本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.
2014年6月主催行事
第33回無機高分子シンポジウム
主題=有害物質除去に貢献する無機高分子
<趣旨>放射性物質をはじめとして、有害物質の除去は、現在最も重要な社会的課題の一つであることは、言うまでもありません。このような中で、有害物質除去に貢献する有機材料・無機材料あるいは有機-無機の複合材料がどのように設計され利用されているか、最先端の研究成果を紹介していただくべく、産業界・学界の第一線でご活躍の研究者にご講演をお願いしました。また、意見交換の場としてご利用いただけるようコーヒーブレイクの時間も余裕をもって設けております。皆様のご参加をお待ち申し上げます。 主 催 高分子学会 無機高分子研究会 協 賛 応用物理学会、ケイ素化学協会、日本化学会(予定) 日 時 6月5日(木)10:30~16:20 会 場 東京理科大学記念講堂 神楽坂キャンパス1号館17階 交 通 JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩3分 大江戸線飯田橋駅下車 徒歩5分 プログラム <10:30~11:20>
1.粘土鉱物の特異な複合体形成挙動~色素とセシウムイオンを中心として~(首都大学東京)高木慎介<11:20~12:10>
2.放射性物質吸着性能を持つ非晶質アルミノケイ酸塩粒子の開発とその実用化検討(戸田工業)末益 匠<13:30~14:20>
3.環状オリゴ糖の分子認識能を利用した有害物質除去(阪大院)木田敏之<14:20~15:10>
4.有害物質除去に向けた新しい無機多孔体の合体(NIMS)山内悠輔<15:10~15:30>コーヒーブレイク
<15:30~16:20>
5.In situ 磁性化凝集法(JNC法)による重金属イオン、放射性セシウムの除去技術(JNC石油化学)大西徳幸参加要領 1)定員100名 2)参加費 ①企業 14,040円 ②大学・官公庁 5,400円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円 ⑤無機高分子研究会メンバー a 企業 10,800円 b 大・官 4,320円 3)申込方法 高分子学会ホームページ(http://www.spsj.or.jp/entry/)からお申込みください。参加費を6月末までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)を順次ご送付いたします。 連絡先 高分子学会 第33回無機高分子シンポジウム係
14-2ポリマーフロンティア21
主題=究極のポリマーアロイ・ナノコンポジット材料 ―高次構造/物性制御とそのプロセス―
<趣旨>自動車や環境、エネルギーをはじめとする主要産業分野において、軽量・高強度等のより付加価値の高い新材料を創出していくために、単一素材では実現できない物性を期待しうるポリマーアロイ、ナノコンポジット材料に大きな期待が寄せられています。ナノ分散技術やナノ構造制御の観点から、最先端のポリマーアロイ・ナノコンポジット材料に焦点をあて、本分野のフロントランナーの方々に、その基礎から応用、さらにはその製造プロセスまでご講演いただきます。 主 催 高分子学会 行事委員会 協 賛 (予定)日本レオロジー学会、プラスチック成形加工学会、日本繊維機械学会 会 期 6月6日(金) 会 場 東工大蔵前会館 ロイアルブルーホール 交 通 東急目黒線・東急大井町線 大岡山駅下車 徒歩約1分 プログラム <10:20~11:10>
1.ポリマーアロイ総論(山形大院理工)井上 隆ABS樹脂は共重合のアゼオトロープ性を利用して諸物性を巧みにバランスさせたうえに、PCとの間の相容性も絶妙に制御した樹脂である。そこにはポリマーアロイの要素技術のすべてがある。ABS樹脂を事例としてアロイの総論を述べるとともに、これを凌駕するアロイの開発の可能性について論じる。<11:10~12:00>
2.ポリマーアロイの相分離構造形成における粘弾性効果(京大院工)竹中幹人高分子アロイにおいて、構成成分の力学的性質が異なる場合においては、相分離構造にともなう応力場の空間不均一性が相分離構造の形成に大きな影響を与える。講演では、この応力場の影響「粘弾性効果」について、変形下における高分子アロイの構造形成を中心に解説を行う。<12:00~12:20>
―名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場―
<13:20~14:10>
3.透明有機・無機ナノハイブリッド材料の開発と特性(名工大院工)杉本英樹本講演では、我々が検討してきたコロイダルシリカをはじめとする無機ナノ微粒子の表面処理方法、ならびにそれらを用いて調製したナノコンポジット材料の透明性や表面特性、熱特性などについて紹介する。<14:10~15:00>
4.ナノファイバー補強ポリマーの作製とその応用(北見工大工)中谷久之ナノセルロースやカーボンナノチューブなどのナノファイバーは、最近、樹脂用のフィラー材として注目を集めている。本講演では、演者が開発したナノファイバーの新規な分散法およびナノ複合材の新規な応用例について紹介する。<15:00~15:20>
―名刺交換会、参加者・講師のふれあいの場―
<15:20~16:10>
5.小型無人機の対人安全の評価(JAXA)平林大輔小型無人機にナノミセルアロイからなる衝撃吸収構造を取付け、地上への安全性を確保し得ることを検証した。小型無人機の人体頭部への衝突評価を、自動車などの衝突評価で用いられるHIC(頭部障害基準)で行い、実験とFEMで評価した事例について紹介する。<16:10~17:00>
6.簡便なカオス混合装置を用いたコンパティビライザーレスアロイプロセス開発(ケンシュー)倉地育夫2種以上の高分子を混合し、微細な高次構造を有する材料を創出する手段として一般にコンパチビライザーが検討される。しかしそのコンパチビライザーの副作用が問題となる分野でプロセシングだけで同様の効果を出す必要に迫られた。このニーズから生まれたプロセシング技術およびその後の改良成果を報告する。参加要領 1)定員100名 2)参加費 ①企業 21,600円 ②大学・官公庁 10,800円 ③学生 1,080円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド会員・シニア会員 3,240円 年会費制会員※の団体からのご参加は、何名様でも割引料金となります。a)会社 17,280円 b)大学・官公庁 8,640円 ※詳細はhttp://main.spsj.or.jp/c18/nenkaihisei.html をご覧ください。3)申込方法 学会ホームページ http://www.spsj.or.jp/entry/ から登録してください。随時、参加証と請求書(希望者のみ)を送付いたします。4)参加費の支払い 6月末日までにお願いします。銀行・郵便振替の領収をもちまして本会からの領収書とさせていただきます。 振込先:三菱東京UFJ銀行 銀座支店 (普通)1126232 公益社団法人高分子学会 郵便振替:00110-6-111688 公益社団法人高分子学会 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。
第49回高分子の基礎と応用講座 ~わかりやすい高分子入門~
<趣旨>プラスチック、繊維、ゴム、接着剤、塗料等、高分子は我々の身の廻りのいろいろなところで使われ、人間生活を豊かにしています。これは高分子があらゆる分野の技術をささえる素材として、また先端的な高性能、高機能の物質として多元的な要求を満たしているからであり、これからも高分子はますます重要な材料になるといわれています。
「わかりやすい高分子入門」はこのような高分子材料の性能、機能の発現を基礎から理解し、それを利用し、さらに展開するための一助となる高分子科学・工学の入門講座です。
また、本講座と連動した技術講習会を7月31日(木)~8月1日(金)に開催します。高分子合成とキャラクタリゼーションの基礎技術を体験実習することにより、学習をより深めることができます。主 催 高分子学会関西支部 協 賛 近畿化学協会、日本化学会近畿支部 日 時 6月12日(木),13日(金)
9:30~17:00会 場 日本ペイント株式会社
本社ホール(大阪市北区大淀北2-1-2)交 通 ・JR「大阪」駅より、市バス58番「野田阪神前行」にて
・阪神「野田」駅より、市バス「大阪駅行」、阪神バス「天神橋6丁目行」にて
・阪急電鉄神戸線、宝塚線「中津」駅より、市バス、阪神バス「野田阪神前行」にて
・JR「福島」駅より、徒歩15分
・阪急「中津」駅より、徒歩15分
*バスは「大淀中4丁目」下車すぐ。プログラム 講演 第1日目=6月12日(木)
<9:30~12:00>
1)高分子とはなにか(京工繊大院工芸科学)塚原安久2)高分子の合成(1)
―付加重合・開環重合・リビング重合―(阪府大院工)松本章一<13:00~17:00>
3)高分子の合成(2)
―重縮合・重付加・付加縮合・高分子反応―(阪大院工)宇山 浩4)高分子の分析 (龍谷大理工)中沖隆彦5)表面・界面・接着 (神戸大院工)西野 孝<17:00~18:00>交流会
講演 第2日目=6月13日(金)
<9:30~12:00>
1)高分子鎖の形態(京大院工)吉崎武尚2)高分子の固体構造 (京大化研)金谷利治<13:00~17:15>
3)高分子のレオロジー(北京航空航天大学)土井正男4)プラスチック―特性と成形加工― (阪市工研)松川公洋5)高分子膜の基礎と応用 (東レ)辺見昌弘6)再生医療のための高分子 (国立循環器病研究センター研究所)山岡哲二参加要領 1)定員120名(内、学生定員20名。定員になり次第締め切ります。) 2)参加費 ①会員(含法人会員、協賛学協会員)30,000円 ②大学・官公庁 10,000円 ③学生 4,000円 ④非会員 45,000円(当日入会可) 3)申込方法 氏名、所属、連絡先、送金予定日を明記の上、FAXまたはE-mailでお申し込みください。
*振込先銀行:三井住友銀行玉造支店 普通口座926709 高分子学会関西支部 講座係名義申込・連絡先 高分子学会関西支部
TEL06-6969-4428
E-mail: koubunshi@kansai.email.ne.jp
URL:http://www2.spsj.or.jp/kansai/index.html
14-1フォトニクスポリマー研究会
主題=光ファイバーとフォトニクスポリマー
<趣旨>光通信技術は大容量、高速伝送が可能であり、そのため、光ファイバー、光回路が家庭、オフィス、さらに機器間、機器内に浸透してきました。加えて、さらなる大容量化、集積化、センサー技術への展開など、光通信、ファイバー技術はさらなる発展が期待されています。
本研究会では、光回路、光ファイバー、センサー分野等で御活躍なさっておられる方々を講師陣にお招きして、ご講演いただきます。多数の皆様の御参加をお待ちしております。主 催 高分子学会 フォトニクスポリマー研究会 共 催 POFコンソーシアム 協 賛 応用物理学会 日本化学会 プラスチック成形加工学会 日 時 6月26日(木)13:00~16:40 会 場 慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎シンポジウムスペース(神奈川県横浜市港北区日吉4-1-1)
http://www.keio.ac.jp/access/hiyoshi.html 参照交 通 東急東横線 日吉駅下車(徒歩1分) ※日吉駅に特急は停まりません。
http://www.keio.ac.jp/access/ac_hiyoshi.html参照プログラム <13:00~16:40>
1)[基調講演]高速POFの最新の展開(慶応大理工)小池康博2)ポリマー光ファイバー中のブリルアン散乱の工学応用 (東工大精研)水野洋輔3)ポリマー導波路型光源デバイスの作製技術 (京工繊大院工芸)山下兼一4)空間多重伝送用マルチコア光ファイバー (フジクラ)竹永勝宏参加要領 1)定員60名 2)参加費 ①企業 3,240円 ②大学・官公庁 2,160円 ③学生 1,080円 ④終身・名誉・フェロー・ゴールド・シニア会員 1,080円 ⑤フォトニクスポリマー研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申し込み画面よりお申込ください。参加費は6月末までにご送金ください。参加証、請求書(希望者のみ)は順次発送いたします。 連絡先 高分子学会 14-1フォトニクスポリマー研究会係