<趣旨>有機物同士、あるいは有機物と無機物が分子~ナノレベルで接触・複合化することで得られる“界面現象”や“複合材料”などは、それぞれの材料の特性が協奏・融合した新しい元素ブロック材料の場となることが期待されています。さらに近年では、さまざまな機能性有機分子(高分子、超分子、分子組織体、π電子系有機分子など)や、無機化合物(金属錯体、金属酸化物、金属単体など)を組み合わせることにより、電子機能材料、光機能材料、分離・貯蔵機能材料、生体機能材料など、それぞれ単独の材料を凌駕した新しい機能を発現する材料が開発されています。本フォーラムでは、この境界領域に関してさまざまな分野で研究を進められている6名の新進気鋭の若手研究者に最近のトピックを紹介いただきます。 |
主 催 |
高分子学会九州支部、崇城大学 |
会 期 |
3月13日(金) |
会 場 |
崇城大学 アクティブコモンズ M号館 303号室 306号室 |
交 通 |
JR鹿児島本線「崇城大学前駅」下車or産交バス「崇城大学前」or 熊本都市バス「富尾団地」下車 |
プログラム |
<12:30~13:00>受付
<13:00~17:30>招待講演
1)「金属錯体の2次元組織化と分子スケール可視化」
(熊本大院自然)吉本惣一郎
2)「ポリ(3-ヘキシルチオフェン)膜の電荷形成過程に及ぼす分子運動の影響」
(九州大分子国際教育セ)川口大輔
3)「ナノ空間内のイオンの運動とエネルギー材料への挑戦」
(九州大院工)山田鉄兵
4)「側鎖修飾型らせん性多糖の開発と動的機能発現」
(崇城大工)田丸俊一
5)「キラル自己組織化構造制御による円偏光発光材料の創成」
(奈良先端科学技術大学院大)中嶋琢也
6)「高分子ナノ薄膜の階層構造化に基づくイオニクス機能発現」
(山形大工)松井 淳
<19:00~21:00>
懇親会(熊本市街地界隈を予定) |
参加要領 |
1)参加費 無料 2)懇親会費 一般 4,000円、学生 2,500円 3)申込締切 3月6日(金) 4)申込方法 氏名・所属・役職(学年)・E-mailアドレス・懇親会参加の有無を、E-mailにてお知らせください。 |
申込・連絡先 |
崇城大学工学部ナノサイエンス学科 准教授 黒岩敬太
TEL 096-326-3891
E-mail: keitak@nano.sojo-u.ac.jp |