本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.

2013年10月主催行事


第28回茨城地区「若手の会」交流会

<趣旨>本若手の会は茨城地区の高分子若手研究者の交流、活性化を目的として活動しており、今年で28回目を迎えます。毎年、産官学の研究機関より多数参加いただき、非常に活況を呈しております。本年はつくばみらい市の「つくばセミナーハウス」を会場に、参加者全員による自己紹介、レクリエーション、招待講演、本会独自の形式で運営される話題提供や特別講演など、多くの企画を盛り込んで開催します。もちろん県外からの参加や、気持ちは若々しいベテラン研究者の参加も大歓迎です。
主 催 高分子学会関東支部 茨城地区「若手の会」交流会
日 時 10月7日(月)10:00~8日(火)16:00
会 場 つくばセミナーハウス(つくばみらい市絹の台4-5-2 TEL 0297-52-6611)
交 通 ①つくばエクスプレスで守谷駅下車、関東鉄道に乗り換え、新守谷駅下車、徒歩7分、②高速バス「つくば中央行」で新守谷駅入口下車徒歩7分、③常磐自動車道で谷和原ICより3分
プログラム
[特別講演]
テンプレート材料化学による機能探索
(東工大)彌田智一
[招待講演]
1)回転分子モーターの1分子計測とその技術の応用例について
(東大)野地博行
2)光異性化反応を活用した光で融ける有機材料の開発とその可能性
(産総研)則包恭央
[話題提供講演]
1)メタロサーファクタントの設計とその機能利用
(産総研)平 敏彰
2)非平面環状共役分子の合成と機能
(物材機構)中西和嘉
3)有機半導体分子層への金属/分子ドーピングの微視的観察
(筑波大)山田洋一
4)燃料電池用高分子電解質膜の開発―水移動性向上による高性能化―
(住友化学)土肥亜由美
5)耐熱性ポリアミドの開発・特性とLEDリフレクタ用途への応用
(クラレ)金井詩門
6)新規機能性モノマー(GLYMOU®)を利用した有機無機ハイブリッド材料への応用
(日油)木下修平
7)液晶性エポキシ樹脂の配向性と熱伝導率
(日立製作所)田中慎吾
8)REACH規則対応DOP代替PVC電線の開発
(日立金属)久保圭輔
9)アクティブ型調光フィルムの開発
(日立化成)杉岡智嗣
[ポスターセッション]
数十件予定
参加要領 1)定員70名 2)参加費(当日受付)①社会人 16,000円、②学生 4,000円(テキストを含む) 3)申込方法 氏名、勤務先、連絡先住所、電話、FAX、E-mailアドレス、ポスター発表の有無(有の場合、タイトル、発表者名、所属)を記入し、電話、ハガキ、FAXまたはE-mailで下記宛お申込ください。4)申込締切 9月6日(金)
申込・連絡先 [319-1292]日立市大みか町7-1-1 (株)日立製作所 日立研究所 會田航平
TEL 0294-36-8412 FAX 0294-36-8398
E-mail: kohhei.aida.su@hitachi.com


第25回高分子基礎物性研究会講座

主題=高分子の分子特性・凝集構造・材料物性―その解析法の基礎―

<趣旨>新規高分子材料の開発や既存の高分子材料の高性能化・高機能化を目指す上で、構成高分子の分子特性とその凝集構造の解析、ならびにそれらに基づいた高分子材料物性の評価は、必要不可欠な課題です。したがって、高分子材料の開発にあたっておられる方や新しく高分子の物性研究に携わるようになった方にとって、それらの解析・評価法の基礎と新しい動向の把握はきわめて重要になってきております。しかし、その知識の習得は決して容易でないのも事実です。多数の専門的な成書が市販されていますが、専門家の話を聞き、疑問点を直接質問することが一番の近道であると思われます。
本講座では、企業の若手・中堅研究者や大学院生の方々を対象にして、高分子の分子特性・凝集構造・材料物性の解析・評価法に関する最新の考え方や実験技法を、基礎から具体的な実験例・応用例にわたって解説します。高分子物性研究や高分子材料開発の際に、これらの解析・評価法を正しく理解していただくための助けとなることが本講座の目的です。今年度は開催期間が1日ですが、内容を集約しより効率的な修得を目指しました。予習・復習のために、講義資料をホームページからダウンロードすることも可能です。さらに、講師の先生方の連絡先(電子メール、電話、ファックス)を講演要旨に掲載し、受講後の質問、相談などにも、丁寧に対応いたします。高分子物性研究の基礎的知識を身につけたい方、実際の高分子材料研究・開発に携わっておられる方は、是非ご参加ください。
主 催 高分子学会 高分子基礎物性研究会
協 賛 (予定)化学工学会、色材協会、繊維学会、日本化学会、日本ゴム協会、日本分析化学会、日本木材学会、日本レオロジー学会、プラスチック成形加工学会
日 時 10月8日(火)10:00~17:55
会 場 東京工業大学蔵前会館 ロイアルブルーホール(目黒区大岡山2丁目12-1 TEL 03-5734-3737)
交 通 東急目黒線・大井町線「大岡山」下車 徒歩3分
プログラム
<10:00~11:50>
1)高分子キャラクタリゼーションの基礎
(京大院工)中村 洋
<13:00~14:10>
2)溶液NMR法による高分子構造解析
(長岡技科大工)河原成元
<14:10~15:20>
3)高分子の熱分析と熱物性
(首都大都市環境)吉田博久
<15:35~16:45>
4)レオロジーの基礎と会合構造解析
(阪大院理)浦川 理
<16:45~17:55>
5)高分子固体物性と表面特性
(九大院工)田中敬二
参加要領 1)定員100名 2)参加費(銀行振込・手数料は振込人にて負担ください) ①企業 13,650円 ②大学・官公庁 5,250円 ③学生 2,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,100円 ⑤高分子基礎物性研究会メンバー a)企業 10,500円 b)大学・官公庁 4,200円 3)高分子学会ホームページの主催行事参加申込画面よりお手続きください、参加費用を10月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は順次ご送付いたします。
連絡先 第25回高分子基礎物性研究会講座係


13-2印刷・情報記録・表示研究会

主題=表示デバイスの進化を支えるフィルム技術

<趣旨>高分子技術を活用した、あるいは機能性を付与したフィルム材料・技術は、液晶ディスプレイ(LCD)を筆頭とする表示デバイスの発展に必要不可欠な存在として、大きな役割を果たしてきました。近年では、急速に普及しているスマートフォーンやタブレット端末をはじめとするモバイル用途を中心に、LCD、OLEDやタッチセンサーパネルの性能向上が継続的に求められています。また、近い将来のフレキシブル化やウェアラブル化の進展が予想される中で、新たな機能を有するフィルム材料への期待も高まりを見せています。フィルム材料は素材のみならず、コンセプトや加工プロセスを含め、日本が技術的強みを発揮し、牽引している分野と言え、本研究会では、おもに表示デバイスの進化を支えるフィルム技術に着目し、機能性フィルム分野の最前線でご活躍されている先生方に、最新の研究動向や成果、今後の課題と展望などについてご講演いただきます。研究会に所属の皆様、ならびに、関連の分野で興味をおもちの皆様の多数のご来聴をお待ちしております。
主 催 高分子学会 印刷・情報記録・表示研究会
協 賛 (予定)日本木材学会、日本印刷学会、紙パルプ技術協会
日 時 10月11日(金)13:00~17:00
会 場 (独)産業技術総合研究所 臨海副都心センター本館4階 会議室1(東京都江東区青海2-3-26 TEL 03-3599-8001)
交 通 新交通ゆりかもめ「船の科学館駅」「テレコムセンター駅」下車 徒歩4分
プログラム
<13:00~13:50>
1)ディスプレイ向け超薄膜アートン位相差フィルム
(JSR)牛野卓浩
<13:50~14:40>
2)高分子光学フィルムにおける屈折率・複屈折の制御
(東工大院理工)扇澤敏明
<14:50~15:40>
3)フレキシブルOLED用ハイバリアフィルム
(コニカミノルタ)伊藤博英
<15:40~16:30>
4)銀塩写真技術を応用した機能性フィルム開発
(富士フイルム)伊藤 忠
<16:30~17:00>
5)名刺交換会
参加要領 1)定員60名 2)参加費(銀行振込・手数料は振込人にて負担ください) ①企業 3,150円 ②大学・官公庁 2,100円 ③学生 2,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,050円 ⑤印刷・情報記録・表示研究会メンバー 無料 3)高分子学会ホームページの主催行事参加申込画面よりお手続きください、参加費用を10月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は順次ご送付いたします。
連絡先 高分子学会 13-2印刷・情報記録・表示研究会係


13-1無機高分子研究会

主題=無機高分子の合成と機能:各種元素および元素ブロックを含む新しいハイブリッドの創製を目指して

<趣旨>多彩な元素を含むハイブリッド材料やプレセラミックスなどをはじめとして無機高分子は次世代を担う超高性能、超高機能材料として今後益々展開が期待できるきわめて重要な研究開発対象であります。無機高分子研究会では、これらの材料を対象としたシンポジウムを6月に、また学術研究討論会を11月にそれぞれ開催しており、無機高分子の基礎から応用に関する最新の研究成果に関する情報交換の場として、多数の方々に広く活用いただいております。本セミナーは、個々のテーマに関連する研究背景、研究手法の詳細、期待されるアウトプット、さらには研究の哲学などについて、アットホームな雰囲気で一歩踏み込んだ議論を行える場として一泊二日の予定で企画しました。第5回を記念して特別企画も計画しております。情報交換の場として、さまざまな分野の方のご参加を期待します。
主 催 高分子学会 無機高分子研究会
会 期 10月11日(金),12日(土)
会 場 和光純薬工業湯河原研修所
交 通 JR東海道線・湯河原駅下車
タクシー「椿寺の下、和光純薬研修所」もしくは「温泉場」「不動滝」「奥湯河原」行きバスにて約10分「落合橋」下車、椿寺を目標に徒歩約10分
プログラム
第1日目=10月11日(金)
<13:00~13:30>受付
<13:30~16:30>講演
  1. 「未来を化学で元気にする元素ブロック高分子材料」
    (京大院工)中條善樹
  2. 「含フッ素化合物の電子・光学材料分野への応用」
    (ダイキン工業)山下恒雄
<16:40~17:40>
  1. 「第5回記念特別企画」
    準備中(決まり次第ウェブにてご案内申し上げます)
<18:00~>休憩・懇親会

第2日目=10月12日(土)
<9:00~12:00>
  1. 「発光材料を志向した金属元素の錯体化とハイブリッド化」
    (阪市工研)渡瀨星児
  2. 「有機薄膜太陽電池の概論と動作機構」
    (阪府大院工)内藤裕義
参加要領 1)定員50名 2)参加費(税込)①企業 21,000円 ②大学・官公庁 10,500円 ③学生 3,150円 ④名誉会員・終身会員・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 3,150円 ⑤無機高分子研究会メンバー無料 3)宿泊費(1泊2食付、懇親会費込)企業、大学、官公庁 15,000円 学生 10,000円 4)申込方法 高分子学会申込サイト http://www.spsj.or.jp/entry/ からお申込の上、参加費と宿泊費を合わせて10月末までにご送金ください。申込受付後、参加証と請求書(希望者のみ)を順次送付いたします。
連絡先 高分子学会 13-1無機高分子研究会係


13-4ポリマーフロンティア21

主題=次世代有機-無機ハイブリッド材料―分子設計から材料創出まで―

<趣旨>目覚ましい勢いで進展している先端技術分野では、その多様化にともなって用いられる材料の種類は拡大している。既存材料がもつトレードオフを解消し、要求特性に近づけるには、有機高分子あるいは無機材料だけを用いた材料設計では困難であるという認識から、有機と無機をナノレベルで融合した有機-無機ハイブリッド材料の研究が展開されている。本講演会では、この分野の第一人者の方々に、次世代材料開拓に向けた最先端の研究内容を紹介していただく。
主 催 高分子学会 行事委員会
協 賛 日本化学会、日本ゾル-ゲル学会、日本接着学会、日本複合材料学会
会 期 10月18日(金)
会 場 東工大蔵前会館 ロイアルブルーホール
交 通 東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車徒歩約1分 http://www.somuka.titech.ac.jp/ttf/index.html
プログラム
<10:20~11:10>
  1. 超微細加工用シルセスキオキサン(POSS)含有ハイブリッド材料の開発と自己組織化技術
    (東工大院理工)早川晃鏡
    シルセスキオキサンの分子構造に基づく特性に自己組織化機能を備えた有機-無機ハイブリッド材料の開発と超微細加工用レジストやナノテンプレートを目指した自己組織化技術による興味深いナノ構造形成について紹介する。
<11:20~12:10>
  1. 高耐熱ナノハイブリッド材料のパワーエレクトロニクス分野への展開
    (日本触媒)杉岡卓央
    日本触媒は250℃での空気酸化を想定した過酷な環境に耐えうる有機-無機ハイブリッド耐熱材料を開発し、次世代パワー半導体実装用材料への適用を進めている。本講演では当該技術の設計思想と材料の特徴および今後の展開について講演する。
<12:10~12:30>
  名刺交換会(参加者・講師のふれあいの場)

<13:30~14:20>
  1. 新しい発光材料としての元素ブロック高分子の創製
    (京大院工)中條善樹
    有機-無機ハイブリッド化による材料開発を各種の元素のブロックに対して適用する新しい試みとして、「元素ブロック高分子材料」について紹介する。その具体例として、これまでにない発光材料としての利用が期待される「ホウ素の特性を活かした元素ブロック高分子」について、その合成、特異な発光特性、工業的利用の可能性をまとめて述べる。
<14:30~15:20>
  1. 有機-金属ハイブリッド燃料電池触媒
    (物材機構)阿部英樹
    ドラッグデリバリーポリマー「デンドリマー」と「金属間化合物ナノ粒子」とを組み合わせ、従来材料の10倍以上優れた触媒特性を発揮する新しい燃料電池電極触媒材料:「有機-金属ナノハイブリッド触媒」を創り出した。
<15:20~15:40>
  名刺交換会(参加者・講師のふれあいの場)

<15:40~16:30>
  1. 単層カーボンナノチューブ-無機ナノハイブリッドの合成と機能
    (岡山大院環境)高口 豊
    表面修飾単層カーボンナノチューブ(SWCNTs)を用い、バイオミネラリゼーションに倣った無機材料との複合化を行うことで得られるSWCNTs無機ナノハイブリッドの形態と光機能について紹介する。
<16:40~17:30>
  1. 有機-無機ハイブリッドエアロゲル・マシュマロゲル
    (京大院理)中西和樹
    純ポリメチルシルセスキオキサン組成で、可視光透過性と断熱性能を併せもつエアロゲルを、常圧乾燥によって作製した。また、PDMS類似組成の柔軟なマクロ多孔性ゲルにより、水と油を簡単に分離できることを見いだした。
参加要領 1)定員100名 2)参加費 ①企業 21,000円 ②大学・官公庁 10,500円 ③学生 1,050円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 3,150円 年会費制会員の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。a)会社 16,800円 b)大学・官公庁 8,400円 
※詳細は http://main.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.html をご覧ください。3)申込方法 学会ホームページ http://www.spsj.or.jp/entry/ からお申込みください。随時、参加証と請求書を送付いたします。4)参加費の支払い 請求書到着後10月末日までにお願いします。銀行・郵便振替の領収をもちまして本会からの領収書とさせていただきます。・振込先銀行:三菱東京UFJ銀行銀座支店(普通)1126232 公益社団法人高分子学会 
・郵便振替:00110-6-111688 公益社団法人高分子学会 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 13-4ポリマーフロンティア21係


13-1高分子表面研究会

主題=高分子表面・界面の最先端分析技術

<趣旨>高分子はnmからμmに及ぶ異なるスケールでさまざまな秩序構造や階層構造を形成します。この秩序構造や階層構造について、さまざまな空間スケールから精密に解析し、制御することは接着特性やぬれ性などの物性を向上させるために不可欠です。今回の研究会では同分野でご活躍されております先生方を講師にお迎えし、表面・界面の構造解析技術について、最新の研究例をもとに解説していただききます。多数のご参加をお待ちいたしております。
主 催 高分子学会 高分子表面研究会
協 賛 日本表面科学会、日本分析化学会、日本化学会(予定)
日 時 10月18日(金)10:25~16:35
会 場 東京理科大学 森戸記念館第1フォーラム
交 通 JR総武線地下鉄有楽町線、東西線、南北線 飯田橋駅下車 徒歩10分
都営地下鉄 牛込神楽坂駅 徒歩5分
地下鉄 神楽坂駅 徒歩5分
プログラム
<10:25~10:30>開会挨拶
<10:30~11:15>
  1. 中性子反射率による高分子薄膜構造解析
    (京大化研)井上倫太郎
<11:15~12:00>
  1. X線中性子を用いた界面解析
    (物質・材料研究機構)桜井健次
<13:15~14:00>
  1. 斜入射X線散乱法を用いた高分子薄膜構造解析
    (JASRI, SPring-8)小川紘樹
<14:00~14:45>
  1. EC-STMを用いたナノ構造分子膜の分子レベル構造解析
    (産業総合研究所)澤口隆博
<15:00~15:45>
  1. レーザーSNMSによるポリマー表面の分析
    (工学院大学)坂本哲夫
<15:45~16:30>
  1. 光電子放出を利用した界面電子構造解析
    (千葉大学)石井久夫
<16:30~16:35>閉会挨拶
参加要領 1)定員100名 2)①企業 5,250円 ②大学・官公庁 3,150円 ③学生 2,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 2,100円 ⑤高分子表面研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申込画面よりお申込みの上、参加費を10月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)を順次ご送付いたします。
連絡先 高分子学会 13-1高分子表面研究会係


13-2エコマテリアル研究会

主題=バイオリファイナリーの最前線と神戸大学統合バイオリファイナリーセンターの見学

<趣旨>我が国資源戦略の課題に直結する脱化石資源と低炭素社会への動きに連動して、バイオマス由来材料や循環利用技術の注目度がますます高まっています。今回の研究会では、バイオリファイナリー研究を先導するフロントランナーに最前線の研究を紹介していただくとともに、この分野における日本のトップレベルの研究拠点である神戸大学バイオリファイナリーセンターの見学会を企画しました。ご興味をおもちの方々の積極的なご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 エコマテリアル研究会
協 賛 日本化学会、セルロース学会、日本生物工学会、繊維学会(予定)
日 時 10月18日(金)12:55~17:30
会 場 神戸大学瀧川記念学術交流会館
交 通 阪急「六甲」駅から徒歩約15~20分、阪神「御影」駅・JR「六甲道」駅・阪急「六甲」駅から神戸市バス36系統鶴甲団地行、鶴甲2丁目止まり行乗車「神大文理農学部前」下車、「神大本部工学部前」下車(http://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/rokko/rokkodai-dai2.html
プログラム
<12:55~13:00>
  はじめに(運営委員長挨拶)
(ユニチカ)上田一恵

<13:00~13:40>
  1. バイオマスからの化学品製造に向けた細胞工場開発
    (神戸大院工)近藤昭彦
<13:40~14:10>
  1. バイオマスからの微生物によるバイオモノマー生産
    (神戸大院工)荻野千秋
<14:10~14:40>
  1. バイオマスプラスチックの現状と将来展望
    (阪大院工)宇山 浩
<15:00~15:40>
  1. 種々のリグノセルロースの化学組成と水熱反応によるバイオリファイナリー化
    (京大院エネ)坂 志朗
<15:40~16:10>
  1. 天然リグニン誘導体リグノフェノールの最近の動向
    (三重大院) 青栁 充
<16:30~17:30>
  統合バイオリファイナリーセンターの見学
参加要領 1)定員50名(エコマテリアル研究会メンバーを優先いたします) 2)参加費 ①企業 3,150円 ②大学・官公庁 2,100円 ③学生 1,050円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,050円 ⑤エコマテリアル研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会申込サイト http://www.spsj.or.jp/entry/からお申込の上、参加費を10月末までにご送金ください。4)その他  演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 13-2エコマテリアル研究会係


第12回高分子サロン

<趣旨>学、官、産さまざまな形で高分子にかかわる方々が集まり、肩のこらない雰囲気で高分子を語り合おうという目的で発足した関西支部の「高分子サロン」は、支部にかかわる方々に広く参加を募るようになり、今回で第12回を迎えました。基礎研究、教育、あるいは商品開発とそれぞれの仕事に携わっておられるベテラン、若手、男性、女性、どなたでも大歓迎です。今回は高分子ゲルや生体機能高分子、バイオインスパイアード材料など、それぞれ最新の話題をわかりやすく、身近なものとして感じられるように話していただきます。講演会後に懇親会を予定していますので、情報交換や交流の場としてご活用ください。
主 催 高分子学会関西支部
日 時 10月18日(金)15:45~17:45
会 場 京都大学化学研究所 共同研究棟 大セミナー室(京都府宇治市五ケ庄 
TEL 0774-38-3140)http://www.kuicr.kyoto-u.ac.jp/kaken_access.html
交 通 JR奈良線「黄檗駅」、京阪 宇治線「黄檗駅」下車徒歩7分。
プログラム
  1. 高分子ネットワーク・人ネットワーク
    (東京大学物性研究所)柴山充弘
  2. 生体分子システムに学ぶ材料設計と医療応用
    (京都大学院工)秋吉一成
<18:00~20:00>
 懇親会:京都大学宇治キャンパス
 レストラン「きはだ」
参加要領 1)定員100名 2)参加費 無料 3)懇親会費 3,000円(当日徴収) 4)申込方法 FAXまたはE-mail、関西支部ホームページにて氏名、所属、連絡先、懇親会参加の有無を記入の上、10月7日(月)までにお申込ください。
連絡先 高分子学会関西支部
TEL 06-6969-4428
E-mail: koubunshi@kansai.email.ne.jp
URL:http://www2.spsj.or.jp/kansai/index.html


2013年度有機エレクトロニクス講習会

主題=有機EL

<趣旨>有機ELは、ディスプレイ、照明などの分野において目覚ましい発展を遂げています。ディスプレイ分野では、スマートフォン向けとして普及が進んでいる中小型ディスプレイの次の展開として大型ディスプレイやフレキシブルディスプレイの動向に大きな注目が集まっています。また、照明分野においても本格的に有機ELが登場しつつあり、有機材料の特徴を活かした新規用途開拓による市場形成、拡大が予測されています。今回、有機エレクトロニクス講習会では、基礎となる最新の有機EL用材料を中心に、光取り出し技術や、デバイスなどの出口まで幅広い講演を企画し、有機ELの分野の最前線でご活躍されている先生方に最新の研究動向や研究成果についてご講演いただきます。研究会に所属の皆様、ならびに関連の分野で興味をおもちの皆様の多数のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 有機エレクトロニクス研究会
協 賛 FPD International 2013(フラットパネルの総合技術展)
日 時 10月23日(水)10:30~16:30
会 場 パシフィコ横浜(横浜市西区みなとみらい1-1-1 TEL 045-221-2166)
交 通 みなとみらい線 みなとみらい駅より徒歩3分、JR線・市営地下鉄 桜木町駅 徒歩12分
プログラム
<10:30~11:10>
  1. フレキシブル有機ELディスプレイの開発動向と将来展望
    (山形大有エレ研セ)時任静士
<11:10~11:50>
  1. 大気安定な逆構造有機ELデバイスの開発
    (日本触媒)○森井克行
    (NHK技研)深川弘彦
    (日本触媒)有元洋一
    (NHK技研)清水貴央
<11:50~12:30>
  1. メルクの有機エレクトロニクス材料
    (メルク)脇本健夫
<14:30~15:10>
  1. ハイパーフルオレッセンス材料(TADF)を用いた有機EL
    (九大OPERA)安達千波矢
<15:10~15:50>
  1. マルチカソード構造を用いた有機EL素子光取り出し技術
    (金沢工大工)三上明義
<15:50~16:30>
  1. 高精細印刷プロセスを応用したHybrid型有機ELディスプレイの開発
    (ソニー)田中正信
参加要領 1)定員100名 2)参加費(銀行振込・手数料は振込人にて負担ください)①企業 13,650円 ②大学・官公庁 5,250円 ③学生 2,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,100円 ⑤有機エレクトロニクス研究会メンバー a)企業 10,500円 b)大学・官公庁 4,200円 3)高分子学会ホームページの主催行事参加申込画面よりお手続きください、参加費用を10月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は順次ご送付いたします。
連絡先 2013年度有機エレクトロニクス講習会係


2013年度燃料電池材料研究会講座

主題=次世代燃料電池を可能とする新材料

<趣旨>定置用燃料電池システム(エネファーム)の普及が進み、燃料電池自動車の一般販売も2年後に予定されており、燃料電池実用化の幕が開いてきました。しかし、本格的な普及のためにはさらなる低コスト化と高耐久化が不可欠であり、日本国内はもちろん世界各国で引き続き活発な研究開発競争が繰り広げられています。本講座では次世代燃料電池を可能とする新材料をテーマとして、電解質膜や触媒など主要構成材料のイノベーションを目指しておられる講師陣から最新の話題をご提供いただき、現状や課題、将来展望について活発な討論を行います。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
主 催 高分子学会 燃料電池材料研究会
協 賛 応用物理学会、化学工学会、石油学会、電気学会、電気化学会、日本化学会、日本エネルギー学会、日本分析化学会
日 時 10月25日(金)9:40~17:00
会 場 化学会館 7階ホール
交 通 JR中央線・総武線 御茶ノ水駅下車徒歩3分、東京メトロ丸の内線 御茶ノ水駅下車 徒歩4分、東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅下車 徒歩5分
プログラム
<9:40~10:40>
1)固体高分子形および全固体アルカリ型燃料電池用電解質膜の設計・開発
(東工大)山口猛央
<10:40~11:40>
2)フッ素系高分子電解質の合成と性能評価
(豊田中研)篠原朗大
<12:50~13:50>
3)元素間融合を基軸とする新物質創製と機能性材料開発
(京大)北川 宏
<13:50~14:50>
4)酸化物ナノシートとPt/Cを複合化した高活性、高耐久燃料電池触媒
(信州大)杉本 渉
<15:00~16:00>
5)超耐久性を示す新しい燃料電池の開発
(九大)中嶋直敏
<16:00~17:00>
6)Pt削減と耐久性向上を目指したPEFC用革新的電極触媒の開発
(山梨大)柿沼克良
参加要領 1)定員80名 2)参加費 ①企業 13,650円 ②大学・官公庁 5,250円 ③学生 2,100円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,100円 ⑤燃料電池材料研究会メンバー (a)10,500円 (b)4,200円 3)申込方法 高分子学会申込サイトhttp://www.spsj.or.jp/entry/からお申込の上、参加費を10月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付いたします。参加費は、お振込みをお願いいたします。4)その他  演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
連絡先 高分子学会 2013年度燃料電池材料研究会係


第21回東海高分子基礎研修コース

主題=高分子の基礎を学ぶ

<趣旨>本研修コースは高分子科学、工学の入門講座であり、おもに東海地区の大学や企業の第一線でご活躍の先生方に、高分子の合成、物性から実際の応用までをわかりやすく解説していただく講座です。93年に開設されて以来、多くの参加者の好評を得ております。講義内容は、高分子科学から高分子材料工学まで、幅広い分野を網羅しており、「合成・精密設計」、「機能設計」、「固体構造」、「一次構造・分子特性評価」、「レオロジー」、「環境との調和」、「リサイクル」、「材料分析」、「成形加工」などの観点から取り上げ、参加者がそれぞれの領域で要求される基礎的理論や応用面での材料設計手法などを理解、習得できることを目的としています。したがって、本研修コースは、高分子材料の研究、開発、応用に従事されています研究者、技術者が専門領域以外の高分子科学の広い分野について見直したいような場合はもちろんのこと、これから高分子分野の実務に携わろうとしている方々、あるいはまったく異分野の方々にも「高分子とは何か」を理解していただく良い機会を提供させていただくものと確信しています。
主 催 高分子学会東海支部
協 賛 化学工学会東海支部、色材協会中部支部、自動車技術会中部支部、繊維学会東海支部、東海化学工業会、日本化学会東海支部、日本接着学会中部支部、日本繊維機械学会東海支部、日本分析化学会中部支部、プラスチック成形加工学会、有機合成化学協会東海支部
会 期 10月28日(月),29日(火)
会 場 名古屋工業大学 講堂2階会議室(名古屋市昭和区御器所町 TEL 052-735-7156)
交 通 ①地下鉄鶴舞線 鶴舞駅[4番出口]下車 ②JR中央線 鶴舞駅[名大病院口]下車 徒歩約10分
名古屋工業大学アクセスマップ
http://www.nitech.ac.jp/access/#a1
プログラム
第1日=10月28日(月)
<10:00~11:30>
高分子の合成:精密重合における展開
(名大院工)上垣外正己
<12:30~14:00>
機能性高分子材料
(名大院工)小長谷重次
<14:10~15:40>
高分子の固体構造と物性
(北陸先端大)山口政之
<15:50~17:20>
高分子のキャラクタリゼーション
(名工大院工)大谷 肇
第2日=10月29日(火)
<9:00~10:30>
高分子レオロジーの基礎
(京大化研)渡辺 宏
<10:40~12:20>
環境調和型高分子の設計
(名大院生命農)青井啓悟
<13:20~14:30>
プラスチックのリサイクル
(プラスチック循環利用協会)阪口 修
<14:40~15:50>
高分子材料の分析
(東ソー分析センター)志村尚俊
<16:00~17:10>
高分子成形加工の基礎と応用
(東レ アドバンスドコンポジットセンター)舘山 勝
参加要領 1)定員40名 2)参加費 ①正会員(含協賛学協会会員)10,000円 ②大学・官公庁5,000円 ③学生会員 無料 3)申し込み方法「第21回基礎研修コース」と標記し、氏名(ふりがな)、勤務先(所属)、連絡先住所、電話、FAX、E-mailアドレス、住所、会員番号、振込み年月日を明記し、E-mail、またはFAXでお申し込みください。参加費は銀行振込(三井住友銀行名古屋支店 普通預金口座5557774高分子学会東海支部)でお支払いください。4)申込締切 10月18日(金)
申込先 [460-0011]名古屋市中区大須一丁目35番18号 一光大須ビル7階 中部科学技術センター内 高分子学会東海支部
TEL 052-231-3070 FAX 052-204-1469
E-mail: y.habaue@c-goudou.org