本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2013年5月主催行事


第15回関西若手高分子セミナー@兵庫県立大

主題=「明日の電子・バイオを支える高分子の力」

<趣旨>高分子は、その大きな分子サイズのために、低分子にはないさまざまな特性をもち、多様な機能や高度な性能に結びつけることができます。今回のセミナーでは、電子バイオ分野を指向した研究・開発において最前線で活躍しておられる大学や企業の方々に、高分子がかかわる研究の最先端について熱く、わかりやすく解説していただきます。多くの方々の参加を期待しています。
主 催 高分子学会関西支部
日 時 5月14日(火)13 : 00~16 : 50
会 場 兵庫県立大学 書写紀念会館
(姫路市書写2167、http://www.u-hyogo.ac.jp/access/index.html
交 通 JR神戸線「姫路」駅より、神姫バス“横関書写方面”で「県立大工学部」下車。約25分。
プログラム
挨拶:高分子学会関西支部 支部長
(京都工芸繊維大学)塚原安久

講演
<13 : 10~14 : 00>
  1. 高性能塗布型カーボンナノチューブTFT
    (東レ 電子情報材料研究所)村瀬清一郎
<14 : 00~14 : 50>
  1. 分子シミュレーションによる絶縁性高分子の熱伝導性
    (三菱電機 先端技術総合研究所)信時英治
<15 : 10~16 : 00>
  1. 動的架橋を利用した刺激応答性ソフトマテリアルの設計
    (関西大学 化学生命工学部)宮田隆志
<16 : 00~16 : 50>
  1. ナノインプリントの現状と今後の展開
    (兵庫県立大学 高度産業技術研究所)松井真二
参加要領 1)定員 150名 2)参加費無料 3)氏名、所属、連絡先を明記の上、高分子学会関西支部宛にE-mail、またはFAXにてお申し込みください。
申込・連絡先 高分子学会関西支部
TEL 06-6969-4428
E-mail: koubunshi@kansai.email.ne.jp
URL:http://www2.spsj.or.jp/kansai/index.html


13-1超分子研究会

主題=超分子がかかわる光機能材料

<趣旨>非接触の刺激である光を利用するプロセスは、半導体製造や各種記録材料など、数多くの産業を支える重要な技術であり、さらなる進化が強く望まれています。この産業技術を支えるのが、光機能材料であり、よりいっそうの機能の向上を目指して、新たな材料の設計や機能解明に関する研究が、国内外で活発に行われています。今回は、それら光機能材料の第一線でご活躍の先生方に、基礎研究から実際の応用までを見据えた最新の研究成果について、ご講演をお願いしました。
主 催 高分子学会超分子研究会
協 賛 日本化学会
日 時 5月14日(火)13 : 30~16 : 50
会 場 東工大蔵前会館 ロイアルブルーホール(目黒区大岡山2-12-1)
交 通 東急大井町線・東急目黒線「大岡山」駅下車 徒歩1分
プログラム
<13 : 35~16 : 50>
  1. 光応答性高分子による環境制御
    (東京電機大)鈴木隆之
  2. 機能性食品素材βグルカンの医療分野への展開―止血剤から光線力学療法剤へ―
    (ダイソー)鈴木利雄
  3. 次世代太陽電池を目指した新しい光機能材料と構造制御
    (東大先端研)久保貴哉
  4. 高速フォトクロミック分子材料の創製と応用
    (青山学院大)阿部二朗
参加要領 1)定員 70名 2)参加費 ①企業 5,250円 ②大学・官公庁 3,150円 ③学生 1,050円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,050円 ⑤超分子研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申込み画面よりお手続きください。参加費は5月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付します。
連絡先 高分子学会 超分子研究会係


13-1 NMR研究会

主題=計算科学とNMR

<趣旨>NMR分光法は、構造解析や分子運動解析にその威力を発揮し、基礎から応用開発研究まで必須の機器分析法として活躍しています。NMR法が発展してきた背景には、計算機(コンピュータ)の飛躍的な処理速度の向上が大きく寄与しています。たとえばフーリエ変換NMRの黎明期では、1本のFIDからフーリエ変換処理によって1次元スペクトルを得るのが1日仕事だったことを考えると隔世の感があります。また、現在ではMO(分子軌道法)や量子化学計算法を用いた化学シフト計算は広く行われており、実測のNMR化学シフトスペクトルの解釈だけでなく、実測だけでは得られない構造に関する知見を与える有力な手段となっています。今回のNMR研究会では、「計算科学」をキーワードに、NMRの原理から応用まで幅広い分野で計算科学を利用している先生方を講師としてお迎えし、NMRと計算科学のかかわりについて議論していただく場を設けます。今回の研究会が、皆様の研究の幅を広げることにつながる討論と交流の場として、大いに活用されることを期待いたします。また、あわせてポスター発表の機会を今年も設けました。主題に関連する分野に限らず、さまざまな分野から、完成された研究内容だけでなく、研究途中の成果であっても活発な議論が湧き起こる内容のポスター発表をしていただきます。奮ってご参加ください。
主 催 高分子学会NMR研究会
協 賛 日本化学会 日本核磁気共鳴学会 日本分析化学会
日 時 5月17日(金)10 : 00~17 : 00
会 場 東京工業大学(大岡山キャンパス)西9号館ディジタル多目的ホール(東京都目黒区大岡山2-12-1)
交 通 東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車 徒歩約5分
プログラム
<10 : 00~12 : 00>
  1. Non-uniform samplingと信号再構成法による測定時間短縮の試み
    (首都大東京)池谷鉄兵
  2. NMRと計算科学の相補的利用による高分子の特性解析と分子設計
    (千葉大)笹沼祐二
<13 : 00~15 : 00>ポスター発表
<15 : 00~16 : 40>
  1. 量子化学計算を用いたポリ乳酸の立体規則性解析
    (帝人)菅沼こと
  2. 固体NMRおよび量子化学計算を併用した構造解析
    (奈良女子大)黒子弘道
ポスター発表プログラム
P1.固体13C NMR法を用いた家蚕絹の分子間構造解析
(農工大院工)°奥下慶子
(農工大工)小川達也・青木昭宏
(農工大工・分子研)朝倉哲郎
P2.パイ共役系高分子デバイスを対象とした周波数可変磁気共鳴装置の開発
(群馬大院工)°福田國統・浅川直紀
P3.アルキル側鎖を有する液晶性ポリエステルの磁場配向構造の固体13C NMR法による研究Ⅱ
(名工大院工)°浅沼諒太・吉水広明
P4.秩序構造が配向した高分子試料における気体拡散特性のNMR法による研究
(名工大院工)°岩本 純・島崎彩奈・吉水広明
P5.フィルム形状の高分子に収着した気体のNMRスペクトルを観察する際の諸条件について
(名工大院工)°樋口智章・吉水広明
P6.メタクリルポリマーにおける気体収着時の局所分子運動性に関するNMR法による研究
(名工大院工)°萬濃香穂・吉水広明
P7.気体の収着による高分子の局所分子運動性変化のNMR法による観察
(名工大院工)°山内雅弘・神谷佳世・吉水広明
P8.量子化学計算によるバナナ型液晶分子の構造解明
(東工大工)°服部将也
(東工大院工)白田 圭・山田和彦・渡辺順次・川内 進
P9.CLEAN信号再生法による測定時間短縮の試み
(アジレントテクノロジー)°栗田順一・芦田 淳
P10.固体高分解能NMR法によるゴム材料の伸長過程の運動性変化の解析
(防衛大応化)°北村成史・浅野敦志・黒津卓三
P11.MALDI-MSとNMRの相関分析による新規ポリアミンの構造解析
(徳島大学大学院STS)°押村美幸・本山敬悟・右手浩一
(ローディア ジャパン)北山浩之・池田喜彦
P12.NMRスペクトルの多変量解析によるポリ乳酸の立体規則性解析(2)
(徳島大院STS)°平野朋広・八幡莉紗
(農工大院工・帝人)菅沼こと
(農工大院工)朝倉哲郎
(徳島大院STS)押村美幸・右手浩一
P13.クライオNMRによる微量二重結合の定量検討
(三井化学分析センター)°茂呂ふみか・佐藤浩子・恩田光彦
P14.ラテックス13C-NMR法による水素化天然ゴムのキャラクタリゼーション
(長岡技科大材料)°金田圭介
(長岡技科大)河原成元
P15.ラテックス13C-NMR法による加硫ポリイソプレンゴムの構造解析
(長岡技科大材料)°磯 憲明
(長岡技科大)河原成元
P16.炭化水素系燃料電池膜SPESKの劣化解析
(東レリサーチ)°高崎万里・木村一雄・中川善嗣・佐藤信之
(山梨大)Bae Byungchan・宮武健治・渡辺政廣
P17.Structural Characterization of MaFunori extracted from red seaweed through NMR Spectroscopy
(Dept. of Mat. Sci. & Tech., Nagaoka Univ. of Tech.)°Nguyen Thu Ha
(Independent Admi. Inst. National Res. Inst. for Cultural Properties)Noriko Hayakawa
(Dept. of Mat. Sci. & Tech., Nagaoka Univ. of Tech.)Seiichi Kawahara
(Dept. of Polym. Chem., Tokyo Inst. of Tech.)Riichiro Chujo
P18.溶液NMRを用いたポリカーボネート樹脂中の難燃剤の定量
(出光興産)°古川諒一
P19.ポリアラニン配列を有するエリ蚕およびクモ絹のNMR精密構造解析
(農工大院工)°河西秀和・宮澤健太・鈴木 悠・中澤靖元・朝倉哲郎
参加要領 1)定員 200名 2)参加費(税込)①企業 5,250円 ②大学・官公庁 3,150円 ③学生 2,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,100円 ⑤NMR研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申込み画面よりお手続きください。参加費は5月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付します。
連絡先 高分子学会 NMR研究会係