本会主催行事の参加費はいずれも消費税込みの料金です.
2016年9月主催行事
高分子講演会(東海)
主題=高分子・光・機能
<趣旨> 高分子と光の関係は、半導体製造の基礎となる感光性樹脂が古くから知られていますが、近年は、有機EL素子や太陽電池など、有機エレクトロニクスの分野においても重要なものとなっています。高分子と光が織りなす高機能材料は、21世紀の新技術として注目されているものです。
本講演会では、光機能材料分野で活発に活躍され、新規材料開発に取り組まれている3名の講師の先生方をお迎えし、本主題分野の現状とその展望についてお話ししていただく予定です。主 催 高分子学会東海支部 会 期 9月2日(金) 会 場 三重大学工学部 情報棟 多目的会議室(1F) 交 通 津駅前(東口)バスセンター「4番のりば」から三重交通バスに乗車、「大学病院前」で下車、徒歩約10分(所要時間約20分)。または、近鉄江戸橋駅から徒歩約20分。
タクシーの場合、「三重大学工学部まで」と告げてください(所要時間、津駅から約10分)プログラム <13:30~14:30>
1)高分子ワイヤーの人工光合成への応用(関西大学)青田浩幸<14:40~15:40>
2)光誘起自己機能形成材料によるパターン構築への応用(東京工科大学)山下 俊<15:50~16:50>
3)環状イミド化合物を用いた光機能材料(山口大学大学院)鬼村謙二郎参加要領 1)定員60名 2)参加費 無料 3)申込方法 ①氏名 ②所属 ③連絡先(住所、電話、FAX、E-mail)を明記して、下記にお申込みください。 申込・連絡先 三重大学大学院 工学研究科 分子素材工学専攻 伊藤敬人
TEL 059-231-9410
E-mail: itoh@chem.mie-u.ac.jp
第157回東海高分子研究会講演会(夏期合宿)
<趣旨> 本講演会は大学・企業・官公庁の若手研究者を対象とした合宿形式のセミナーです。高分子の各分野でご活躍されている先生をお招きして、最新の研究成果についてご講演いただきます。また、若手研究者による依頼講演や学生を中心としたポスターセッションも行います。ポスターセッションでは、優れた発表者にポスター賞を授与します。高分子の合成から物性にわたる基礎から応用までの幅広い話題を提供していただき、産・官・学の研究者間の活発な議論と交流が図れる良い機会です。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。なお、東海地区以外からの参加者も歓迎いたします。 主 催 高分子学会東海支部 東海高分子研究会 日 時 9月2日(金)12:40~9月3日(土)11:40 会 場 長良川観光ホテル 石金(岐阜県岐阜市長良112) 交 通 ①車:名神高速道路 岐阜羽島IC→県道151号・R256 30分 ②JR東海道線 岐阜駅下車 岐阜バスターミナル12番13番乗り場発『鵜飼屋』下車 徒歩3分 ※快速バスは『鵜飼屋』には停車いたしません。お気を付けください。 プログラム 1日目<12:40~22:00>
1)「炭素繊維・CFRPの研究開発における高分子分野の重要性」(名大院工)入澤寿平2)「膜利用バイオプロセス」(東レ先端融合研)伊藤正照3)「高分子ヒドロゲル微粒子を用いた空間・時間構造制御」(信州大繊維学部)鈴木大介4)「ポリドーパミンを基盤とする機能材料作製」(千葉大院工)桑折道済5)ポスターセッション1
6)ポスターセッション2
*ポスターセッション1と2の間に夕食会を行います。
2日目<9:20~11:40>
7)「表面偏析と自己集合作用を利用したポリマーブラシ構造の構築」(名大院工)向井孝次8)「透明高分子材料の力学および光学的性質の制御」(名工大院工)信川省吾9)「植物由来化合物より得られるスチレン類のリビング重合による新規バイオベースポリマーの開発」(名大院工)竹嶋久晶10)「糖質の認識を指向したエチニルピリジンオリゴマーの開発」(富山大院医薬)阿部 肇参加要領 1)定員80名 2)参加費(当日徴収、宿泊・食事・テキスト代を含む)①大学・官公庁・企業 15,000円(懇親会費 2,000円を含む)②学生 7,000円(懇親会費500円を含む)③1日のみ、あるいは部分的な参加も受け付けます。 3)申込締切 8月12日(金) 4)申込方法 氏名、勤務先、電話番号、E-mailアドレスを明記し、下記申込先にE-mail、FAX、またはハガキにてお申し込みください。 申込先 名古屋大学大学院 工学研究科 物質制御工学専攻 逢坂直樹
TEL 052-789-4667
E-mail: ousaka@apchem.nagoya-u.ac.jp
2016接着と塗装研究会講座
主題=接着、粘着の新技術
<趣旨> 接着・粘着はさまざまな分野に応用されています。建築・土木などのインフラ整備、液晶テレビ・半導体素子などの電気・電子製品、自動車・船舶・航空機・鉄道などの輸送機・建設機械、歯科用・外科手術用などの人体・生体等々、ありとあらゆる分野に多種多様な接着剤・粘着剤が利用されており、接着・粘着は社会を支える基幹技術とも言えます。また、現在においても、これら接着剤・粘着剤に用いられる技術は年々発展しており、新たな技術・新たな製品が開発され続けています。
本年度の講座では、そのような接着・粘着における各種の分野でご活躍の先生方をお招きし、接着・粘着の新技術、それを用いた製品についてご講演いただきます。技術・用途とも多種多様であることから、分野を超えた接着・粘着技術について学ぶ良い機会と考えます。そしてここから、さらなる研究開発や応用展開へのヒントが出てくれば非常に嬉しく思います。多くの皆様のご参加を期待いたします。主 催 高分子学会 接着と塗装研究会 会 期 9月9日(金) 会 場 東京理科大学森戸記念館 第1フォーラム(東京都新宿区神楽坂4-2-2 TEL 03-5228-8110) 交 通 JR総武線、地下鉄有楽町線、東西線、南北線飯田橋駅下車 徒歩3分 プログラム <10:20~11:20>
1.エレクトロニクス向け機能性接着剤(協立化学産業)壷内幹彦速さと簡便さをキーワードに、光学・カメラ・液晶・フラットパネルディスプレイなどの情報・エレクトロニクス市場では紫外線(UV)硬化を中心とした接着剤が利用されます。本講演では、その展開例と現状の課題についてご紹介いただきます。
<11:30~12:30>
2.歯科用製品における接着の背景と現状(スリーエムジャパン)折谷忠人う蝕(むし歯)になった際に広く修復材料として用いられる歯科用接着材・セメントの化学的な接着機構等は歯科業界以外ではあまり馴染みがありません。本講演では、接着技術・接着機構を医療機器として必要な事柄も交えご説明いただき、現状の歯科業界での話題と合わせてご紹介いただきます。
<13:30~14:30>
3.湿潤環境で作用する生体親和性組織接着剤の設計と機能(物質・材料研究機構)田口哲志外科用接着剤/シーラントの約70%をしめるフィブリン系の接着剤は、生体親和性に優れているものの、生体組織に対する接着強度に課題があります。本講演では、接着材料と生体組織との界面制御により設計した生体親和性接着剤の特徴についてご紹介いただきます。
<14:40~15:40>
4.微粒子安定化ソフト分散体が拓く接着・粘着技術(大阪工業大学)藤井秀司固形微粒子を表面に吸着させることで大気中に安定化した液滴(リキッドマーブル、ドライリキッド)を形成させることができます。本講演では、このような液滴を基盤材料とした、応力印加により接着性を発現する粉末状粘接着剤の創出についてご説明いただきます。
<15:50~16:50>
5.接着と塗装の世界を開く分子接合技術の基礎理論(いおう化学研究所)森 邦夫従来の接着剤における課題と分子接合技術の特徴を、材料依存性と同一表面機能化概念の関係、化学的構成成分と力学的構成成分の連携性、流動体接合と非流動体接合、線膨張係数の母材依存性、評価方法と評価因子の視点から解説していただきます。参加要領 1)定員100名 2)参加費 ①企業 14,040円 ②大学・官公庁 5,400円 ③学生 2,160円 ④名誉・終身・フェロー・ゴールド・シニア会員 2,160円(接着と塗装研究会メンバー a)企業 10,800円 b)大学・官公庁 4,320円) 3)申込方法 高分子学会ホームページの主催行事参加申込画面よりお手続きください。参加費用を9月末日までにご送金ください。参加証と請求書(希望者のみ)は順次ご送付いたします。 連絡先 高分子学会 接着と塗装研究会係
関東高分子若手研究会2016ミニシンポジウム
主題=高分子科学の最先端から基礎を学ぶ
<趣旨> 近年、高分子はさまざまな分野へと進出し、幅広い形態で材料として利用されています。このような多様化を支えている最先端の研究は、重要かつ非常に魅力的です。同時に、最先端の高分子科学を支えている基礎学問としての高分子化学・物理・構造も、我々が継続して学習する必要があります。本シンポジウムでは、最先端の高分子研究を展開されている3名の先生方をお招きし、ご講演いただくこととしました。全国から多くの若手研究者が参加できるよう高分子討論会直後の日程となっています。会場で熱く語り合った後は、さらに懇親を深め、高分子の明日を語り合いましょう!多くの方々のご参加をお待ちしています。 主 催 高分子学会 関東高分子若手研究会 会 期 9月16日(金),17日(土) 会 場 KKR鎌倉わかみや(神奈川県鎌倉市由比ガ浜4-6-13) 交 通 ①JR鎌倉駅よりタクシーで5分 ②江ノ電由比ヶ浜駅下車、徒歩5分 ③横浜横須賀道路逗子IC鎌倉方面へ約15分
(http://www.kamakurawakamiya.jp/access/)プログラム 第1日=9月16日(金)
<17:30~19:00>
1)特殊ペプチド創薬イノベーション(東京大学)菅 裕明第2日=9月17日(土)
<9:00~12:00>
2)異種分子集積で拓くアップコンバージョン機能(九州大学)楊井伸浩3)第10族金属触媒による配位重合:脂肪族高分子から芳香族高分子へ(東京大学)伊藤慎庫参加要領 1)定員35名 2)参加費(当日徴収) ①一般 18,500円(宿泊費15,500円、参加費1,000円、懇親会費2,000円を含む)②学生 16,500円(宿泊費15,500円、懇親会費1,000円を含む) 3)申込方法 下記宛に氏名、所属、連絡先(E-mail)、懇親会出席の有無を明記して申し込みください。 4)申込締切 8月24日(水)。なお、会場の都合上、参加者数が定員になった時点で締切ります。 申込・連絡先 [152-8550]東京都目黒区大岡山2-12-1-H121 東京工業大学 物質理工学院 澤田敏樹
TEL &FAX 03-5734-3655
E-mail: tsawada@polymer.titech.ac.jp
URL:http://www2.spsj.or.jp/kantowakate/
第26回東海ミニシンポジウム
主題=医療、健康を支えるポリマー材料
<趣旨> 高齢化社会を迎える中で一層、医療、健康に対する技術開発の期待が高まっています。高分子材料についてもこれまでの人工血管や人工臓器から再生医療をアシストする材料や健康、福祉を支えるセンサ、アクチュエータなどに期待が高まっています。今回、医療、健康を支える高分子材料の最新の開発事例についてその分野でリードされている先生方にご講演いただきます。 主 催 高分子学会東海支部 会 期 9月20日(火) 会 場 豊田中央研究所厚生センター「アクタスBホール」 交 通 ①JR名古屋駅より地下鉄東山線「藤が丘」行きで、終点「藤が丘」駅下車(約30分)。「藤が丘」駅より東部丘陵線LINIMO「八草」行きで「長久手古戦場」駅下車(約8分)。東へ徒歩約10分 ②「藤が丘」駅より名鉄バス「長久手車庫」行きで、終点「長久手車庫」下車(約15分)。徒歩2分 ③「藤が丘」駅よりタクシーで約20分 ④車でお越しの方は、東名高速道路日進JCT経由名古屋瀬戸道路、長久手ICより西へ約0.5 km プログラム <10:00~11:00>
①「バイオインスパイアード材料の創製と医療応用」(京都大)秋吉一成<11:00~12:00>
②「高分子系スキャホールドによる再生医療」(国立循環器病センター)山岡哲二<13:15~14:15>
③「医療機器と高分子材料」(テルモ)川西徹朗<14:15~15:15>
④「健康長寿社会を目指した有機バイオセンサの研究開発」(山形大)古澤宏幸<15:15~16:15>
⑤「高分子アクチュエータの研究開発と医療・福祉機器への応用」(産総研)安積欣志参加要領 1)定員80名(先着順) 2)参加費 ①一般 6,000円(予稿集代、消費税含む) ②学生無料 3)昼食費 1,000円(施設の近隣に食事を取っていただけるところがあまりありませんので、ご希望の方はお弁当を用意させていただきます。お申し込みの際にその旨ご記入ください) 4)駐車場に限りがありますのでお車でお越しの方はお申し込みの際にその旨ご記入ください。 5)申込方法 高分子学会東海支部が所属している化学関係学協会合同事務局のホームページ(http://www.c-goudou.org/)の「第26回東海ミニシンポジウム」の案内からお申し込みください。参加費、昼食費は銀行振込(三井住友銀行名古屋支店普通預金口座5557774 高分子学会東海支部)でお支払いください。 6)申込締切 9月13日(火) 7)振込期限 9月15日(木)(本期限内での振込が困難な場合、当日現金でお支払いください) 連絡先 高分子学会東海支部 土谷由貴子
TEL 052-231-3549
E-mail: y.tsuchiya@c-goudou.org
豊田中央研究所 中村 浩
TEL 0561-63-3090
E-mail: nakamura@mosk.tytlabs.co.jp
申込先 高分子学会東海支部
URL:http://www.c-goudou.org/
第42回高分子講座
主題=高分子の設計、合成、構造制御、機能
主 催 高分子学会中国四国支部 会 期 9月30日(金) 会 場 岡山大学理学部本館2階21講義室(岡山市北区津島中3-1-1) 交 通 岡山駅西口から岡電バス「岡山大学・岡山理科大学」行に乗車、「岡大西門」で下車、徒歩3分。または、岡山駅西口からタクシーに乗車、約15分(1,000円前後)。 プログラム <14:30~15:30>
1)モノマーおよび触媒の分子設計に基づく新しいポリオレフィンの合成(東工大化生研)竹内大介<15:30~16:30>
2)サイズ・形態制御単分散無機ナノ粒子へのポリマー・デンドロン精密修飾による自己組織性機能材料開発(東北大多元研)蟹江澄志<16:50~17:50>
3)機能材料としての遷移金属錯体:分子構造と分子凝集構造制御により創発する材料物性(立命館大生命科学部)堤 治参加要領 1)定員120名 2)参加費無料 3)申込方法 氏名・所属・連絡先を明記し、E-mailで下記の連絡先までお申し込みください。当日申込も可能です。 申込・連絡先 岡山大学異分野基礎科学研究所 西原康師
TEL 086-251-7855
E-mail: ynishiha@okayama-u.ac.jp