<趣旨> ナノスケールにおいてはマクロなスケールでは見られない特異な現象が観測されることから、ナノサイズで新しい機能を付与させることを目的とした高分子材料の開発が精力的に行われています。ナノサイズの材料では全体積に対する表面や界面の面積の割合が著しく大きくなることが特異な現象が発現する理由の一つになっています。本研究会では、表面や界面の構造と物性を理解する研究、それらを制御することを基礎とした新規ナノファイバー、多孔性ゲル、蓄電デバイスやCFRTPの研究・開発のご講演をいただき、今後の材料設計に新しい指針やヒントを与え、議論する場として企画しました。多くの方のご来聴をお待ちしております。 |
主 催 |
高分子学会 高分子ナノテクノロジー研究会 |
会 期 |
6月18日(木) |
会 場 |
産業技術総合研究所 臨海副都心センター 別館IT・バイオ融合棟11F
(東京都江東区青海2-3-26、http://unit.aist.go.jp/waterfront/) |
交 通 |
東京臨海新交通ゆりかもめ「テレコムセンター」、または「船の科学館」下車徒歩約4分 |
プログラム |
<10:10~11:10>
1)ナノファイバーの新規大量製造法とその応用
(ゼタ)高橋光弘
<11:10~12:10>
2)山形大学蓄電デバイス部門におけるLIB向け湿式法逐次二軸延伸プロセス法
セパレータの現状と電池評価について
(山形大)吉武秀哉
<13:00~14:00>
3)表面・界面における高分子鎖ダイナミクス
(九州大)田中敬二
<14:00~15:00>
4)CFRPの航空・自動車等構造への適用の現状と将来:名大NCCの取組みを中心に (名古屋大)石川隆司
<15:10~16:10>
5)熱可塑アクリルCFRPの界面設計と力学特性
(兵庫県立大)岸 肇
<16:10~17:10>
6)柔軟性多孔性ゲル(マシュマロゲル)の構造制御と応用 (京都大)中西和樹 |
参加要領 |
1)定員80名 2)参加費 ①企業 5,400円 ②大学・官公庁 3,240円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シルバー会員 2,160円 ⑤高分子ナノテクノロジー研究会メンバー 無料 3)申込方法 高分子学会ホームページ(http://www.spsj.or.jp/entry/)からお申込みください。参加証、請求書(希望者のみ)を送付いたします。参加費は、お振込みをお願いいたします。 4)振込先 銀行振込<三菱東京UFJ銀行銀座支店 普通1126232 名義 公益社団法人高分子学会> 郵便振替<00110-6-111688 名義 公益社団法人 高分子学会> 5)その他 演題・講演者は予告なく変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。 |
連絡先 |
高分子学会 15-1高分子ナノテクノロジー研究会係 |