご満足いただける講座になると考えています。皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 接着と塗装研究会
協 賛 (予定) 日本接着学会 日本接着剤工業会 日本塗装技術協会
日 時 9月28日(金)10 : 20~16 : 30
会 場 東京理科大学森戸記念館 地下1F第1フォーラム
(東京都新宿区神楽坂4-2-2 TEL03-5228-8110)
交 通 JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩3分
プログラム
<10 : 20~11 : 20>
塗料の基礎
(日本ペイント)後藤正樹
塗料は幅広い用途で使用されています。その基本的な役割、構成成分、製造方法から塗装方法等について解説していただきます。また、近年の高機能性塗料や環境配慮型塗料なども紹介していただく予定です。
<11 : 20~12 : 20>
接着剤の基礎知識
(コニシ)大河原義明
われわれの日常生活において、接着剤はいたるところで用いられています。接着剤の性能を十分に発揮させるためには、接着対象の材料やその用途に応じて、最適な接着剤を選定し、適切な方法で使用することが必要です。今回、接着の原理、接着剤の種類やその特徴、適切な使用方法などについてお話いただく予定です。
<13 : 20~14 : 20>
アクリルエマルションの基礎
(サイデン化学)石本憲一郎
水性エマルションは有機溶剤を含まないため、臭気・中毒・引火性といった問題が少なく、環境へ優しい合成樹脂として発展してきました。アクリルエマルションを合成する乳化重合技術、および接着・塗料等の使用分野を紹介いただく予定です。
<14 : 20~15 : 20>
粘着剤の基礎
(綜研化学)中野幸太
色々な種類の粘着剤がある中で、アクリル系粘着剤は透明性・耐候性・耐熱性に優れるなどの特徴があるため、高機能性の用途に使用されています。本講演では、溶剤型を中心としたアクリル系粘着剤の基礎的な設計について説明していただく予定です。
<15 : 30~16 : 30>
剥離シート・剥離剤の基礎
(住友スリーエム)諏訪敏宏
剥離機能は、接着に対して時に相反し、また時には補完的役割を果たします。本講座では、剥離機能を発現する剥離剤の基礎、その特徴や用途による使い分け、またキュアー方法などについての基本的なお話をしていただく予定です。
参加要領 1)定員100名 2)参加費 ①企業13,650円 ②大学・官公庁5,250円 ③学生2,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員2,100円 ⑤接着と塗装研究会メンバー a)企業10,500円 b)大学・官公庁4,200円 3)申込方法 学会ホームページまたは申込書(578頁)に必要事項を記入し、FAXまたは郵送にて送付のうえ、参加費用を9月末日までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付します。
申込先 高分子学会 2012接着と塗装研究会講座係